素人投資家の株日記
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素人投資家の株日記
ブログ(株日記)の文章はネットに公開してからも2〜3度読み直し、訂正を繰り返しております。その後、完成してからホームページ上「素人投資家の挑戦」内にて更新のお知らせをさせて頂きます。よって、訂正を繰り返している間に読まれますと、完成したものと大きく違う場合がありますので、更新を確認されてからお読み下さいませ。
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10月15日 水曜日

本日の日経平均は、前日比99円高の9547となりました。
米国株は76ドル安の9310ドル。

「米国株について」
金融機関への公的資金注入が発表されたことを受け、寄り付き後の株価は一時400ドルを超える急騰となりました。しかし、高値を付けた後は売りに押される形となり前日値まで下落。その後、長く揉み合うのですが、午後に入ると揉み合い下放れとなり一時は300ドル安まで値を下げていました。
結局、引けまであと1時間というところから急激に値を戻しており、76ドル安で終えています。

金融機関への公的資金注入の発表は大きな買い材料となりましたが、400ドルを超える上昇になったことで一旦手仕舞う動きが広がったようです。昨日は過去最大の上げ幅を記録しており、400ドルと合わせると1000ドル近い上昇になるうえ、目先の上値と考えられていた10000ドルまであと200ドルというところまで迫っていました。こういったことが手仕舞いさせる主な要因だったと考えています。

弱い展開の中、公的資金注入の恩恵を受ける金融セクターが大きく買われました。
ダウ構成銘柄のほとんどが大きく買われた後に下げている中、金融株は大きな上昇になっています。直近で凄まじく下落していた為、値ごろ感や持たざるリスクを意識した買いもあったと思われますが、大きく続伸した背景には公的資金注入による影響がとても大きく、その影響も(良い意味で)未知数であることが要因だったと思っています。シティグループが、公的資金注入は今起こっている金融問題を大きく改善させるものだとし、米銀12行の投資判断を「買い」に引き上げているのですが、このように考える投資家は多くいるのではないでしょうか。

400ドル高で公的資金注入を織り込んだ後は、企業決算に目が向けられることになりました。
飲料大手のペプシコが失望決算だった他、クレディ・スイスがマイクロソフトの利益見通しを引き下げたことが売り材料になっています。今週から決算が本格化しますので、こういった悪材料は投資を慎重にさせるものだったと思います。ただ、医療機器・医薬品大手のジョンソン&ジョンソンが好決算を発表するなど、金融問題や景気に左右されにくい企業が強含みになっている展開を踏まえれば、今後は「検証できる楽しい相場環境(ある意味で、本当の株式投資)」になってくるような感じがしています。

今までは、業績や指数を含めたありとあらゆる分析方法が全く通用しないメチャクチャな相場環境でしたが、金融市場への好材料も公的資金注入で一服(正確には、今回の資金注入で終わりではなく今後も新しい金融対策が発表されますので、相場環境は良くなる傾向にあると考えています。)すれば、企業業績に添う株価動向になっていくのではないでしょうか。
たった1つの企業で考えるには無理なところもありますが、「ディフェンシブ関連」の業績が堅ければ、単にディフェンシブとして資金の逃げ場になるだけではなく、しっかりと買い進まれていくことも考えられます。このように、今後は「検証しながら投資できる環境になりつつある」ような感じがしています。

(チャートでみた場合)
400ドルの上昇で、目先の上値とされる10000ドルが意識されたのだと思っています。(高値9794ドル、10000ドルまであと200ドルでした。)昨日に過去最大の上げ幅を記録していたこともあり、さすがにあと200ドルも上昇させる勢いはなかったと思われますが、一歩手前で確実に売ろうとする投資家は多くいたのかもしれません。絶望のドン底を経験した投資家の傷がすぐに癒されるはずはありませんし、明日何が起こるか分からないという慎重さが売りを誘ったような気がしています。

引けにかけて大きく買い戻されていますが、取引開始直後に急騰していることから上ヒゲの長い陰線になっています。10000ドルまで到達しておりませんが、一歩手前で売り込まれたことで目先は弱含みを予想しています。

「日本株について」
米国株が下落したことを受け、寄り付きは下げてのスタートになりました。その後、V字回復となり一時はプラスに転じるところもありましたが、再び売り込まれて前引け。後場に入ってからも弱い展開が続くものの、大きく売り込まれることなく下値圏で推移していました。ところが引けまであと1時間という時点から大口の買いが連続して入り300円近く回復、結局99円高で大引けとなりました。

米国市場は企業決算を前に慎重な姿勢になっていますが、それをそのまま反映した相場展開となりました。引けにかけて大口の買いが入ったところは、米国株と同じく「持たざるリスク」からの買いだったのかもしれませんが、「棚から牡丹餅」程度に考えておく方が良いかもしれません。大勢は慎重な姿勢だったような気がしています。
ただ、今後は米国株の項で書いておりましたように、業績などを検証しながら楽しめる(本来の株式投資)環境になりつつあるような気がしています。

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10月14日 火曜日
本日の日経平均は、先週末比1171円高の9447円となりました。
上昇率はバブル崩壊後初期の1990年10月2日(13.24%)を上回る14.15%で、過去最大の上昇率になったようです。東証1部の値上がり銘柄数も98%にあたる銘柄が上昇、過去最多を更新。
米国株は936ドル高の9387ドル。
こちらも、過去最大の上げ幅になっています。

「米国株について」
米国株が936ドルと過去最大の上げ幅を記録しました。週末のG7および各国の金融安定化策が好感され、歴史的な上昇になっています。取引開始直後から急騰、その後も買いの勢いは途絶えることなく引けにかけて一段高となりました。

G7では、金融機関への公的資金注入を柱とする「行動計画」が合意されました。ドイツは政府保証を柱とする68兆円の支援策を発表、フランスも49兆円の銀行支援を発表。その他、イタリア、オーストラリア、スペインなどが相次ぎ支援金額を発表したことで、「市場が期待していた以上の進展」となり世界の株価が急騰しました。

この動きを受け、米国でも公的資金が注入される可能性は高くなったと考えています。
先の金融安定化策では一度否決されていた為に、巨額の公的資金注入のお話は少し先になりそうな雰囲気でしたが、世界中が金融市場安定化へ向けた動きになっている中であれば公的資金注入も理解されるところが多くあるのではないでしょうか。

金融市場に対する影響の度合いが不透明なことから、過去最大の上げ幅を懐疑的に見ておく必要はありますが、凄まじい急落からの上げ幅が示す通り、相場の転換点になる可能性はあると思っています。
上昇を懐疑的に見ることも大切ですが、世界が金融安定化へ向けて動いている中、米国における次の一手が期待されている状況は間違いなく良いことだと思っています。

(チャートでみた場合)
週末の米国株は700ドル近く下げながらも130ドル安で終えていました。大きく下げながらも大きく買い戻される下ヒゲの長い足になっていましたので、ひょっとしたら目先の底になるかもしれないと考えていました。また、大口の換金売りが少なくなったと報じられていたことも、強さを感じるところでした。
下ヒゲの長い足が出た翌営業日に大陽線となっていますので、経験則通りの強い展開であり目先も強含みを考えています。但し、1日でおよそ11%も上昇する過去最大の上げ幅になっていますので、(売りも多く出ると考えられることから)明日の相場を予想することは難しい状況です。

「日本株について」
米国株が過去最大の上げ幅になったことから日本株にも買い注文が殺到、30分以上も値がつかない銘柄が続出した他、先物では9時20分頃にサーキットブレーカーが発動するなど、取引開始直後から先高感に包まれる相場展開になっていました。外国証券経由の売買動向も3000万株を超える記録的な買い越しになっており、換金売りに対する懸念が払拭されることになりました。

日本政府も金融安定化へ向けた対策をいくつか発表しました。02年から06年にかけて金融危機対策として買い取った「2兆円分の株式」を10年かけて市場売却される予定でしたが、相場の下押し要因になりかねない為、凍結されることになりました。また、空売りの情報開示を強化する他、地域の金融機関に対する公的資金注入も検討されているようです。

売買代金は1兆9209億円と薄商いになっていますが、日経平均採用銘柄にストップ高が続出した影響(ストップ高では売買が膨らまない)もありますので、本日に限れば気にすることはないと思っています。採用銘柄が全てストップ高になって1400円程度、既に1200円も上昇していれば買い手は控えられるでしょうし、売り手も買いが殺到している中で慌てて売る必要もありません。このような影響もあって薄商いになったと考えています。

本日は特別に、私の投資法を少しだけ紹介
8日の株日記で書いておりましたように、「7日までの成績」は10月に入ってからの負けで9月分の利益がほぼ無くなっている状況でした。しかし、8日(水曜日)に14銘柄を空売り。9日(木曜日)は日経45円安。10日(金曜日)には一時1000円超の881円安。保有株も軒並み大きな下落となり相応の含み益となりましたが、その含み益に安堵することなく金曜日は買い転換していました。 10日(金曜日)の早朝、米国株が過去3番目の下げ幅となる700ドル近い下落になったことで、日本株も大きな下げを予想。しかし、そこは売りで勝負するのではなく買い時だと判断、売る投資法から買う投資法に変更していました。結果論ではありますが、本日の日本株が示している通りの結果になっています。
これらは相場動向を見てから書いているのではなく、私からの配信(私の投資法や買い付け銘柄の配信)を希望されていらっしゃる方へは、これらの考えを全てお伝え済みでした。10日(金曜日)につきましても、取引時間前に投資法をお伝え済みでした。配信については ⇒ こちら
当り前のことですが、このような投資法が常に当たることはありません。ただ、慎重に相場環境を考えながら投資することはとても大切なことだと思っています。

日米共に記録的な大幅高となっていますが、引き続き慎重な姿勢で進めたいと思っています。

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10月8日 水曜日

本日の日経平均は、前日比881円安の8276円となりました。
米国株は678ドル安の8579ドル。

朝方に発表された雇用に関する経済指標が悪化したものの、前日までの下げ幅が大きかったこともあり買い優勢でのスタートになっていました。ところが、早々に売りと買いの立場が逆転、前日値を割り込んでしまいます。その後、午後にかけて大きく売り込まれることなく9100ドル(およそ150ドル安)付近を下値とする揉み合いになっていたのですが、中頃に下抜けると「揉み合い下放れ」となり一気に下げ幅を拡大させました。過去3番目の下げ幅だそうです。

朝方に発表された新規失業保険申請件数が市場予想を上回るも、たった7営業日で1600ドル(およそ15%)も暴落していたこともあり、悪材料を押し目買いが相殺するスタートでした。しかし、株日記で書き続けていましたように、「換金売り」と思われる大きな売りが続いているようで、早々に下落へ転じることになりました。
昨日の株日記で書いておりましたように、9000ドル付近は強い下値抵抗になっており、9000ドルへ向けた初回の下落では、一旦100ドルも回復させています。その後も、9000ドルの一歩手前になる9100ドル付近が下値抵抗となり、150ドル程下げながらも底堅く推移していました。
そこから急落させた要因は、飛び出した予期せぬ悪材料などではなく「揉み合い下放れ」となる需給関係が大きく影響していたと考えています。また、恐怖を感じた投資家による投げ売りや、機関投資家による機械的なロスカット(プログラムされた水準まで株価が下げると、自動的に損切りするシステム)、更には急ぐ換金売りも下げ幅が大きくなった要因の一つだと思っています。

FRBやECBが、ありとあらゆる対策を講じていますが株価の下落に歯止めがかかっていません。
「何をやってもダメ」こんな感じに思える相場ですが、その言葉通り「換金売りが続いている間は、何をやってもダメ」なのかもしれません。どのような好材料が出ようと、どれだけ株価が下がろうと、株を売って現金にしなければいけないファンドを含めた大口投資家が多くいるのだと思われます。この売りが収まるか、換金売りを相殺できるほどの好材料(公的資金の注入など)がなければ、厳しい状態が続くような気がしています。
逆に考えれば、換金売りが収束すれば凄まじい下げ幅となっているだけに、今度は凄まじい上げ幅になる可能性があるのではないでしょうか。

(チャートでみた場合)
始まりから終わりにかけて大きく売られる陰線となっており、引き続き弱含みです。また、強い抵抗線になっていた9000ドルを大きく割り込んだことで見切り売りが多く出てくるかもしれません。引き続き換金売りが出るようであれば、見切り売りで株価が下げる前に売り出してくる(換金売りも高値で売ろうとしている為、多くの投資家が見切り売りを出してくるようであれば、それによって下がる前に売ろうとする)ことも考えられますので、売りが売りを呼ぶ大きな下げになる可能性があることに注意しなければいけないと思っています。

本日は、「勉強できる買い付け」を更新しています。

「日本株について」
米国株の暴落を受け、日本株も取引開始直後から急落。長い間、値が付かない銘柄も多くありました。先物では、サーキットブレーカーが発動され取引停止になるなど、混乱のスタートになっていました。
下げ幅は一時1000円を超える水準となり、主力銘柄は軒並み10%近い下落になるという暴落でした。ただ、1000円も下げればさすがに売りも一服し、それ以上に売り込まれることはありませんでしたが、3連休を前にして積極的に買い進む投資家も少なく900円近い下げ幅のままで推移しています。

9月末からの下げ幅は、およそ4000円になっており30%を超える暴落です。
このような状況ですが目新しい材料はなく、引き続き「大口の換金売り」と「恐怖による投げ売り」が大きな要因になっていると考えています。
引き続き、8日の株日記 に書いていた投資法で進めたいと思っています。

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10月9日 木曜日

本日の日経平均は、前日比45円安の9157円となりました。
米国株は189ドル安。

「米国株について」
昨日の株日記で書いておりましたように、売りの流れは止まらず取引開始直後から200ドルを超える下げになっていました。その後はV字回復するも再び急落するなど、9200ドルと9600ドルを行ったり来たりする乱高下が続き、結局は200ドル近い下げ幅になっています。

FRBやECBなど10の中央銀行が、前例のない大規模な協調利下げを発表しました。
これを受けて株価は200ドルを超える急落から一転、一時は200ドル近い上昇になっていました。しかし、すぐに下落へ転じていますので買い材料としての効果はあまりなかったのかもしれません。協調利下げは間違いなく良い材料となりますが、今は金融機関の資本を高めること(公的資金の注入)が最も効果的だと市場は考えている為に、そういったことが反映された株価動向だったような気がします。実際、協調利下げを発表したにもかかわらず、米国だけではなくヨーロッパの株価も軒並み急落しています。

本日は小売各社が9月の既存店売上を発表しましたが、その多くが市場予想を下回っています。他に、アルミ大手のアルコアやGMの投資判断が引き下げられたことで両社の株価が急落。加えてメリルリンチの損失が予想よりも拡大する見通しであることが伝わったことも悪材料となりました。

急落したと思えば急騰、急騰すれば急落・・・
値幅も凄まじく、およそ9200ドルと9600ドルを行ったり来たりする乱高下になっていましたので、材料で動いたというよりも、昨日に続く換金売りと割安感から買い戻そうとする投資家の事情が大きく影響していたように感じました。また、その投資家が大口プレーヤーだったことで値動きが凄まじいものになったと考えています。
株価が大勢によって動いているのであれば株価動向に注視しなければいけませんが、本日のように大口の売買で動かされている可能性が高い場合は1日で環境が急変することが少なくありませんので、目先の株価に振り回されないようにしたいところです。

異例の大規模な協調利下げでしたが、結果は大幅安になっている為に引き続き注意が必要だと思っています。
ポールソン財務長官が、公的資金の注入を検討しているとお話されているようですが、不良債権の買い取りだけでも下院で否決されており、公的資金の注入となれば反発は必至。実現にはもう少し時間がかかるのではないでしょうか。
ここまで世界の株価が暴落すれば米国民の支持もある程度は得られると考えられますし、無理なお話ではない気もしますが、今のところは「公的資金の注入も考えている」というアナウンス効果を期待されたお話だと思っています。

(チャートで見た場合)
200ドルを超える大きな下落から100ドル以上の上昇になったところまでは「下ヒゲの長い足」で良かったのですが、終値で200ドル近い下げになったことで「上ヒゲの長い足」になってしまいました。これで目先は弱含みの形となり、あまり良くない結果になっています。
安値が9194ドルになっていますので、昨日の株日記で書いておりましたように9000ドルが意識され始めているような気がしています。一旦は手前で反発、それから下値へ向かうというパターンは多くありますので、9000ドルを下値として見ておけば良いと思っています。

仮に、明日の相場で9000ドルまで下げるようであれば、10000ドルからわずか3営業日で1000ドルも下げることになりますので、反発するには十分過ぎる水準になると考えています。

「日本株について」
米国株の大幅安を受けるも、前日に1000円近い記録的な下落幅になっていたことで押し目買い優勢でのスタートになりました。その後、一旦は売り込まれるものの再び強い買いが入って100円を超える上昇で前引け。後場に入ると、前場の強さを継いで一段高となりますが、中頃に高値を付けた後は大口の売りによって急落。最後は45円安となり6日続落になっています。

昨日に続いて、大口の換金売りが何度もあったようです。
株価が上昇することは好ましいことですが、換金売りのタイミングを見計らっている投資家にすれば、絶好の売り時になる可能性もありますので注意が必要だと思います。小口の売りであれば買いが上回る可能性は高くなりますが、今は大口の売りに対して恐る恐る買い付けている雰囲気なので、株価が上昇したからといって安易にその状況が続くと考えることは危険かもしれません。本日の相場はよい例となっています。

引き続き、昨日の投資法で進めていきたいと思っています。

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10月8日 水曜日

本日の日経平均は、前日比952円安の9203円となりました。
週末の米国株は508ドル安。

「米国株について」
昨日の株日記で書いておりました通り、需給の改善から一時は160ドルまで上昇することになりました。しかし、早々に売り優勢となり大きな下落へ向かいます。午後には一旦反発するところもありましたが引けにかけて一段安となり、前日に続く暴落となってしまいました。

10日に開かれるG7に向け、トリシェ欧州中央銀行総裁が景気や金融市場について発言されましたが、具体的な対策や踏み込んだ内容ではなかったことで材料視されることはありませんでした。また、午後1時過ぎにバーナンキFRB議長が講演で利下げを示唆されましたが、一時的に買われた程度で売り優勢の展開は続いていました。
他に、個別企業で目標株価や投資判断が引き下げられたことも売り材料になっていたようです。

大きな下落になっている為、それがほんとうに売り要因となっていたかどうか分からない材料までもが示されているように感じています。細かく書き出せばキリがないほど悪材料目白押しといった感じですが、「今」一番大きな要因は「ファンドによる換金売り」なのかもしれません。
以前から換金売りは下げ要因の一つだと考えられていましたが、大きく影響するであろう悪材料も多く出ていた為にそれらと混同して報じられてきました。よって、換金売りが影響していると書くことはできても、それがどれほど影響していたのかは分かりにくい状況だったと思います。しかし、日が経つにつれ、悪材料と下げ幅の関係は大きく乖離し始めており、出てきた悪材料だけでは考えられない水準まで売られることが多くなってきました。
このような動向を踏まえれば、「売らざるをえない換金売り」が大きく影響していると判断しても良いのではないでしょうか。

「売らざるをえない換金売り」は、例えば11月末でファンドを解約する場合の45日ルール(今月の15日まで)などが挙げられます。他に、当り前のことですが金融市場や景気への不安から、一旦資金を引き揚げる動きもあると思われます。ただ、株価は明らかに異常値と言えるほど下げていることで、絶好の買い場と考えられたり、大底になりかねない水準で売ることもないと考える投資家は多くおられるはずです。よって、大勢の投資家が売る流れになっているというよりも、売らざるをえない状況にたたされているファンドなどが売り急いでいると考えています。

このような場合は、割安でも異常値でも関係なく売り続けられる為に注意が必要です。
しかし、同じように注意しておきたいところは「銀行預金が一般的な日本人とは違い、株を売った現金がそのまま寝ることはない」という部分です。超の付く割安株を買うタイミングを狙っている大口の投資家は山ほどいるのではないでしょうか。
何かのキッカケで相場が反転すれば、凄まじい下げ幅となっているだけに10%から20%程度の上昇(具体的には10500ドルから10800ドル付近までの上昇)は十分にありえると考えています。

(チャートで見た場合)
昨日とは環境が一変しました。大きく買われるもそれ以上に大きく下げる大陰線となり、目先は弱含みです。更に、昨日の抵抗になった9500ドルでは大きな反発とならずに下抜けている為、今となっては9500ドルに効き目がないように感じます。ただ、10000ドルと9000ドルの強い抵抗の中央値であり、もともと抵抗としてはそれほど強いものではありません。よって、9500ドルを下抜けたといっても、その水準が上値抵抗として影響する部分は少ないと考えていますので、好材料があれば簡単に上抜けていくと思っています。
しかし、今の相場環境を考えた場合は下値9000ドルを意識した方がよいと考えています。

「日本株について」
米国株の暴落を受け、日本株も下値抵抗とみられていた10000円を早々に下回る展開へ。一気に500円近い下げ幅になった後は、割安感から押し目買いも入り下げ渋るのですが、買い進む投資家は限られ安値付近で揉み合う前場になっていました。後場に入ってからも前引けの水準で揉み合うのですが、中頃に揉み合い下放れとなり下げが加速。少し買い戻されるところもありましたが、大口の売りが何度も出たことで下げ幅は1000円に迫る勢いとなりました。1日で9%を超える記録的な下げ幅になっています。
日経平均が1日で9%も下落しており、まるで個別銘柄の動きを見ているかのようでした。

900円を超える下げ幅は予想外でしたが、とくに注視している部分はありません。
米国株に添う形になっているのではないでしょうか。

本日は特別に、私の投資を少しだけ紹介。
本日の午前中までの収支では、9月分の利益がほぼ無くなる負けになっていました。
ここ最近は、私が現金化を進めるタイミングや早々に売り逃げてリスクを回避する投資法を「私の投資法や買い付け銘柄の配信を希望されていらっしゃる方」へお伝えしておりましたので、負けもご理解いただけていると思います。
配信については ⇒ こちら
相場は大きく荒れていますが、自分の投資を静まらせるか荒れさすかは自分次第だと思っていますので、引き続き慎重かつ冷静に進めていきたいと思っています。

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10月7日 火曜日

本日の日経平均は、前日比317円安の10155円となりました。
米国株は369ドル安。

「米国株について」
金融機関の経営危機が欧州で相次いでいることから、欧州の株価が大きく下落。それを受けて米国株も売り優勢でのスタートになりました。取引開始直後から株価は急落、目先の下値抵抗と考えられていた10000ドル付近で一旦は反発するも、早々に下抜けてしまったことで投資家心理と需給関係が悪化、午後にかけて右肩下がりとなり一時は800ドル安まで売られていました。
引けにかけて大きく買い戻されたこともあり、(安値9525ドルから終値9955ドルまで430ドル回復)下げ幅は小さくなっていますが、369ドルも下げる大幅安になっています。

金融機関の経営悪化が相次いでいる中、欧州の大手不動産がドイツ政府に救済された他、ドイツとデンマークの政府が全ての銀行預金を保証すると発表。また、フランスとイタリアも同じ考えでいることが報道されるなど、世界規模で金融安定化および景気対策がとられている状態です。
一方で、フランスが米国と同じく40兆円を超える財政支出で不良債権を買い取る考えを示したものの、巨額の財政支出に反対するドイツの意見などもあり、足並みが揃わないところもあるようです。
米国だけの材料ではなく、このような欧州の混乱も売り材料になっています。

早々に10000ドルを割り込んだことが投資家心理を悪化させたと思っています。
下値抵抗と考えられていただけに、下抜けてしまうと今度は上値として意識されることになります。わずかな下抜けであれば戻ることも考えられますが、ほぼ一本調子で下げ続けている中では戻ることよりも一旦は早めの売りで逃げる投資家が多くなります。これだけが要因ではありませんが、株価は800ドル安を付けるまで右肩下がりになっています。

このように、問題は米国だけではなく欧州にまで広がっている状態ですが、欧州の動向は確認するに留め、しっかりと見るところは「米国株」だけで良いと考えています。あまりにも簡単な発想ですが、欧州の動きを見て米国株が動いていますので、リレーではありませんが、バトンを受け取る米国株だけを見れば欧州の事がある程度分かると思っています。また、私のような素人投資家は、世界中の株価動向や動いた理由を考える時間がありませんし、そんな能力も持ち合わせておりませんので、日本株に最も影響力のある米国株に集中すれば良いと思っています。

本日は欧州の問題が目立つことになりましたが、それだけで800ドルも下落するとは考えにくいのではないでしょうか。上記しておりますように10000ドルを下抜けたことによる需給関係が大きく影響していたような気がしています。需給関係はチャートで見た方が分かり易いと思います。

(チャートでみた場合)
10000ドルは、とても長い期間で形成された抵抗線であり、その水準が強い下値抵抗になることは容易に考えられるものでした。しかし、その強い抵抗線で一旦は反発するもすぐに下抜けてしまったことや、その後も回復する傾向が見られない右肩下がりになったことで、上記しておりますように買いよりも一旦は逃げる投資家が多くなったのではないでしょうか。その結果、800ドル安まで下げ幅が拡大したと考えています。

下落基調から反転したところは、安値9525ドルでした。
この水準は、10000ドルの抵抗と次の強い下値抵抗になる9000ドルとの中間地点であり、ここもまた9000ドルほどではないにしても抵抗になる水準です。10000ドルを下抜けて売りは膨らみましたが、強くはない抵抗で反転したことを考えれば、その時点で売り圧力は少さくなっていたのではないでしょうか。その後、わずか1時間程度で400ドルを超える急上昇になっていますので、そういったことからも安値を付けてから引けにかけて需給が大きく改善したと考えています。

このように考えた場合、外部環境は良い材料なく悪材料ばかり目立っている状態ですが、目先の株価は強含む可能性が高いと思っています。

「日本株について」
米国株の大幅安を受け、日本株も窓を空けた大幅安でのスタートになりました。寄り付いた後も下落は止まらず10000円を割り込み本日の安値となる9916円まで下落。しかし、その後はV字で10000円を回復、更に前引けにかけて右肩上がりとなり232円も下げ幅を小さくしていました。ただ、前日値から安値まで500円以上の下げ幅になっていたこともあり、前引けは下げ幅を小さくしているものの前日比300円を超える大きな下げになっていました。
後場に入ると一段高となり更に下げ幅を小さくしますが、その後は売り優勢になったことで、前引けと同じく300円を超える下げ幅となりました。

節目の10000円を割り込んだことで押し目買いを狙う投資家が多かったことや、米国株が前日に大きな下げで終えるも安値から大きく買い戻されていることもあり、今晩の米国株が上昇するのではないかといった思惑から買われたところもあったようです。
売買代金は2兆5271億円と大きく膨らんでいることからも、こういった動きが強かったと思っています。

およそ5年ぶりに10000円を割り込んだことで大きなニュースになっていますが、昨日に続いて重要視しなければいけないところをしっかりと見ていくことが大切だと思っています。

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又、「勉強できる買付」などの更新情報も、ホームページ上で行っておりますので定期的にご確認いただければありがたく思います。


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10月6日 月曜日

本日の日経平均は、先週末比465円安の10473円となりました。
週末の米国株は157ドル安。

「米国株について」
雇用に関する経済指標は市場予想を下回るものでしたが、金融安定化策が下院で可決される見通しになっていたことで買い優勢となり、一時は350ドルを超える上昇になっていました。ところが、午後に下院で可決されると株価は急落。前日値付近で買い戻されるところもありましたが、引けにかけて大きく売られる結果となりました。

取引開始前に発表された雇用統計では非農業部門の雇用者数が減少。減少幅は市場予想を上回るものでしたが、上記しておりますように金融安定化策の可決見通しが大きな買い材料になっていた為、目立つ売り材料にはなっていませんでした。また、金曜日の株日記で書いておりましたように、新規失業保険申請件数が大幅に悪化したことで、雇用統計の悪化を先取り(織り込み済み)していたところもあったのかもしれません。

午後に入ってから金融安定化策が下院で可決。その後、株価は大きな下落となりました。
結果論ではありますが、可決により「材料出尽くし」になったと考えています。可決への期待から350ドルを超える上昇まで買い進められていた為、「期待で買われる株価は行き過ぎる」ことになり、発表と同時に売りが殺到したのだと考えています。
但し、「最大7000億ドルもの巨額な資金で不良債権を買い取ること」が軸になっている法案です。
可決されたことで金融や景気の問題全てが解決するわけではありませんが、解決へ向けて前進したことは間違いないと思っていますし、過去の日本に比べて進め方のスピードがとても早い為に今後は具体的な救済案が多く出てくると予想しています。

楽観的になることは避けなければいけませんが、悪い材料を先取りする形で大きく下げているだけに、具体的な救済が行われていけばその一つ一つが好材料につながっていく可能性は十分にあると思っています。
このようなことから、「週末の株価で失望売り」も長くは続かないと考えています。

(チャートでみた場合)
大きく買われるも、それ以上に大きく下げてしまう弱い展開でした。結果、上ヒゲの長い陰線になっています。また、直近の安値を下回ったことから投げ売りや見切り売りが多くなる可能性があり、注意しなければいけないと思っています。いよいよ10000ドルが下値として意識され始めるのかもしれません。

「日本株について」
金融安定化法案が成立しながらも米国株は大幅安。これを受けて日本株にも失望売りが膨らみ全面安になっています。寄り付きから窓を空けた急落となり、その後もズルズル下落。後場は一段安となり下げ幅は一時550円を超えるまでになっていました。引けにかけて少し買い戻されていますが、結果は450円を超える大幅安になっています。

米国株の動向が失望売りにつながった他、為替相場で円が105円から103円ほどにまで急上昇したことが相場の雰囲気を悪くしました。また、目先で強い材料が見当たらないことから、弱気相場を見越した仕掛け売りや、ファンドの解約に伴う換金売りなどもあったようです。このように、本日の下落に限っては実態経済に絡む悪材料で下げたというよりも、投資家心理が大きく影響したと考えています。

このような相場環境になると、ほとんど例外なく「悪材料ばかりが報じられる状況になる」と思っていますが、いつも株日記で書いておりますように「重要なポイントをおさえること」が大切だと思っています。良い材料ばかり報じられる時も同じですが、あまりに一方的な方向で報じられる場合は話半分で聞く必要があると思っています。
相場は大きな上下になっていますが、引き続き私は振り回されない投資法で進めたいと思っています。

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10月3日 金曜日

本日の日経平均は、前日比216円安の10938円となりました。
米国株は348ドル安。

「米国株について」
ECB(ヨーロッパ中央銀行)が金利を据え置いたことや、新規失業保険申請件数が市場予想を大きく上回ったことが売り材料となりました。他、米不動産調査会社によると、主要25都市のうち24都市で前年同月から住宅価格が下落しており、下げに歯止めがかかっていないことが判明。個別企業ではIBMの下方修正をアナリストが指摘したことや、大手企業の投資判断引き下げなどがあり、本日は悪材料が多く出る1日となりました。
金融安定化策の修正案が上院で可決されましたが、目立つ買い材料にはなっていなかったようです。

世界的な金融危機になっている中、各国の協調利下げなどが期待されていたこともありECBの金利据え置きは失望売りを誘ったようです。
新規失業保険申請件数が大幅に悪化したことで、明日発表される同じ雇用関連の指標である雇用統計が警戒され、買いが控えられたところもあったようです。市場では大きく減少すると予想されている為、こちらに関しては本日の下落で先取り(織り込み済み)したのかもしれないと思っています。ただ、予想内では売り材料にならなくても予想外に悪化すれば売り材料になる為に注意が必要だと思います。

このように、金融、住宅、雇用、の3本柱に悪材料が出ていることに加え、昨日は大きな下げから買い戻しが入っていただけに、見切り売りや失望売りが多くなり下げ幅を拡大させたと考えています。
金融安定化策の修正案は下院でも可決される見通しのようですが、昨日の株日記で書いておりましたとおり、今後は経済指標などに目が向かい始めていくと思っていますので(本日の下落が良い例でした)、可決されても今になっては買い材料にはならないかもしれないと考えています。

(チャートでみた場合)
昨日はしっかり戻していたのであまり気にならなかったのですが、少し長い期間でトレンドライン(上値と下値にラインを引く)を見ると末広になっている為、もう少し下げるような気がしています。ただ、300ドルを超える急落になっている為に、押し目買いが入る可能性はあると思っています。

「日本株について」
米国株の急落を受け、寄り付きは下落してのスタートになりました。ただ、11000円を割り込むと大きな買いが何度か入って反転。しかし、大勢ではなく一部の大口が買い向かうに留まったことで再び売り優勢となり、前引けにかけて下落しました。後場に入ると、11000円を割り込んだことで今度は11000円が上値抵抗となり上値が重くなる展開に。引けにかけては更に売りが膨らみ200円を超える大幅安になっています。

下げたことを喜んでいるわけではありませんが、想定通りの展開になっています。
まだ日が経っていない為に詳しく載せることはできませんが、直近の流れは予想通りになっていますす。このことは、相場が下げてから書いている後出しではなく、私からの配信(私の投資法および買い付け銘柄)を希望されていらっしゃる方へは、既にお伝え済みでした。私からの配信については ⇒ こちら
引き続き、しっかりと相場を見ていこうと思っています。

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10月2日 木曜日

本日の日経平均は、前日比213円安の11154円となりました。
米国株は19ドル安。

「米国株について」
個別企業へ悪材料が出た他、予想を大きく下回る経済指標によって一時は200ドルを超える下げ幅になっていました。しかし、金融安定化策の修正案が報道されたことで可決の期待が高まり相場は反転。加えて、著名投資家の率いる投資会社がGEの増資を引き受けると伝わったことも相場を下支えしました。200ドルの下げ幅から19ドル安まで回復させています。

GMの金融部門の利益悪化をアナリストが予想したことや、フォードが欧州での減益見通しを発表したことが売り材料になっています。また、前日に過去3番目の上げ幅を記録していたこともあり、利益確定や戻り売りといった動きも多くあったようです。
これら悪材料によって取引開始直後から急落。午前10時頃に発表されたISM製造業景況感指数が市場予想を大きく下回り2度目の急落。下げ幅は200ドルを超える状況になっていました。しかし、金融安定化策の修正案が可決される可能性が高くなったことや、金融部門の利益悪化が指摘されたGMの増資を、著名投資家の率いる投資会社が引き受けると発表されたことで株価は反転、右肩上がりとなり前日値を上回る水準まで買われました。その後、売られるところもありましたが、徐々に下値を切り上げる強い展開となり、ほぼ前日値で取引を終えています。

昨日の株日記で書いておりましたとおり、前日に過去3番目の上昇幅となっていただけに利益確定や戻り売りが多く出たようです。ここまでは需給による影響なので(本日に限れば)問題はないところですが、経済指標の悪化で更に100ドルも値を下げていますので、こちらも書いていたことですが今後は金融安定化策に絡む材料だけではなく、実態経済に目が向き始めるような気がしています。
このように考えれば、そろそろ「金融安定化策可決への期待から買われる強さ」が弱くなってくるのかもしれません。

(チャートでみた場合)
200ドルを超える下落から前日値付近まで戻していますので、ローソク足も下ヒゲがとても長くなっており、目先は強含みと考えられます。前日に過去3番目の上昇幅になりながらも、しっかりと前日の終値付近まで戻して高値揉み合いになっていることから、次の上昇へ向けた力を溜めている状況だと考えられます。ただ、揉み合い初日であることから、売りをこなして次の上昇へ向かうにはもう少し高値で揉み合う時間が必要かもしれません。

注意したいところは、上記しておりますように「金融安定化策可決への期待から買われる強さ」が弱くなるとすれば、今のチャート形成は「見かけだおし」となり崩れるかもしれません。簡単に書けば、「金融安定化策可決への期待で作られたチャート」ということになります。
この部分には注意する必要がありそうです。


本日は、「勉強できる買い付け」を更新しています 勉強できる買い付け


「日本株について」
米国株の力強い展開を受け、日本株も寄り付き直後は上昇してのスタートになりました。しかし上値は重く、右肩下がりで前引け。後場は安値付近で長く揉み合いますが、引けにかけて大口の売りが出たことで急落、200円を超える下げ幅になっています。

米国株は前日値と変わらない水準で終えているものの、内容は200ドルから戻している強い展開でした。にもかかわらず、寄り付きからの上昇は弱いものであり「買い手不在、売り手多く」の印象を強く受けていました。結果は予想通り、大きな下落になってしまいました。

米国株が強くても日本株が売られてしまう状況です。
日本株を売らなければいけない何かが起こっているような気がしています。

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10月1日 水曜日

本日の日経平均は、前日比108円高の11368円となりました。
米国株は485ドル高。

「米国株について」
昨日は金融安定化策否決により過去最大の下げ幅になっていましたが、本日は過去3番目の上げ幅になっています。
前日に過去最大の下げ幅になっていたことで押し目買いが入ったことや、新しい安定化策が早期可決される可能性があることなどが材料となり、株価は綺麗な右肩上がりとなりました。

安定化策の協議が続けられている中、上院銀行委員会の委員長が、上院は明日にも金融安定化策を可決する可能性があるとコメント。また、取引時間前に、ブッシュ大統領が米議会に向けて金融安定化策の早期成立を求める声明を発表したことなども早期可決への期待につながり、買い材料になっていました。

経済指標では、消費者信頼感指数が市場予想を上回り好感されるも、ケース・シラー住宅価格指数の(全米十都市)下落率が過去最大になったことで好材料を相殺。本日も昨日に続いて金融安定化策の影響が大きかった1日になっています。金融セクターがプラス13%と飛びぬけて高い数字になっていることがそれを証明しています。

原油価格が安い水準に留まっていることで、インフレ率の低下が指摘され始めているようです。米アトランタ連銀の総裁は、インフレの見通しは改善された可能性があるとコメント。
今は、金融安定化策を取り巻く材料の陰に隠れている原油価格ですが、やがて経済に良い影響を与え始めるのではないでしょうか。

前日に過去最大の下げ幅になっていたことで押し目買いも多く入っていたようですが、引き続き金融安定化策の動向が大きく影響すると思っています。否決で急落、可決で少し上昇。このように考えています。

(チャートでみた場合)
始まりから終わりまで綺麗な右肩上がりとなり、とても強い印象をもっています。ローソク足も大陽線になっていますし、売買も増加傾向にありますので、ひょっとすれば強い状態が続くのかもしれません。直近で形成された抵抗線に抑えられていますが、数百ドルもの上昇になればわずかな抵抗でも抑えられてしまうものなので、本日においては全く問題ないと思っています。
次の上値は11200ドルになりますが、今の勢いがあればその水準に向けた動きになっても不思議ではありません。ただ、記録的な上昇になった翌日なだけに、利益確定や戻り売りも多く出てくると考えられ、上値に向かうと楽観することはできません。

「日本株について」
米国株の記録的な上昇にも関わらず、上値の重い1日になっています。寄り付きこそ大きく上昇してのスタートでしたが、買い進まれることなく揉み合いが続く前場になっていました。後場に入ると前場の軟調さを嫌気した売りが出て下落。その後は徐々に買い戻されるのですが、11400円付近になると大口の売りが出てきて急落。これが2度も繰り返されている為に、米国株に比べて上げ幅は小さなものになりました。

一時は200円近い上昇になっていたのですが、米国株と同じく金融安定化策の動向を警戒する動きが強くなり、積極的に買い進む投資家は少なかったようです。ただ、売買が増加していることから、「上値は追いかけないが下げれば買う」という動きは強くあったのではないでしょうか。下期に入り、長期資金の大口買いも入っていたようです。

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「日本株について」は、私からの配信(私の投資法や考え方)を希望されていらっしゃる方への内容と重複する部分が多くあった為、現在は内容を一部に留めて書いております。

9月30日 火曜日

本日の日経平均は、前日比483円安の11259円となりました。
米国株は777ドル安。

「米国株について」
金融安定化策が否決されたことで市場はパニックとなり、過去最大の下げ幅を記録しました。
金融機関への悪材料から、取引開始間もなく200ドル程度の下落になっていました。その後、10800ドル付近が下値抵抗となり長く揉み合うのですが、午後に金融安定化策が否決されると一気に急落。一旦は買い戻されるところもありましたが、大きな売りに押されて右肩下がりとなり凄まじい下げ幅となりました。

欧州で大手金融機関3社が政府に救済されたことで、金融機関の破綻があらためて意識されることになり、取引開始直後から売り優勢でのスタートになっていました。取引時間前に発表された個人所得は市場予想を上回るものでしたが、個人消費支出が予想を下回ったことで好材料は相殺。また、金融関連への悪材料が大きかった為に影響はほとんどなかったように感じました。

金融安定化策の否決は、予想外でした。
大筋で合意されていたことに加え、具体的な救済案も報じられていたことで市場関係者のほとんどは成立すると考えていたのではないでしょうか。そこへ否決となった為、大パニックになったようです。

暴落する度に書いていることですが、こんな時は「落ち着くこと」 と 「問題を簡単に考えること」が大切です。
これは慰めでも期待を持たせるものでもなく、一番良い結果になる可能性が高い方法なのです。
まず、「売っておけば良かった」「もう少し投資金額を低くしておけば良かった」などと、過ぎた過去を振り返っても仕方がありませんし、下げた原因を深く考えても仕方がないことです。下げた要因は「7000億ドルを投じる金融安定化策が否決されたことによる失望売り」これだけで良いと思っています。

次に、先の見通しを考えます。
こちらも簡単に考えます。
7000億ドルを投じる金融安定化策は否決されましたが、これで全てが終わるはずもなく条件を改めて再び議会に提出されるようです。軽々しく話すことではありませんが、選挙を控えた議員のマイナスイメージになりかねない「巨額の税金投入」を一旦は拒否せざるをえなかったのかもしれません。しかし、一旦拒否した姿勢を国民に見せれば「ここまで市場が悪化したり、景気の先行きが悪くなる兆候があるのであれば賛成するしかなかった」というような建前ができますので、次の金融安定化策では譲歩して賛成されるような気がします。このお話が進展すれば、見直し買いが入ってくるのではないでしょうか。また、過去最大の下げ幅を記録していることで、その水準を滅多にない買いチャンスだと考える投資家も多く出てくるような気がしています。

「否決」という悪材料は過去最大の下げ幅に織り込んだと考えています。
但し、織り込んだからといって明日から上昇へ向かうと考えているのではなく、否決されたことによって引き起こる影響と、新たな安定化策の進展具合が相場に大きく影響していくと思っています。

(チャートでみた場合)
否決となり急落した後、一旦買い戻されていることが更に下げを加速させたのかもしれません。急落が押し目買いを誘発するも、起点となった安値を下回ったことで見切り売りが多く出たのだと思います。引けにかけてもう一度買い戻されるところはあったのですが、それもまた絶好の売り場を提供することになり最後は安値引けとなっています。

9月中旬の安値を下回ったことで売りは加速するかもしれませんが、下値抵抗突破初日はダマシになる(下抜けてもすぐに上昇へ転じる)ことが多く、今回のような下げ幅で突破した場合にはなおさらダマシの可能性は高くなると考えています。ローソク足は「大陽線」で弱含みとなりますが、今は直近のチャートによる影響の方が大きいと考えていますので、「大陽線」は無視しています。また、上記しておりますように過去最大の下げ幅をチャンスと考える投資家も多く出てくると考えていますので、今後の下値は10000ドルが意識されるも一旦反発することを予想しています。

「日本株について」
米国株が過去最大の下げ幅を記録したことで、日本株も全面安となりました。一時は600円近い下落幅になっていましたが、11200円を下値とする底堅い推移となり前引け。後場に入ると割安感から大きく買い戻されますが、買いの勢いは続かずにズルズル下落。結局は「行って来い」の相場となりましたが、下げ幅は100円近く縮小しています。

米国は、かつての日本と同じ道を進んでいるようです。
民間レベルでビジネスを行い、その企業が損失を被ったからといってなぜ自分達が納めた巨額の税金を投入しなければいけないのでしょうか。危機に直面している人達は事の重要性を十分に理解しているかもしれませんが、普通に働いている人からすればこのような考えのもとで反論があって普通かもしれません。ただ、これは普通に働いている人が理解していないという問題ではなく、実害のない(先で被るとしても、今は何もない)状況であれば、誰もが普通に考えることではないでしょうか。このように考えれば、政策が否決される可能性は十分にあったのかもしれません。

日本は救済案(不良債権を税金で買い取る等)が協議されるまでにとても長い年月がかかっているうえ、成立までにも多くの時間を要していました。しかし、米国ではかつての日本と比べものにならないほど早いスピードで対策が進められていますし、今回の否決に関しても、すぐにブッシュ大統領とポールソン財務長官が緊急会議を開き、新たな金融安定化策を議会に提出する準備に入っておられます。この動きに加えて、主要国が協調して金融安定化へ向けて動いていることを踏まえれば、異常値?ともいえる株価水準が普通の水準まで戻る時間は、そう長くないのかもしれません。

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9月29日 月曜日
本日の日経平均は、先週末比149円安の11743円となりました。
米国株は121ドル高。

「米国株について」
金融安定化策が大筋で合意されながらも、共和党内から異論が出たことで協議が難航。早期成立が期待されて買われていただけに、失望売りにつながったようです。その他、経済指標の悪化も売り要因となり、取引開始から間もなく一時は150ドルを超える大幅安になっていました。ただ、その後は節目で揉み合いながら右肩上がりとなり、前日値と変わらない水準へ。前日値を挟む揉み合いも長く続きましたが、引けにかけて揉み合い上放れとなり大きな上昇になっています。

安定化策の協議難航から失望売りにつながった他、4-6月期GDPの下方修正が主な売り要因になっていました。しかし、ブッシュ大統領が緊急声明を発表した他、グリーンスパン元FRB議長やジョージ・シュルツ元財務長官が早急な対応を求める共同声明を議会へ送っていたことなどが買い材料になりました。また、異論を出した共和党が協議に参加すると伝わったことも安心感につながっていたようです。

個別企業の決算により個々の株価は乱高下しているようですが、引き続き金融安定化策の進展具合が相場全体を動かしている状況です。ただ、成立へ向けて進んでいることや具体的な救済案が報じられていることから、今後は企業の決算や経済指標の影響も大きくなってくると考えています。

(チャートでみた場合)
大きく売り込まれた後、それ以上に買い戻されていることから強含みを予想しています。また、最後の急上昇を含め、材料よりも節目ごとの「揉み合い上放れになる需給関係」が大きく影響した上昇だと考えていますので、需給関係も良くなったと思っています。

少し注意したいところは、25日線11250ドル付近と75日線11400ドル付近が上値に控えている為、その水準を上値抵抗として意識する投資家は多くなると考えています。すると上値余地は100ドルから250ドルとなりますので、大きな値幅を狙うことができません。これにより、買い進める投資家よりも一旦利益確定する動きが多くなるような気がしています。
但し、25日線と75日線に長く上値を抑えられてはいるものの、金融安定化策の実現により金融市場が大きく変わるようであれば抵抗線突破へつながるのかもしれません。

「日本株について」
米国株の上昇や為替が円安になったことを受け、寄り付き後は一時100円を超える上昇になっていました。しかし、10時頃から右肩下がりの展開へ。前場は50円程度のプラスで終えていましたが、後場に入ってからも売りは止まらず右肩下がりとなり、結局150円近い下落になっています。

米国株が上昇しても「明日の米国株は下げるかもしれない」という疑心暗鬼の状態が続いているようです。米国株が上昇しても日本株が下げる場合(現在の相場環境だけに当てはまると考えています)、日本株が買われるキッカケが大切だと思っています。

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9月26日 金曜日
本日の日経平均は、前日比113円安の11893円となりました。
米国株は196ドル高。

「米国株について」
米国における金融安定化策が大筋で合意されたことにより、米国株が200ドル近い上昇になりました。法案作成に向けた詰めの段階に入っているようで、週内には成立する見通しになっています。経済指標は市場予想予想を下回るものばかりでしたが、本日においては金融安定化策の合意一色になっていたようです。
一時は300円を超える上昇になっていたことで、引けにかけて100ドルほど売られることになりますが大幅高になっています。

新築住宅販売件数や製造業耐久財受注額は市場予想を大幅に下回るものでした。
これらは重要な経済指標であり大きな売り材料になるところですが、「金融安定化策の成立が近い」という大きな材料があったことで売りが目立つことはありませんでした。また、GEが業績見通しを下方修正していますが、こちらも大きな売り材料にはなっていなかったようです。

法案が成立しても、それで全て解決するわけではありません(例えば、不良債権を買い取ってくれても、増資がなければ損が減るだけで資金は増えません。)が、ひとまず金融市場は落ち着き、目先は強含むのではないでしょうか。但し、日米の経済指標が示していますように景気の先行きは楽観されるものではありませんので、今後出てくる指標によっては株価も下げるかもしれません。また、法案が成立する前に大きな上昇になっていることから、成立によって売られる「発表売り(好材料が出る前に期待で買われる為、出たら売られてしまう」ことも考えられますので注意が必要だと思っています。

チャートでみた場合、急騰後の調整から上昇へ向かいました。株日記で書いていた通りの展開になっており、とくに注視する部分はありません。前回は25日線と75日線の間が上値抵抗となり下落へ転じていますので、今回も11250ドルから11450ドル付近が目先の上値抵抗になると考えています。
悪い経済指標を帳消しにするほどの相場環境になっていますが、浮かれることなくチャートで需給面も見ておくことが大切だと思っています。

「日本株について」
米国株が大幅高になるも、終始弱い展開になっています。寄り付き直後は買い進まれるのですが、その後は大きく売り込まれて前日値を下回る水準で前引け。後場に入ると更に売りが膨らみ急落、一時は200円を超える大きな下げになっていました。引けにかけて100円ほど戻す展開になっていますが、米国株の上昇幅を考えれば弱い相場だったと思えます。

金融安定化策に共和党内から異論が出たことで、協議が難航しているようです。両党共に大筋で合意とされていただけに、(異論が出たことは売り要因になる可能性がある為)今晩の米国株が下げるのではないかという考えから、売り出す投資家が多くおられたようです。
また、週末ということもあり、金融安定化策の方向が見えない状態で週末を持ち越すことを回避する動きもあったようです。

週内の法案成立を目指す動きに違いはないようですが、 これらに関する情報で日米共に一喜一憂することになりそうです。

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9月25日 木曜日

本日の日経平均は、前日比108円安の12006円となりました。
米国株は29ドル安。

「米国株について」
バーナンキFRB議長やポールソン財務長官のお話に加え、金融および住宅関連に材料が出ています。ただ、材料は多くあったものの株価の方向性を決めるようなものにはなっておりません。

バーナンキFRB議長は、今年後半にかけて景気は大きく減速するが、住宅および金融関連に落ち着きが出てくれば来年は回復すると話されました。また、ポールソン財務長官は、不良債権の買い取りを含めた救済策が一刻も早く成立されるように議会に協力を求めています。こちらについては、財務省の報道官が、ブッシュ政権は週内の議会通過を確信していると伝えていますし、ブッシュ大統領自身もテレビ演説で米国民に救済案の理解を求めていますので、大詰めを迎えていると考えています。

昨日の取引時間終了後に、著名投資家ウォーレン・バフェット氏率いる投資会社がゴールドマンサックスに対して50億ドルの出資を行うと発表。民間の金融機関で財務を強化する動きが好感され、他の金融株への買い材料にもなっていました。但し、株価推移が示しておりますように、相場全体への影響は大きくなかったようです。

中古住宅販売が市場予想を下回っています。株日記で書いておりましたように、住宅の販売は経済に大きく影響を及ぼす為に軽視することはできません。こちらは売り材料になっていたと思われます。

上記しておりますように、株価の方向性を決めるものはありませんが、不良債権買い取りを含めた金融安定化策が可決されれば大きな一歩となり株価も上昇へ向かうのかもしれません。

(チャートでみた場合)
昨日に続いて、上昇後の良い調整だと考えています。ただ、売買のボリュームが減少傾向にあることには少し注意が必要かもしれません。SQを差し引いても増加傾向にあったのですが、天井を付けた後は減少傾向になっています。これにより、直近で揉み合った中間地点10950ドルから11050ドル付近が上値抵抗になっている可能性があり、これを突破するには相応のボリュームが必要ではないかと考えています。

「日本株について」
米国株の下落および寄り付き前に発表された経済指標が売り材料となり、大きく下げてのスタートになりました。その後、安値圏で長く揉み合うのですが前引けにかけて急騰、一時は250円を超える下げ幅になっていたものが100円安程度になっていました。後場は前場に急騰したことで少し売られてのスタートになりますが、徐々に下げ幅を縮小。結局、108円安となりました。

寄り付き前に発表された8月の貿易統計が特殊要因を除いて26年ぶりの赤字となり、国内景気に対する懸念が広がったようです。また、権利落ち日ということもあり、寄り付き直後は売りが膨らんだようです。

ブッシュ大統領のテレビ演説が午前10時にありました。その直後の株価に反応は見られませんでしたが、演説により法案成立が現実味を帯びてきたことで買い戻す動きが強くなったようです。ただ、株価推移が示しておりますように(ほぼ垂直に上昇)、大勢の買いというよりは一部の大口投資家による買いだったような気がしています。

売買代金は、1兆7247億円。米国における金融政策の成立がはっきりするまでは様子見ムードが強くなるのかもしれません。

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9月24日 水曜日
本日の日経平均は、休日前に比べて24円高い12115円となりました。
米国株は、161ドル安。

「米国株について」
前日の372ドル安に続いて本日は161ドル安となり、2営業日で500ドル以上の急落になっています。 金融機関救済のお話は好感されているものの、巨額の公的資金を使うことへの反対意見もあり米政府と議会の調整に時間がかかっているようです。それにより、具体的な救済案および具体化までにかかる時間が懸念材料となり、売り優勢の展開が続いています。

前日は、原油価格が130ドル付近まで急騰した為に売りを加速させたところもあったようですが、それまでに800ドルも上昇していましたので利益確定する動きも多くあったと考えています。直近では、大手金融株が1日で2割を超える上昇になるなど、金融関連を中心に大きく買われていましたので、同じ金融株が1割下落したからといって金融市場へ対する不安が多くなったと考えることはないと思っていました。休み前の日記で書いておりましたように、短期で大きく上昇していれば調整は不可欠なのです。このようなことから、400ドル近い下落になっていますが想定通りであり、とくに問題視するところはありませんでした。

本日は、バーナンキFRB議長とポールソン財務長官の議会証言がやや期待外れになったことで、大きく売られることになりました。午前中は議会証言が期待されると同時に、前日に大きく下げていたことで押し目買いが入り一時は100ドルを超える上昇になっていました。しかし、不良債権買い取りについて上院銀行委員会が難色を示していることが伝わると、徐々に売り優勢の展開へ。午後に入ると原油価格が大きく上昇、昨日に急騰していただけに警戒感が強まり株価は一気に100ドルを超える急落となりました。その後、割安感から大きく買い戻されて一時はプラスに転じるるのですが、結局は「行って来い」となり大幅安になっています。

議会証言は、やや失望されている感じです。
金融市場や経済への安定の為、迅速な法案可決が必要だとお話されました。これは事前に公表されていた内容と一致しており、期待されていた具体策などのお話はありませんでした。また、不良債権買い取りについては、質疑応答で上院議員が難色を示したことで具体案および具体化するまでに時間がかかるのではないかと考えられ、早期可決を期待した投資家による失望売りを誘うことになりました。

法案可決および具体策など問題点はありますが、前に進んでいることは間違いありませんので今の状況に失望することはありません。株価だけを見れば大きな下落になっていますが、休み前の株日記に書いておりました通り必要な下落であり、不安視することは全くないと思っています。

(チャートでみた場合)
引けにかけて買い戻されるも「行って来い」になっていることで一見弱さを感じますが、今は当日の株価動向よりも急騰前からの流れが大きく影響すると考えていますので、下落は問題ではなく良い調整になったと思っています。

「日本株について」
日本がお休みしている間に、米国株は2日間で500ドル以上の下落。これを警戒する売りが朝から出ることになりました。ただ、取引時間前には米国における金融関連へ好材料が出たこともあり、前場で200円近い下落になった後は右肩上がりの展開になっています。後場に入ってからも強い状況は続き、売り込まれることなく高値引けとなりました。

「ラッキーな日本株」になっています。
米国株が372ドルになった時は休日。本日も161ドル安の続落になり、日本株の急落が心配されていました。しかし、取引時間前には米国における金融関連へ好材料が出たことで、グローベックスが大きく上昇。加えて、権利付き最終売買日で配当狙いの買いも入ることになり相場を支えました。
もし、372ドル安の後に取引されていれば間違いなく大きな下落になったと思われますし、本日の好材料が無ければ続落していたかもしれません。それが、結果はプラス引けとなり3営業日続伸です。「日本は悪い時に留守をし、状況が良くなってから目を覚ました」そんなことを思わせる2日間となりました。

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9月22日 月曜日

本日の日経平均は、先週末比169円高の12090円となりました。
週末の米国株は368ドル高。

「米国株について」
金融機関の不良債権を買い取る機関(RTC)設立へ向けた動きが好感された他、金融799銘柄に対する空売り規制も買い材料となりました。大幅高で寄り付いた後も大きく売り込まれることなく高値圏で推移、結局300ドルを超える大きな上昇になっています。中でも大手金融株は軒並み20%を超える上昇(金融全体でも10%超)になっており、金融関連の上昇が目立つ1日になっていました。

とくに目立つ悪材料が無い為、前日に続いてRTC設立のお話や空売り規制が買い材料になっています。また、一億ドル以上の資金を運用するヘッジファンドや投資家に、空売りポジションの報告が義務付けられる見通しになったことも売り手を控えさせ買い手を支える形となりました。
空売りが減少すればそれに比例して売り圧力は弱まりますので、少しの買いでも大きな上昇になります。そういったことも、2営業日で800ドルも上昇させている一つの要因だと考えています。

戦後最大の金融危機になったことで、相場の暴落ぶりが新聞やニュースでも多く取り上げられていましたが、米国だけではなく世界中が金融危機を乗り越える為に足並みを揃えてきたことで、環境は大きく変化しつつあるのではないでしょうか。好材料には常に「懐疑的な見方」も存在しますが、日米の株価が先取りしていますように、今回の材料は一過性の好材料ではなく金融機関を救済するという大きな内容であり特別視されると思っています。
「大きな上昇の後には大きな下落、逆に大きな下落の後には大きな上昇」これが相場です。
戦後最大という歴史に残る金融危機=下落から反転するならば、今後の相場環境は・・・今までとは、(良い意味で)全く異なるものになるのかもしれません。

強含みの書き方になっていますが、「株価は先取りして行き過ぎる」のが常であります。
上記しておりますように、相場環境が大きく改善されるとしても株価が一方的な上昇を続けることはありませんし、大きく上昇すれば大きく下げる可能性もあるのです。長く見れば素晴らしい相場環境でも、目先の上下には気をつけなければいけないと思っています。
今は、金融機関救済のお話により行き過ぎた買われ方をしている可能性があります。実際に不良債権が買い取られ、金融機関が救済されていく状況になれば株価は今よりもっと高くなるかもしれませんが、「今」においては上昇スピードが速い気がしています。今後、相場環境は良くなり株価が上昇するにしても、必ず調整は必要です。先走りした分、目先は少し休憩するのではないでしょうか。目先の弱含みを予想しています。

(チャートでみた場合)
1本の大陽線で見れば目先は強含むと考えられるのですが、2本連続していることに加えて25日線突破の75日線頭打ちでは、やや力尽きた感じがします。また、SQに絡んで売買が急増していますので、目先で大きく下げるようであれば今の水準が上値抵抗になるかもしれませんので、少し注意が必要だと思います。

「日本株について」
週末の米国株が大幅高になったことで窓を空けたスタートになり、一時は300円を超える上昇になっていました。しかし、高値を付けた後は徐々に売り優勢の展開へ。その後、12100円が下値抵抗となり一時は買い戻されるところもありましたが、再度売られて前引け。後場は前場と同じく12100円が下値抵抗になりますが、上値も重く揉み合いになっています。
2営業日で800ドル近い上昇になっている米国株が一旦下落するのではないかという警戒感と、休日を控えた手仕舞い売りが多く出ていたようです。ただ、配当を狙う買いも入っており売り込まれることはありませんでした。

「米国株について」の項で書いておりますように、相場環境は良くなるかもしれないと考えていますが、環境が良くても株価が一方的に右肩上がりになることはありませんので、目先の上下には気をつけなければいけないと思っています。また、環境が良くても投資法が添えなければ利益を出すことはできませんし、浮かれることのない投資で進めるべきだと考えています。

相場が好転したからといって上手く売買できるとは限りませんが、狙う楽しみは今まで以上になるのではないでしょうか。

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9月19日 金曜日

本日の日経平均は、前日比431円高の11920円となりました。
米国株は、410ドル高。

「米国株について」
主要6各国の中央銀行が協調する「ドル資金供給の緊急対策」が買い材料となり、大きく上昇してのスタートになりました。しかし、その後は右肩下がりになって一時は150ドル安まで下落。好材料を帳消しにする形になっていました。ところが、午後3時過ぎに、財務省と連銀が金融システム回復の為にRTC(公的資金を使って不良債権を処理したり、金融機関などの救済を行う組織)の設立へ向けて協議しているとの観測により、一気に買いが入って大幅高