ブログ(株日記)の文章はネットに公開してからも2〜3度読み直し、訂正を繰り返しております。その後、完成してからホームページ上「素人投資家の挑戦」内にて更新のお知らせをさせて頂きます。よって、訂正を繰り返している間に読まれますと、完成したものと大きく違う場合がありますので、更新を確認されてからお読み下さいませ。
又、「勉強できる買付」などの更新情報も、ホームページ上で行っておりますので定期的にご確認いただければありがたく思います。
お知らせ 
私が書いているこのブログが、廣済堂出版 『 ネットマネー 7月号 〜 今月の最強 株ブロガー 』 にて、紹介されました。
内容はホームページ 「 素人投資家の挑戦 」 上段をご覧下さいませ。
月刊誌なので、1ヵ月に1人。1年で12人しか紹介されませんので、とてもありがたいことだと思っています。
「日本株について」は、私からの配信(私の投資法や考え方)を希望されていらっしゃる方への内容と重複する部分が多くあった為、現在は内容を一部に留めて書いております。
9月30日 火曜日
本日の日経平均は、前日比483円安の11259円となりました。
米国株は777ドル安。
「米国株について」
金融安定化策が否決されたことで市場はパニックとなり、過去最大の下げ幅を記録しました。
金融機関への悪材料から、取引開始間もなく200ドル程度の下落になっていました。その後、10800ドル付近が下値抵抗となり長く揉み合うのですが、午後に金融安定化策が否決されると一気に急落。一旦は買い戻されるところもありましたが、大きな売りに押されて右肩下がりとなり凄まじい下げ幅となりました。
欧州で大手金融機関3社が政府に救済されたことで、金融機関の破綻があらためて意識されることになり、取引開始直後から売り優勢でのスタートになっていました。取引時間前に発表された個人所得は市場予想を上回るものでしたが、個人消費支出が予想を下回ったことで好材料は相殺。また、金融関連への悪材料が大きかった為に影響はほとんどなかったように感じました。
金融安定化策の否決は、予想外でした。
大筋で合意されていたことに加え、具体的な救済案も報じられていたことで市場関係者のほとんどは成立すると考えていたのではないでしょうか。そこへ否決となった為、大パニックになったようです。
暴落する度に書いていることですが、こんな時は「落ち着くこと」 と 「問題を簡単に考えること」が大切です。
これは慰めでも期待を持たせるものでもなく、一番良い結果になる可能性が高い方法なのです。
まず、「売っておけば良かった」「もう少し投資金額を低くしておけば良かった」などと、過ぎた過去を振り返っても仕方がありませんし、下げた原因を深く考えても仕方がないことです。下げた要因は「7000億ドルを投じる金融安定化策が否決されたことによる失望売り」これだけで良いと思っています。
次に、先の見通しを考えます。
こちらも簡単に考えます。
7000億ドルを投じる金融安定化策は否決されましたが、これで全てが終わるはずもなく条件を改めて再び議会に提出されるようです。軽々しく話すことではありませんが、選挙を控えた議員のマイナスイメージになりかねない「巨額の税金投入」を一旦は拒否せざるをえなかったのかもしれません。しかし、一旦拒否した姿勢を国民に見せれば「ここまで市場が悪化したり、景気の先行きが悪くなる兆候があるのであれば賛成するしかなかった」というような建前ができますので、次の金融安定化策では譲歩して賛成されるような気がします。このお話が進展すれば、見直し買いが入ってくるのではないでしょうか。また、過去最大の下げ幅を記録していることで、その水準を滅多にない買いチャンスだと考える投資家も多く出てくるような気がしています。
「否決」という悪材料は過去最大の下げ幅に織り込んだと考えています。
但し、織り込んだからといって明日から上昇へ向かうと考えているのではなく、否決されたことによって引き起こる影響と、新たな安定化策の進展具合が相場に大きく影響していくと思っています。
(チャートでみた場合)
否決となり急落した後、一旦買い戻されていることが更に下げを加速させたのかもしれません。急落が押し目買いを誘発するも、起点となった安値を下回ったことで見切り売りが多く出たのだと思います。引けにかけてもう一度買い戻されるところはあったのですが、それもまた絶好の売り場を提供することになり最後は安値引けとなっています。
9月中旬の安値を下回ったことで売りは加速するかもしれませんが、下値抵抗突破初日はダマシになる(下抜けてもすぐに上昇へ転じる)ことが多く、今回のような下げ幅で突破した場合にはなおさらダマシの可能性は高くなると考えています。ローソク足は「大陽線」で弱含みとなりますが、今は直近のチャートによる影響の方が大きいと考えていますので、「大陽線」は無視しています。また、上記しておりますように過去最大の下げ幅をチャンスと考える投資家も多く出てくると考えていますので、今後の下値は10000ドルが意識されるも一旦反発することを予想しています。
「日本株について」
米国株が過去最大の下げ幅を記録したことで、日本株も全面安となりました。一時は600円近い下落幅になっていましたが、11200円を下値とする底堅い推移となり前引け。後場に入ると割安感から大きく買い戻されますが、買いの勢いは続かずにズルズル下落。結局は「行って来い」の相場となりましたが、下げ幅は100円近く縮小しています。
米国は、かつての日本と同じ道を進んでいるようです。
民間レベルでビジネスを行い、その企業が損失を被ったからといってなぜ自分達が納めた巨額の税金を投入しなければいけないのでしょうか。危機に直面している人達は事の重要性を十分に理解しているかもしれませんが、普通に働いている人からすればこのような考えのもとで反論があって普通かもしれません。ただ、これは普通に働いている人が理解していないという問題ではなく、実害のない(先で被るとしても、今は何もない)状況であれば、誰もが普通に考えることではないでしょうか。このように考えれば、政策が否決される可能性は十分にあったのかもしれません。
日本は救済案(不良債権を税金で買い取る等)が協議されるまでにとても長い年月がかかっているうえ、成立までにも多くの時間を要していました。しかし、米国ではかつての日本と比べものにならないほど早いスピードで対策が進められていますし、今回の否決に関しても、すぐにブッシュ大統領とポールソン財務長官が緊急会議を開き、新たな金融安定化策を議会に提出する準備に入っておられます。この動きに加えて、主要国が協調して金融安定化へ向けて動いていることを踏まえれば、異常値?ともいえる株価水準が普通の水準まで戻る時間は、そう長くないのかもしれません。
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