11月30日 木曜日 |
11月30日 木曜日
本日の日経平均は、前日比198円高の16274円となりました。
米国株はGDPの上方修正をうけて90ドルの大幅高。加えて外国証券経由の売買動向も2430万株と大幅な買い越しになりました。連日続いている外国人投資家の買い戻しに加え、好条件で迎えた本日の相場は寄り付きから窓を開けて上昇する事になりました。後場に一旦下げますが、その後は上昇基調となり本日の高値で終えることになりました。
今日の相場を振り返ると、下げ過ぎによる単なる自立反発とは考えにくい部分があります。
寄り付きから窓を開けて上昇しますが、わずか100円程度の上昇に留まっていました。(100円の上昇は大きなものですが、好条件の割に少ないという意味です)その後、どんどん買い進むというよりかは売りが出てくるのを待ちながら、じっくり下値を拾っていく動きになります。昨日の上昇幅から考えて、警戒感から売りが出てくるのは当然の事ですが、ここ数日にかけて後場に外国人投資家の買い戻しが入っていることを考えると、その売りをこなしてもっともっと先回りした買いが入ってもよいのではないかと思っていました。
今年の相場は、国内外の機関投資家が流れを作っています。昨年は個人の占める割合が3割でしたが、今年に入って2割まで減少しています。(このいきさつについては過去の株日記で書いておりますので、ここでは省かせていただきます。)よって、更に機関投資家の動きに左右されやすい傾向になってきました。私達個人の投資額とは比べものにならない投資金額で相場を動かすプロ集団。国内機関投資家の動きはさすがでした。後場に来るであろう外国人投資家の買い付けを予測しながらも、個人投資家に上値の重さを意識させ、利益確定を急がせたところで買い付ける。。。更に、寄り付きで窓を開けていた為、2日連続して窓を開けて終えれば3日目に利益確定に動くことは誰でも考えること。よって上昇に無理がないように、後場の始めで売り崩して窓を埋めました。(完全に埋まっていませんが、ほぼ埋まっています)これで「外国人投資家の買い」までの準備は整います。その後、予測通りに外国人投資家による先物主導の上昇基調をたどることになりました。お見事です。
実は、この動きは私達個人投資家でも読むことができました。
簡単です。
連日お伝えしておりますように、外国人投資家は世界に出遅れている日本株を買い戻しているのです。買い進んでくる昨日までの流れが今日も持続するか?それは寄り付き前の外国証券経由の売買動向が大幅な買い越しであったことを見れば、来るであろうと予想できます。トドメは米国株の90ドル高です。下げ過ぎからの自立反発ではない(GDPの上方修正あっての)90ドル高。3拍子揃えば、大きな上昇は予想することができました。そこへきて寄り付きは100円高程度。今の相場はある意味単純です。昨年のような「信じられない上昇」「信じられない値動き」「全く読めない動き」「テクニカルを無視した動き」これは、私達個人投資家の素人集団による、おかしな動きだったのです。素人集団が相場を動かす大きな力になっていれば、常識破りなことが起こって当然。しかし今は違います。相場のプロ集団は常識破りなことはあまり行いません。意味あって、意味に添って動きますので読むのが簡単なのです。よって、100円で寄り付いた後は、上値が重いと考えるのではなく「上昇へ進むための仕掛けが仕組まれる」と考えました。案の定、仕掛けがありました。
但し
楽観視は禁物です。
2日間で上昇幅は418円(2.6%、)4日間で538円(3.4%)にもなりました。
週末を控えていることに加え、米国と日本において注目される指数の発表なども控えています。
明日は、状況によっては一発大きく下げるという心積もりは必要です。
(ご注意)
私は、全くの素人から始めた個人投資家です。
50万円を元手とし、1銘柄に数万円を投資していたのが原点です。途中、大きな損失を何度も繰り返しましたが、現在は1銘柄に当初の数百倍の金額を投資できるようになりました。今のところ、ある程度は成功した部分もあると感じていますが、投資の世界に対して素人であることは間違いありません。よって、連日お伝えしていることや、本日お伝えしていることも、100%裏付けが取れている「上下の理由」ではありません。あくまでも、私の「読み」だということを、ご理解下さいませ。但し、相場の世界で100%裏付けのとれる「上下の理由」は、滅多にあることではありませんが。。。
直近で起こった上昇について
「地合が良いから勝てた」「地合が良いなら誰でも勝てる」「地合が良ければ勝てることが普通」とは思わないようにしましょう。
地合が悪い時には上手な人しか勝てません。
では、地合が良い時に勝てる人は普通の人?当たり前?
株式投資で、年間トータルで勝てている個人投資家の割合は、昨年で2割を切っています。今年の相場から判断すると、今年は1割かそれ以上に低下しているかもしれません。
地合が良い時に勝てている人を「普通」「当たり前」。と考えるなら、勝てていない9割の人達は「普通の人」や「当たり前の人」以下ということになってしまいます。
よって、そういった考えを持つのではなく、素直に「地合の良い時に勝てる」ことを目指しましょう。
地合が悪い時には、基本的に勝てません。
下落トレンドと地合の悪さは違います。
下落トレンドは、その途中で地合が良くなることがあります。
この良くなったところで乗せることができれば、下落トレンドで勝つことが可能です。私は、この方法で下落トレンド中に資産を増やすことができました。当然ですが、地合が悪い時には負けることが大半です。
今後の株価動向は、どうなるか分かりませんが「直近で起こった地合の良さ」だけに絞って考えると、その直前で買い付ける事ができていれば、それは「普通」「当たり前」ではなく上手な投資法だったのではないでしょうか。(過去形にした意味は、今回に限り上手だったとお伝えしたいのです。今後、このような買い付けが上手く行き続けるなら数年で日本一のお金持ちになることでしょう。)そんなに投資は甘くありません。
「比較的、そのような時期に買い付けることができる場合が多い」←これだけで十分なのです。
株で資産を一気に増やすことはできません。資産形成という意味合い通り、地道に少しづつ増やしていくことが、一番安全であり近道であり確実な方法なのです。
加えて
さまざまな好材料が出てきました。
外国人が買い戻してきたことに加え、さまざまな指数が良いものであったこと等。。。
「これらがあったからこそ勝てた」とも、思わないようにしましょう。
こちらも上記させていただいた「地合が良いから勝てた」と考えてはいけないという同じ意味をもちます。
買い付けることができなかった方
全く問題はありません。
過去の株日記(地合の良い時)でもお伝えしておりますが、このまま日経が17000円、18000円と右肩上がりに上昇することはありえません。結果そうなるにしても必ず調整はあります。その調整は今回のように大きな調整になるかもしれません。狙いどころは先で山ほどあるのです。
今回の上昇で買い付けることができなかったということは、元のままでいるということ。
投資は負ける方が9割と考えれば、元のままで減っていないということは凄く大切な事だと思います。減るのは簡単ですから。。。
今回の上昇は、次の投資で役立てていただく為の勉強だと思っていただければ良いのではないでしょうか。
買えなかったことは些細な事です。その些細なことで悔やまれるよりも、日経が徐々に良い方向へ向かっていることを喜ばれた方が良いでしょう。悪い方へ向かっているなら、ますます買い付けは困難になります。何しろ悪い方へ向かっているのですから。。。しかし、良い方向へ向かっている中での調整なら、ある意味で安心して押し目を狙うことができます。目先から少し遠くへ見方を変えると、次のチャンスを狙う楽しみが沸いてこられると思います。
投資は難しく考える必要がないと思います。
複雑な考え方で長時間悩むよりも、「今何が大切な部分か」ということを念頭に置かれるだけで良いと思います。私の勝手な考え方かもしれませんが、私は投資を複雑に考えていません。複雑な考え方で長時間悩んでいれば「株日記」を毎日書くことは不可能ですし、その株日記に添って投資を進めることも無理になります。毎日の株日記をご覧いただければ分かってもらえますが、すごく簡単に相場を考えています。この簡単な知識で、年間トータルで、いや数ヶ月で負けることの無い投資成績を収めているので、きっとこれくらいの知識で多くの方が勝てるようになられるのではないかと思っています。
もう一つ付け加えるなら、どっしりと構えていることのできる「運用資産配分」です。これは凄く大切なこと。
「下がれば買い付けるチャンス」と考えることができる精神状態に保てる部分が、一つの目安になるかもしれません。米国株の動向が気になって眠れない。又は仕事中に株価が気になって仕方が無い。この状態は少し投資金額が多いかもしれません。この「運用資産配分」は、人によって感じ方が違うと思いますので、すごくデリケートな部分です。どうか、丁寧に行っていただきたいと思います。
私の投資・・・
昨日に続きまして、本日1銘柄が目標株価達成。合計4銘柄が目標株価達成しております。
全て、株日記でお伝えしておりました投資法にて買い付けを行った結果です。
「保有株」につきましては、私が運営しているサイト「素人投資家の挑戦」中ほどにあります「保有株」をご覧下さいませ。ご希望の方には全ての買値、および買い付け理由をお伝えしております。
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11月29日 水曜日 |
11月29日 水曜日
本日の日経平均は、前日比220円高の16076円となりました。
米国株は、昨日の大幅下落に加えて耐久財受注額の減少が悪影響し、60ドル安ほどまで売り込まれますが、その後は切り返す動きになり、結局14ドル高で終えました。外国証券経由の売買動向470万株の買い越し。
寄り付き前に発表された鉱工業生産指数は、前月比1.6%の上昇。市場予想が0.4%の低下だったので、大きく上回る数値を好感。寄り付きから大きく上昇することになりました。
加えて、連日お伝えしておりますように外国人投資家の買戻しも加わって、上げ幅は拡大することになりました。買戻しの動きに変化はないと考えていましたが、このような指数の発表を受け、買戻しの力がより強くなったような気がします。
ここから日本株が上昇へ向かう。。。と考えるのは時期尚早であり、慎重な姿勢を崩すべきではありません。
しかし、米国株の堅調さに連れて、目先少しは日本株も堅調に推移するとも考えられます。もし、そういった方向へ進んでいくなら、直近で起こった日本株の下落によって不安一色だった相場環境の中、果敢に相場に立ち向かうべく狙いをつけた銘柄達は、大きな利益となって返ってくることになるでしょう。
下落する大きな意味を、森を見るつもりで判断し、大きな悪材料なき下落であれば「人の行く裏に道あり、花の山」で進むべきだと思います。
私の投資・・・
連日お伝えしている考え方に添って買い付けた銘柄のうち、3銘柄が目標株価以上になっています。人の裏を進んだ結果です。
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11月28日 火曜日 |
11月28日 火曜日
本日の日経平均は、前日比30円安の15855円となりました。
米国株は158ドルの大幅安。加えて外国証券経由の売買動向も1490万株の大幅売り越し。金額ベースでも大幅売り越しになりました。米国株の下落幅を考えると、日本株は200円近い下落になりますが連動することなく、わずか30円安に留まりました。
連日お伝えしておりますように「外国人投資家の段階な買い付け」によって、寄り付きは安く始まったものの取引時間中に外国証券経由の大口買いが何度も入り、相場を押し上げました。
本日の流れは、想定範囲内でした。
以下は、掲示板へ書き込んで下さった方に対して、今日の早朝5時46分にお返事をさせていただいた内容です。掲示板でのお返事ですので、少しくだけた文章になっていますがご理解下さいませ。
今日の米国市場は気にする必要はないと思います。
高値圏で推移していたので、ウォルマートの売り上げが下落したからクリスマス商戦が不安視。。。こんなことが格好の売り時になってしまっただけ。
ある意味、大きな悪材料で調整しているのではないので、良い調整だと思います。目先は大きな下落ですが、あとの事を考えると喜べる下落のような気がします。
外国人投資家が日本株の買い戻しに、少しづつ入ってきているようですし、案外それほど下げないかもしれませんね。
「目先の100より先の1000を取る」こんな感覚で今日の相場に向かいます(笑)
大きな悪材料なき下落は、逆に米国でもチャンスだと考えるかもしれません。そうなれば近く米国株の反発も期待できますし、それほど不安視する必要はないかもしれません。
寄り付き前の外国証券経由の売買動向が大幅な売り越しになったことから、米国株安になったことへの一時的なショック(一過性)なのか、何か別の理由で売り出してくるのか、そういった不安要素は少しありましたが、結果は取引時間中に買い戻してくる展開となり、心配無用でした。
後場の上昇を100%予想していたわけではありませんが、不安要素を心積もりした上での上昇予想であれば、前場に200円を超す下落になった時点でも、逃げるのではなく買い向かう勇気がワクワク沸いてくるのです。
米国株が大幅な下落になっても、その時の心境は1つ目の掲示板でお返事させていただいた最後の言葉通りです。
「目先の100より先の1000を取る」こんな感覚で今日の相場に向かいます(笑)
昨日に引き続き、直近の株日記を再度読み返していただければ、投資法や注意点がお分かりいただけるのではないかと思います。
昨日お伝えしておりましたが、こういった相場展開になってくると、メディア等を通して聞こえてくるコメンテーターの話も、どんどん前向きになってきます。昨日まで伝えられていた「多くの悪材料」も、大げさな話しとして「織り込み済み」で解決されるかもしれません。大切な事は、相場が上昇に向かうコメントで気を良くしたり、相場が下落へ向かうコメントで気を悪くしない事が大切です。もちろん、慎重に相場を進める必要がある場合もあります。しかし、大半の投資家が、上記した状況の中では気を良くしたり、気を悪くするものです。こんな時こそ「人の行く裏に道あり花の山」で望むべきだと思います。
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11月27日 月曜日 |
11月27日 月曜日
本日の日経平均は、前週末比150円高の15885円となりました。
米国株は短縮取引で46ドル安、外国証券経由の売買動向は小幅売り越しながら金額で買い越しになりました。
先週水曜日の株日記でお伝えしておりましたが、外国人投資家による「段階的買い付け」が行われていると思われます。
大切なこと。
メディア等を通して聞こえてくるコメンテーターの話に左右されないこと。
あっちにフラフラ、こっちにフラフラしないことえす。
相場が下落を続けると、どんどん悪材料が紹介され市場心理を悪化させます。逆に好転しはじめると、下落していた時の悪材料は全く紹介されなくなったり、その悪材料も市場が織り込んだ等と説明されてしまいます。上昇すればこちらの材料。。。下落すればあちらの材料。。。私達個人投資家が、毎日これらの情報に耳を傾けて考え方を変えていれば、「じっくり待って少し大きな利益を狙う」という「個人投資家最大の強み」を生かすことができません。本当に大切な情報だけに意識を集中させ、それ以外は捨てることが必要です。そして複雑なことを考え過ぎないことも大切です。
今、大切な事は外国人の売買動向です。
先週の株日記は、そういったことを踏まえながら、投資方法や注意点を書き続けていました。ここでもう一度、全ての文章をじっくり読んでいただき、明日以降の投資に役立てていただければと思います。
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11月24日 金曜日 |
11月24日 金曜日
本日の日経平均は、前営業日比179円安の15734円となりました。
外国証券経由の売買動向は8日ぶりの買い越しになりました。しかし、前営業日に大幅高になっていたことから、目先弱含みを考えた投資家が利益確定売りへ動くことになりました。為替は116円まで円高が進んだこと、高水準にある裁定買い残などが更に売り圧力を高めました。
10時20分頃に先物の仕掛け売りにより、15700円で揉み合っていた状態から一気に15650円まで急落させる場面がありました。これは、機関投資家などによる「自動的にロスカットさせるライン」を超させる為の仕掛けであったようです。作為的にロスカットさせれば、次は買い戻しを考えるはず。そう読み取れば、ある意味で買い付けるチャンスであったとも言えます。ロスカットラインを超してから、徐々に下値を切り上げていきましたが、あまり上昇しないまま前場を終えました。よって、後場に更なるロスカットを実行させる為に、あと数回大きな売りがあるのではないかと考えていましたが、13時30分頃まで前後した後は上昇へ向かうことになりました。下値15639円から大引け15734円、上昇幅は95円。これだけ上昇すれば、先物は買戻しに成功したと考えられます。
月曜日からの株価動向は抜きにして本日だけの取引に限るなら、上記した動きを読むことで、当日の底値付近で買い付ける事ができる可能性が高くなると思います。
これは後出し情報ではありません。掲示板3163のスレッド(11時41分、コメントへのお返事)を読んで頂ければ、後場を先読みしていたことがお分かりいただけると思います。
買い付ける時の注意点
日経が上昇へ向かっている最中は、上昇直後(早い段階での買い付け)が底値になることが多く、上昇幅が大きくなるほど高値(損切りする確率が高い)になります。
現在の状況は、下へ向かっている最中に買い付けるものであり、上昇へ向かっている条件とは逆になります。よって後になるほど底になる可能性が高くなるのです。言い換えれば、現在の買い付けは(日経の下落が進むと考えるなら)最も損切りする確率が高いともいえるので、損切りラインをしっかりと考えておく必要があります。
現在の買い付けは、ある意味「上昇へ転じた時の保険、をかけながら打診買いをする」という方法になりますので、後々の為にも、その何倍かの買い付け余力を残しておくほうがよいでしょう。
こういった相場環境の場合は、運用資産配分を丁寧に行うことが大切だと思っています。
今週一週間、お疲れさまでした。
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11月22日 水曜日 |
11月22日 水曜日
本日の日経平均は、前日比180円高の15914円となりました。
米国株は5ドル高。外国証券経由の売買動向は1120万株の売り越しで、金額ベースでも大幅売り越しとなりました。寄り付きは前日を下回る水準でしたが、徐々に底値を切り上げる展開になりました。前場は前日比ほぼ変わらずで終えましたが、後場は上昇して始まり、14時から先物に大口の買いが入って上昇に弾みがつく形になりました。
外国証券経由の売買動向は昨日に比べて大きな売り越しになりました。昨日お伝えしておりましたように、欧州勢の売りに加え米国が感謝祭を控えた手仕舞いによる売りが重なったものと考えられます。(米国が買い向かえない状況)
今日のポイント
ここまで上昇させる好材料はありません。こちらも昨日お伝えしていることですが、今月末に決算を控える海外ヘッジファンドの売りは来週まで続くと考えられ、このまま上昇へ向かうとは考えにくいと思います。
しかし、先物が大口の買いを入れてきたことは、たいへん良い兆候です。
来週半ばで海外ヘッジファンドの売りが終了することを見越して、段階的に買い向かった第一弾と考えることができます。本日14時に先物による大口買いが入っていますが、時差の関係で海外ヘッジファンドが仕掛ける時間帯と重なることから、ほぼ間違いなくその筋による大口買いであったと思います。そういった兆候がない本日の上昇であれば、ただの自立反発に過ぎないので要注意ですが、海外ファンドが大きく売り出しているところへ、同じく海外ファンドが取引時間中に買い向かってくるということは、売りが終息に向かっている兆候だと思います。
一見自立反発のように見えますが、売買の動きを見ると良い内容だったと思います。
「段階的に買い付ける海外ファンド」この動きについていきたいものです
明日は休み、明けは休み前の金曜日。来週中ばで売りが終了すると考える動きに添うなら、とことん粘って火曜日。段階的な投入を試みるなら金曜日が狙いどころかもしれません。もちろん、好業績割安銘柄との相談によって買い付けるかどうかは決めなければいけませんが、狙いどころの曜日は考えていた方が良いかもしれません。日を追うごとに第二段、第三弾というファンドの買いが入る可能性があり、ひょっとするとフライング気味に上昇を始めるかもしれません。逆に、あと数日間は直近の流れと同じく軟調に推移することも考えられる為、そうなれば悲観的になることなく買い向かいたいと考えています。
但し、市場が懸念している裁定買い残の量に注意する必要があります。海外の売りによってある程度減少するなら問題はありませんが、大きく積みあがったまま推移するようであれば、12月8日のSQに向けて売りは続く可能性があります。そうなれば、上記した狙い日に加えて12月始め頃までを視野に入れる必要があります。
日経は世界主要国の株高と反比例しており、その乖離は大きくなっています。又、企業の業績や景気動向を考えても明らかに割安な水準です。
株に絶対はありませんし常に注意し続けることが大切ですが、海外ファンドの売り、および裁定買い残が減少方向へ進むなら、ひょっとすると一気に乖離を埋める展開になるかもしれません。「底を見極めてから」では乗り遅れる可能性があります。乗り遅れた場合でも押し目を狙えばよいのですが、少なくとも直近の下落による恐怖心は捨て去っておくべきだと思います。
今週一週間、お疲れさまでした。
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11月21日 火曜日 |
11月21日 火曜日
本日の日経平均は、前日比8円高の15734円となりました。
米国株は6日続伸後で26ドル安と小幅調整に留まり、たいへん良い感じで終えました。外国証券経由の売買動向は、昨日に続いて売り越し。しかし500万株程度で収まっています。
条件は悪くありませんでしたが、相場全体が弱気ムードになっていることに加え、上昇へ向かうだけの材料もないことから寄り天の雰囲気は寄り付き前から漂っていました。
ポイント
欧州勢の売りが止まれば、株価は大きく上昇すると考えています。
但し、米国株が堅調に推移し続けることが条件です。
金額ベースでは買い越している日もありますが、株数では6日連続の売り越しになっています。この売り手は主に欧州勢です。今月末の決算を控えた売り観測があり、そのように考えれば今月中は大きく売り続けてくる可能性があります。ある意味不可解な売りですが、連日のように大きく売り続けてきていることは確かなようです。米国は日本株の押し目を買い付ける行動に出てきており、全く正反対な投資行動になっています。
連日4000万株前後の売りと買いになっており、売買は膨らんでおります。言い換えれば、米国が買い付けられないような状況、又は売り付ける側になった場合、恐ろしいほどの売りものが出てくる可能性があるのです。このように考えると、米国株が堅調に推移し続けて余力も増やし続けてもらう必要があるのです。米国株が大きく崩れるようですと、日本株を売って。。。そういう流れになれば危険な状態になりかねません。。但し、こういったことも心積もりしておくことは大切なことだと思います。
弱気ムード一色のようなところがありますが、上記したような理由である場合、全く気にする必要はないと思います。連日お伝えしておりますように、危険な悪材料は見当たらないのです。そういった下げでは、いずれ必ず適正株価水準に戻すもの。心配無用。
ただ、「いずれ戻す」までの間に買値から1割も下げれば困ります。よって、こちらも連日お伝えしていることですが、「好業績の割安株」を狙っていくことが大切です。こういった地合の場合は「美人投票」です。自分自身の投資方法も大切ですが、もし「美人投票」=「大勢が好む銘柄」を取り入れていない場合、1銘柄でも加えてみると投資の幅が広がるのではないでしょうか。弱気ムードの時や危険な香りが漂っている時は、より安全な銘柄に投資するのが投資家の心理です。
こういった相場環境では「買い付ける」行動は「人の行く裏に道あり花の山」を進むべきですが、「銘柄選び」は「美人投票」で進めていきましょう。
美人投票で進めた私の買い付け銘柄は、1銘柄における最大の下落率が1%で留まっております。直近10日間で日経の下落幅は660円、4%も下落している中、買い付けた数銘柄で最大1%しか下げていないのは、こういった投資方法が役立っています。
これは自慢話ではありません。私は50万円から投資を始めましたが、200万円になったと思えば100万円になったり、500万円になったと思えば200万円に、1000万円になったと思えば500万円に。。。こんなことを山ほど繰り返しながら今に至っています。私が運営している個人サイト「素人投資家の挑戦」内にある「現在に至るまでの道のり」で説明させていただいておりますように、ネット証券の時代に新聞を75日間溜めて、25日線や75日線を自分で引くような「超ど素人」だったのです。その私がここまで来れたのは多くの失敗を経験しながら、そのミスをなるだけ避けるようにしてきたからなのです。そういった経験から、こういった相場展開では「美人投票」が良いと判断しています。
相場について「当たり前の事」「誰でも知っていること」「常識」「複雑な知識」これらを文章にすることは誰でも可能です。大切な事はその本人がそれを実行して結果が良い方向へ進んでいるのか?ということです。
進んでいるという意味は、年間トータルで勝てているのかということです。1勝負ごとに良い方向へ進めるはずはありません。ミスは常に起こるものですし考えた逆の方向へ進むことは日常茶飯事です。損切りも多いでしょう。そういったことを踏まえて、長い目で見て勝てているのか?ということが大切だと思っています。いくら常識や複雑な事を知っていても長い目で見て勝てないと意味がありません。付け焼刃に過ぎないのです。自分のものにするには、失敗してそれを教訓とするしか方法はないと思います。
引き続き、「好業績割安株」を狙っていきましょう。
(おまけ)
テクニカル的な話
ボリュームレシオは現在34。この水準は6月13日に1度ありました。ここから日経は1420円の上昇になりました。45を指したのは7月18日、ここから1900円の上昇。
サイコロジカルラインは、昨日25。この水準は無し。近いところで33。こちらもボリュームレシオと同じ日。
RSIは現在24。この水準は上2つに加え9月26日。ここから1230円の上昇。
騰落レシオは66。6月13日で54。7月18日で79。9月26日で75。
各テクニカルが示すように割安になっています。いつ反発して上昇へ向かってもおかしくありませんが、別のテクニカルでは違う意味を指します。
一目均衝表では昨日に続き雲を下抜けて終えました。本日は実体がすっぽり下抜けてしまい、意味するのは「軟調になりやすい」言い換えれば「下落方向へ進みやすい」。過去の例では5月中旬に雲を下抜けてから6月14日までに1940円も下落しています。但し、この時期は「世界同時株安」等が大きく影響している時だったので、今の「世界同時株高」とは全く違う環境です。
少し参考にして下さいませ。
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11月20日 月曜日 |
11月20日 月曜日
本日の日経平均は、前週末比365円安の15725円となりました。
週末の米国株は6日続伸で最高値更新、外国証券経由の売買動向は小幅売り越し。とくに目立つ悪材料はありませんでしたが、100円安ほどからスタートし結果は右肩下がりの展開になりました。
前週末にお伝えしておりましたように、16000円付近が抵抗線であっただけに、そこを下抜けると下げが加速することになりました。
しかし、ここまで下げる要因はなかったと思います。下げた結果を見れば悪材料は必ず出てきます。問題は本当の理由は何なのかという部分ですが、それが見当たりません。「金利」「証券税制」「消費低迷」「企業決算の慎重さ」・・・
どれも、そこまで大きな下落を誘う悪材料ではありません。先で影響が出るかもしれませんが目先でそこまで下落させるものではないと思います。
日本株を売買するシェアは60%を外国人投資家が占めています。そのことを考えると外国人投資家に左右されることは当然であり、本日の意味不明な暴落もそういった影響があったのだと思います。
注意すること
今日の暴落で底を打ったと考えないことです。
上記しましたように、外国人投資家の動きに注目したいところです。日本国内で大きな悪材料がない中で、ここまで下げるのは外国人投資家に理由があるのではないでしょうか。
単純に考えてみます。株は弱いものを切り捨て、強いものを買い付けるのが鉄則です。利益が乗り続けているものと損失が増えていくものなら、損失が増えていくものを損切りするのが普通です。株式投資では当然の考え方とされています。
これを世界の株レベルで考えると。。。
世界主要国の株価は大きく上昇を続けているのに、日本株は停滞および鈍化傾向にある。。。このように考えれば、日本株を損切りして勢いのある国の株を買い付けないでしょうか。周りが上がっているのに、停滞と下落を繰り返している日本株に投資するでしょうか。私達投資家が普通に考えても、勢いのある方に資金を移したくなりますよね。
このように考えたくはありませんが、冷静に外国人投資家の動向を考えると、見えてくるものはあります。。。
少し話が大きくなりましたが、これから外国人の売りが加速するようであれば、どのような好材料も意味を持たないでしょう。外国人投資家の影響力が60%あると考えれば当然だと思います。
もう一つ
米国株は6日続伸で高値圏で推移しています。いつ大きな調整があってもおかしくない状況です。それに加えて大きな売り越しとなれば、あと一発大きな下落を心積もりしておく必要もありそうです。
しかし、悲観的になる必要はないと思っています。
下げは加速し、厳しい展開になるかもしれませんが、国内景気は上向いているのです。企業業績は好調なのです。慎重な姿勢をとっているだけなのです。消費の減速も季節要因等が絡み、先日の指数だけで判断できるものではありません。
このような条件の中で、いつまでも売られ続けることはありえないことです。よって、割安になっていることは間違いなく、見直し買いが入れば大きく上昇へつながる可能性は十分にあると思います。
連日お伝えしていますように、買いチャンスは続いていると判断します。
但し、「買いチャンス」=「買い付け実行」ではありません。下げるたびに「より良い好業績優良株」が割安になってくるので、慎重に選びたいところです。
私の投資になりますが、11月は数銘柄を買い付けております。11月始め頃に、「買い付けの面白み」をお伝えしていた時に買い付けたものですが、堅調に推移し続けておりました。本日の急落で含み損になった銘柄もありますが、1銘柄で最大2%の下落に留まっております。押し目の早い時期に投資することで、上昇幅が余裕を持たせてくれることになりました。今後も狙い続けていきますが、上記しましたように「買いチャンス」=「買い付け実行」ではなく、とことん「滅多に割安にならないような贅沢銘柄」を狙う為に待ち続けたいと思います。
日経は厳しい状態ですが、このような時こそ努力し続けることが大切です。目をそむけることなく正視し、がんばり続けましょう!
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11月17日 金曜日 |
11月17日 金曜日
本日の日経平均は、前日比72円安の16091円となりました。
米国株は5日続伸54ドル高で過去最高値更新。外国証券経由の売買動向は小幅売り越し(金額でも小幅売り越し)問題ない範囲です。米国株は上昇し続け、外国証券経由の売買動向も問題ない範囲が続いた3日間でしたが、全て寄り付き高く終値低い「寄り天」。46円安→79円安→72円安と3日続落。この3日間で先行きを判断することは難しいのですが、少し危険性も出てきたので「心積もり」しておくレベルで考えてみたいと思います。
まず、テクニカル的に考えてみます。

16000円付近を通る緑のラインは75日線ですが、200日線とも重なる部分です。よって、この価格帯では強い下値抵抗線となり、国内外の機関投資家が押し目買いを入れやすいポイントになります。
13日に16022円をつけていますが、翌日に267円高と大幅上昇になりました。GDPの発表を前に手控えられていた部分もあり、翌日の寄り付き前に発表(市場予想を上回る数値でした)された後、大きな窓を開けてスタートすることになりました。結局高値水準のまま終えることになりました。
「空いた窓は埋める」
この経験則通りであれば(14日の赤い丸および、空いた窓を埋めるラインをご覧下さいませ)本日の下落で窓を埋めることになりました。悪材料のない場合、窓を埋めてから上昇に転じることが多い為、3日続落していますが問題はないといえます。
次に、もう少し期間の長いチャートを確認します。

下値にトレンドラインを引いてみると、①から③までしっかりと下値抵抗線として「トレンドライン」が機能していることが分かります。今回が4度目の接触となります。よって、過去の経験から考えると上昇へ転じるのは近いと判断できます。
このように、外部の好条件に恵まれながらも下落し続けた3日間ですが、テクニカル的には全く問題はないといえるでしょう。
相場はテクニカルだけでなく、その他の要因(ファンダメンタルズ)と合わせて考える必要があります。
これほど外部の好条件に恵まれながら、なぜ3日間も「寄り天」で続落してしまうのか?そこが問題の部分です。
GDP発表前までの調整は理解できました。発表後に大幅上昇になったことも理解できます。しかし3日も続落するとは理解できませんでした。テクニカル的には全く無理はありません。言い換えれば当然の調整(下値トレンドラインに接触、開いた窓を埋めた)なのですが、ファンダメンタルズから考えると理解できない下落でした。多くの株サイトや株ニュースでも「上昇へ転じる」という部分が強く表に出されていました。しかし3日続落となりました。
ここにきて、問題視されている部分が「金利動向による影響」です。年内(12月)に利上げなのか来年なのか。。。
まだ少し先のように感じますが、機関投資家は動きづらい状況にあるようです。寄り付き前の外国証券経由の売買動向は金額で買い越しが続いていましたが、取引時間中には海外から大口の売りが出るなど、不透明な部分もあり、こういったことからも積極的に行動できないようです。今の株価水準は上記したように下値抵抗に触れています。しかし、反発が期待できる部分であると同時に、その部分を下抜けてしまうと下値抵抗としての意味がなくなり、一気に見切売りが出て急落する可能性があるのです。
現在、これほど外部環境が良い状態で下げ続けているなら、どの好材料が上昇へ向かわせるのか分かりません。金利動向も、これから発表される指数で複合的に判断されると考えられ、数日で「利上げの時期」がはっきりするものではありません。そう考えると、上昇へ向かう材料がなく、下げる材料もない。。。現在の株価水準で推移し続ける。。。そこへ「利上げ」となれば、株価は大きく下落する可能性が高く、下値抵抗線を一気に下抜けることになりかねません。
この危険性を心積もりしておく必要がありそうです。
どの好材料が上昇へ向かわせるのか分からないのですが、目先の可能性としては、「テクニカル的に反発する水準であること」「外国証券経由の売買動向が大幅な買い越しになる」こと等が考えられます。本日を含めた3日間の続落で悲観的になる必要は全くありませんが、危険性については心積もりしておくことが大切だと思います。
どの好材料が上昇へ向かわせるのかは分かりませんが、目先の材料としては「テクニカル的に反発する水準であるということ」「外国証券経由の売買動向が大幅な買い越しになること」等が条件になりそうです。しかし、米国株は5日続伸していること、高値圏で推移していることから考えて、いつ大きく下落して調整をつけてもおかしくありません。そうなると日本株にも悪い影響が出ることは間違いないといえます。少し神経質な展開が続きそうです。
投資方法としては
連日お伝えしていますように、普段なかなか買い付ける事ができない「好業績の優良株」を狙い続けることが良いと思います。私もこのように考えて買い付けた優良株は、比較的堅調に推移しております。
この3日間の相場動向で少し危険性が出てきたことを考えると、上記したような投資方法は大切な事ですが、守りに入ることも一つの方法です。その場合は、「利上げ」発表まで「待つ」ということになりますが、確実に負けない方法につながる為、悪いことではありません。
私個人の投資方法としては、「待ちません」。
なかなか買い付けるチャンスがない(割安にならない)好業績の割安株を狙い続けていきたいと考えています。
今週一週間、お疲れさまでした。
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11月16日 木曜日 |
11月16日 木曜日
本日の日経平均は、前日比79円安の16163円となりました。
米国株は4日続伸33ドル高で最高値を更新。外国証券経由の売買動向も120万株の売り越しながら、金額では買い越し。
昨日同様に、好スタートを切ることになりますが大きく下落して終えることになりました。日銀総裁の会見を控え、警戒感から様子見ムードが強くなりました。東証1部の売買代金が2兆429億円と低迷したことからも、こういった動きが強かったと分かります。
投資方法や注意点は、昨日同様に「直近の株日記」を参照いただければと思います。
順調に上昇しないことに苛立ちを感じる必要はありません。3日で141円上昇したと思えばよいのです。そして、ありがたいことに買いチャンスが続いていると考えましょう。2日前の大幅上昇から、大きく続伸していれば買いチャンスはなかったかもしれないのです。数日にわたって調整するなら、落ち着いて順番に買い付けていくことが可能です。
下落を喜んで迎え入れましょう。
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11月15日 水曜日 |
11月15日 水曜日
本日の日経平均は、前日比46円安の16243円となりました。
米国株は86ドル高。外国証券経由の売買動向は、270万株と小幅売り越しでしたが金額では買い越し。
好条件で迎えた本日でしたが、昨日の大幅上昇から利益確定に押される展開になりました。
本日の下落において、注視する部分はありません。
投資法や注意点は、連日お伝えしている通り(直近の株日記を参照下さいませ)で問題ないと思います。
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11月14日 火曜日 |
11月14日 火曜日
本日の日経平均は、前日比267円高の16289円となりました。
注目されたGDPは、マイナス成長を示す数値になることを予想していた投資家は多く、発表前から懸念材料になっていましたが、寄り付き前に市場予想を大幅に上回る数値が発表されました。米国株は23ドル高。外国証券経由の売買動向も小幅売り越しながら、金額では買い越し。外部要因に不安要素はなく、市場予想を大きく上回る数値となったGDPを好感、寄り付きから窓を空ける大幅高となりました。大きく売り込まれることなく、高い水準で推移したまま終える展開でした。
景気減速懸念によって、米国株や外国人投資家の買い越しにも反応薄。世界主要国の株高に反して、異常なほど大きく下落している日本株でした。今回のGDP発表を受けて、短期的には確実に流れが変わると考えられます。
機械受注統計から景気減速懸念が浮上。外国人がいくら買い越してこようとも軟調な展開。少し前の米国株を思い出してください。中間選挙という注目材料の中、米国株は上昇と停滞を繰り返しながら堅調に推移し続けました。そんな中、日本勢は他国(米国)の中間選挙における米国株の推移が日本株にも影響する為、本国(米国)が何も不安視することなく、堅調に推移しているにもかかわらず、他国(日本)は慎重になっていたのです。当時の株日記では、上記したような米国株の相場状況から、全く心配する必要はないとお伝えしておりました。しかし、市場は様子見ムードが強かったのです。
このことを、今の日本株に当てはめてみます。
外国人投資家は、出遅れ感の強い日本株を買い進めていました。本国(日本)が景気減速懸念を感じ始めた頃でも、他国は買い進めていたのです。この辺りは、本国(日本)よりも他国の方が冷静に「日本の景気」をみていたのかもしれません。
「日本が感じるほど景気減速にはならない」もしくは、「適度な減速=言い換えれば軟着陸」、「その程度の減速を考慮しても、今の株価水準であれば買い時」等と考えていたかもしれません。(私は経済に精通しているわけではなく、プロでもありませんが、このような外国的?発想で、連日のように買い付けをおすすめしてきました)そこへ、今回のGDP発表。相場に絶対はありませんが、普通に考えると国内外の投資家が、目先は安心して買える相場環境になったのではないでしょうか。更に外国人が買い越し基調を強めてくると考えられないでしょうか。そうなってくると年末にかけて大幅な上昇は十分に期待できることになります。
連日買いチャンスとして、買い付けをおすすめしてきました。今回、たまたまGDPの発表が良かった為に上昇した。。。と考える必要はありません。市場予想通り景気減速が確認されたとしても、大きく減速するのかどうかは、今回の機械受注とGDPだけでは判断できないのです。又、ここまで景気が上向いてきている中で、いきなり大きく減速するというのは考えにくいと思いました。よって、今回の発表が市場予想通りだったとしても、一旦売り込まれるものの「売られ過ぎている今の水準」により、自立反発。その後は、外国人投資家に引っ張られると考えておりました。大きく調整をつけた中での悪材料出尽くし。私は不安に感じるよりも、その環境を喜んでおりました。この考え方は良い方向へ進みはじめることになりました。
基本的な投資方法
保有です。
連日お伝えしておりますように米国株の基本的な流れは変わらないと考えております。今回のGDP発表を受けて、国内外の機関投資家は「ある程度安心」して買い進んでくると考えられます。このような相場環境で早い利益確定は必要ありません。直近で買い付けられた場合、不安材料が多くある中で、相当な不安を持たれながら買い付けられた方もいらっしゃると思います。(ちなみに私は、株日記で連日お伝えしておりましたように、不安な気持ちは全くありませんでした)
その苦労が報われるのがこれからなのです。当たり前のことですが、個別銘柄では連日急騰していたり、恐ろしく上昇しているものがあるかもしれません。そんな場合は欲を出さない利益確定が必要かもしれませんが、そうでなければ保有をおすすめします。
相場が「好転」したのは本日なのです。まだ1日なのです。これから調整することはあっても、国内外の投資家はこれから買い進んでくるはずです。その手前で買い付ける事ができたのです。
心理戦です
これから買い進めてくる国内外の投資家は、数パーセントの利益を狙っているでしょうか?もっともっと多いはずです。そう考えると、その手前で買っているなら、10%以上の利益は十分に狙えるのです。20%以上狙うことも十分に可能です。
がんばって買い付けたなら、あとはじっくり育つのを楽しんで見守りましょう。「楽(らく)して勝つ」のではなく「楽(たの)しんで勝つ」楽勝の時期がきているかもしれません。
買い付けられなかった場合
慌てる必要はありません。何度もお伝えしていることですが、この上昇スピードが維持できるわけがないのです。必ず調整するのです。その時を待ちましょう。
買い付けられなかったことよりも、「相場が好転」した為に、次の押し目では不安なく買い付けることができるという考え方をしましょう。相場の流れに合わせた考え方が大切です。逆行して悔しいと考えては投資に強くなれません。相場が動く方向へ素直に考えることが大切です。今の相場は良い流れになりかけています。考え方も良いふうになりましょう。
慎重さを欠く楽観的な株日記になりましたが、本日は267円の大幅高。値上がり銘柄数は1455で全体の85%が上昇する展開。本日は楽しい株日記でもいいと思いました。
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11月13日 月曜日 |
11月13日 月曜日
本日の日経平均は、前週末比89円安の16022円となりました。
米国株は5ドル高。外国証券経由の売買動向は、少ないながらも買い越し。全く問題ない外部環境でしたが、「GDP」発表を前に様子見ムードと利益確定が強くなり、一時200円近い下げとなりましたが、前週末にお伝えしておりましたように、16000円付近では国内外の機関投資家が押し目を入れる為、急激に戻す展開。16000円を守る形になりました。
連日お伝えしている投資方法に変更点はございません。
引き続き、条件の良い銘柄を探し続けていきましょう。
11月度の売買履歴について
現在3銘柄が損切り。2銘柄が5%未満での売却になっています。
一見すると、ひどくパフォーマンスが悪いように思われるかもしれません。
しかし、10月25日に買い付けた3銘柄は、先日の株日記でお伝えしておりましたように、最も損切りする確率および、薄利する確率の高い銘柄でした。10月25日に買い付けた銘柄は、あと1銘柄保有しております。こちらの銘柄も損切りラインに近くなっておりますが、想定範囲内です。
25日に買い付け配信させていただいた際には、株日記と重なる部分でしたが、上記した危険性を添えさていただきました。
厳密に言わせていただくと、11月度の「想定外な負け」は、現在のところ8月15日に買い付けた銘柄ひとつなのです。
どうして大きなリスクを犯してまで10月後半に買い付けたのか?
それは、8月から10月までの3ヶ月間で大きな利益を確保できていた為です。
余力の一部を使って、更に利益を乗せる為「大きなリスク」にもとれる(それまでに大きな利益を確保している為に、大きなリスクではない)投資方法をとりました。
11月度には、株日記でお伝えしておりますように、順を追って買い付けを行っております。
現在、1銘柄だけが2%の含み損になっていますが、その他に保有する銘柄は全て含み益になっています。
今回のような考えで売買をする場合、結果を「売買履歴」に載せることへの難しさを感じました。
買い付け銘柄配信をさせていただいている方へは、「どういった考えのもと、売買したのか」をお伝えすることができるので、私の売買に対しての理由付けから「大底と考えての買い付け」、「上昇トレンド中なのでリスクの高いもの」といったことを事前に知っていただくことができます。
よって、「上昇トレンド中なのでリスクの高いもの」に該当する銘柄の場合、どれだけ多くの損切りを行ったとしても、あらかじめ想定されていた範囲でのことであり、全く問題になりません。
しかし、現行(保有株をサイトに記載していない)状態では、「負け」の真意が伝わらない為、1ヶ月の間に損切りが多く発生していると、ものすごくパフォーマンスが悪いように見えてしまうのです。
何度も試行錯誤を繰り返して「売買履歴」の表記方法を考えてきましたが、「売買履歴」を閉鎖させて頂きたいと思います。
ご理解いただければ、ありがたく思います。
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11月10日 金曜日 |
11月10日 金曜日
本日の日経平均は、前日比86円安の16112円となりました。
米国株は73ドル安。外国証券経由の売買動向も580万株の買い越しでしたが、金額では若干の売り越しとなりました。
これらの影響を受け、下落して始まることになりましたが、前場で1度、後場で1度、上昇へ向かいます。しかし、14時発表の機械受注統計により急落し、安値で終えることになりました。
連日お伝えしておりますように、米国株は上昇基調にあると考えています。
73ドル安になりましたが、株は必ず上下するもの。下げることがあって当然です。
外国人の売買動向も、大きな買い越しがあれば、若干の売り越しがあるのが普通。大きな売り越しが続いてこない限り、懸念材料にはならないでしょう。
注視する部分
少し先の相場動向を考えると、米国株や外国人の売買動向から、大きな下落にはつながりにくいと考えます。
しかし、目先でみると底堅いとはいえなくなりました。
機械受注統計が市場予想を大きく下回ったことにより、来週14日に発表されるGDPが警戒(景気回復が確認される数値が下ブレる可能性が出てきた為です)されることになるでしょう。加えて、機械受注統計は14時発表でしたが、30分前から株価は急騰しております。まるで、好感される数値が知れ渡っているかのような先回り買いとも考えられました。しかし、発表された数値は市場予想を大きく下回るもので、一瞬にして急落。そのまま安値付近で終えることになりました。こういった不可解な動きが記憶に新しいまま、GDPの発表を迎えることになります。
本日の86円安は一時的な急落であり、これら不安材料を織り込んでいるとは思えません。よって、米国株と外国人投資家の売買動向にもよりますが、来週も厳しい展開が続く可能性が出てきました。
日経のチャートをみます
75日線と200日線が丁度重なる部分が16000円付近です。
この水準では、国内外の機関投資家が押し目買いを入れるポイントになる為、強い下値抵抗線として機能するはずです。本日86円安で下げ止まった部分は、前場で下げ止まっている部分でもあり、一日を通した下値抵抗線となりました。16000円まで下げてはいませんが、本日の下値水準でも多くの押し目買いが入ったと思われます。しかし、これで底堅いと判断することはできません。理由は、上記したような不安材料が織り込まれていない為です。状況によっては16000円を試す展開になることを心積もりしておく必要があるでしょう。
投資方法
引き続き買いチャンスと考えています。
理由は
・米国株と外国人投資家の売買動向。
・機械受注統計は数値が大きくブレ易い為、今回の数値だけで景気の鈍化を考えることはできない。
この2つです。
米国株と日本株が連動しない状況になっていますが、大きく乖離することは少ないものです。米国株が堅調に推移する限り、日本株も何かのきっかけで追随することになると考えられます。よって、現状では悲観的になる必要はないと考えています。
軟調な展開が続いている中、割安な銘柄も多くなってきました。
まず「悪材料の出た銘柄」が割安になります。次に「中、小型銘柄」→「好業績な中、小型銘柄」→「大型銘柄」→「好業績な大型銘柄」の順で割安になっていきます。そして、戻る時の速さは逆に進むのです。言い換えれば、日を追うごとに「好業績銘柄の割安株」を買い付ける事のできるチャンスが多くなってきているのです。とくに「好業績な大型銘柄」は、皆が買い付ける為、少しの下落で押し目が入り、なかなか割安な水準まで下げることが少ないものです。投資としては、少しリスクの高い買い付けになります。しかし、外部環境に連れて安くなっている今のような条件で割安になるなら、迷わず買い付けてみると面白いかもしれません。そして、買い付ける事に成功すれば、中期以上保有することで安定した「増える資産」になると思われます。
投資方法で注意すること
直近の上昇で「上昇トレンドにのせるべく買い付けた銘柄」には注意が必要です。
上昇を続けている銘柄は保有を続けるべきだと思います。しかし、下落に転じている銘柄は早めの損切りが得策かもしれません。
直近の上昇で買い付けているということは、高値である可能性があります。今の相場環境で不安視する必要がないといえども、相場に絶対はありません。いつ急落するか下落方向へ向かうか分からないのです。そういった状況に巻き込まれた場合、高値付近の株価は一気に含み益が減少したり、1割以上の損失になる可能性があるのです。そういったことになる前に、早めの利益確定か損切りを行い、当時買い付けた銘柄の水準よりも、もっと好条件の銘柄を買い付けるほうが良いかもしれません。
わずかな利益を「まだ上がるかもしれない」と考えて保有を続けるよりも、わずかな利益を早く確定することで、次の銘柄でそれ以上の大きな利益を生み出す可能性が出てくるのです。ひょっとすると、そのわずかな利益さえもなくなり、損失につながるかもしれないのです。損切りも同じ事で、損失を確定させてしまうことになりますが、高値付近で買ったものであれば、これから先どれほど損失が膨らむか分かりません。それなら一旦早めに売却し、好条件の銘柄を買い付けることで、損失以上の利益を確保できることも多くあるのです。「薄利」「損切り」をためらう必要は全くありません。
「大きな利益を確定させること」だけが上手だとは言えません。上手な「薄利」「損切り」ができるようになってこそ、そこそこの利益を上げ続けることができるのです。
何度も株日記でお伝えしていることですが
買い付ける時は、必ず何度かに分けることが重要です。下げれば下げるほど「好業績銘柄」を買い付けることができる可能性が高くなるのです。もし買えなければ次を待てば良いのです。「直近の上昇で乗り遅れた」と思われた投資家は多くおられたはずです。今、16112円です。9月中旬から上昇し始めた頃の水準まで下げているのです。言い換えれば「スタートライン」に戻っているのです。ほんの少しでも買い付ける面白みはあると思います。
悲観的になる必要はありません。
来週も買いチャンスを狙い続けていきましょう。
今週一週間、お疲れさまでした。
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11月9日 木曜日 |
11月9日 木曜日
本日の日経平均は、前日比17円安の16198円となりました。
米国株は19ドル高で2日続けての最高値更新。外国人の売買動向は420万株の売り越し。好条件(2日間で大きく上昇し、一時は利益確定で50ドル以上の下落になりながら、19ドル高。売買動向も大きな買い越しが続いていたわりに、420万株程度の売り越しなら好条件といえるでしょう)で迎えた相場でしたが、明日のSQ絡みの売り買いが交錯し、一時100円を超える下げ幅にもなりました。大引け30分前まで右肩下がりでしたが、その後に急上昇となりました。
米国株に連動しない日本市場ですが、昨日同様に今のところは気にする必要はないと思います。いろいろな理由付けはされていますが、相場が下落すれば必ず理由はつけられるもの。大きな影響を受ける悪材料のない中で、2~3日下落したからといって慌てていては、長く投資を続ける事はできません。
米国株は2日間で大きく上昇した為、一旦売りに押される展開でした。一時50ドルを超す下げになりながら、19ドルで終えています。中間選挙という不透明要因がなくなったことが一つの要因です。更に、最高に積みあがった「売り残」が、ふみ上げ相場(買戻しを余儀なくされる)が、上昇に弾みをつけてくる可能性もあります。過去の株日記でお伝えしておりましたが、昨年の日本株のようになることも考えられるのです。
底堅く推移する米国株。。。そんな状況に包まれているのであれば、今の下落に悲観的な考えは不要だと思います。引き続き、買い場であると考えています。
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11月8日 水曜日 |
11月8日 水曜日
本日の日経平均は、前日比177円安の16215円となりました。
米国株は51ドル高。外国証券経由の売買動向も1460万株の買い越し。今日の下落を予想することは困難であったと思います。
大きく下落することになりましたが、全く気にする必要はないといえるでしょう。理由は、ここまで大きく下げる理由がないからです。
下落してから悪材料を出すことは簡単なことですし、100%正解だともいえます。本日の下落要因として、さまざまな材料が出ていますが、それほど気にしなくてもよいでしょう。
最も重要視されていた「中間選挙」。結果は想定範囲でしょうし、織り込み済みと考えられます。米国株にとって大きなマイナス材料にはならないでしょう。中間選挙の結果は、およそ分かっていたことです。そのうえで、米国株は様子見によって下げるのではなく続伸していたのです。選挙結果によって、大幅な下落が続くようなことが起こるなら、選挙前に2日間続伸するとは考えられません。もっと慎重な株価推移であったはずです。
本日の下落要因は、週末のSQ絡みによる売りが、その他の売りを誘ったのではないでしょうか。米国株が2日間で170ドルほどの上昇、更に外国人投資家は大幅な買い越し。これらの好条件がありながら、日経は、予想を大きく下回る上昇幅で推移し始めたことに加え、上昇へ向かうのではなく停滞することになりました。
上値の重さを意識し始めると、好条件で迎えていただけに不安心理が大きく膨らむことになりました。値下がり銘柄数1469、値上がり銘柄数は179。幅広い銘柄が売り込まれることになりましたが、とくに中小型株の下げがきつかったようです。
米国株は2日間で170ドルも上昇しています。よって一旦利益確定に動いてもおかしくありません。
更に、外国証券経由の売買動向も2日間で3320万株の買い越しになっており、一旦売り越しに転じてもおかしくありません。
このような結果になれば、明日の日本株は、これらの材料に加えSQ前ということもあり、厳しい展開が予想されます。しかし、昨日お伝えしておりましたように、買い付けるチャンスでもあります。悲観的になる大きな要因はありません。その状況で下げ続けるなら、ほんの少し買い付けてみるのも面白いのではないでしょうか。
大切なこと
本日の下落により、もっと前に損切りしておけばよかった。もっと前に利益確定しておけばよかったと考えないことです。大多数の投資家が予想できなかったことは、突発的な事故だと考えましょう。こういった突発的な事故を経験則として取り入れてしまうと、今後の投資に悪影響を及ぼす可能性があるので注意が必要です。
このような経験則を取り入れてしまうと、必要以上の慎重さが身についてしまう場合があるのです。昨日の株日記でお伝えしていることに加え、売りにも影響が出ます。欲のない利益確定は大切ですが、慎重過ぎるあまりに、大きく上昇していく手前で売ってしまったり、もう少し待てば上昇に転じるにも関わらず、わずかな損失で損切りしてしまったり。
経験は大切ですが、記憶に留めておく程度にするか?経験則に取り入れるのか?
これらを見極めることが重要だと思います。
本日の下落に関してだけを考えると、必要以上の下げであったと共に、一時的な材料が要因であったと思います。積極的に買い進む必要はありませんが、昨日に続いて狙ってみてはどうでしょうか。もちろん、慌てる必要は全くありません。
「保有株」につきましては、私が運営しているサイト「素人投資家の挑戦」中ほどにあります「保有株」をご覧下さいませ。ご希望の方には全ての買値、および買い付け理由をお伝えしております。
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11月7日 火曜日 |
11月7日 火曜日
本日の日経平均は、前日比28円高の16393円となりました。
米国株は119ドル高。外国証券経由の売買動向も1860万株の大幅な買い越し。
私を含めた多くの方が、大幅上昇を予測したはずです。しかし、寄り付きは高かったものの右肩下がり、たった28円高で引けました。
理由は「米国中間選挙前の様子見」です。
今日の展開を見て弱いと判断するか、チャンスと考えるか?私はチャンスと考えます。右肩下がりの展開でガックリすることはありません。米国株が堅調になる可能性が高くなったこと。外国人投資家は売りもあるが、確実に買いも入れている。これらの点から、大きな不安材料は読み取れません。
次に、「米国中間選挙」一番気にしているのは日本ではなく米国です。その米国株が大幅上昇になっているのです。上昇した理由は色々あるようですが、もっとも影響力のある材料は「中間選挙」です。それを押さえて米国株を上昇させたということは、その上昇させた材料が大きなものだと考えるのではなく、選挙の影響が少ないと考えた方がよいと思います。
本国(米国)が気にしていないのに、日本が気にする必要はないのです。
そんな理由で下げるなら、ここはチャンスだと考えます。
当たり前ですが、投資に慎重さは大切です。
買わなければ損失を被ることはありませんし、恐怖心を伴うこともありません。但し、利益は出ません。
「中間選挙」で様子見、見極め。。。
次は米国で「貿易収支」「卸売売上高」
週末の「SQ」「機械受注統計」
週明けは「企業物価指数」「消費者動向指数」米国で「財政収支」・・・様子見、見極めは常に付きまとうものです。常に様子見と見極めを繰り返していれば、1年間投資ができません。
肝心な部分は様子見と見極めが大切だと思います。しかし、そうでない場合は「ある程度のチャレンジ」が必要だと思います。
割安株を買い付けるのは当然の事として、自分自身が最大に努力して調べた結果、納得のいくものであれば、目先で一時的に下げることがあると想定したうえで、ほんの少しだけ買ってみると面白いかもしれません。
但し、「中間選挙」で様子見したことが主な要因であるなら、選挙が終わって米国株が上昇、もしくは若干の下げに留まり、外国人の売買動向も買い越しか、わずかな売り越しになるくらいであれば、本日の株価水準では買えないほど上昇するかもしれません。
そんな時に備え、追いかけるべき銘柄なのか?無理せず次を狙う銘柄なのか?前もって考えておくことが大切だと思います。
もし、買える銘柄がなかったり、当日に買えない場合。
全く気にする必要はありません。直近の大幅上昇トレンドで乗り遅れたと感じられた方もいらっしゃると思います。しかし、今回のように必ず調整をつける時が来ます。何度も何度も来ます。結果論として乗り遅れたと感じられたかもしれませんが、これから先に何度も何度もチャンスはあるのです。慌てる必要は全くありませんし、今回を逃せば上昇トレンドに乗り遅れると考える必要もありません。
17000円付近の水準では上値が重たくなるのです。一本調子に17000円、17500円というわけにはいかないでしょう。じっくり狙う時間はあると思います。
相場に対して恐怖心のある方へ
私の保有株には含み損を抱えた銘柄があります。10月最後の買い付けとなった数銘柄ですが、全て含み損です。しかし、上記しておりますように「十分に検証の末、納得のいく買い付け」だったのです。
10月中旬までに買い付けた銘柄は、その多くが大きな利益をもたらしてくれました。当時の株日記同様の投資方法をとっていた為です。
その後に、これも当時の株日記と重複しますが、上昇トレンドになった時に、乗せることができるのではないか?と考えた数銘柄を買い付けました。要するに、大底で捉えようとした銘柄ではなく、上昇トレンドに乗るかもしれないと考えた銘柄です(上記しております10月最後の買い付けとなった数銘柄のこと)。よって、これらの銘柄は米国株の動向によっては、短期で損切り、もしくは利益確定する用意のある銘柄。言い換えれば、一番損切りする確立の高い買い付けだと承知のうえなのです。このことから目標株価および目標利益率は他の銘柄に比べて、ずいぶんと低く設定しておりました。
このように、含み損でも「用意ができている」状態なら、全く怖くないのです。
まず、最大の努力で調べます。次に、どの程度の損失になれば、どういった行動を起すかを「信念をもって決めます」。上昇すれば、その時に考えても遅くありません。よって、まず損失と行動をしっかりと考えます。そのうえで小額の投資をされてみると、意外と恐怖心は小さくなるものです。小額でも勝てば勝つほど、ウソのように恐怖心はなくなりますよ。
私は、10年ほどの投資経験があります。長いか短いかは別として。
今のところは日本経済が上向いています。私が利益を積み重ねてきた時は、下向いていました。その中で、順調に資産を増やしてこれたのは、どんな相場環境でも、多くの負けがありながら、それ以上の利益を出すことに成功しているからです。
もの凄い数の負けがあります。自慢できることではありませんが、どんな相場環境でも勝てるのではなく、負ける時は大きく負けるのです。但し、1割減での損切りを徹底している為、1銘柄での大負けはありえません。
負ける時は負ける。しかし、必ずそれ以上の利益を出す。難しいようですが、実は簡単です。「恐怖心」を無くすことです。どうみても好業績で割安だと判断するなら、小額で買い付けるのです。
私は投資を始めた頃、1銘柄に5万円ほどを数銘柄に投資しておりました。本サイト「素人投資家の挑戦」内の上段ほどにある「現在に至るまでの道のり」を参照ください。→「ご説明」内からサイトへ行くことが可能です。
その後、1銘柄に数百万円を投資することが可能になりました。しかし、恐怖心でいっぱいになった時、必ず実行したのがミニ株投資です。恐怖心の克服には一番の薬だと思っています。ミニ株に抵抗がある方なら、ごく小額で投資されるのがよいでしょう。恐怖心を取り除くのに、大きな利益は全く必要ありません。大切な事は、損失額が小さいことです。今以上に恐怖心を膨らませないことが大切です。勝つ喜びと、勝ちグセのようなものを自分自身の気持ちに植え付けるのです。
数銘柄が上手く上昇したとしましょう。そして利益確定に結びついたとしましょう。まるでウソのように自身が沸いてきますよ。そうなれば人の心理は勝手なもので、恐怖心はほとんどなくなってきます。
恐怖心をお持ちの方は、ぜひ試していただきたいと思います。
何度もお伝えしていますが、慌てる必要は全くありません。じっくり考えて行動を起しましょう。
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(今日は長文により、頭と手が震えております。お役に立てる内容だと感じられた場合、どうかランキングのクリックをお願いします。)
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11月6日 月曜日 |
11月6日 月曜日
本日の日経平均は、前週末(3連休)比14円高の16364円となりました。
米国株が軟調に推移、外国人投資家の売買動向も少ないながら売り越し。米中間選挙前ということもあり、積極的に買われる展開ではないことは予想できました。しかし、3連休前の外国人投資家は大幅に買い越しており、本日の売り越しを悲観的に捉える必要はありませんでした。又、米国株は5ヶ月ぶりの6日続落になっていますが、「ひょっとして選挙前の思惑的な上昇」だったなら、その売りが出ていると考えられます。そう考えると選挙後は一旦上昇へ向かってもおかしくありません。少し考えすぎかもしれませんが、大きく売り込まれるほどの悪材料はないということから、本日は恒例の「先物による仕掛け」で振り回されると予想しておりました。
連休前にもお伝えしておりましたが、こんな時は「休むも相場」です。
米国株が下落へ向かう大きな要素が今のところはありません。6日続落で軟調ながらも、思惑的部分と、25日線でしっかり下げ止まっていることから、天井を見たと判断するのは少し早いような気がします。
「先物主導で大きく動く相場と、目立つ悪材料なし」
こんな時は、のんびりするのが一番です。
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11月2日 木曜日 |
11月2日 木曜日
本日の日経平均は、前日比25円安の16350円となりました。
米国株は、日中足で底堅い展開が崩れ、50ドルほどの下落になりました。「大きく上昇して停滞」という流れを繰り返してきましたが、崩れることになりました。よって、米国株は目先調整する可能性が高くなったと判断できる為、多くの売りが出ると予想しておりました。更に、外国人投資家の売買動向が大幅な売り越しになれば、下落の幅は更に大きくなると考えていたところ、なんと大幅な買い越しになりました。2000万株近い買い越しに加え、金額でも大幅買い越しとのこと。
このことが、売り手を控えさせることになりました。昨日同様に、積極的な売買は控えられることになりました。
積極的な売買が控えられる時。昨日お伝えしておりましたように「先物による仕掛け」が登場です。
積極的な売買が控えられるということは、言い換えれば不安心理の表れでもあります。不安心理は、上昇について行くことはほとんどありませんが、下落に進むと一気にそちらについて行く傾向があります。
日経の日中足のチャートです。赤の矢印が「先物による仕掛け」かもしれない部分です。

このように、日経を50円、100円という幅で動かすことになります。まさにビッグプレーヤーのなせるところです。大切な事は、ビッグプレーヤーが大きく動いている時は、参加しないことです。上下幅を大きくすることで、利益を大きく狙う手法なのです。よって上昇があれば下落もあるといったように、全くあてにならないのです。日経の基本的な動きは最初にお伝えしておりますように「積極的な売買は手控えられる時」です。動きは先物に連れているだけなのです。
上記しておりましたように、下落へ進むと一気にそちらへ進む心理を利用して、何度も急落を誘っていることが分かります。しかし、大引け30分前ほどに最後の急落で投げ売らせたところから、一気に急上昇。当日の高値で終えました。結果論として「参加する必要はなかった」「見るだけでよかった」そんな相場でした。
昨日に続き、米国株と外国人の売買動向に注視していきましょう。
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11月1日 火曜日 |
11月1日 火曜日
本日の日経平均は、前日比24円安の16375円となりました。
米国株は60ドルの下落で推移しながらも、大引け1時間前から急速に戻す展開となり5ドル安で引けました。外国人の売買動向は、昨日に続いて売り越しでしたが金額ベースでは小幅になっており、良い条件となりました。
しかし、昨日に続いて米国株の方向性が見えてこないこと。外国人の売買動向は売り越しが続いている。為替は直近で大きく円高に振れている。このような懸念材料から様子見ムードが強くなり、積極的に買い進むことにはなりませんでした。
積極的な売買が控えられる時。そんな時に登場するのが恒例の「先物による仕掛け」です。
買い仕掛けは歓迎ですが、売り仕掛けは個人投資家の売りを呼び込みます。急落に慌てて売却すれば、今度は一気に上昇。板を見ていたばっかりに、罠にハマることも少なくないといえるでしょう。
先物が仕掛ける時は慌てないことです。買い付ける場合はチャンスになりますが、売り付ける場合には前日に決めておくほうがよいでしょう。
含み益が出ている状態では、多少下落しても構えていられますが、含み損になっている場合は、精神状態が先物と同じように乱高下しかねません。取引が終了してから終値とニュースを確認し、明日の行動計画を立てるほうが冷静な投資が行えます。
先物が仕掛ける相場では、取引中に3%ほど下げていても、終値で1%も下げていなかったということは良くあることです。終わってから3%安だったことを確認する方がよいと思います。
米国株は大きな下落から持ち直す展開が2日連続で続いており、底堅いともいえますが、ローソクは「迷いの十字線」気味になっています。大きな調整もなく堅調に推移してきた為、更に上昇するには「キッカケ」がほしいというところでしょうか。
しかし、停滞により調整をつけているなら、いつ上昇へ向かってもおかしくありません。
米国における指数の発表によって上下することになりますが、米国の経済が軟着陸以外のシナリオになるくらいの「多くの材料」が出ない限り、下値は限定的と考えられ、大きく暴落する可能性は低いかもしれません。
先物の仕掛けに振り回されないことが大切です。
肝心な事は、米国株と外国人の売買動向です。
日本市場は、上昇のキッカケを待ち構えています。過熱感が出ていれば、米国株の上昇と外国人の買い越しが絶好の利益確定時期になり、大きな下落になる場合も考えられますが、今は全く違います。米国株が上昇し、外国人の売買動向も買い越しに転じれば、一気に上昇することになるでしょう。
要点を抑えておけば、そんなに難しい相場ではありません。
直近の上昇相場で買い付けた時に注意することは、自分自身が想定したシナリオとは逆の方向へ株価が進み始めた時、早めの見切り売りを必要とする場合があります。米国株は堅調に推移する可能性が高いといえども、いつ急落するか分かりません。相場に絶対はなく、大きな下落が続けば、上昇相場に合わせて買い付けた付近は、高値付近であるともいえるので、下落すれば一気に多くの含み損を抱えてしまう可能性があります。十分に注意する事が必要です。
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10月31日 火曜日 |
10月31日 火曜日
本日の日経平均は、前日比47円高の16399円となりました。
米国株は、わずか3ドルの下落。ナスダックは13ポイント高と落ち着いた展開になったこと、および昨日までの大幅な下落により、大きな反発が期待できました。しかし、寄り付き前の外国証券経由の売買動向において、620万株の売り越しながら金額ベースでは大きな売り越しになっていた為に、一気に熱が冷める展開になりました。
米国株は比較的堅調に推移してきた為、前日の73ドル安が「びびる薬」になっています。本日、3ドルの下落でナスダックが13ポイントでも、上昇が確認できるまでは「びびる投資」です。そこに追い討ちをかけるように、寄り付き前動向で大幅な売り越し。「大きくびびる投資」になってしまいました。2日で460円ほど下げているのに、たった47円の上昇だったことが、それを証明しています。
市場がびびらない投資になる条件は、米国株が下げても少しであるか、上昇すること。そして外国人の売買動向が買い越しになること。この二つをもって、自信に満ちた相場になることでしょう。
明日から11月相場。
経験則では、10月終値と11月終値を比較して、過去10年間のうち、なんと9回が11月終値の方が高くなっているのです。9勝1敗です。確率論でいけば、どれだけ下落しても、11月末には戻るということになります。逆に言えば、大きく下げた時はチャンスになるということでもありますが、さてどうなることでしょうか。
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私の取引 |
こちらは、私の取引から勉強していただけると判断したものを、1ヶ月数銘柄(1週間に1銘柄程度)限定で紹介しているブログです。
「勉強できる私の買い付け」
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プロフィール |
【プロフィール】
〇名前 masa
〇年齢 40代
投資歴は20年以上。全くの素人から僅かな資金で株式投資を始めましたが、株式投資だけで生活できるようになりました。運用資金に対して少額分散投資と買値から1割減の損切りを徹底。初心を忘れず、楽しみながら続けています。
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ご注意 |
この株日記は、私の独断と偏見によって書いているものです。当ブログの運営は購読を目的としたものであり、投資顧問業ではありません。よって、具体的な売買の指示およびご案内は致しかねます。又、内容に関して正確性および安全性を保障するものではありませんのでご理解願います。当サイトをご利用のうえ、被ったいかなる損害についても「素人投資家の挑戦」管理人masaは一切の責任を負いませんので、ご了承下さいませ。
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