素人投資家の株日記 2007年03月素人投資家の株日記
素人投資家の株日記
投資歴は20年以上、株式投資だけで生活しています
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素人投資家の株日記
3月30日 金曜日
本日の日経平均は、前日比23円高の17287円となりました。
米国株は48ドル高。外国証券経由の売買動向は620万株の買い越し。為替は118円台。原油価格は60台半ばへ急伸。外部要因が少し好転したことをうけて、寄り付きから上昇して始まります。100円以上の上昇になりますが、売り優勢となり急落。前日比変わらずとなりますが、その後に急騰、100円近く上昇して前場を終えます。後場は大きな上下を繰り返しながら大引けにかけて売られる展開となり、23円高で終えました。

上昇すれば年度末のドレッシング買い。
下落すれば年度末の手仕舞い。
このような理由がつけられることは想定済み。外部要因は少し好転しましたが、特に目立つ部分はありません。
よって本日の相場で注視する部分はありません。

外部環境に大きな変化はありません。
為替についても米国の景気動向についても、あまり細かな考えは必要ないと思います。
為替が1円高くなったといって懸念していては、相場に振り回されるだけです。先日お伝えしておりましたように、115円を割り込んだり、115円台が長く続くようですと慎重な考えも必要ですが、1日おきに1円高くなった、安くなったと考える必要はありません。先日、116円台をつけたことが懸念されていましたが、本日は118円です。為替も株と同じで上下するもの。よって平均値を考えることが大切だと思います。

米国における景気動向も、ある程度の指数は発表されたうえにFRB議長の発言も終えました。今後発表される指数により上下すると思われますが、ここから急落する可能性は低いのではないでしょうか。
但し、相場に「魔坂」はつきもの。引き続き慎重な姿勢で進めていくことが大切だと思います。

投資方法は直近の株日記でお伝えしている通りで宜しいかと思います。 又、今後の株価動向についても書いておりましたので、参考にしていただければと思います。過去の株日記をご覧になられる場合、右手にあります「最新の記事」から日付を選んでいただければすぐにご覧いただけます。

今週一週間、お疲れさまでした。


素人投資家の株日記
3月29日 木曜日
本日の日経平均は、前日比9円高の17263円となりました。
米国株は96ドル安。外国証券経由の売買動向は380万株の売り越し。為替は117円台。原油価格は63ドル台。
外国人投資家の売りは大きくありませんでしたが、米国株が急落したことをうけて寄り付きから100円を超える下げ幅でスタート。その後は右肩下がりで一時は200円を越える下げ幅となります。その後はやや持ち直して前引け。後場に入ると一気に急騰し、今度は100円近くプラスになる展開。大引けにかけて揉み合いが続き、結局6円高で終えました。

米国の景気減速を示唆する指数が発表されてきましたが、前回のFRB議長発言の中で「利上げをするかもしれない」という文言が含まれなかったことから、「利下げ」が近くあるかもしれないと市場は考えていました。よって、今回の発言では「利下げ」に関して、何らかの前向きな発言が期待されていたのですが、市場予想に反して「利下げ」が遠のく発言が飛び出しました。
これを受けて、「景気減速を示唆する指数が発表されるも、利下げは 無し」ということにつながり、それが嫌気されて米国株は一時140ドル安をつけることになりました。 景気減速からドルは売られ、円高へ進むことにもつながりました。原油価格も上昇しております。悪い材料目白押しという感じです。

しかし
同時に、議長は米国経済は不透明感が増しているとされながらも、緩やかな上昇を続けるとされました。財務長官は、懸念されている住宅関連問題が経済に与える影響は限定的であると話されました。
これらのことを考えると、米国の急落は「利下げ」の期待感を裏切られたことによるショック安であり、必要以上の下げだったのではないかと、私は考えています。
チャートから判断しても、米国株は下値抵抗線でしっかり下げ止まっており、程よい調整になったのではないでしょうか。加えて、外国人投資家の売買動向も小幅売り越しに留まっており、売り圧力は相当に低下していると考えてられます。100ドル近く下落し、本当に米国景気後退を意識するのであれば、もっと資金を引き上げてくるはずです。それが小幅に留まっていることを考えれば、やはり一時的なショック安だったのではないかと。

空いた窓17360円を安値で埋める形になりました。多くの投資家が気にかけていた部分なので、心理は好転するはずです。チャート的には迷い無く上昇できるといったところかもしれません。そういったことが、200円安から9円高になった理由でもあります。ただし、米国株、為替、原油価格と不安材料が多くある為、これらが好転しない限り本格的な上昇はありえないと考えています。

明日は週末です。手仕舞いが優勢になり一段安になるかもしれません。 しかし、日米共にチャートで判断する限りは、何かのきっかけ次第で反発することは十分に考えることができます。

米国株は急落することになりましたが、27日火曜日の株日記で書かせて頂いておりますように、「揉み合いの域」であると私は考えています。よって、引き続き27日の株日記と同じ投資法で進めていけば宜しいかと思います。


素人投資家の株日記
3月28日 水曜日
本日の日経平均は、前日比110円安の17254円となりました。
米国株は71ドル安。外国証券経由の売買動向は590万株の買い越し。金額では大幅買い越し。為替は取引時間中に大きく円高方向へ(117円後半から117円前半へ)
前場は、前日と同じ水準で終えますが、後場に入り急落。一時200円を超える下落となりますが、大引け30分程前から徐々に値を戻し始めて結局110円安で終えました。

本日の下落において注視する部分はありません。
期末で下げれば、「期末を控えた売り」。上昇すれば「お化粧買い」と伝えられます。よって、期末の動きを深く考える必要はないと思います。為替は117円台前半へ大きく動きましたが、問題のない範囲でしょう。

米国では引き続き住宅関連(大手の減益決算)や、消費者信頼感指数の低下が原因で下落することになりましたが、昨日お伝えしておりましたように、今度は「利下げ」が意識され始めると思います。よって、今晩のFRB議長証言が注目されることになりそうです。

投資方法は昨日お伝えしている方法で宜しいかと思います。
昨日の株日記を参照下さいませ。
(下にあります素人投資家の株日記」にて保存しております)。

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素人投資家の株日記
3月27日 火曜日
本日の日経平均は、前日比156円安の17365円となりました。
米国株は11ドル安。外国証券経由の売買動向は490万株の売り越し。本日の日中足は「お山」のようになりました。100円程の下落からスタートし、前引けでは前日比と同水準まで戻します。後場は右肩下がりとなり200円を超える下落。大引け30分前程から50円戻して156円安になりました。

5日も続伸、しかも急ピッチで進んでくればこれくらいの調整は当然だと思います。加えて本日は権利落ち日。売り優勢は仕方のないことでした。よって本日の下落を深く考える必要はないと思います。

もっとも注視したいのが、米国株です。
米国における新築住宅販売件数が市場予想を大幅に下回ったことで、120ドル程の下落になりました。しかし、今度は「利下げ」が意識されて徐々に値を戻していくことになり、結局11ドル安まで回復することになりました。
過去のFOMCでは、毎回「利上げの必要があるかもしれない」という文言が盛り込まれ続けていましたが、3月22日のFOMCではその文言が含まれていなかった事から「利下げもありえる」と市場は考えています。よって、今回のように米国景気減速を示唆するような指数が発表されれば、「利下げ」が意識されるようになり、株価の上昇へつながります。
逆に言えば、良い指標が発表されれば「据え置き」が意識されて、売り材料になるかもしれません。
このように、出てくる指標によって「利下げ」「据え置き」の考えが交錯すれば動きづらくなるのは当然の事。そして、悪い指標が出れば「利下げ」、良い材料が出れば「据え置き」、このような状態なら、上にも下にも進むことができません。結果、株価は揉み合いが続くことになり、日柄調整をすることになります。

投資法です♪
揉み合っている間に、「割安」もしくは「過熱が和らいでいる」好業績銘柄をコツコツ摘み取っていきましょう。
揉み合うということは、売りをこなしていることにつながります。よって、揉み合い後に上昇する場合は息の長い上昇になることが少なくありません。
当然ですが、必ずしも揉み合いになるとは限りませんし、揉み合い後の下放れということもありえます。それらを心積もりしながら進めることが大切だと思います。

「株は目先に植えず、森に植えろ」はっきりと覚えていなくて申し訳ありませんが、このような言葉があります。
株は目先に植えると少しの成長がとても大きく感じます。ところが実際にはそれほど成長していない事がほとんどです。しかし、森に植えると凄く大きな木に囲まれて、自分の植えた株の成長が全く見えません。よって、良く見えない為に目先の材料で慌てることがありません。
そうやって時が経てば。。。知らぬうちに周りの木と同じように、立派な木へと成長していることが多いのです。
揉み合い相場では上がったと思えば元通り、ひょっとすると買値を下回ることも。。。そんな状態が続けばヤキモキしてしまいがちですが、「森に株を植える」つもりでのんびり進めましょう。
忘れるほど動かなかった銘柄が、知らぬ間に大きく上昇していることは案外多いものです。

私は常に、運用資産に対しての小額分散投資をおすすめしています。
それには、リスクの分散という意味もあるのですが、「森に木を植える」こんな気持ちの余裕を持たせる考えもあるのです。
5銘柄を買い付けて、4銘柄が順調に上昇するも1銘柄は揉み合い。するとどうしても4銘柄に意識が集中してしまいがちになります。上がっているものには目が行くものです。動かない1銘柄も好業績の割安株なので見切るには早い。そうなると忘れたような保有になります。
そうこうしているうちに、調子の良かった4銘柄は5%の上昇でピタリと止まり、行ったり来たり。今度は4銘柄にヤキモキすることになるのですが。。。ふと1銘柄に目を向けると5%の上昇になっている。。。更に4銘柄を突き放すようにスルスルと上昇して1割の含み益に。。。こんなことは良くあることです。
今は、心に余裕をもった投資で進める相場だと思います。


素人投資家の株日記
3月26日 月曜日
本日の日経平均は、前週末比41円高の17521円となりました。米国株は19ドル高、外国証券経由の売買動向は230万株の売り越し。金額では買い越し。為替は118円台を挟む展開。
落ち着きを取り戻しつつある外部要因と、先週末の上昇を受け継ぐ形で寄り付きは高く始まるものの、右肩下がりに急落。しかし、下げ過ぎからの押し目買いにより少しのマイナスで前場を終えます。後場は50円程のプラスになったりゼロに戻ったりを繰り返しながら、最後は41円高で終えました。

本日の上昇において注視する部分は何もありません。
本日は権利確定日。ここまで保有すれば売る人は少数です。
4日続伸で戻りは急ピッチ。ここで買う人は少数です。
「売らない」「買わない」この心理そのまんまの相場展開となりました♪

投資方法や注意しなければいけないことは、先週の木曜日(22日)に書いております「株日記」と全く同じで宜しいかと思います。
22日木曜日の株日記をご覧になる場合
右側「最新の記事」内より選んで頂ければ、すぐにご覧頂くことが可能です。


素人投資家の株日記
3月23日 金曜日
本日の日経平均は、前日比61円高の17480円となりました。
米国株は13ドル高。外国証券経由の売買動向は80万株の小幅売り越し。為替は117円台。
目立つ悪材料がなかった為、昨日の流れを引き継ぐ形で寄り付きから大きく上昇。しかし、連日の上昇幅から考えて、本日も大きな上昇になるのは無理があり、利益確定に押されることになりました。一時は前日値を下回る展開になりますが、強い押し目買いにより61円高となりました。

本日の相場において注視する部分は何もありません。

現在の株価水準において注意せねばならないこと。
今後の投資方法において注意せねばならないこと。
これら2つは、昨日の株日記と全く同じでよろしいかと思います。
(昨日の株日記を参照下さいませ)
株日記を、来週の相場へ活かしていただければとても嬉しく思います。

今週一週間、お疲れさまでした。



素人投資家の株日記
3月22日 木曜日
本日の日経平均は、20日終値比256円高の17419円となりました。
米国株は159ドル高。外国証券経由の売買動向は390万株の小幅買い越し。金額では売り越し。

本日の上昇は、米国におけるFOMCの結果を受けた米国株の大幅高によるものでした。
毎回「利上げの必要性があるかもしれない」という言葉が盛り込まれ続けてきたのに対し、今回はその文言が含まれていなかった事から、「利下げもありえる」ともとれる内容であり、そのことが好感されて大幅高になりました。
先で、利下げがあるかないかは別として、米国の景気が深刻な減速を招く場合は「利下げ」する用意があると考えれば、今のところ米国株に対する不安は大きく後退したと思えます。

休み前の「慎重な考え方」は全く必要のないものでした。
但し、「慎重な考え方」が外れることは喜ばしいことであり、残念なことではありません。逆に「慎重な考え方」をせずに波乱相場と遭遇すれば、とても悔しいものです。「外れて良し、当たって良し」になる「慎重な考え方」、常に持ち続けていきましょう♪

今後の投資について
慎重な考え方で向かうなら。。。
本日は窓を空けた上昇です。私が作ったホームページ(素人投資家の挑戦)内、「さまざまな投資法」で紹介させていただいております「飛んで飛んで窓は売り」のように、窓を埋める可能性が高くなります。「空いた窓は埋める」と、よく言われますが、2日間続けての窓は1日の窓よりも埋める確率が高くなる傾向があります。
この数日で1割近く達しているものや、明らかに過熱ぶりがみられる銘柄に関しては、一旦利益確定が良いかもしれません。急上昇すれば気分も良くなり、いつまでも上昇するのではないかと浮かれ気分になりがちですが、まさに下を見ずにハシゴを登るようなもので、ふと我に返って下を見るとビルの屋上だったということは良くあることです。少なくとも相場は落ち着きを取り戻しつつあり、悪い状況ではなくなりました。ということは押し目も狙い易くなる為、今は欲を出さず利益確定が良いでしょう。

慎重な姿勢を取りながら(逃げる準備をしながら)保有を続けるなら。。。。
短期間で1割近く上昇しても、更に上昇を続ける銘柄は少なくありません。暴落前の「鉄」のように、どんどん上昇してく銘柄は多くあるのです。よって、そういった過去に強かった銘柄は早売りせずに「天井を見てから売る」でも良いと思います。強い銘柄は強くあり続ける場合が多いものです。(鉄を保有すればよいという意味ではありません)

相場が暴落する可能性は極めて低くなりました。よって、慎重な姿勢で確実に利益をものにするのであれば利益確定。しかし、慎重な姿勢を取りながら保有を続ける場合は、日経の短期過熱ぶりが収まれば再度上昇へ向かう可能性もあり、目先の調整で早まって売り出さないことです。
加えて週明けは「権利確定日」にあたること。また新年度に入っていくことから、新しい資金が相場に流れ込んできます。これらを考えると目先は強含みになる可能性は高いと思います。よって、2日間も窓を空ける相場でなければ、保有し続ける投資法でよかったと思いますが、このような状況になったことで嬉しい悩みではありますが、迷いが生じる相場となりました。米国株が大幅高になるも、小幅買い越しに留まった外国人投資家の売買動向は気になるところですが、今後本格的に買い越してくるのであれば、わずかな調整に留まり、底堅く推移することになるのではないでしょうか。

今の時点で中期保有を決めることは避けなければいけません。
新年度入りして新しい資金が一通り入ると、買いの力が落ち着くことになり、売りが優勢になってきます。よって4月の始め頃で息切れする可能性があるので注意が必要です。
そういった心積もりをしておくことを前提に。。。世界が注目する米国景気に少しの安心感が出たことや、利下げの可能性も出てきたことから、少しオーバーな話ですが世界同時株高になっていくことも考えられ、そうなれば日本株も経験則が当てはまらずに上昇を続けるかもしれません。

ここ数日の株日記は、「目先で相場が下落する」「波乱含み」といった考え方に偏った内容になっていますが、下落を望んでいるわけではありません。
私の投資を少しだけ紹介♪
先週の金曜日(16日)に、十分な利益が出せる銘柄数を確保済みです♪
下落を望まない理由がお分かりいただけたと思います(^^)

この上昇相場で買い付ける事ができなかった場合
心配無用。必ず調整はやってきますので、いま慌てて飛び乗らないことが大切です。


素人投資家の株日記
3月20日 火曜日
本日の日経平均は、前日比153円高の17163円となりました。
米国株は115ドル高。外国証券経由の売買動向は380万株の小幅売り越し。為替は117円台。
好条件を受けて寄り付きから大きく窓をあけて上昇、更に上値を追いかける形で追随買いが入り一時200円を超える上昇になりますが、前引けにかけて売りに押されます。後場も前引け水準で推移して終えることになりました。


昨日に続いて大幅上昇になりましたが、楽観視はできません。

先日、チャート形成と外部環境は不思議と一致することが多いと書きましたが、本日「トウバ=塔婆」と呼ばれるローソク足になったことは、少し不気味に感じます。
「トウバ=塔婆」とは、寄り付いてから追随買いで大きく上昇するも、終われば元通りになることを指します。「塔婆=お墓に立てる板、供養するもの」という意味が示す通り、目先の株価は下落する可能性が高いとされています。
本日は窓を空けてのトウバであり、上記した経験則が当てはまる可能性が高く、近いうちに窓を埋める17000円に触れる事になるかもしれません。17000円まで163円ですが、この水準まで下げるということは、FOMCやその他の指数による波乱があることを意味します。よって、本日の窓を空けたトウバと外部要因が一致する「不思議」が起これば、少し波乱含みのFOMCや指数の発表になるかもしれません。

但し、外国人投資家を含めた売り圧力は大きく低下しており、外部要因も徐々に落ち着きを取り戻していることから、もし波乱があったとしても、大きな波乱ではなく一時的な下落により窓を埋める程度に留まるのではないでしょうか。

トウバが出現しましたが、全てを悲観的に考える必要はありません。
前日の上昇幅から考えれば、本日も昨日同様の上昇幅を望むことは無理です。加えて、上値には25日、75日線が控えており大きな売り圧力になることは間違いなく、その水準で押し戻されるのは当然ということになります。このように考えると「トウバ=塔婆」は、もう一つの意味とされる「当日の追随買いで買い付けた投資家に対して、供養する(追随買いしたけれど、終わりは始まりと同じで損をした)」ということになるかもしれません。

少し悪い方向に偏った話になりましたが、多くの投資家が考える方向と全く違う動きになるのが相場というもの。
慎重な姿勢で望む投資家を突き放すように、FOMCや指数の発表を受けた米国株が急騰する可能性も十分にありえます。そうなれば、外国人投資家の日本株買いにも勢いが出てくることになり、大きな上昇につながっていくのではないでしょうか。

連日お伝えしておりますように、休み明けから来週にかけて少しづつ相場の方向性が見えてくると思います。
慌てずにのんびりと進めていきましょう♪
明日は祝日、ゆっくりお休み下さいませ。


素人投資家の株日記
3月19日 月曜日
本日の日経平均は、前日比265円高の17009円となりました。
週末の米国株は49ドル安。外国証券経由の売買動向は590万株の売り越し。為替は116円台で推移。
先週からお伝えしておりますように、今週は重要指数が目白押しです。加えて祝日を挟んでいることから、米国株の動きに添うかたちで軟調な展開が予想されていました。ところが寄り付きこそ下落してスタートしますが、その後は右肩上がり。後場は200円以上の上昇で揉み合いながらも大引け30分前から急上昇となり、265円高で終えました。
理由は、取引時間中に為替が117円台になったこと。そして、中国の利上げが決定されるも上海株式市場が上昇へ向かったこと。決算前のお化粧買い。。。
いろいろな理由はありますが、これらの理由だけでここまでの上昇はありえないのではないでしょうか。

連日お伝えしておりますように、今は米国経済を判断するうえで重要になる指数の発表を前にしています。国内でも金融政策決定会合が開かれるなど、とても積極的に買える状況ではありません。市場関係者の多くが同じ考えであったと思います。
少しづつ記事などで見かけるようになりましたが、個人投資家の買い越し額が目立ってきています。今の水準は歴史的水準であり、そういったことが影響しているのかもしれません。05年の歴史的な上昇相場では個人投資家の影響力がとても大きかったと言われています。常識を打ち破る上げ相場であり、売れば負け、押し目に押し目なしと当時はよく聞かされたものです。当時の上昇には外国人投資家の買いが大きく作用していたことに間違いはありませんが、そういったプロが動かす相場で、アマの力が大きくなり過ぎた為に、プロの常識が通らなくなっていたのだと思われます。その結果、歴史的な上昇相場になったのです。
そうやって迎えた翌年はライブドアショックに始まり、さまざま悪材料が重なって暴落することになりました。その後、上昇トレンドは続くものの大きな上下を何度も繰り返した為に、一つ波を乗り間違えると高値で買って、下値で売るという悪循環になる相場でした。そういった相場の中で個人投資家の多くが振るいにかけられ、多くの投資家が去り、相場に対する個人投資家の影響力は元通りになりました。よって、プロが動かす相場となり、常識に基づいた相場展開になっていきました。
そして現在、個人投資家の影響力がとても大きくなってきています。安易な考えは避けなければいけませんが、こういった個人投資家の売買動向を考えると、本日の相場のように、市場関係者の予想を逸脱する相場の動きになっても不思議ではありません。

個人の買い付け理由を単純に考えれば、下げたところで買う「逆張り」の投資を個人投資家は好むといわれている為、多くの投資家がそういった買い方をされていると考えられます。しかし、もう少し深く考えると個人投資家の投資技術が全体的に上手くなってきているのではないでしょうか。私はそのように感じます。プロには到底かなわないシステムながら、さまざまなツールや情報を手に入れることができるようになり、今ようやくそれが使いこなされてきたのかもしれません。単に逆張りを好むだけでは、今の相場環境で買い付けることは難しいと思います。そして、日経の下落に連動して下げるものの、日経が上昇へ向かう時には連動しないという「乗り遅れ銘柄」も多くなっています。こういったことを考えますと、少しだけ「個人投資家の影響力と技術力」を感じることになりました。

先週末に、「逃げる準備は必要としながらも、外国人投資家の売り圧力の低下など、落ち着きを取り戻してくる可能性があり、ちょっとしたチャンスなる。」とお伝えしておりましたが(先週末の株日記を参照して下さい)この投資法は本日の上昇につながるよい投資であったと思います。

ここから大きく上昇へ向かうという考えは控えめにしつつ、これ以上の暴落があっても限定的だと考えて、底値付近を狙っていく楽しみは続くかもしれません。
今週末から来週にかけて、相場の方向性がおよそ分ってくるのではないでしょうか。その時点でマイナスに進むと考えられれば、逃げれば良いだけのこと。勝負するならそれくらい気軽に進めていきましょう♪

連日お伝えしておりますが、難しいと感じれば「参加しない」です。
但し、相場は見続けて検証し続けなければいけません。今はとても勉強になる時です。
暴落時に損失を計上していたとしても、相場から目をそむけてはいけません。そむけるなら、ほぼ間違いなく次の暴落でも同じように失敗することになるでしょう。又、保有株がなくても相場に向き合うべきだと思います。このような勉強ができるチャンスは滅多にありません。3月相場は利益を増やし続ける月ではありません。相場に参加するなら「相場環境から、どういった考えに基づき、どういった方法で逃げるのか」を最大に勉強できる時だと思います。
勝つ勉強も大切ですが、逃げる勉強はその何倍も大切だと思います。


素人投資家の株日記
3月16日 金曜日
本日の日経平均は、前日比116円安の16744円となりました。
米国株は26ドル高。外国証券経由の売買動向は360万株の売り越し。為替は116円台~117円台。
昨日に200円近く上昇していた為、警戒感のあるスタートになりました。寄り付きから30分程経過した頃に、先物へ断続的な売りがあり一気に急落。一時は200円を超える下落になりました。その後はわずかに値を戻して前場を終了。後場が始まるとアジア株が上昇したのを受けて大幅に上昇、プラス圏となりますが、大引けにかけて売り優勢となり116円安で終えました。

本日は、ちょっとしたチャンスだったかもしれません。
前日に200円近く上昇していれば、今日の寄り付きは少し警戒されるはず。「下げれば買い付け(少しだけ)のチャンス。上昇すれば見送り」が普通の考え方です。200円以上の上昇幅があった後に100円も上昇してスタートすれば。。。その後には(来週)連休やFOMC等を控えている為に利益確定が優勢となり、大きな下落へつながることは予想できます。よって2日で300円も上昇すれば「見送り」がセオリーです。
下落してスタートしますが揉み合います。ここから上昇へ向かうのか下落へ向かうのか、ある程度の方向性が見えてから投資をするのが揉み合い相場の投資法。ラッキーというべきかは分りませんが、上下しながら下落するややこしい下げ方ではなく、一気に200円を超えるという狙い易い急落になります。その後はジリジリ上昇へ向かうのですが、さまざまな材料から判断しても、ここから更に100円以上の下落は考えにくいものがあります。よって上昇へ転じ始めた頃に勝負をかければ今日の底付近を捉えることが可能でした。

外部要因(為替や米国景気)に大きな変化はなく、警戒感は持っておくべきですが、外国人投資家の売り越し量は、1年に1度あるかないかの連日大幅売り越し。昨日は2000万株もの売り越しながら今日は一転、小幅に留まっています。このインパクトは大きいものだと思います。加えて、裁定買い残は1週間で20%以上の減少になっていること等から、売り圧力は徐々に減っている傾向があります。
状況によっては逃げることも大切ですが、この1~2週間ほどの慎重さ(最大レベル)は必要なくなってくるかもしれません。相場が好転する保障はありませんが、そろそろ落ち着きを取り戻してくるかもしれません。

「投資をするにあたっての、テクニカルと相場環境の不思議」
今の相場環境では日本株は見ません。
米国株の動向次第だと考えていますので、米国株のテクニカルと相場環境をみます。
☆テクニカル
短期線が長期線を下回るデッドクロスとなりました。これは今後の株価が下落トレンドへ向かう可能性が高くなるとされるものですが、中期線はなんとかギリギリ平行線になっている為、今のところは危険度の高いデッドクロスではありません。
2番底(ダブルボトム)を打ったかのように見えるチャートも迷わせます。更に下ヒゲの長いトンカチ風が出現。2番底を形成後の下ヒゲトンカチと考えれば、今後は上昇へ向かう可能性は高いのですが、ダマシの可能性もあります。
よって、今は微妙な時期だと思います。
今書いているのは、土曜日の朝です。昨日は風邪を引いてお休みを頂きました。よって、週末の米国株が49ドル安になったことは今の時点でわかっています。指数の発表により、米国の景気減速懸念が薄れたことによる利下げ期待の後退。FOMCを前にした「積極的な買いは見送り、やや売り優勢」などによる49ドル安。加えて、チャート的にも前日分を消した程度です。こういったことを考えると49ドル安は問題視する必要がないと思います。
☆相場環境
サブプライム問題を含めた米国経済の先行きが不安視されています。
加えて、景気が大きな減速になれば「早期利下げ」そうでなければ「利下げ見送り」といった思惑が交錯します。
発表される指数が良ければ景気減速にはつながりませんが、「利下げ見送り」。悪ければ景気減速につながりますが「早期利下げの期待」。あっちが良ければこっちがダメ。そんな相場環境です。
過去に何度も書いておりますが、こういった問題を個人投資家レベルで、どれだけ資料をネットから集めたとしても、先行きは予想できません。よって、簡単に考えることが大切だと思います。「利上げ」か「見送り」を考える場合、緩やかな景気の上昇で「見送り」が好ましいと考え、「利下げ」か「見送り」を考えるなら、景気の後退で「利下げ」よりも、緩やかな上昇で「見送り」のほうが良いと考えた方が良いのではないでしょうか。
「利下げ」か「見送り」だけをみれば「利下げ」が良いので、「見送り」になった場合は、一時的に売り込まれるかもしれませんが、米国景気が緩やかに上昇していくのであれば、株価も添うように上昇していくと考えられます。
どういった方向へ進むのかは分りませんが、FOMC通過後は徐々に方向性が定まってくるような気がします。
これらを踏まえると、今の時点で投資を行うには微妙な時期と考えられます。
このように、テクニカルと相場環境は不思議と一致する事が多いのですが、一致した場合はそれに添った投資を心がけることが大切だと思います。
どちらかの方向へ偏っている場合でも、偏っている方向へ投資することで流れに乗ることはできるかもしれませんが、一致している時の方が当たる確率は高いような気がします。

前日の株日記でも書いている内容ですが、投資が難しいと感じられる場合は、迷わず「待ち」の姿勢で良いと思います。
売買して勝つことを考える為に、投資が難しくなっているのです。相場が微妙な時は見送り姿勢が大切だと思います。
方向性がある程度見えてきてから投資をしても、全く遅くはないと思います。
相場環境だけでなく、投資も簡単に考えることが大切ですね。
相場環境は予想することも変えることもできませんが、投資は自分で行うことができますので、予想することも変えることも可能です。結果は予想できませんが、行動という意味で予想することができます。
自分自身で投資を難しくしているパターンは結構ありますね。


素人投資家の株日記
3月15日 木曜日
本日の日経平均は、前日比183円高の16860円となりました。
米国株は57ドル高。外国証券経由の売買動向は1890万株の大幅売り越し。為替は117円台。
米国株が上昇したことや、為替が115円台後半から117台に推移したこと。そして昨日に大幅安であったことから、反発することになりました。寄り付きから1時間は100円程度の上昇で推移していましたが、10時頃から右肩上がりとなり、200円を超える上昇で前場を終えます。後場は高値水準で揉み合いながら引けにかけて、緩やかに下げていき183円高で終えました。

今日の相場は、自立反発程度に考えておきましょう。
2番底(ダブルボトム)をつけた後の本格的上昇と考えるのは時期尚早です。米国株の懸念は「景気の悪化」です。
それらは先日お伝えしましたように、今後発表される指数で判断されることになるのです。何ら状況は変わっていません。
200円近く上昇すれば文句なしではありますが、楽観視は禁物だと思います。

外国人投資家は2000万株に迫る大幅売り越しになりました。その悪材料を帳消しにしたのが米国株の動向でした。
一見、57ドル高だけに見えますが、一時は100ドルを超える下げ幅となり、節目とされた12000ドルを割り込んでいたのです。その後はV時回復で57ドル高。これは相当強い動きだと考えられる為、米国株が底を打ったと感じる投資家は多かったはずです。その動きが本日の日本株にも好影響を与えることになりました。
逆に言えば、米国株が12000ドルを割り込み大幅安で終えていたなら、今日の日本株は大きく続落していたことでしょう。
まさに危機一髪の展開でした。

米国株の動きは好感されるものですが、その動きを終えてから、日本株への大幅売り越しに向かった外国人投資家の動向は好ましいものではありません。常々お伝えしておりますように、外国人投資家が日本株に与える影響はとても大きい為、売り越しが続く限りどれだけ反発しようとも一時的なものになり、ズルズル下落トレンドへ向かってしまうのです。外国人が買いに向かってこない限り、下値を切り上げる堅調な動きにはならないと考えておきましょう。

外国人投資家の売りですが、怒涛の売りです。過去にさかのぼってみると、1年に1度あるかないかくらいの売り越し続きになっています。外国人投資家がとても警戒していることが、これらの数字で証明されています。
しかし、逆に考えると、同じだけの売りを消化していることになり、今度は買い戻しが期待できると思われます。無限に株を持っているわけではありませんので、いずれ売りは止まります。その後は、大きく買い戻してくる可能性があるのです。

指数などの発表により、米国景気が大きな問題にならないと市場が受け止める時期と、外国人投資家が買い越しに転じてくる時期が重なってくるような気が少しだけします。サブプライム問題により市場は緊張ムードになっていますが、多くの市場関係者が仰られていますように、サブプライム問題が今後も大きく広がるようであれば、多少なりとも景気に影響は与えるものの、現時点では景気に大きな影響はないと考えて良いのかもしれません。ただ、今は必要以上に神経質になっている為、株価も乱高下しやすいのだと思います。

時間と共に数々の問題点も落ち着きをみせるはずです。その間に株価は揉み合い売りをこなす。売りを大きく消化すると同時に売り圧力は減少し、上昇し易い展開になる。。。前向きに考えすぎかもしれませんが、これくらいは十分に想定できる範囲です。しかし、2度あることは3度あるといいますし、どこでどんなドンデン返しが待っているか分かりませんので、気を引き締めておく必要はあります。
中期的に見ると上昇トレンドだと多くの市場関係者はコメントされています。もちろん否定はしませんが、その間に保有株が1割も2割も減っては、たまったものではありません。100%戻すならドッシリ待っていられますが。。。
「底を打った」「本格的な上昇の始まり」などなど。。。
毎度おなじみのコメントは、程よく聞き流しておきましょう。底を打って本格的な上昇へ向かうのは、私が説明したような環境になってからだと思います。

投資方法は簡単です。
「待つ」か「少しだけ試しに買ってみる」です。
外国人投資家が売り越しを続ける限り、「待つ」で上昇相場に乗り遅れることはありません。上ったように見えても、滑るように落ちてくるはずです。もしも上昇へ向かうと考える場合は、少しだけ買ってみると面白いかもしれません。

先日の株日記でもお伝えしましたが、米国では景気を判断する上での重要指数の発表が目白押しです。基本的には動きにくい状況に変わりはありません。
すこし複雑な相場環境ですが、「外国人投資家の売買動向」を見ていれば投資方法は難しくないと思います。
それでも難しいと判断される場合、「買わない」方法を取って下さい。ほんの少しだけ我慢すれば、相場の方向性が少しは見えてくるはずです。それからでも遅くはありません。
少しの間だけ「買わない」どうでしょうか?投資がとても簡単に思えてきませんか?。


素人投資家の株日記
3月14日 水曜日
本日の日経平均は、前日比501円安の16676円となりました。
米国株は242ドル安。外国証券経由の売買動向は1740万株の大幅売り越し。為替は一時115円台。
これら悪材料を受けて、寄り付きから200円を超える下げ幅でスタート。但し値がついていない銘柄も多く、全てに値がついたであろう時点で400円ほどの下落になっていました。そこからは右肩下がりの展開。後場に入り、直近安値の水準まで到達したことから、2番底を取るタイミングになったことで押し目が入ります。わずかに戻しますが買いは続かず、ゆるやかに右肩下がりとなり安値圏で終えました。

冗談を言うつもりはありませんが、「昨日の株日記で、米国の景気が後退するなら株価は下落。とても分かり易い相場環境になりました。」とお伝えしておりましたが(詳しくは昨日の株日記を参照下さいませ)、あまりにも分かり易い為、米国株も国内株も世界の株も全てが素直に下げ向かったという感じです。普通は、下げる考えの人がいれば、上げる考えの人もいます。その力加減で株価は上下するのですが、下げることが分かり易い場合は今回のようなケースになるのです。
よって、500円の下げ幅は大きかったのですが、あまり驚くことはありません。

状況は悪化したかもしれません。
米国での住宅ローン貸し倒れ懸念(サブプライム関連)および、小売売上高が市場予想を下回ったことから、株価は急落。後場には取引規制が発動される等、大幅な下落になりました。

こういった時は、簡単に考えることが大切です。
サブプライム問題を考えたり、米国の景気を考えることは止めましょう。何をどのように考えても、私達個人投資家が考える内容はただの持論に過ぎません。考えに考え抜いても自己満足で終わる可能性が極めて高いと思います。
限られた時間の中で、そういったことに多くの時間を費やすよりも、相場を大きく捉えた方がよいと思います。

簡単です♪
まず米国株について。
サブプライム問題がどれだけ影響するのかは、相場が始まってみないとわかりません。加えて、小売売上高が市場予想を下回ったことから、今週末の「消費者物価指数」「鉱工業生産」来週は「住宅着工件数」「FOMC」「中古住宅販売」などの発表が相次ぎます。そしてこれらは今まで以上に注目されることになります。言い換えれば一時的な自立反発はあっても、各指数の発表を確認するまでは買い進めないのが普通です。上値は限定的と考えられます。
このように考えると、買い控えの中で更に景気減速を示す数値が発表されるとなれば、売りが加速しかねません。普通に考えると勝負するには少し悪い条件だと思います。
上昇するにしても、一つ一つの指数をにらみながら恐る恐るゆっくりと上昇し、悪い指数が出ようものなら一気に逃げる。。。そんな展開も想定しておくべきだと思います。下値が切り上がり底堅いと判断してはいけません。恐る恐る上っていると考えておきましょう。

次に各国株について
以前は世界の市場をにらみながら米国株が動く展開でしたが、今は違います。米国株をにらみながら世界の株が動いている為、あまり気にする必要はないでしょう。ポイントは米国株の動向です。

次に為替について
国内主要企業のレートは115円ですが、各銘柄のレートを調べる必要はないと思います。何円安くなればどれだけの収益、下がれば・・・と考えても、為替自体がどのように変動するのか分かりません。単純に円安方向へ向かえば、好材料視されて国内株は上昇する。そうすれば保有する銘柄も連れて高くなる。。。その程度で今は良いと思います。
そういったことよりも大切な事は、115円には相当な抵抗がある為、前回のように115円を割り込むことはないかもしれません。しかし、相当に強い抵抗線であるがゆえに、下抜けた時は一気に113円、112円に突き進む可能性があるのです。そうなれば株価は暴落するかもしれません。そういった部分に注視しておきましょう。

次に国内株について
本日、直近の安値水準となり「2番底」をつけた可能性があります。
しかし、外部要因が波乱含みになった為、この2番底が本物かどうかは分からなくなりました。
世界同時株安、そして円高、キャリートレードなど、多くの問題が落ち着きを取り戻し始め、慎重さは残しつつも相場は少しづつ良い方向へ向かうと考えていました。これは市場関係者を含めた多くの投資家が感じ取っていたことでした。昨日の下落も、良い方向へ向かいながらの「一旦利益確定」による下落であり、2番底へ向けた調整と考えれば、ある意味で良好な相場環境であったと思います。
しかし、状況は上記したような悪材料により、悪化したかもしれません。よって、抵抗線やテクニカル分析をあてにした下げ止まりは意味をもたないと思っています。今まで以上に米国株と外国人投資家の売買動向が注視され、連動した動きになると思います。
極端に言えば、2番底ではなく本当の底値へ向けた下落の始まりかもしれないのです。テクニカル的に言えば、直近の上昇はダマシであったということになります。

昨日、外国証券経由の売買動向は200万株の売り越しながら、金額では買い越しに転じていました。表面上は少し良い感じに受け取れていたのですが、取引時間中の売買動向では大きな売りになっていました。取引時間中、先物に断続的な売りが出ているとのことでしたが、そういった動きを考えると納得できるものがありました。
このようなことから、大引け後に危険性を感じることになりました。
もし米国株が下落し、外国人投資家が売り越しになるのであれば、本日の相場で保有株の全てを売却する予定でした。全部という極端な行動に出るのは、それくらい慎重に進めるべき時だからです。(配信を希望されていらっしゃる方へは、私が明日にとる行動として詳しく前日にお伝え済み)
そこへきて、逃げる間もなく本日の急落でした。
本音は、「あと1日だけ少しの下落で待ってもらいたかった」のですが、そんなことを考えていても仕方ありません。逃げる準備はできていたので、それを実行に移すだけのことです。何ら慌てることはありません。急落は想定外でしたが逃げる準備はしっかり整えてあり、それに対応できるだけの保有銘柄だったたのです。
(寄り付き前に、配信を希望されていらっしゃる方へは、私がとる行動として配信済み)
その通りに実践し、結果はトータルでプラスになりました。もちろん損切りもありますが、それらはわずかな損失で抑えることができました。
上記しました(配信内容)については、近く「素人投資家の株日記(勉強できる買い付け)にて、「逃げる勉強」として紹介させて頂きます。

常々お伝えしておりますが、常に勝てる投資はありません。ある程度の数を取引するなら、確実に「下げ相場」「揉み合い相場」「上げ相場」を経験することになります。この全ての相場で勝ち続けることができる投資家はいません。しかし、この全ての相場で勝負する事になる以上は、当たり前の事ですが勝てる時に勝って、負ける時にはなるだけ損失を小さくすることが大切なのです。
振り返ってみると、昨年11月から今月にかけて、とても勉強になる相場だと思っています。ある意味、相場環境が良い時は勝てるので、あまり深く考える必要はありません。しかし、2月末から今月にかけての相場は、相当多くの事が勉強できる期間であったと思います。もちろん、私は過去に何度もこのような状況に遭遇している為、常に当たることはなくとも、自分なりの方法で進めるだけなのですが、投資経験の浅い方にとっては、是非多くのことを勉強していただきたいと思っています。

大暴落の後に、やっと戻ってきた。。。そこへ急落そして状況悪化。。。
投資経験の浅い方には、やっていられない状況だと思いますが、こんな時こそ多くの事が勉強できる時なのです。
買えば上がる相場で勉強はできません。楽しい時には勉強にも力が入りがちですが、そういう時は「楽しんでいる」「気分が良い」だけのことです。もちろん、そういった「達成感や考えが当たった喜び」を感じることは大切ですが、あまり勉強にはなっていないのではないでしょうか。楽しい時よりも辛い時の方が、何倍も勉強できるものだと思います。
お恥かしい話ですが。。。
偉そうに書いておりますが、私は投資経験の浅かった頃にこのような考えをもったことがありません(^^;)
負けると気分が悪くて勉強できるものではなかったのです。そして勝った時だけがんばって勉強し、達成感と喜びに浸っていました。まさに、今私が書いている通りのことを実践していたのです(笑)
負けると売買記録にも書かない。反省もしない。忘れたい。。。勝った時だけ進んで勉強。その結果、何度も何度も大きな損失を繰り返して、資産は減り続ける一方でした。売買記録では資産は増えているのですが(笑)(負けを書いていない為)
そんなことを繰り返す中、サイト内「現在に至るまでの道のり」で説明させてもらっていますように、塩漬け株を作ったり、あまりの損失に相場を忘れようとしたり、株価を見なくなったり。。。
そんなことをたくさん繰り返してきました。
「負けた時こそ勉強になる」ことに気がつくまで相当の時間はかかりましたが、負けた時にこそ深く勉強することを続けた結果、資産は回復して上昇へ向かうことになりました。
偉そうに言える立場ではないのですが、当時の私よりも前向きな方は多くおられると思いますので、あえて「今の相場は勉強になる。負けた時こそ勉強になる」と書かせていただきました。ご理解いただければ、とても嬉しく思います。


素人投資家の株日記
3月13日 火曜日
本日の日経平均は、前日比113円安の17178円となりました。
米国株は42ドル高。外国証券経由の売買動向は200万株の売り越し。金額では買い越し。為替は117円台。
為替が117円台となり、若干円高方向へ進んだこと、および3日間の続伸であったことから利益確定に押される形となりました。寄り付きから徐々に下げる展開。後場に入り100円以上の下落になりますが、押し目買いによって急速に値を戻します。しかし、大引け間際に大口売りが出て一気に急落することになり安値で終えることになりました。

為替が円高方向へ進んだ。これが下落の主な要因ですが、115円を割り込まない限りは問題ないと考えられます。米国株についても今のところは全く問題がありません。外国人投資家による売りは減少傾向にあり、引き続き良好な外部環境だと思います。

今の株価水準は警戒されています。
調子よく上昇を続けてきた為、昨日お伝えしておりましたように「本当にこのまま上昇するのか?」という考えも多くあります。実際に上昇するケースは多くあるのですが、もちろん下げる場合も多くあります。今回は、警戒していたところへ為替が円高方向に進んだ為、「売りのキッカケ」になったと思われます。

上記したような良好な外部要因が続くようであれば、今回の下落は押し目チャンスを狙うタイミングだったと思います。為替の落ち着きを待っていれば、いつまでも投資することができません。ほんの少しだけ投資をしてみるチャンスだったと思います。
しかし、昨日お伝えしておりましたように、逃げる準備を忘れない事が大切です。言い換えれば、逃げる準備ができない場合は、買い付けを控える方が無難であると思います。

本日、下値で75日線が機能したことは良い事であったと考えられます。株価の下落で調整するのではなく、今の水準で揉み合い日柄調整となれば、今後はゆっくり上昇へ向かうかもしれません。
SQ値を下回ったことで上にはSQ値、下には移動平均線という形になり、上昇すれば利益確定、下げれば押し目買いで、目先は揉み合いになることが考えられます。
しかし、米国株の下落、および外国人投資家の売買動向がふたたび売り越しに転じてくるなら、あっさり75日線を下回ることになり「2番底をつけないのか?」と考えられていた嫌な予感は的中し、直近安値付近まで向かうことになるのではないでしょうか。そうすると、今の水準から500円~600円近く下落することになる為、注意が必要です。
直近の株日記でお伝えしておりましたように、急落後は2番底をつけてから本格的な上昇に向かうことが少なくありません。このことは誰でも知っていることなので、外部環境が悪化すれば、そういったことが頭をよぎるはずです。よって、買いよりも売り、もしくは下げ止まりを見極める為、様子見にまわる投資家が多くなるのは当然のこと。結果、買い少なく売り優勢となり、株価は大きく下落することになるのです。こういった株価動向は、投資家の心理が素直に動く結果だと考えて下さいませ。

良好な外部要因の中で一時的な売りだったとすれば、心配する必要はありません。
米国株、および外国人投資家が売りに転じた場合、波乱含みになる可能性が高いので、逃げることが必要になるかもしれません。
昨日に続き、強い投資家(外国人投資家)の顔色をうかがいながら進めていきましょう。


素人投資家の株日記
3月12日 月曜日
本日の日経平均は、前週末比128円高の17292円となりました。
米国株は15ドル高。外国証券経由の売買動向は680万株の売り越し。為替は118円台。注目されていた米国における雇用統計が、景気後退の懸念を和らげる内容であったことと、国内で発表されたGDP改定値が上方修正されたこと等が好感され、寄り付きから100円を超える上昇幅でスタート。前場は高値で引けますが、3日続伸で本日が100円以上もの上昇になっていたことから、後場は利益確定が優勢となり下げ幅を縮めます。しかし先物主導で一気に上昇、高値圏で終えることになりました。

混乱の中で世界同時株安になり、世界をリードしていた米国が、逆に世界の市場を気にする展開が続いてきました。よって、世界中の株価動向に注視しなければいけない「疲れる相場」が続いてきましたが、連日お伝えしておりますように、少しづつですが、さまざまな下落要因とされていたものが落ち着きをみせ始めました。そしてようやく、従来通りに世界の市場が米国株を注視する状況になってきた為、慎重な姿勢は大切ですが、以前よりも視野を狭くすることができるので、少しは投資が行い易くなってきたのではないでしょうか。

米国の景気が後退するなら株価は下落。とても分かり易いと思います。
後退が大きなものになる場合は、米国株が大きく下落すると同時に日本株も大きく売り出してきます。そうなれば逃げれば良いだけの事です。
難しいことはありません。

買い付けを進めるわけではありませんが、ほんの少しだけ狙ってみる面白さがある状況だと思います。もちろん押し目で狙うという意味です。世界同時株安など、下落が続くと出てくる市場関係者のコメントは「このまま下げ続けるとは考えにくい」「そろそろ下げ止まる水準」などなど。。。直近の暴落時に嫌というほど聞かされた前向きなお言葉。しかし下げる時は、そんなデータや言葉を無視して下げ続けるのです。誰もが、わずか5営業日で16000円も下げるとは考えなかったと思います。現実は下げました。
上昇過程においても同じ事が言えます。
連日の上昇になってくると、出てくるコメントは「このまま一本調子では上げない」「そろそろ売りが多く出てくる水準」などなど。。。今がまさにそういった状況です。しかし、下落時と同じように上がる時は、そんなデータを無視して上がり続ける場合が少なくないのです。

下げている状態では、下げ止まるのをひたすら待つ。
上げている状態では、逃げる準備をしながら少しだけ仕掛けてみる。
これが、下値リスクを低くしながら、上昇に乗り遅れない方法です。

☆外部要因は落ち着きをみせ始めている。
☆売買代金は連日3兆円前後でボリュームがある。
(ボリュームがあるということは、売りをこなすことにつながり、今後の上昇が期待できる。)
☆SQ値17290円を大きく下回って終えていない。
(SQ値が直近の抵抗線になることが多い為、大きく下回る水準が長く続くと、上値が重いと判断される。)
☆外国証券経由の売買動向は、直近で約9800万株の売り越しになっていること。
(これだけの売りになることは年に何回もあるものではありません。一時的な要因によって引き上げられていたのであれば、今度は買い戻しが期待できます。)
28日からの下げ幅は16000円にも達していたこと。

これらの要因を考えると、ゆっくりとしながらも下値は切り上げていくのではないかと考えられます。

一時のパニック的な売りは終息したと考えられます。よって次は、多くの市場関係者がコメントされている通り、ファンダメンタルズを重視した投資になってくる。。。と考えれば、本日のGDP改定値などを含めて、日本のファンダメンタルズを、外国人投資家がどのように判断してくるのかがポイントになるのではないでしょうか。

強い投資家(外国人投資家)に寄り添う投資で進めれば怖いものはありません。


素人投資家の株日記
3月9日 金曜日
本日の日経平均は、前日比73円高の17164円となりました。
米国株は68ドル高。外国証券経由の売買動向は130万株の買い越し。為替は117円台。
落ち着きをみせる外部要因に加え、注目されていた機械受注統計は市場予想を上回る結果であったこと。SQも波乱なく通過したこと。これらを受けて上昇することになりました。(SQ値17290円)

機械受注統計およびSQ通過による安心感はあったものの、連日お伝えしておりますように、アジアを中心とする市場が安定することや、為替が落ち着くことで米国株もゆるやかに上昇することになり、結果として日本株にも追い風になることは予想できることでした。
キャリートレード等により、日本株から資金を引き上げていた外国人投資家も、そういった良好になりつつある外部要因を受けて、ゆっくりと買い戻してくるのではないでしょうか。

引き続き懸念される米国経済の悪化ですが、今晩に発表される米雇用統計などは注目しておく必要があるかもしれません。市場予想を大きく下回れば悪影響が出ると考えられる為、そういった心積もりは必要だと思います。ただ、あくまでも空想の話ですが、さまざまな方が仰られていますように、米国経済はゆるやかに上昇するシナリオが一気に崩れるとは考えにくいかもしれません。

懸念材料は残していますが、相場環境は少しづつ好転し始めていると考えられます。
状況が悪化する場合も想定しておかなければいけませんが、もし上昇を始めるのであれば、この上昇に乗って行きたいところです。大暴落は、ほぼ全ての銘柄が暴落し、数日で1割減などは当たり前。今回のように、日経が1割近く下落していれば、3割以上も下げる銘柄も多くあったはずです。
ここからが大切なところです。
日経と同じ、もしくはそれ以上に下げているのに、日経が上昇へ向かっても、さっぱり連動しない銘柄が多くあるのです。
いわゆる「乗れていない」という状況です。
もし、相場が上昇へ向かうなら、底を捉えることができる可能性がとても高い状況です。「乗れていない銘柄」をつかんでしまうと、せっかくのチャンスが台無しになってしまいます。銘柄選びは慎重に行いましょう。
(私の投資は昨日の株日記を参照下さいませ)

慌てることは全くありません。
押し目チャンスは、これから先に何度もあります。
そこで、ほんの少しだけ小額分散投資をしてみる心積もりで良いと思います。

週末ですし、お時間が許されるなら直近の株日記もご覧頂き、相場に対する考え方の参考にしていただければ、とても嬉しく思います。 今週一週間、お疲れさまでした。

皆さまのおかげで、ランキングが大幅に上昇しております。
感謝の気持ちで一杯であります。
上位でありたい気持ちは強いのですが、相場が上昇へ向かい始め安定してくれば、こちらで書く量も少なくなってしまいます(安定している時は、皆さん喜ばれていらっしゃるので力添えが必要ありません)よってHPでの記載となり、ランキングをクリックしてもらえなくなります。結果、ランキングは下落することになるのですが、それは仕方のないことだと思っております。
今回のような相場では、自分自身が実践して結果を出しながら、なるだけお力添えできるような内容にしたいと思って頑張って書いております。たった一人で、夕食も遅い毎日です♪
こんな時くらいはランキングの上位に入りたいと思っていますので、応援を宜しくお願い致します。

素人投資家の株日記
3月8日 木曜日
本日の日経平均は、前日比325円高の17090円となりました。
米国株は15ドル安、外国証券経由の売買動向は190万株の小幅売り越し。 金額では買い越し。為替は取引時間中に一時115円台をつけますが急速に戻して116円台になりました。

前場は前日と同じ水準を揉み合って終了。後場に入り、アジア株の上昇および一気に円安へ進んだことから買いに勢いがつき、右肩上がりに急騰します。わずか数十分で200円の上昇になった為、さすがに利益確定の売りが一気に出て少し下げますが、売りが一巡すると怒涛の買いが始まり、その後は右肩上がりで大幅上昇、本日の高値で終える事になりました。

チャート的には、75日線で頭を抑えられた形になりましたが、300円を超える上昇では抑えられたことに意味はありません。偶然に止まったくらいの感覚でよいと思います。上値抵抗として機能し、上値が重いと考えるのは、もう少し上昇幅が少ない時です。300円を超える上昇なら文句なしに買い意欲は強かったといえるでしょう。

昨日お伝えしておりましたように、「為替の落ち着き」と「各国株の下げ止まり」が好感された上昇だと思われます。引き続き米国景気減速は懸念材料になっているようですが、本日のところは上記した2つの条件により、買い進まれたものだと感じました。

本日の上昇を難しく考える必要はありません。起こって当然の結果だったのです。
上記した2つの要因が好感されることは、誰もが感じていたこと。よって素直に反応した。ただこれだけのことです。

もっとも大切な事は、自分自身の投資です。
急騰を予想することは不可能です。しかし、直近の暴落前が良い例ですが、高値圏で推移していれば、いつか調整が来ることを心積もりしておく必要がありました。株日記で連日お伝えしていたことです。その逆に、今回のように安値圏で推移していれば、いつか上昇へ向かう時が来ることを心積もりしておく必要があるのです。
人は、高値圏で大きな損失が出るかもしれない状況の中では強気になり、安値圏で比較的損失が少ないかもしれない状況の中では弱気になってしまうものです。外部環境が良い方向へ向かうことが条件ですが、こんな時こそ、少しだけ「人の行く裏に道あり花の山」で進めていきたいものです。

多くの市場関係者は、今回の暴落は一時的なものとしながらも、急回復は難しいと考えておられます。本日の相場でもこれだけの急騰を予想した方は少ないのではないでしょうか。しかし300円を超える上昇になったのです。これが相場の難しさです。予想できないのです。
ひょっとすると急回復もありえますし、ここから先で更に大暴落へつながることもあるのです。大切な事は、そうなった時に楽しめる投資方法にしておくということです。急騰時には含み益を喜び、急落時には買いチャンスを狙う喜びを持てるような投資で進めていきましょう。

♪川柳♪
「(素人)投資家は、分析いいから空気読め」
(いいから ⇒ 「良い」という意味ではなく、「止めておいて」という意味です)

こんな感じで私は進めています(^^)

本日の株日記、口ばかりではありません。
暴落中に、どれだけ「底を打った!」「反転近し!」と市場関係者がコメントしても聞く耳もたず。75日線を下回った水準でも全く買い付けを行わず、トドメとも言える575円安を通過。保有株ゼロで暴落を眺め、その後にゆっくり動き出した私の投資法。自分自身では満足しております。打診買いから始まり保有株を増やしてきた結果、本日だけでみると、保有銘柄全体の上昇率は20%を超えていました。含み損は1銘柄もありません。もちろん、急落に備えた準備は怠っておりません。
これが私の投資法です♪

今後の投資法ですが、昨日と全く同じで良いと思います。
少し強気の文章になりましたが、引き続き慎重な姿勢で取り組むことが大切だと思います。ここから上昇へ向かうと楽観視するのは時期尚早であることに変わりはありません。

皆さまのおかげで、ランキングが大幅に上昇しております。
感謝の気持ちで一杯であります。
上位でありたい気持ちは強いのですが、相場が上昇へ向かい始め安定してくれば、こちらで書く量も少なくなってしまいます(安定している時は、皆さん喜ばれていらっしゃるので力添えが必要ありません)よってHPでの記載となり、ランキングをクリックしてもらえなくなります。結果、ランキングは下落することになるのですが、それは仕方のないことだと思っております。
今回のような相場では、自分自身が実践して結果を出しながら、なるだけお力添えできるような内容にしたいと思って頑張って書いております。たった一人で、夕食も遅い毎日です♪
こんな時くらいはランキングの上位に入りたいと思っていますので、応援を宜しくお願い致します。

素人投資家の株日記
3月7日 水曜日

本日の日経平均は、前日比79円安の16764円となりました。
米国株は157ドル高。外国証券経由の売買動向は450万株の売り越し。
世界の株安連鎖がひとまず落ちついた状態。米国株高に加えて為替も116円台で落ち着いていることから、大きな売りにはつながりませんでしたが、SQを前に買い進む勢いは限られたものになりました。また、米国景気減速が懸念材料になったようです。

今、最も大切なことは「為替の落ち着き」と「各国株の下げ止まり」だと考えています。これら二つが落ち着けば、キャリートレード等の問題点は少しづつ解消され、日本株の下げ止まりにつながるのではないでしょうか。
逆に言えば、為替が円高方向へ進んだ場合は更なる下落が予想されます。115円付近には相当な抵抗があるようですが、そこを抜けると同じほどのロスカットが控えており、一気に円高へ進む可能性がある為、注意が必要です。

少し前向きに考えてみると、各国株は今のところ下げ止まっています。むしろ少し上昇へ向かっている感じさえあります。為替も今のところは落ち着きを取り戻しています。米国株は150ドルの大幅な上昇になりましたが、過去のさまざまなテクニカル水準を当てはめてみると、反発の確率がたいへん高い水準になっています。懸念されている「米景気後退」が、深刻なものでなければ徐々に下値を切り上げていくことが考えられます。

昨日、お伝えさせていただきました「先物の売買動向」ですが、本日の大手外資系証券は日経225、TOPIXともに買い越しに転じています。国内大手の証券会社も買い越しでした。こういった動向も少しづつではありますが、良い方向へ向かっているような気がします。

昨日お伝えしておりましたように、本日の下落が戻り売りであったなら、ほんの少しだけ投資すれば面白かったかもしれません。
「ほんの少しだけ」ここがポイントです。
ほんの少しなら、判断が間違っていたとしても軽症で済みます。
直近の暴落が良い例ですが、確実に読める相場はありません。どんな時の投資でも、ほんの少しづつ動くことがとても大切だと思います。
上昇相場と同じく、外部環境が悪化すれば更なる急落も予想される為、すぐに逃げることができる準備をしながら進めておけば良いでしょう。

悪材料が出るなら逃げ。
上昇へ向かうなら、調整時に第二段、第三弾の投入。
こういった投資方法が、安全かつ多めの利益につながるかもしれません。

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素人投資家の株日記
3月6日 火曜日

本日の日経平均は、前日比202円高の16844円となりました。
米国株は63ドル安。為替は115円台から116円台へ。外国証券経由の売買動向は750万株の売り越し。
寄り付きこそ前日と大きく変わらない水準でしたが、一気に100円を超す上昇。さすがに絶好の売り時と判断した投資家も多く、一旦は下げて寄り付きの水準に戻りますが、その後はほぼ右肩上がりで終えました。

米国株は下落しましたが、為替が落ち着いたことに加え、アジア各国の株式市場が上昇へ向かったことから買いに勢いがついたようです。

200円を超える上昇になりましたが、自立反発だと思っております。
これだけ急落すれば、必ず大きな自立反発は起こります。
本日の反発が良い例ですが、何かほんの少し良い条件があれば、自立反発や押し目狙いを待ちに待っていた多くの投資家が、それらの材料を手がかりに大きく買い向かうものです。しかし、急落後から一気に上昇へ向かうことは、たいへん少ないものです。株に絶対はありませんので断言はできませんが、大きな下落の後に起こる上昇では、大きな戻り売りが起こりやすいのです。
よく言われる2番底というのも、そういった戻り売りを一旦こなしてから、再度上昇へ向かうことを指しています。その2番底から、本当の上昇になる事が少なくありません。

本日の先物売買を見てみると、圧倒的に外資系証券の売りが目立ちます。外資系証券会社に添って、国内大手の証券会社が大幅に売り出している部分も気になるところです。
市場関係者が感じていた「先物の動きの鈍さが気になる」という部分 はこういった「先物売りが強かった」ことを指しているのかもしれません。
ただ、取引時間中に目立って大きく売り出されたものではないようなので、売り圧力は少なくなってきているのかもしれません。アジアの株が堅調に推移。そして為替が116円台で落ち着くなら、米国株もゆっくり上昇基調へ戻るかもしれません。そうなれば日本株にも間違いなく追い風になると考えています。

このように前向きには考えることはできますが
上記しましたように、急反発は戻り売りを誘うことが少なくありません。
新規で買い付ける場合は、さぁ今から上昇だ!直近の高値まで、まだまだ多くあるぞ!などと、自分本位に考えてしまいがちですが、保有していた投資家からすれば、肝が縮むほどに耐え続けた下落だったのです。 そして、やっと反発。絶好の損切りタイミングなのです。又、昨年の11月から12月にかけての底値付近で買い付けられた投資家にとっても、利益がほとんどなくなってしまう水準に達していたことから、焦りが出ており、急反発が絶好の利益確定タイミングにもなるのです。投資は自分の考えばかりが先に進みがちですが、相手がどのように感じているかを考えながら進めていきましょう。こういった部分が「株は心理戦」といわれるところです。

もし、上昇が続いたとしても慌てることは避けたほうが無難だと思います。
週末にはSQも控えており、一波乱あってもおかしくありません。
たとえ、明日以降100円づつ上昇が続いたとしても、直近の下落幅から考えると、上昇余地は1000円以上もあるのです。
今の相場環境で、「今、買っておかなければ上昇相場に乗り遅れる!」などと考えることは、絶対に避けたいところです。誰もが知っている格言「頭と尻尾はくれてやれ」です。どん底を狙う必要はありませんし、狙えるものではありません。素人投資家はプロを真似る必要はありません。「安全なところで少しだけ頂戴する」この謙虚さが大切です。もちろん、頂戴できる時は、とことん頂戴しますが(^^)

何ら慌てることはありません。じっくり狙ってみてはどうでしょうか。
本日に限って言えば、個人の買い意欲が強かったのではないでしょうか。外資系証券会社の動きは、買い控えで売り同じ。といった感じのような気がします。大きな波は買いに動いておりません。近く動きだすのではないかという心積もりだけにしておきましょう。


素人投資家の株日記
3月5日 月曜日
本日の日経平均は、前週末比575円安の16642円となりました。
米国株は120ドル安。外国証券経由の売買動向は1390万株の大幅売り越し。為替は115円台。
誰もが予想する通りの展開となりました。当然のように安く寄り付き、後場にはアジア各国の市場が下落したことを受けて一段安。当然の結果であり、何ら驚くことはありません。

日経は、わずか1週間で1600円も下落する凄まじい下げになっていますが、株日記でお伝えしていた通りの展開。驚くことはありません。お伝えしておりましたように、「どの辺りで下げ止まるのか?」といったことは予測不可能。テクニカルを無理やり当てはめるのなら75日移動平均線などですが、こちらも全くアテにならないことはお伝えしておりました。結果は簡単に下抜けることになりました。

今は、小さな悪材料によって下げているのではありません。とても大きな力が働いています。抵抗線や心理的な節目などのレベルで下げ止まりを判断することはできないのです。
しかし、人間は弱いもの。
弱みを握られている状態(保有株のある場合)では、小さな好材料の発見を求めてしまうのです。
・テクニカル的には〇〇で下げ止まる。
・下値では機関投資家が買いを入れている。
・個人投資家も買い向かっている。
・為替は117円台前後に強い抵抗線があり、抜ける可能性は低い。
などなど。。。
そして、それら情報から自分よりの甘い判断になり、都合よい投資行動をとってしまうのです。
今回だけで言うならば、「逃げ遅れ」という部分かもしれません。

自分に厳しくなることが大切です。
上記した好材料は事実です。しかし、それらが株価上昇につながると判断することはできないのです。為替も117円前後に強い抵抗線があるのなら、その付近にロスカットラインが控えていることは簡単に分かること。言い換えれば、その水準を突破すれば一気に円高に進むということを指します。

連日、相場環境の悪い部分ばかりを書いていますが、不安をあおる気持ちは全くありません。
前向きに考えることもできます。
・直近の高値付近で買い付けた人が、そろそろ辛抱できなくなるでしょう。
・反発を期待して、下げた局面で買い付けた人は、そろそろ見切り売りをしてくるでしょう。
・危険を感じる人が多くなり、そろそろ様子見にまわる人が多くなるでしょう。

このように考えると、チャンスが近いことが分かります。
じっくり狙って、楽しめる投資を今から考えておきましょう♪

年末の日経は20000円?23000円?
多くの市場関係者が、このように仰られていました。 今は信じられない方が多くいらっしゃるかもしれません。
しかし、そんな事を考えるよりも、直近の18000円付近から考えれば、年末まであと2000円しか上昇幅がなかったのです。それが今、4000円ほどの上昇幅があるのです。喜べるのではないでしょうか。
株は上昇が続くと利益が少なくなりがちです。過熱感が続く為、警戒して売ったら最後、今度は買い時がなくなる場合が少なくありません。直近で良く聞かれた「売ったら負け」「押し目に押し目なし」というアレです。
株は上下があってこそ、売り買いのチャンスが多くなり利益が大きくなるのです。暴落は好ましいものではありませんが、起こってしまった以上、買い時が巡ってくると喜ぶほうが良いのです。

引き続き、相場を楽しみましょう♪

「勉強できる買い付け」 ⇒⇒⇒ 右側、「ご説明」内にあります。
更新しておりますので、合わせてご覧下さいませ。


素人投資家の株日記
3月2日 金曜日
本日の日経平均は、4日続落の前日比235円安の17217円となりました。
米国株は34ドル安、外国証券経由の売買動向は940万株の売り越し。
終値で34ドル安ですが、取引開始直後は200ドル以上の急落となり、一部大口取引を停止するサーキットブレーカーが発動される等、波乱の展開になりました。世界の市場をリードしている米国株ですが、そのリード役が世界の市場にとても神経質になっている状況だといえます。200ドル以上の下げから買戻しが入った要因として、製造業景気指数が市場予想を上回ったことが挙げられます。もしこの指数が上回っていなければ恐ろしいことになっていたと思われます。引き続き世界の株に注視する必要があるでしょう。
940万株の売り越しだったので、昨日よりも少なくなった印象を受けますが、金額ベースでは大幅売り越し。良い方向へは進んでいません。
これらの外部要因を考えると、本日の200円安は十分に想定できる範囲でした。

世界の市場が、開けてみないと分からないビックリ箱のような状況になっています。
そんな箱を自分で開ける必要はありません。
ビックリ箱で、キャーと騒いで盛り上がる楽しいパーティを開いている場所ではありません。自分の大切なお金が、キャーとビックリする動きになるのです。慎重に考えましょう。

こんな時は、個人投資家がとても有利な時です。
「売買をしなくてもよい」これが個人投資家最大の強みです。
今は、証券会社の自己売買部門等が「売買をしなくてはならない」状況の中で売買しているのです。本当の気持ちは「売買したくない」のです。今の相場環境では、プロが売買したくないと仰られているのです。そんな相場環境にわざわざ飛び出す必要はありません。
のんびり様子見できる個人投資家は、とても強い状況にあるといえるのではないでしょうか。
「休むも相場」・・・上手くできている相場格言ですね。
休んでいても、「相場を見ない」「調べない」のではいけません。
売買をしないだけ・・・これが「休むも相場」です。
当たり前の事ですが、売買することを否定しているのではありません。上下する銘柄が存在する限り、勝てる可能性はあるのですから。

調子よく上昇してきた日本株ですが、大暴落となりました。
過去に戻るわけにはいきません。現実を受け止めましょう。
大切な事は、起こった時にどうするか?です。
一過性の暴落なのか、少し長引くのか。。。これを考える必要があります。
「どうなるのか予想がつかない」これは少し長引く部類に入ります。
ならば、即売りです。
「迷えば売り」・・・上手くできている相場格言ですね。
考えて考えて上昇すると判断しても下げるのが相場。目の前で大暴落が起こって、しかも予想ができないなら、そこへ向かっていくほど怖いことはありません。迷えば売りですね。
判断材料の一つとして「貴方は今、そこで買いますか?」と自問自答して下さい。すぐに答えは出るはずです。買わないだろうと考えるなら、誰も買わないのです。ならば上がらないのです。簡単です。

投資は、「いかに損失を低く抑えるか」これが大切です。
早めの利益確定、損切りによって被害を最小限に留めましょう。そうすれば、次のチャンスに少しだけ利益をあげれば、簡単に負けた分を取り返すことができるのです。傷が深くなれば、少し勝ったくらいでは取り返すことができない為、焦りやイラダチから大きな勝負に出てしまったり、自分の投資基準を守らずに売買を繰り返してしまう場合が少なくないのです。そして更に傷を広げて。。。。退場。私はこんな状況に追い込まれた人をたくさん見てきました。しかし、その人達が悪いのではなく、人間の心理がそうさせるのです。
私は今でこそ、このように話していますが、大きな傷を負って退場になりかけたことは、投資経験の浅かった頃に何度もあるのです。だから気持ちがとてもよく分かるのです。

私の投資♪
保有株はありません。
暴落前にほとんどの銘柄を売却。保有していた銘柄は暴落初日に全て売却済みです。
暴落前に売れた理由は、過去の株日記を参照して下さい。
(暴落を予想していたのではありません)

今週一週間、お疲れさまでした。


素人投資家の株日記
3月1日 木曜日
本日の日経平均は、前日比150円安の17453円となりました。
米国株は52ドル高。外国証券経由の売買動向は、2040万株の大幅売り越し。
米国株は自立反発的に上昇。議長発言などが好感されましたが、前日の下げ幅から考えると警戒ムードが強かったと思われます。よって、日本株も大きく売り出されることになりました。前場は、ほぼ寄り天。後場に入り、上海総合株価指数が急落すると下げが加速し、一時300円を超える下げ幅になりました。その後は押し目買い優勢となり、150円安まで戻して終えました。

中国株の下落から1日経って、さまざまな要因がわかってきました。
但し、さまざまな考え方があり、今後の株価動向がどのようになるのかは全く分かりません。

多くの投資家が一番気にしている部分は「どこで下げ止まるのか」という部分だと思います。
移動平均線を使用したり、心理的な部分を考えて「目安」をつくることは可能です。しかし結論から言えば、外国人投資家が売り越してくる限り下げ止まりはないと考えてよいのではないでしょうか。
文章の始めに「多くの投資家が・・・」と、他人事のように書き始めましたが、私にとっては他人事なのです。
それは「下げ止まる部分」を全く考えていないからです。理由は書かせて頂いた通りです。

今の相場はとても難しいと考えていらっしゃる方は、多くおられると思います。
実は、こんなに簡単な相場は滅多にありません。
理由は簡単です。
「参加しないほうがよい」とハッキリ分かっているからです。
参加したほうがよいのか?
今、行動しないと上昇相場に乗り遅れるのでは?
このように迷う相場ではないからです。
「参加しない」こんなに楽な相場はありません。

難しいと感じる場合、すこし自分を離れた所から冷静に見ることが大切だと思います。
このように見えてきませんか。。。どうしてそんなに難しい相場にチャレンジするの?
もっともっと簡単な時にチャレンジしても負けることはあるんだよ。
どうして、わざわざ難しい時にチャレンジするの?
もっと簡単な時に行動すればいいじゃない。
投資は自分で参加、不参加が決められるのですよ。
自分で投資を難しくしていませんか?
どんな相場でも勝てるなんて、プロでも無理なんだよ。
どうでしょうか。
こんなふうに見えてきませんか?
(注)全て優しい口調での語りかけです♪

私の投資♪
昨日、お伝えしておりました10銘柄以上の買い付け銘柄。
全て売却済みです。
結果は、「勉強できる買い付け」⇒⇒⇒
ブログの右側にありますので、そこからお進み下さいませ。

慌てず、ゆっくり相場を見守りましょう。




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こちらは、私の取引から勉強していただけると判断したものを、1ヶ月数銘柄(1週間に1銘柄程度)限定で紹介しているブログです。
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〇名前 masa
〇年齢 40代
投資歴は20年以上。全くの素人から僅かな資金で株式投資を始めましたが、株式投資だけで生活できるようになりました。運用資金に対して少額分散投資と買値から1割減の損切りを徹底。初心を忘れず、楽しみながら続けています。

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