素人投資家の株日記 |
ブログ(株日記)の文章はネットに公開してからも2~3度読み直し、訂正を繰り返しております。その後、完成してからホームページ上「素人投資家の挑戦」内にて更新のお知らせをさせて頂きます。よって、訂正を繰り返している間に読まれますと、完成したものと大きく違う場合がありますので、更新を確認されてからお読み下さいませ。
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私が書いているこのブログが、廣済堂出版 『 ネットマネー 7月号 ~ 今月の最強 株ブロガー 』 にて、紹介されました。
内容はホームページ 「 素人投資家の挑戦 」 上段をご覧下さいませ。
月刊誌なので、1ヵ月に1人。1年で12人しか紹介されませんので、とてもありがたいことだと思っています。
10月31日 金曜日
本日の日経平均は、前日比452円安の8576円となりました。
米国株は、189ドル高の9180ドル。
「米国株について」
朝方に発表されたGDPが市場予想ほど悪くなかったことから、買い優勢でのスタートになりました。その後、一時は300ドル近い上げ幅になるものの右肩下がりになってマイナスに転じてしまいます。ところがマイナスになったところが起点となり、今度は右肩上がりの展開へ。引けにかけて大きく売り込まれるところもありましたが、引け間際に再び大きく買い戻されて200ドル近い大幅高になっています。
GDPは市場予想ほど悪くはなかったものの、喜べる内容ではありませんでした。
2001年以来の落ち込み幅になった他、GDPの7割を占める個人消費が17ぶりのマイナスになっています。また、設備投資がマイナスになっていることや、世界の景気減速に伴い輸出の伸びも減速しています。ただ、市場予想の0.5%減を下回る0.3%の落ち込みになったことで、大きな売り要因にはなっていませんでした。
決算の発表も相次いでいますが、個別の決算で相場を大きく動かすようなものはなく、相場の流れに大きく左右された1日だったと考えています。よって、本日に限ればチャートでみた方が雰囲気をつかみ易いような気がしています。
(チャートでみた場合)
昨日の日記で書いておりましたとおり、上ヒゲがダマシとなる大きな上昇になりました。程よい調整後の上昇だと考えています。ただ、昨日に続いて引け間際の急騰になっている為、本日の陽線もダマシとなり一過性の上昇に終わる可能性があると思っています。
米国株のチャートは、私が作成しているホームページ「素人投資家の挑戦」内の中段あたりに表示していますので、参照下さいませ。引け間際の急騰ぶりが、お分かりになられると思います。
値幅が小さくなっており、大きく動き出す前兆かもしれません。
最近は1日で500ドルも前後する荒い値動きになっていましたが、本日は300ドル程度になっています。ただ、これは相場が落ち着いてきたのではなく、9000ドルの下値抵抗と25日線の上値抵抗に挟まれたことによる動きたくても動けない状態であり、方向性さえ決まればそちらへ向かって大きく動き出す可能性が高いと思っています。
10月に入ってから8000円から3度回復するトリプルボトムになっており、上に向かう力は強いと考えています。中でも、2営業日前の「過去2番目の上げ幅」は、それまでの弱含みを一変させる上昇であり、これが大きく影響しています。
それまでは、ダブルボトムを形成しながらも上値を超えることができずに、ズルズル下落。下値が同じで上値が下がってくる嫌な展開であり、下値を抜ければ下げが加速しかねない状況でした。ところが、1日で4営業日分の下げを帳消しにする上昇になった為、短期的な下落トレンドを払拭する形になりました。これが今の強さにつながっていると考えています。(この考えについては、10月27日の株日記から日々書き続けておりましたので、参照下さいませ。)
但し、25日線付近の上値抵抗は強いと考えていますので、上抜ける確率は五分五分だと予想しています。横軸の抵抗で考えれば3度目のトライになる為、そろそろ上抜けてもよさそうだと思えるのですが、急角度で下がっている25日線突破へは初めてのトライになる為、こちらの抵抗は強いと考えています。
「日本株について」
米国株が大幅高になるも、寄り付いた後は急落、一時は300円を超える下げ幅になっていました。その後は徐々に買い戻され、100円程を回復させて前引け。後場に入ってからは、8800円と9000円の間で長く揉み合いますが、引けにかけて大きく売られることになり450円超の急落となりました。
昨日までの上昇幅から考えれば、いつ急落しても不思議ではない状況でしたが、引け間際に400円近い下げ幅になっている部分は注視するところだと思いました。3連休を控えた手仕舞い売りも加わったと思われますが、利下げ後の上昇を見込んだ(ファンドの)換金売りだったように感じています。
実は、米国株でも同じような現象が昨日に起こっています。FOMCで利下げが発表されましたが、引け間際の10分か15分程度の間に300ドル高から70ドル安まで400ドルも急落していました。詳しくは30日の株日記を参照下さいませ。株日記には書いていなかったのですが、利下げ発表後の上昇をヘッジファンドは換金売りのチャンスとして待っていたのではないかと、感じるところがありました。そういった経緯があった為、日銀の利下げで株価が上昇すれば換金売りのポイントになるかもしれないと、ほんの少しだけ考えていました。
連休を控えた手仕舞い売りや、利下げ織り込み済みといった理由だけではなく、私が感じているような共通点もあったような気がしています。
米国株に左右されることは言うまでもありませんが、連休明けは上記しているようなファンドの換金売り(月替わりしますので、11月分の売りが出始める可能性はあると思っています。)が注視されるのではないでしょうか。また、日銀が利下げを決定したにもかかわらず円高ドル安に振れていますので、このまま推移するようであれば日本株にも悪い影響が出てくるかもしれません。
米国株の項で書いていましたように、目先の米国株は値動きが荒くなる可能性があります。それに加えて、日本株は波乱要因を残す週末となっているだけに、連休明けの日本株も値動きが荒くなるのかもしれません。
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10月30日 木曜日
本日の日経平均は、前日比817円高の9029円となりました。
米国株は、74ドル安の8990ドル。
「米国株について」
FOMCが0.5%の利下げを決定しました。
声明で、国内外で経済活動が後退していることを指摘しつつも、各国の利下げや金融安定化策により緩やかな回復になると話されました。また、追加利下げへの含みも残されました。
決算は良くないものが目立っていたものの、FOMCで利下げが確実視されていたことから売り込まれることなく堅調に推移していました。そして、0.5%の利下げが発表されます。
発表直後は売り優勢となり安値をつけますが、すぐに買い戻されて前日値を回復。その後、10分から15分の間に298ドル高まで急騰したかと思えば、引けまであと10分か15分という時点から今度は大口の売りが連発、一気に74ドル安まで下落する凄まじい値動きになっていました。
0.5%の利下げは、市場予想に一致したことで出尽くし(発表までに期待される買いが入っていた為、材料が出ると売りに転じる。)になったことや、一部で0.75%の利下げ期待もあったことから失望売りも加わり、発表直後は売り優勢になったのだと思われます。しかし、その後に起こる300ドルから400ドルの乱高下については、短時間での動きになっている為に理由が分かりません。このような場合は、(本日に限れば)引けにかけての値動きは無視してよいと思っています。
引けにかけての乱高下を無視すれば、「74ドル安の8990ドル」とシンプルに見ることができますので、昨日の株日記で書いておりましたように、「目先の下値抵抗9000ドル付近で下げ止まっていることから程よい調整になった」と考えれば良いと思っています。
(チャートでみた場合)
昨日の株日記で書いていた通りの展開になりました。
9500ドル付近が上値となり、9000ドルが下値になっています。上ヒゲの長い陰線になっていますので普通は弱含みと考えますが、引け間際の乱高下で形成された上ヒゲの為、本日の上ヒゲはダマシになる可能性があると思っています。上ヒゲの長さは(日中足で)ダブルトップのボトムライン9200ドルから9250ドル付近になると感じましたので、本日に限れば程よい上ヒゲと程よい調整になったと思っています。
「日本株について」
米国株の下落を受けるも、窓を空ける上昇でスタート。その後はほぼ右肩上がりで前引け。後場に入ってからも買いの勢いは途絶えることなく上げ幅を拡大し、過去4番目の上げ幅となる817円高となりました。
FOMCでの利下げ、日銀の利下げ期待、追加経済対策の発表、アジア株の上昇、GLOBEX(シカゴ先物取引)の上昇。
これらの好材料が、相次ぐ下方修正などの悪材料を帳消しにさせているようです。売られても売られても買いがどんどん入ってくる凄まじい展開となっているうえに、決算の内容が良かろうと悪かろうと買い進められる願ってもない上昇相場になっていました。本日を含めた3営業日の上昇幅は、なんと1867円、上昇率26%にもなっています。
振り返れば10月始めの株価水準まで回復。この1ヵ月の悪材料山積と総悲観状態はいったい何だったのだろうと思えてくるような回復ぶりです。また、商いの増加を伴った上昇になっている為、戻り売りをしっかりこなしている良い状況だと思っています。
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10月29日 水曜日
本日の日経平均は、前日比589円高の8211円となりました。
米国株は、889ドル高の9065ドル。
「米国株について」
過去2番目の上げ幅となる889ドル高となりました。欧州市場の上昇などを受けて米国株も堅調なスタートになりますが、予想を下回る経済指標が売り要因となり一時は前日値を下回る展開になっていました。ただ、FOMCで0.5%の利下げが確実視されていることもあり、それを先取りする形で再び上昇へ向かい、8300ドル付近が下値となる揉み合いで推移することになりました。ところが、午後2時に「日銀が利下げを検討している」と伝わったことで、為替相場が円安ドル高に振れると株価も揉み合い上放れとなり、ほぼ一本調子で高値へ向かいました。
住宅価格指数が過去最大の下落率になった他、消費者信頼感指数も過去最低となりました。本日は、FOMCで0.5%の利下げ(一部で0.75%を織り込む)が確実視されていることで、悪い経済指標は相殺される形になっていたようですが、経済指標は「現状」に最も近い数値であり、これが意識されない上昇は少し危険だと思っています。利下げによる効果は時間が経たないと分からない為、今の段階では現状に近い経済指標の方が重要視されるべきではないかと考えています。
仮に予想通り0.5%の引き下げになれば、既に織り込んだ上昇になっている為に下落する可能性は高いと考えています。0.75%で上昇、0.25%で急落を予想しています。ただ、最近の懸念材料になっている「換金売り」が出てこないようであれば、0.5%でも続伸はありえると思っています。
「日銀が利下げを検討している」この材料は大きく影響しました。
およそ7400ドルから、この材料をきっかけに9065ドルまで上昇していますので、600ドルほどの影響があったのかもしれません。こちらに関しては、「検討している」のであり実行が確実視されているものではありませんので、今のところはアナウンス効果(一時的)に留まっているような気がしています。
極端に考えれば、FOMCでの利下げを先取りした上昇分と、日銀の利下げ検討のお話で上昇した分は「どちらも一時的」になる可能性が高いと考えています。よって、目先は弱含みを予想していますが、利下げは必ず後から効いてきますので、今は一時的な上昇要因だとしても後々大きな好材料になってくると思っています。
VIX指数(恐怖指数)は60台まで低下しました。
普通は10~30の間で推移し、30を超えると相場に対する怖さが増えていると判断します。ちなみに同時多発テロでは40を超えた水準だったので、これを考えると今の60台でも十分に高いといえますが、数日前に90を付けた状況から判断すれば、落ち着きを取り戻していると考えられるのではないでしょうか。
(チャートでみた場合)
昨日までは、下値抵抗が同じ水準なのに株価の上値が徐々に下げてくる弱いチャート形成になっていましたが、本日の大陽線で不安を払拭する形となりました。直近の陰線3本を突き抜けており、とても強い印象を受けます。この流れが明日も続けば、25日線の通る水準9500ドル付近までの上昇はありえるのではないでしょうか。このように続伸することになれば、早くも9000ドルが下値抵抗になる可能性も出てくると考えています。
但し、目先の上値抵抗と考えられていた9000ドルへは記録的な900ドル高で到達している為、買いの力が弱まっていると考えられる他、1日でこれだけの上昇になれば翌日は利益確定の動きが強くなるかもしれません。つい先日には、900ドルを超える記録的な上昇になりながらも、2営業日後に700ドルを超える下げになっている例がありますように、「明日」の動きは楽観することなく弱含みを予想しています。
「日本株について」
過去7番目の上げ幅を記録しました。
米国株の急騰を受け、寄り付きから窓を空ける上昇となり一気に600円ほどの上昇になりました。その後は、昨日に400円を超える上昇になっていたことで上値が重くなるものの、売り込まれることなく高値揉み合いのまま前引け。後場に入ると上値の重さを嫌気する売りと、為替相場で円高へ振れたことから急落。およそ8200円から7800円付近まで400円近い下げ幅になっていました。しかし、7800円を下値として揉み合った後は、引けにかけて急騰。高値引けになっています。
日銀が利下げに踏み切る可能性が出てきました。
利下げは円高株安に歯止めをかける大きな手段であり、とても好感されると思っています。主力大手の目立つところでは、想定レートを105円から100円に変更するなど円高を意識したものになっていますが、直近の90円台や95円台で推移することになれば、更なる業績悪化になってしまいます。しかし、利下げにより円高が抑えられると、輸出関連企業にとっては大きな収益改善となりますので、株式市場にとっても買い材料になると考えています。ただ、利下げには慎重な意見もあるようなので、どれほどの可能性があるのかは見えてこない状況です。
日米共に、記録的な上昇になった後は、同じように記録的な下落になった経緯がありますので楽観視は禁物ですが、数日経てばいくつかの新しい政策が打ち出される状況を考えれば、やがて過去の悪い経緯が経験則として通用しなくなってくると考えています。
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10月28日 火曜日
本日の日経平均は、前日比459円高の7621円となりました。
米国株は203ドル安の8175ドル。
「米国株について」
取引開始直後は大きく下落するも、銀行の資本増強や住宅関連の指標が買い材料となり、一時は200ドルを超える上昇になっていました。途中で100ドル程度の乱高下はあったものの、ほぼ右肩上がりになったことで警戒感が和らぐところもありましたが、午後に高値を付けた後は急落。わずか1時間程の間に200ドル下落し、前日値と変わらない水準へ。その後は前日値付近で揉み合いますが、引け間際に揉み合い下放れとなったことで下げが加速。結局は200ドル安となる荒れた展開になっています。
地銀15行が財務省から資金を調達したことが、銀行の資本増強につながるとされ買い材料となりました。また、新築住宅販売件数が市場予想を上回ったことも好感されたようです。昨日に発表された中古住宅販売件数や住宅販売在庫も良い数値だったので、住宅に関する問題は少しずつ改善されてきているのかもしれません。
目立つ売り材料は、原油価格の下落でした。
続落になったことで、エネルギー関連が売られています。OPECで減産が発表されるも、「景気悪化で需要が減少し、減産分を相殺する」と受け止められているようです。加えて、書き続けておりますように、ファンドによる換金売りが続いていることも下落の要因だと考えています。
銀行の資本増強や住宅関連の好材料など、総悲観だった相場に少しずつ明るさが見えてきました。今はファンドなどによる換金売りが大きく影響している状況ですが、政策の効果は確実に出始めていますので、換金売りがなくなれば株価上昇への力はとても強くなるような気がしています。
(チャートでみた場合)
本日も下落したことで、昨日よりも悪い状況となりました。下値抵抗が同じで上値が下げてくる弱含みの展開であり、あまり好ましくないチャート形成になっています。上ヒゲが伸びる陰線であり、目先は弱含みとなります。ただ、本日の203ドル安を合わせると5営業日で1090ドル(およそ12%)もの下落になっている為、反発はありえると思っています。
「日本株について」
米国株の大幅安を受けるも、小さな下げ幅でのスタートになっていました。その後、徐々に下げ幅を広げて一時は160円安となり7000円を割り込む水準まで下落。しかし、徐々に買い戻され100円を回復して67円安で前引け。後場に入ると、為替相場が円安に振れたことで輸出関連を中心とする幅広い銘柄に買いが入り、右肩上がりの展開へ。引けにかけては急激な円高が大きな買い材料となり、400円を超える大幅高となりました。
本日より空売り規制が実施されることになりました。11月4日からの予定でしたが、前倒しで実施。また、過去の空売り規制に関する違反の有無も調査されるとのことで、今後は売り圧力の低下が予想されるのではないでしょうか。とくに今の相場は総悲観であり下値を意識する投資家が大半である為、「売り」という行為を規制することは好感されると思っています。
急激な円安も追い風となりました。
「素人投資家の挑戦」内の中段にあります為替チャートをご覧いただければ分かりますが、凄まじい動きになっています。この動きで株が大きく買われましたので、再び円高方向へ振れることになれば売り材料になりかねない為、注意が必要だと思っています。
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10月27日 月曜日
本日の日経平均は、先週末比486円安の7162円となりました。
週末の米国株は312ドル安の8378ドル。
「米国株について」
世界的な景気悪化が心配されている中、英国のGDP速報値が16ぶりのマイナスになったことで投資家心理が悪化。加えて欧州の株価が大きく下落したことで、S&P500先物は値幅制限一杯の下落となりストップ安。相場はパニックに陥っていました。
これを受け、目先の下値抵抗となる8000ドル割れが確実視されていたようですが、8200ドル付近で下げ止まったことから大きく買い戻されるところもありました。予想外に下げ渋る株価が安心感につながり、押し目買いを誘ったところがあったのかもしれません。しかし、引けにかけて大きく売り込まれることになり、300ドルを超える大きな下げとなってしまいました。前日に続いて、1時間ごとに200ドルから300ドルが上下する乱高下となり、値幅も500ドル近くに達しています。
22日には、「英国がリセッションに陥る可能性がある」との議事録が公開されたことで欧州の株価が急落、米国株も500ドルを超える暴落になっていました。そこにきて本日、英国のGDP速報値がマイナスになったことで、心配ごとが現実となり大きな売りを誘うことになってしまいました。
9月の中古住宅販売件数が市場予想を上回ったことや、住宅販売在庫が2月以来の最低水準になったことは好材料となりました。400億ドルを使った借り手保護策(ローン返済が滞った住宅の差し押さえを防ぐ目的)と相まって、住宅関連には明るい材料が少し増えてきたような気がします。
このように好材料と悪材料が混在する1日になっていますが、引き続きファンドなどによる大口の換金売りと、押し目を狙う大口の買いが大きく影響していたと考えています。
十分に注意したいところは、「換金売りの規模が読めない」という部分です。ヘッジファンドは年内に3割減、来年中には半減するといった噂がたつほど大きな損失を被っている可能性が高く、それらのファンドの多くが換金売りに動いているとすれば、その規模は計り知れないものになると思っています。
但し、いつも書いていることの繰り返しになりますが、大口の換金売りが無くなれば大きな上昇になる可能性はとても高いと考えています。中旬に一度だけ、換金売りの減少を感じさせる相場動向になったことで、後の上昇へつながるところがありました。当時は3営業日で700ドルほどの上昇になっていたのですが、仮に換金売りが無くなるとすれば700ドルどころではない上昇へ向かうのではないでしょうか。
(チャートでみた場合)
下値抵抗へ向けてジリジリと下がってくる嫌な展開です。23日に200ドル近い上昇になっていることが災いし、下げに勢いがつくかもしれないと思っています。上昇時においては、途中で下落することによって良い調整となり、無理のない次の上昇へ向かうことができます。これと同じように、下落時においても、(一過性の)上昇が起こる場合は次の下落へ勢いづかせることになりかねない為、注意が必要だと思っています。
仮に8000ドル割れになれば、その水準を下値として長く揉み合ってきただけに「揉み合い下放れ」となり、下げが加速するかもしれないと考えています。
「日本株について」
米国株が大幅安になるも、バブル後の安値7600付近が下値抵抗として意識されたこともあり、その水準を下回ったところでは大きな買いが入る強いスタートになっていました。また、先週末までの3営業日で1700円近く下落(およそ18%の下落)していたことで、割安感からの買いも多く入っていたようでした。
日中足では逆三尊型を形成後に経験則通り一気に上昇、上げ幅は200円を超える上昇になっていました。しかし、その後は売りに押されてしまい結局は30円高(7679円)と小幅高で前引け。後場に入ってからも7600円を下値として揉み合っていましたが、13時30分を過ぎた頃にその水準を下抜けると一気に下落。わずか1時間も経たないうちに7600円から7150円まで下げる暴落となりました。その後、一旦買い戻されるところはあったものの、引けにかけて再度売り込まれることになり、500円近い大幅安になっています。
為替の独歩高が止まりません。
先週末は、ドル円で13ぶりとなる90円台をつけており警戒感が強くなっているようです。また、90円を突破することも指摘されているようで、株だけではなく為替に対しても非観的な見方が広がっているようです。ただ、「株、為替」に限らずどのような相場でも上昇基調にある時は常に上の水準が指摘されますし、下落基調にある時は下の水準が指摘されますので「数値」に関してはあまり意識する必要はないと思っています。原油価格が良い例です。最高値140ドル以上を付けた時には「150ドルは時間の問題で180ドルもありうる」というようなコメントが目立っていましたが、そこから右肩下がりとなり今では60ドル台前半(高値より半値以下)です。
このように、数値に関しては意識しなくても良いと考えていますが、株だけではなく円キャリートレード(金利の低い円を借りて運用)を手仕舞う(借りた円を買って清算=円高傾向になる)ファンドも多くあると思われますので、この部分は株と同じく重要視しておかなければいけないと思っています。
円の急激な変動を懸念する(G7の)共同声明が発表されたことで、日本単独で為替介入する可能性も出てきたようです。ドルが対円以外で上昇基調にある為、協調介入は難しいとされるも、共同声明の内容は自国通貨の高さに悩む日本に配慮したものだと考えられ、単独で介入しても問題が無いことを示されているのではないでしょうか。
ただ、緊急の安定化策(金融機関に注入する公的資金を2兆円から10兆円に引き上げる等)が発表されており、今はこちらのことで手一杯だと考えらます。また、急激な円高になってから時間が経過していないこともあり、今後の為替動向も予測できない状況だと思います。よって、為替へ介入するにしても、「このまま円高が進行していく。もしくは現在の水準で推移する。」ということを、時間をかけて確認したうえで行動されるのではないかと考えています。
バブル後の安値を更新したことで、当時の環境や企業収益が比較されるデータがいろいろ出ておりますが、当時よりも大きく改善しており明らかに株価は異常値だと思えます。やはり、ファンドの換金売りが大きな影響を及ぼしているのかもしれません。
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10月24日 金曜日
本日の日経平均は、前日比811円安の7649円となりました。
米国株は172ドル高の8691ドルとなりました。
「米国株について」
本日も1時間おきに200ドルほどが上下する乱高下となり、値幅も600ドル近くになっています。取引開始直後に100ドルの下落になるも、そこから急騰し始め300ドル近い上昇へ。しかし、後場中頃にかけて右肩下がりとなり300ドル安。その後、ダブルボトムを形成した後は急騰、引け間際には一段高となり200ドル近い上昇になっています。
朝方に発表された新規失業保険申請件数が予想を上回った他、住宅差し押さえ件数が前年比70%を超える数字となり、これらが大きな売り材料となりました。相次ぐ失望決算により景気悪化への不安が高まる中、本日は雇用と住宅に関する指標が追い討ちをかけた形になっています。とくに、住宅差し押さえ件数の悪化は集計以来最大になっているようで、大きな売りを誘いました。
他に、大手企業の人員削減が相次いで発表されたことをうけ、業務縮小への懸念から悪材料となりました。目立つところで、ゴールドマンが3000人、GMが5000人、クライスラーが1800人、メリルリンチが数千人という大規模な削減になっています。
悪い材料ばかり目立っていますが、好材料もありました。
急増している住宅の差し押さえを救済する為、公的資金を使って返済容易な住宅ローンへの借り換えができるようにする「救済案」が検討されているようです。「住宅ローンの返済不能⇒差し押さえ⇒不良債権⇒サブプライム問題」へと進んできたのですが、この根源を無くすことで、住宅関連の問題を改善させようと考えておられるようです。住宅関連への救済が行われることで、金融関連と住宅関連の両方へ対策がうたれることになりますので、大きな一歩といえるかもしれません。
他の好材料としては、原油価格の上昇がありました。(但し、要注意な好材料だと思っています。)
明日開かれるOPECで減産が提案される見通しであることから、原油価格が上昇。これを好感してエネルギーセクターも大きく上昇、相場をリードする形となりました。ダウ平均で+2%、S&P500で+1.3%の中、エネルギーは+6%を超える上昇になっています。
相場のリード役が存在することは好ましいことですが、一つの材料が大きく影響する業種は一時的なリード役で終わることが少なくありませんので、相場全体から考えると好ましいことではないと思っています。エネルギーセクターの上昇がどれだけ寄与したかは分かりませんが、近く同じだけ売り要因になるのではないでしょうか。
経済指標や企業決算が重なる中で乱高下する1日となりましたが、もっとも大きな影響があったのは「ファンドなどによる大口の換金売り」と「割安さでの大口買い」の2つだったような気がしています。ここ数日は乱高下するも「落ち着きつつある」ように考えていたのですが、直近の動きと本日の動きを合わせて考えてみると、換金売りはまだ続いているように思えました。
以前に書いていたことですが、年内にファンドの30%は閉鎖され、来年中頃には半減するというお話がある他、ヘッジファンド業界の成績は20年間で最低となっており、今後も改善される見込みがなければ換金売りを続けてくる可能性が高いかもしれません。その場合、株価が上昇すれば絶好の売り場を提供することになり、上昇で気を良くしているとすぐに急落するといった(直近の相場動向が典型的な例でもあります)環境になりかねませんので、注意が必要だと思っています。
一方で、凄まじい下落率になっていることから「長期目的の資金」は、ファンドが換金売りしている異常事態を絶好の買い場として買い付けていると考えています。業績の悪化で相応に下げてくる株価は「適正な株価水準」となりますが、換金売りなど投資家の都合で売られる株価は行き過ぎた下げになる為、時間はかかるにせよ戻す場合が多くあります。とくに今は大きな下落になっている為、「戻る値幅は大きくチャンスになる」と考える投資家は多くいるのではないでしょうか。
10月20日の買い材料になった「著名投資家のバフェット会長が、米国株式の保有を増加させている」と有力紙が掲載しておりましたように、大きな下落で買い進めておられる方にとっては、願ってもないチャンスなのかもしれません。
(チャートでみた場合)
三角持ち合いが消滅し、目先は8000ドルを下値とするボックス相場を考えています。
但し、既に8000ドルから9000ドル付近で長く揉み合っている為、仮に8000ドルを割り込むような展開になれば「下抜け」となり、下げに勢いがつくかもしれないと思っています。また、上に向かう三角持ち合いは消滅するも、下値が同じで上値が下げてくる三角持ち合いが形成されつつあり、この場合は売り圧力が徐々に強くなり下抜ける可能性が高くなってしまいます。8000ドルまで700ドル近くありますが、日中の値幅が500円ドル以上になることは多々ある状況なので、十分に注意したいところです。
今の環境では、商いの増加が気がかりとなります。
先日のように、上昇が見込める状況であれば商いの増加は追い風になるのですが、下げる可能性が高くなってきている状況では売りが膨らむ危険性が出てきます。買いが多く入っているだけに、下値を割り込んだ時は「見切り売り、失望売り」が多く出てくると思われますので用心しておきたいところです。
「日本株について」
米国株が大幅高になるも寄り付きから大きく売られる展開となりました。午前中は目先の下値抵抗とされる8000円付近で下げ渋るものの、後場に入ると一段安。8000円の下値を抜けると売りが加速することになり、今度は7800円付近を下値とする揉み合いへ。しかし、引け間際にその水準も下抜けたことで更に下げ幅を拡大させ、800円を超える暴落となりました。
米国と同じく、主力大手の下方修正など失望決算が相次いでいることや、今後本格化してくる決算を控えている中では慎重にならざるをえません。加えて、米国株が日中で600円も動いている状況では、米国株を先読みすることも難しい状況です。このようなことから、大きな下落で安値を買い付けようと考える投資家はいても、上値を追いかける投資家は少なくなっているのではないでしょうか。
米国株が大幅高になるも売り優勢で始まった展開が、本日の流れを決めていたのかもしれません。
あまりにも単純な考えですが、米国株が170ドル高にもかかわらず売り優勢で始まるスタートは警戒感を漂わせるものでした。大きな下落になっていることで、いつ反発へ転じてもおかしくない状況ではありますが、上記しておりますように上値を追いかける投資家が少なくなっていた中では、売り優勢になってしまったようです。
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10月22日 水曜日
本日の日経平均は、前日比213円安の8460円となりました。
米国株は514ドル安の8519ドル。
「米国株について」
市場予想を下回る決算が相次いだことで、終始売られる展開となりました。取引開始直後から一気に8600ドル付近まで下落、その後は8600ドルを下値とする揉み合いが長く続いていました。しかし、引けまであと30分程度のところで揉み合い下放れとなり急落、下げ幅は一時700ドル近くに達するものの、今度は残り15分程度で200ドル程を回復するという全く気の抜けない相場展開になっています。
昨日は「ハイテク、科学、建機、地銀」、本日は「航空、米銀大手、日用雑貨、石油、製薬」が失望決算となり、幅広い業種の業績悪化が示されることになりました。現在発表されている中で、市場予想を下回った企業の数はおよそ10年ぶりの高水準になっているようです。他に、「英国がリセッションに陥る可能性がある」との議事録が公開されたことで、欧州市場が急落。これにより、世界的な景気悪化が意識されると同時に、寄り付き前に発表された失望決算が重なり取引開始直後の急落を招く結果となりました。また、原油価格も5ドル以上の急落となり、エネルギー関連が売られる材料になっています。ダウ平均が-5.7%に対し、エネルギーは-10%を超える下げになっており突出しています。
失望決算が目立つ中で、マクドナルドは好決算となりました。しかし、「消費が安いものへ向かっている=個人消費の落ち込み」という見方になってしまい、買われる材料としては力不足でした。相場の雰囲気が良ければ素直に好感されたと思われますが、今は非観的になっている為に「消費の落ち込み」を連想させることにつながったようです。
このように、何を見ても悪い材料ばかりで良い材料すら悪く思われてしまう相場環境です。加えて恐怖指数(VIX指数)も70という異常値を示すほど恐怖は極限状態にあります。この状況では先の明るさが見えてきませんし、総悲観になって普通かもしれません。記録的な下げ幅(過去7番目の下げ)になったことで、昨日の株日記で書いておりました「相場は落ち着きつつあり、売らなければいけないものは減ってきている」という考え方にも無理が出てきました。しかし、チャートを見れば「それほど悲観的になることはない」と思えるのです。
相場が悪い状態だと、悪いニュースや悪い材料ばかり目につき環境も心理も悪くなりがちですが、「環境と心理とチャート」この3つが悪くて「悪い」と判断することが大切だと思っています。チャートを見ればすぐに分かります。10月10日の株価と同じ水準に戻っただけなのです。10月10日は、それまでに陰線続出で大暴落となり、明るい話はまるで見えてこないうえに先で何が起こるか分からない総悲観一色の状況でした。
しかし、同じ株価水準でも当時に比べて環境は大きく改善しています。世界各国が足並みを揃えて金融危機に向き合い、次々と新しい政策を打ち出してきました。政策の効果が出るまでには時間がかかる為、株価への反応は今のところ大きくありませんが、後から効果が出てくることを考えれば今の水準から更に暴落していく可能性は低いように思えるのです。
当り前のことですが、相場に絶対はなく明日以降も暴落が続くかもしれません。
とくに今は、世界の市場が大きく荒れている為に、予期せぬ大きな悪材料が出てくる可能性もあります。よって、「今が買い時、今が大底」と考えることはできませんが、「今」の段階ではそれほど悲観的になることはないと考えています。
(チャートでみた場合)
三角持ち合いは消滅、下値を探る動きになりそうです。目先の下値は、直近安値の8000ドル、上値は8800ドルドルから9000ドルの間を考えています。
取引時間中は8600ドルを下値抵抗とする動きになっていましたが、大引け30分前に下抜けてからは下げが加速。一気に8300ドル前半まで急落しました。しかし、残り15分程度で200ドル近く回復。このように考えると、本日の悪材料による影響は8600ドルまで(前日比400ドル安)となり、後の300ドル安は行き過ぎだったのではないかと考えています。よって、明日につながる売りではないと考えています。
「日本株について」
米国株の暴落をうけ、寄り付きから窓を空ける急落となりました。その後、下げ幅を拡大し一時は8000円を割り込む大きな下落になっていました。しかし、8000円付近を押し目買いの好機と見る投資家も多く、安値を付けた後は緩やかな右肩上がりとなって前引け。後場に入ると、為替相場で円高に振れたことから再び売りが優勢となりますが、米政府による新たな政策が報じられた事をきっかけに急騰。引けにかけて200円を超える回復になっています。
米国において、400億ドルを使った借り手保護策(ローン返済が滞った住宅の差し押さえを防ぐ目的)が報じられました。これにより、弱含んでいた相場が一気に上昇へ向かうことになりました。ただ、国内で発表された貿易統計では輸出総額が落ち込むなど、景気悪化への懸念は強くなりそうです。
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10月22日 水曜日
本日の日経平均は、前日比631円安の8674円となりました。
米国株は231ドル安の9033ドル。
「米国株について」
主力企業の失望決算により取引開始直後から大きな下落となりますが、すぐに買い戻されてプラスへ転じます。しかし、その後は徐々に売りが優勢となり、取引開始直後で底を打った水準を下回ると売りが一気に加速、既に100ドルの下落になっていたところから更に200ドルも急落させることになりました。ところが、ダブルボトムを形成した後は一気に回復して、再びプラスに転じるのですが・・・、今度は引けまで1時間程度の間に200ドル以上も急落。昨日までの落ち着きを払拭する凄まじい値動きになっています。
主力企業の決算が相次ぐ中、本日は「ハイテク、化学、建機、地銀」といった主力どころが軒並み失望決算となり、大きな売り材料になっています。また、投資判断や目標株価が引き下げられる企業が相次いだことも相場の雰囲気を悪くしたようです。ただ、連銀が特別ファンドを設立したことや、リーマンの債券を対象としたCDSの清算が終わったことで大きく買い戻されるところもありました。他に製薬大手の好決算も買い材料になっています。
200ドルを超える急落となりましたが、昨日の考え方に変更点はありません。
1時間おきに100ドルが前後しながら300ドル近い値幅になっていますが、本日に限れば「相場は落ち着きつつある」「売らなければいけないものが少なくなってきた」という昨日の考え方通りに進んでいると考えています。
加えて、231ドル安は昨日の上げ幅413ドルのおよそ半値戻しにあたりますので、問題のない調整だと思っています。むしろ調整のない大きな続伸になれば後の反動(下落)を警戒せねばなりませんので、(次の上昇へ向かう為には)良い調整になったのではないでしょうか。
9000ドル台を回復して終えていることも安心感につながりますが、今の相場環境を考えれば「安心感」と「5日線の上」だけでは強い下値抵抗と考えることはできません。また、引けにかけて(わずか1時間程度の間に)200ドルも下落していますので、明日に続く売りがまだ残っているかもしれません。本日のところは「昨日の考え方に変更点は無し」ですが、明日以降も大きな下落が続くようであれば次の投資法を考えなければいけないと思っています。
(チャートでみた場合)
昨日の株日記で書いておりました「上放れ」はダマシとなりましたが、「三角持ち合い」は継続中であり、上値が同じ水準で下値が切り上がる良い形になっていると考えています。ただ、こちらも書いていたことですが、商いが減少傾向にあることは注意しなければいけないと思っています。上値を突破するには時間をかけて売りをこなすか、商いの増加で売りをこなすかどちらかが必要になりますので、チャートの形は良くても需給面で問題があると考えています。。
下値は徐々に切り上がっている為、上値と接触するのは目前に迫っています。よって時間的な余裕がないとすれば、商いの増加が大切な要素になってくるのですが。。。
「日本株について」
米国株の下落をうけ、寄り付きは大きく下げてのスタートになりました。しかし、目先の下値抵抗と考えられていた9000円が機能し、その水準で底を打った後は売り込まれることなく前引け。しかし、後場に入ると9000円を割り込んだことから売りが加速。更には大口の売りが下げ幅を拡大させることになり、結局600円を超える暴落となりました。
GLOBEX(シカゴ先物取引システム)で米株先物が途中までプラスで推移していたのですが、後にマイナスへ転じたことが売りのきっかけになったようです。また、対ドル対ユーロで円高が進み、円の独歩高になったことも輸出関連を売る材料になっていました。
3営業日でコツコツとプラスを重ねてきた日経平均でしたが、本日の631円安で「ふりだし」近くまで下落しました。今後も下落を続ければ、米国株と同じように新しい考え方も必要になると思っていますが、本日に限れば600円安でも良い調整になったと考えています。昨日の上昇は少し行き過ぎていたのではないでしょうか。
「少し行き過ぎる」
これは昨日の早朝、米国株が400ドルを超える大幅高になった時点で思ったことです。
そして、その考えを反映させるべく「投資法は空売り」とし、実行していました。
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10月21日 火曜日
本日の日経平均は、前日比300円高の9306円となりました。
米国株は413ドル高の9265ドル。
「米国株について」
昨日は乱高下を繰り返した後に大きく下げる弱含みの状態でしたが、本日は一転右肩上がりの強い展開になっています。取引開始直後は大きな上昇へ向かうものの、間もなく売り優勢となり前日値付近まで下落。しかし、バーナンキFRB議長の議会証言が買い材料となり、安値を付けた後は右肩上がりで高値引けとなりました。
FRB議長の議会証言で、「金融危機により今後は景気が減速し、それが長引く可能性がある」と話されたことで、景気の先行きに対する警戒感から一時は前日値付近まで売り込まれるところがありました。しかし、後から「追加の景気対策が必要」と話されたことで、異例となるFRB議長の要請により、追加の景気対策を支持していなかった議員も内容次第では受け入れる可能性が出てきたと判断され、これが後の上昇につながる買い材料となりました。
原油価格が反発したことも、相場の押し上げ要因になっています。
ダウ平均が5%近い上昇の中、エネルギーセクターが10%を超える大きな上昇になっていることから、上昇に大きく寄与していたと判断できます。
原油価格の下落によりエネルギーは相場の足を引っ張るセクターになっていましたが、原油の減産が実現するにつれて、原油価格とエネルギーセクターの株価は下げ止まるような気がしています。本日は大きく買われていますが、これは価格上昇による一時的な上げ幅であり今後も相場をリードしていくとは(今のところ)考えておりません。ただ、少なくとも足を引っ張るセクターには(今のところ)ならないと思っています。
原油価格が上昇すればインフレ圧力が気になるところですが、アトランタ連銀の総裁が「エネルギーや商品価格の下落から、インフレ圧力は一段と弱まる」とお話されていることからも、今の価格水準では大きな問題にはならないと考えています。
昨日の株日記「日本株について」のところで書いていたのですが、日本株だけではなく米国株も同じように、相場は暴落するも株式投資を進めるうえでは好ましい環境になりつつあるのかもしれません。
少し前の相場環境では、対策が実行されて評価されるものであり、本日のFRB議長がお話されたような「アナウンス」的な内容は買い材料になっていませんでした。また、対策が実行されて大きく買われるところも何度かありましたが、まるで対策が無意味かのような下落に転じ続けてきました。言い換えれば、目先の材料に一喜一憂しながら投資も振り回される乱高下になっていたと言えるのですが、(たった1日で判断することはできませんが)本日の値動きを見ていると、少し落ち着き始めたように思えました。
大きな上昇で始まった後に前日値まで下げてくれば、始めの上昇で買い付けた投資家による見切り売りや、上値の重さが嫌気されて売られるのが今までの相場でした。また、FRB議長のお話が「アナウンス」的な内容であれば、失望売りにつながることも考えられたのではないでしょうか。ところが、大きな売りにつながることなく400ドルを超える上昇になっています。
このような動きになった背景には、「売らなければいけないものが少なくなってきた」ことも影響しているではないかと思っています。
今までは、金融危機により多くの機関投資家が「お金に変わるものは何でも売らざるをえない」状況にたたされていたことで、「商品」「原油」「株」が短期間のうちに普通では考えられない水準まで売られてしまいました。直近の動向が示しておりますように、どのような好材料が出ようとも割安な水準になろうとも「急いで現金化=価格の急落」になっていたのです。しかし、本日の動向を見ていると売りがとても少なくなっているように感じました。
商いの減少に注視しています。
上記しておりますように、「換金売り」が少なくなっているだけであれば薄商いを警戒することはないのですが、直近の高値付近まで上昇している今の水準を踏まえた場合は少し違った見方も必要だと考えています。
直近の高値付近は、商いも増加傾向にある中で何度も意識された水準であることから、「上値として意識する投資家は多くいる=売りが多く出る」と考えています。よって、この水準を上抜けていくには「商いの増加」もしくは「時間をかけて売りをこなす」ことが必要ではないかと思っています。
(チャートでみた場合)
短期的な「三角持ち合い上放れ」になった可能性があると思っています。期間が短い為に、上放れへの影響も大きくはないと考えていますが、ひょっとすれば数日間は強くなるかもしれません。また、先週末に100ドルを超える下落になっていることで、本日の上昇と合わせて考えればそれほど大きな上昇率にはなっておらず、加熱感もありません。こういったことからも目先は強含む(底堅く)ことを予想しています。
但し、1日で400ドルも上昇していれば明日の調整(下落)は十分にあり得ると思っています。仮に下落した場合でも、記録的な下げ幅にならない限りは「三角持ち合い」が継続されると考えています。
「日本株について」
米国株の大幅高を受け、窓を空けてのスタートになりました。その後は更に上げ幅を拡大、一時は300円を超える大きな上昇になっていましたが、高値を付けた後は売りに押される形となり9238円で前引け。後場は前場の弱さを嫌気した売りによって更に上げ幅を縮小するも、下げは一時的なものとなり9200円付近での揉み合いが長く続きました。結局、引けにかけて持ち合い上放れとなり一気に上昇、昨日に続いて300円を超える大幅高となりました。
200円高、300円高と続いてきましたので、そろそろ一服するかと思われましたが引けにかけて買い戻される強い展開になっています。株日記で何度も書いておりましたように、異常値とも言える水準まで売り込まれていたことから、いつ大きな上昇になっても不思議ではない状況でした。ただ、3営業日で800円以上の上昇になっていることや、直近の高値付近に差し掛かっていることで、米国株と同じく商いの減少が意識されるようになるかもしれません。
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10月20日 月曜日
本日の日経平均は、先週末比311円高の9005円となりました。
米国株は121ドル安の8852ドルとなりました。
「米国株について」
朝方に発表された住宅関連の指標が悪化したことで一時は200ドルを超える急落になっていましたが、前日に需給関係が良くなっていたこともあり、安値を付けた後は300円を超える上げ幅となりました。しかし、高値を付けた後は一転売り優勢の展開となり、引けにかけて右肩下がりになる後味の悪い展開になっています。
住宅着工許可件数が約17年ぶりの水準まで悪化。市場予想も大きく下回ったことで失望売りが膨らみました。また、航空電子部品大手が失望決算だったことや、建設機械大手の目標株価が引き下げられたことで今後本格化してくる決算に慎重な見方が広がったようです。一方で、ネット検索大手が好決算だったことや、赤字幅が縮小した半導体大手が堅調に推移するなど買われる材料もいくつかありました。また、著名投資家のバフェット会長が、米国株式の保有を増加させていると有力紙に掲載されたことも少しは買い材料になっていたようです。
一時は300ドル近い上げ幅になったものの、結局は100ドル以上の下落になる後味の悪い展開になってしまいました。高値からほぼ右肩下がりになっているのですが、400ドルも下げさせる大きな悪材料はありませんので、大幅高による戻り売りや利益確定の動きが大きくなったと考えています。
景気の悪化を示す経済指標が相次ぐ中では、先週の株日記で書いておりました通り「今が始まりとなる右肩上がり」を想定することは難しい状況です。そんな状況では、無理に上値を追いかけるよりも「下げれば買って、適度に上がれば上値を追いかけずに売る」このように考える投資家が多いのではないかと思っています。
300ドル近くまで買われる好材料もないと思っています。
相場は異常値といえるほど下げている状況なので、数日間の上昇ならばいつ起こっても不思議ではありません。よって、上記しておりますように需給面で良くなっていた他、上昇し始めると「買わないリスク」を避ける為に追随買いが多くなっていたのではないでしょうか。ただ、需給関係だけでは買いにも限界があり、後の下落へつながったと考えています。
1日で買いの勢いが途絶える弱い環境になっているようです。
(チャートでみた場合)
前日は強い印象を受けるローソク足でしたが、本日は上ヒゲの長い足になっていますので弱含みへ転換です。ローソク足が示していますように、主力株のほとんどが大きく買われるも引けにかけて売られていますので、弱含む傾向が強いと考えています。
「日本株について」
米国株の下落を受けるも、小じっかりでのスタート。その後、上げ幅を拡大させるも前引けにかけて売られる弱い展開になっていました。しかし、後場に入ると大口買いによって大きく上昇。その後も売り込まれることなく高値圏で推移し、9000円台を回復する大幅高となりました。
300円も上昇させる好材料はなかったと考えていますが、GLOBEX(シカゴ先物取引システム)で米株先物が上昇していたことから、明日の米国株も上昇するのではないかといった期待感や、為替相場で円が下落したことも買い材料になっていたようです。
ここ数日の間、個人投資家が増えているという内容を書いておりましたが、なんと05年に起こった大相場の時(個人の口座数)に迫る勢いで個人投資家が急増しているようです。確かあの頃は、個人のシェアが3割から4割近くに達しており、プロの方々が「ありえないくらい強い相場」「テクニカルや業績が全く通用しない強い相場」「売ったら負けで、とにかく保有」とコメントされたり、ニュースや新聞でも相場の強さが大きく取り上げられていました。一部では、素人投資家が多くなったことによる「素人相場」と皮肉る内容もありましたが。。。
その後、株価の急落により個人のシェアは2割程度に激減。元に戻ってしまうのですが、今あの頃ほどに急増していることを考えると、ひょっとしたら「景気悪化および業績悪化でも底堅く推移する」ことも考えられるのではないでしょうか。少し強気で書けば、異常値といえるほど下げている水準なだけに、底堅さではなく大きな上昇につながる可能性がとても高くなったと考えています。
更には、外国人投資家が大きな損失を被っている(ヘッジファンドは年内に2割から3割減少すると予想されている)ことで、7割以上を占めていた外国人が大きく減少し、個人のシェアは口座数の急増と相まって大きく増加すると思われます。
「雨降って地固まる」ではありませんが、相場は暴落するも株式投資を進めるうえでは好ましい状況になりつつあるのかもしれません。
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10月17日 金曜日
本日の日経平均は、前日比235円高の8693円となりました。
米国株は401ドル高の8979ドル。
「米国株について」
経済指標の大幅な悪化により一時は400ドル近い下げ幅となりますが、大きく買い戻されて400ドル高で終えています。10時頃から11時頃にかけて500ドルの下落、そこから12時頃にかけて同じく500ドルの上昇、3時頃から引けにかけて400ドルの上昇というように1時間ごとに大きく動く乱高下となり、日中の値幅も800ドルに達しています。
新規失業保険申請件数が市場予想を下回ったことや、前日に記録的な下げ幅になっていたこともあり、取引開始直後は反発してのスタートになっていました。しかし、その後に発表された鉱工業生産指数が34年ぶりの落ち込みになった他、フィラデルフィア連銀景況指数も市場予想を大きく下回る悪化になったことで売りが殺到。高値から500ドルも急落させることになりました。しかし、昨日の下げ幅と合わせれば値ごろ感もあった為、安値をつけた後は一転買い優勢の展開へ。その後、前日値付近で長く揉み合いますが、引けにかけて揉み合い上放れとなり大きな上昇となりました。
売られた理由は経済指標の悪化だと思われますが、買われる材料としては原油価格の急落ぐらいしかありません。しかも、原油価格が急落したのは、週間エネルギー在庫統計が発表された10時30分を過ぎた頃なので、その時点からも株価が下げ続けていたことを考えれば「後付け理由」っぽい感じ
がしています。原油価格の下落は生産コストが低くなり、インフレ圧力の低下になりますので経済にとってはプラスなのですが、本日に限れば安値から800ドルも上昇させたことへ、あまり影響していなかったのではないかと考えています。
最も大きく影響したのは、昨日の株日記で書いておりました「下ヒゲの長い足が出たことによる下値抵抗が機能した」部分だと感じました。前日の下げ幅(733ドル)と400ドルを合わせれば1000ドル以上も下げていたことで、8000ドルまで到達する前に抵抗が機能したと考えています。
昨日は消費に関する経済指標の悪化、本日は雇用に関する指標は良かったものの、鉱工業生産や景況感指数が大幅に悪化しています。このように、景気を判断する指標が軒並み悪い数字を出している中では、下値抵抗という需給関係だけで上昇を持続させることは難しいと思っています。ただ、景気が悪化するにしても「今の水準」は異常値といえるほどに下げていますので、やがて上昇へ向かうと考えていますが、本日の400ドル高が始まりだと考えるのは時期尚早だと思っています。
(チャートでみた場合)
大きく売られるも、それ以上に買い戻される強い展開になっています。また、始値より終値がとても高くなっている陽線なので2番底が意識されるのではないでしょうか。本日のチャートは強含みを感じます。
「日本株について」
米国株の大幅高を受け、寄り付き直後は一時300円を超える急騰となりました。しかし、その後は買いが続かずに前引けにかけて大きく下落し、129円高で前引け。後場に入ると、前場より少し高い水準で長く揉み合うのですが、引けにかけて大口の買いが入り一気に200円を超える上昇になっています。
売買代金が2兆円を割り込んでいることが示していますように、前日に記録的な下げ幅になっていたことによる押し目買いが中心であり、上値を積極的に追いかける投資家は少なかったと考えています。
マネックス証券では口座開設の申し込みが急増しているそうです。
実は、昨日のニュースだったのですが私は全く知らずに(昨日の)日記を書いており、本日このニュースを見て(自分が考えていたことと同じだったので)びっくりしました。社長のお話によると、個人投資家からの口座開設の申し込みが、通常の5倍程度に急増しているそうです。相場が暴落し、テレビのニュースや新聞などで大きく取り上げられることが多くなった為、今がチャンス(投資に興味をもたれる)と考える人が増えているようです。やはり、昨日の株日記で書いていたような現象が起きていると確信した内容でした。昨日の株日記はこちら ⇒ 16日(木曜日)の株日記
昨日は日米共に記録的な下げ幅となりました。その翌日としては戻りが弱く感じられるところもありますが、昨日の株日記で書いておりましたとおり、あの手この手と政策がうたれていることを考えれば、時間にズレが生じるも必ず株価は戻り基調になると考えています。今は厳しい相場環境ですが、じっくり取り組めばとても面白い株式投資になると思っています。
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10月16日 木曜日
本日の日経平均は、前日比1089円安の8458円となりました。
米国株は733ドル安の8577ドルとなりました。
「米国株について」
市場予想を大きく下回る経済指標を受け、取引開始直後から下値抵抗とされる9000ドルまで一気に下落しました。その後、9000ドル付近で長く揉み合うのですが、バーナンキFRB議長の講演や地区連銀経済報告が景気の悪化を示唆するものであったことから、午後は一段安の展開となり8800ドル付近まで下落。そこから一旦は買い戻されて100ドルほど回復させるのですが、最後の売り場(今日、逃げ遅れていた投資家への売り場)を提供すると同時に、直近で買い付けていた(100ドルを回復させる流れに乗った)投資家の見切り売りが重なり、わずか1時間程度で300ドルも急落しています。
下落幅は過去2番目となり、S&P500も、87年10月19日のブラックマンデー以来の下落率(9%)だそうです。
金融危機は大きな問題でしたが、世界各国が協調して利下げや公的資金注入などの対策をとってきたこともあり、安定化へ向けて少しずつ進んでいる状況でした。この流れに伴い、株式や投資家心理もやや改善されたところはあったのですが、個人消費という景気に直結する指標が大幅に悪化したことで、金融危機という問題から景気悪化という問題へ向かう形となりました。ただ、株日記でも書いておりましたとおり、金融危機が安定化へ向かう中、今度は景気という問題が懸念されていたところはありましたので、正確に言えば「心配された景気悪化が、経済指標で現実となる可能性が高くなった」となります。
更に、景気悪化への不安に追い討ちをかけるかのように、バーナンキFRB議長が講演で小売売上高や金融危機に対して言及、景気回復には時間がかかるとお話されました。また、午後2時に発表された地区連銀経済報告では、ほとんどの地区でインフレ圧力は低下したとされるものの経済活動は全ての地区で弱まったと示され、取引時間中の不安心理はピークに達しました。
ポールソン財務長官が、公的資金注入により銀行の業務は大きく改善するとお話されましたが、本日に限っては1日を通して景気悪化という問題に目が向けられていた為、目立つ買い材料にはなっていませんでした。また、今の市場は「アナウンス」で期待を持てるほどの余裕はなく、行動に移された対策のみ評価する状況です。そういった意味では、ポールソン財務長官の話は評価に値しなかったのかもしれません。
全セクターが6%以上の下げになる中、昨日に続いて医療機器・医薬品大手が好決算を発表するなど、個別銘柄では景気に関係なく業績を伸ばしている銘柄もありました。ただ、景気悪化という問題が大き過ぎる為に個別銘柄も全体の流れに引きずられる形になっているようです。
景気に直結する「消費に関する指標」が大幅に悪化したことは大きな問題ですが、本日は需給関係による影響も大きかったと考えています。
世界各国が金融安定化へ向けて協調したことから、直近の株価は比較的強い環境にありました。このように、相場の上昇を見込んで多くの買いが入っていた為、本日の悪材料に対する失望売りも多くなったと思っています。とくに引けにかけては売りが売りを呼ぶパニック的な下げになっており、少し注意が必要かもしれません。パニック的な下げから戻していれば良いのですが、下げたまま終えていますので(売りが残っている可能性がある)用心したいところです。
(チャートで見た場合)
2営業日前の「過去最大の上げ幅」を、ほとんど帳消しにする形となりました。ゆっくりと時間をかけて下げてくれば2番底が意識される(買いも入ってくる)と思えるのですが、1日でその水準まで下げてくると売りに勢いがつく場合もあり判断が難しいところです。ローソク足だけを見れば、大陰線で弱含みとなります。
ただ、3営業日前に出現した「下ヒゲの長い足」の後に上昇した部分はチャートの経験則通りなので、今回も経験則が続く可能性はあると思っています。よって、下ヒゲの長い足が機能し、目先は8000ドル付近が下値抵抗になると考えています。上値に関しては今の状況で考えることは難しいのですが、過去2番目の下げ幅となっているだけに、明日にでも大きく反発する可能性は十分にあると思っています。
「日本株について」
米国株の暴落を受け、取引開始直後から急落。先物では1000円を超える下げ幅で売りが殺到し、サーキットブレーカーが発動。また、現物でもほとんどの主力株が売り気配のまま値がつかない状態になっていました。
30分を経過した頃から徐々に値が付き始めるのですが、下げ幅は1000円近くにもなっていました。その後はさすがに下げ渋って売り買い拮抗となりますが、後場に入ってから下げ幅を拡大させることになり下落率は11.4%に達しました。これは、1987年10月20日のブラックマンデー(下落率14.9%)以来の下げ幅だそうです。
日本市場も、米国市場と全く同じ現象が起きていると思っています。
世界各国が金融安定化へ向けて足並みを揃える中、日本株も買いが膨らんでいたと思われます。相場が良い方向へ進めば、買いの増加は底堅さにつながるうえ次の上昇へ向けた力となるのですが、悪い方向へ進めば下げを勢いづかせることになってしまいます。まさに、日米共にこのような現象が起きていると感じました。
「暴落を乗り切る方法」
実は簡単です。
まず始めに、今ある含み損の金額を考えます。次に、それを数年かかって取り返すことを考えます。
そうすると、1年でいくら取り返せば元の運用資産に戻るのかが分かるのですが、ほとんどのケースは「今」感じているよりも意外と簡単に取り返せると思われます。「今」の損を「今すぐ取り返そう」と考えては、大きな金額に感じてしまうものですが、年単位でのんびりと考えられるとそれほど大きな金額ではないと思われるのではないでしょうか。
仮に50万円の損失だとします。これを2年で取り返そうと考えれば、1年で25万円。3年で取り返す場合は1年でおよそ17万円。この場合、1ヵ月に14000円程度のプラスになれば良いのです。このように考えれば、取り返せないとあきらめる金額ではないと思います。「ちりも積もれば山となる」ではありませんが、投資を始めた頃の気持ちを思い出し「株日記や売買記録」をしっかりつけながら売買されれば、小さな利益を出すことはできるのではないでしょうか。あとはそれを積み重ねていかれるだけです。
「3歩進んで2歩下がる」ことも多々あるかと思われますが、初心に帰るつもりで丁寧な売買を心がけて下されば、きっと利益も勝率も積み重なる結果になると思います。
過去に日経平均が7000円台を付けた後、20000円を目指す凄まじい上昇に転じました。そして、多くの人が「なぜあの時に株を買っていなかったのだろう」「なぜあの時に株を始めなかったのだろう」と悔やまれたそうです。今、8000円割れが意識される中、前回の7000円台でスタートできずに悔やまれた方を含め、今こそチャンスだと投資の世界に入ってこられる方も多くいらっしゃると思われます。既に投資を経験されていらっしゃる方でも、そんな時期に改めて初心に帰ることは、ひとつのきっかけになるのではないでしょうか。
相場環境が良い時に7000円台を付けることはありません。当時も最悪の状況だと思われていたのです。しかし、その後は凄まじい上昇になったのです。
相場や景気が大きく落ち込んだ時は多くの対策が打たれるのですが、相場は心理が大きく影響するところもありますので、対策を打っても株価は下落します。すると、これでもかこれでもかと対策が打たれるのですが、結果は今のように下げ続けてしまうのです。しかし、時間が経てば必ず好影響をもたらすことになり、株価と景気は少し上向き始めると同時に「行き過ぎた下げ」に対処する為に「行き過ぎた対策」がとられていたことで、上向くどころか今度は行き過ぎる程の上昇になってしまうのです。
過去全てのデータを検証したわけではありませんので、おおめに見ていただきたいのですが、このような経験則から分かりますように、今後は無数にチャンスがあるように思えるのです。
「私の投資」
月初は負けが多くなり、9月度分の利益がほぼ無くなる負けになっていました。(こちらに関しては、8日の株日記で少し書いております)⇒ 8日の株日記
その後、乱高下を誘発する材料に予期せぬものも多くありましたが、今のところはプラスに転じて難を逃れている状況です。引き続き、慎重な姿勢で取り組んでいきたいと思っています。
(こちらの投資法に関しては、株価の推移を見てから書いているのではなく、私からの配信を希望されていらっしゃる方へは当時に「私の投資法」としてお伝え済みでした。)
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10月15日 水曜日
本日の日経平均は、前日比99円高の9547となりました。
米国株は76ドル安の9310ドル。
「米国株について」
金融機関への公的資金注入が発表されたことを受け、寄り付き後の株価は一時400ドルを超える急騰となりました。しかし、高値を付けた後は売りに押される形となり前日値まで下落。その後、長く揉み合うのですが、午後に入ると揉み合い下放れとなり一時は300ドル安まで値を下げていました。
結局、引けまであと1時間というところから急激に値を戻しており、76ドル安で終えています。
金融機関への公的資金注入の発表は大きな買い材料となりましたが、400ドルを超える上昇になったことで一旦手仕舞う動きが広がったようです。昨日は過去最大の上げ幅を記録しており、400ドルと合わせると1000ドル近い上昇になるうえ、目先の上値と考えられていた10000ドルまであと200ドルというところまで迫っていました。こういったことが手仕舞いさせる主な要因だったと考えています。
弱い展開の中、公的資金注入の恩恵を受ける金融セクターが大きく買われました。
ダウ構成銘柄のほとんどが大きく買われた後に下げている中、金融株は大きな上昇になっています。直近で凄まじく下落していた為、値ごろ感や持たざるリスクを意識した買いもあったと思われますが、大きく続伸した背景には公的資金注入による影響がとても大きく、その影響も(良い意味で)未知数であることが要因だったと思っています。シティグループが、公的資金注入は今起こっている金融問題を大きく改善させるものだとし、米銀12行の投資判断を「買い」に引き上げているのですが、このように考える投資家は多くいるのではないでしょうか。
400ドル高で公的資金注入を織り込んだ後は、企業決算に目が向けられることになりました。
飲料大手のペプシコが失望決算だった他、クレディ・スイスがマイクロソフトの利益見通しを引き下げたことが売り材料になっています。今週から決算が本格化しますので、こういった悪材料は投資を慎重にさせるものだったと思います。ただ、医療機器・医薬品大手のジョンソン&ジョンソンが好決算を発表するなど、金融問題や景気に左右されにくい企業が強含みになっている展開を踏まえれば、今後は「検証できる楽しい相場環境(ある意味で、本当の株式投資)」になってくるような感じがしています。
今までは、業績や指数を含めたありとあらゆる分析方法が全く通用しないメチャクチャな相場環境でしたが、金融市場への好材料も公的資金注入で一服(正確には、今回の資金注入で終わりではなく今後も新しい金融対策が発表されますので、相場環境は良くなる傾向にあると考えています。)すれば、企業業績に添う株価動向になっていくのではないでしょうか。
たった1つの企業で考えるには無理なところもありますが、「ディフェンシブ関連」の業績が堅ければ、単にディフェンシブとして資金の逃げ場になるだけではなく、しっかりと買い進まれていくことも考えられます。このように、今後は「検証しながら投資できる環境になりつつある」ような感じがしています。
(チャートでみた場合)
400ドルの上昇で、目先の上値とされる10000ドルが意識されたのだと思っています。(高値9794ドル、10000ドルまであと200ドルでした。)昨日に過去最大の上げ幅を記録していたこともあり、さすがにあと200ドルも上昇させる勢いはなかったと思われますが、一歩手前で確実に売ろうとする投資家は多くいたのかもしれません。絶望のドン底を経験した投資家の傷がすぐに癒されるはずはありませんし、明日何が起こるか分からないという慎重さが売りを誘ったような気がしています。
引けにかけて大きく買い戻されていますが、取引開始直後に急騰していることから上ヒゲの長い陰線になっています。10000ドルまで到達しておりませんが、一歩手前で売り込まれたことで目先は弱含みを予想しています。
「日本株について」
米国株が下落したことを受け、寄り付きは下げてのスタートになりました。その後、V字回復となり一時はプラスに転じるところもありましたが、再び売り込まれて前引け。後場に入ってからも弱い展開が続くものの、大きく売り込まれることなく下値圏で推移していました。ところが引けまであと1時間という時点から大口の買いが連続して入り300円近く回復、結局99円高で大引けとなりました。
米国市場は企業決算を前に慎重な姿勢になっていますが、それをそのまま反映した相場展開となりました。引けにかけて大口の買いが入ったところは、米国株と同じく「持たざるリスク」からの買いだったのかもしれませんが、「棚から牡丹餅」程度に考えておく方が良いかもしれません。大勢は慎重な姿勢だったような気がしています。
ただ、今後は米国株の項で書いておりましたように、業績などを検証しながら楽しめる(本来の株式投資)環境になりつつあるような気がしています。
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10月14日 火曜日
本日の日経平均は、先週末比1171円高の9447円となりました。
上昇率はバブル崩壊後初期の1990年10月2日(13.24%)を上回る14.15%で、過去最大の上昇率になったようです。東証1部の値上がり銘柄数も98%にあたる銘柄が上昇、過去最多を更新。
米国株は936ドル高の9387ドル。
こちらも、過去最大の上げ幅になっています。
「米国株について」
米国株が936ドルと過去最大の上げ幅を記録しました。週末のG7および各国の金融安定化策が好感され、歴史的な上昇になっています。取引開始直後から急騰、その後も買いの勢いは途絶えることなく引けにかけて一段高となりました。
G7では、金融機関への公的資金注入を柱とする「行動計画」が合意されました。ドイツは政府保証を柱とする68兆円の支援策を発表、フランスも49兆円の銀行支援を発表。その他、イタリア、オーストラリア、スペインなどが相次ぎ支援金額を発表したことで、「市場が期待していた以上の進展」となり世界の株価が急騰しました。
この動きを受け、米国でも公的資金が注入される可能性は高くなったと考えています。
先の金融安定化策では一度否決されていた為に、巨額の公的資金注入のお話は少し先になりそうな雰囲気でしたが、世界中が金融市場安定化へ向けた動きになっている中であれば公的資金注入も理解されるところが多くあるのではないでしょうか。
金融市場に対する影響の度合いが不透明なことから、過去最大の上げ幅を懐疑的に見ておく必要はありますが、凄まじい急落からの上げ幅が示す通り、相場の転換点になる可能性はあると思っています。
上昇を懐疑的に見ることも大切ですが、世界が金融安定化へ向けて動いている中、米国における次の一手が期待されている状況は間違いなく良いことだと思っています。
(チャートでみた場合)
週末の米国株は700ドル近く下げながらも130ドル安で終えていました。大きく下げながらも大きく買い戻される下ヒゲの長い足になっていましたので、ひょっとしたら目先の底になるかもしれないと考えていました。また、大口の換金売りが少なくなったと報じられていたことも、強さを感じるところでした。
下ヒゲの長い足が出た翌営業日に大陽線となっていますので、経験則通りの強い展開であり目先も強含みを考えています。但し、1日でおよそ11%も上昇する過去最大の上げ幅になっていますので、(売りも多く出ると考えられることから)明日の相場を予想することは難しい状況です。
「日本株について」
米国株が過去最大の上げ幅になったことから日本株にも買い注文が殺到、30分以上も値がつかない銘柄が続出した他、先物では9時20分頃にサーキットブレーカーが発動するなど、取引開始直後から先高感に包まれる相場展開になっていました。外国証券経由の売買動向も3000万株を超える記録的な買い越しになっており、換金売りに対する懸念が払拭されることになりました。
日本政府も金融安定化へ向けた対策をいくつか発表しました。02年から06年にかけて金融危機対策として買い取った「2兆円分の株式」を10年かけて市場売却される予定でしたが、相場の下押し要因になりかねない為、凍結されることになりました。また、空売りの情報開示を強化する他、地域の金融機関に対する公的資金注入も検討されているようです。
売買代金は1兆9209億円と薄商いになっていますが、日経平均採用銘柄にストップ高が続出した影響(ストップ高では売買が膨らまない)もありますので、本日に限れば気にすることはないと思っています。採用銘柄が全てストップ高になって1400円程度、既に1200円も上昇していれば買い手は控えられるでしょうし、売り手も買いが殺到している中で慌てて売る必要もありません。このような影響もあって薄商いになったと考えています。
本日は特別に、私の投資法を少しだけ紹介
8日の株日記で書いておりましたように、「7日までの成績」は10月に入ってからの負けで9月分の利益がほぼ無くなっている状況でした。しかし、8日(水曜日)に14銘柄を空売り。9日(木曜日)は日経45円安。10日(金曜日)には一時1000円超の881円安。保有株も軒並み大きな下落となり相応の含み益となりましたが、その含み益に安堵することなく金曜日は買い転換していました。
10日(金曜日)の早朝、米国株が過去3番目の下げ幅となる700ドル近い下落になったことで、日本株も大きな下げを予想。しかし、そこは売りで勝負するのではなく買い時だと判断、売る投資法から買う投資法に変更していました。結果論ではありますが、本日の日本株が示している通りの結果になっています。
これらは相場動向を見てから書いているのではなく、私からの配信(私の投資法や買い付け銘柄の配信)を希望されていらっしゃる方へは、これらの考えを全てお伝え済みでした。10日(金曜日)につきましても、取引時間前に投資法をお伝え済みでした。配信については ⇒ こちら
当り前のことですが、このような投資法が常に当たることはありません。ただ、慎重に相場環境を考えながら投資することはとても大切なことだと思っています。
日米共に記録的な大幅高となっていますが、引き続き慎重な姿勢で進めたいと思っています。
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10月8日 水曜日
本日の日経平均は、前日比881円安の8276円となりました。
米国株は678ドル安の8579ドル。
朝方に発表された雇用に関する経済指標が悪化したものの、前日までの下げ幅が大きかったこともあり買い優勢でのスタートになっていました。ところが、早々に売りと買いの立場が逆転、前日値を割り込んでしまいます。その後、午後にかけて大きく売り込まれることなく9100ドル(およそ150ドル安)付近を下値とする揉み合いになっていたのですが、中頃に下抜けると「揉み合い下放れ」となり一気に下げ幅を拡大させました。過去3番目の下げ幅だそうです。
朝方に発表された新規失業保険申請件数が市場予想を上回るも、たった7営業日で1600ドル(およそ15%)も暴落していたこともあり、悪材料を押し目買いが相殺するスタートでした。しかし、株日記で書き続けていましたように、「換金売り」と思われる大きな売りが続いているようで、早々に下落へ転じることになりました。
昨日の株日記で書いておりましたように、9000ドル付近は強い下値抵抗になっており、9000ドルへ向けた初回の下落では、一旦100ドルも回復させています。その後も、9000ドルの一歩手前になる9100ドル付近が下値抵抗となり、150ドル程下げながらも底堅く推移していました。
そこから急落させた要因は、飛び出した予期せぬ悪材料などではなく「揉み合い下放れ」となる需給関係が大きく影響していたと考えています。また、恐怖を感じた投資家による投げ売りや、機関投資家による機械的なロスカット(プログラムされた水準まで株価が下げると、自動的に損切りするシステム)、更には急ぐ換金売りも下げ幅が大きくなった要因の一つだと思っています。
FRBやECBが、ありとあらゆる対策を講じていますが株価の下落に歯止めがかかっていません。
「何をやってもダメ」こんな感じに思える相場ですが、その言葉通り「換金売りが続いている間は、何をやってもダメ」なのかもしれません。どのような好材料が出ようと、どれだけ株価が下がろうと、株を売って現金にしなければいけないファンドを含めた大口投資家が多くいるのだと思われます。この売りが収まるか、換金売りを相殺できるほどの好材料(公的資金の注入など)がなければ、厳しい状態が続くような気がしています。
逆に考えれば、換金売りが収束すれば凄まじい下げ幅となっているだけに、今度は凄まじい上げ幅になる可能性があるのではないでしょうか。
(チャートでみた場合)
始まりから終わりにかけて大きく売られる陰線となっており、引き続き弱含みです。また、強い抵抗線になっていた9000ドルを大きく割り込んだことで見切り売りが多く出てくるかもしれません。引き続き換金売りが出るようであれば、見切り売りで株価が下げる前に売り出してくる(換金売りも高値で売ろうとしている為、多くの投資家が見切り売りを出してくるようであれば、それによって下がる前に売ろうとする)ことも考えられますので、売りが売りを呼ぶ大きな下げになる可能性があることに注意しなければいけないと思っています。
本日は、「勉強できる買い付け」を更新しています。
「日本株について」
米国株の暴落を受け、日本株も取引開始直後から急落。長い間、値が付かない銘柄も多くありました。先物では、サーキットブレーカーが発動され取引停止になるなど、混乱のスタートになっていました。
下げ幅は一時1000円を超える水準となり、主力銘柄は軒並み10%近い下落になるという暴落でした。ただ、1000円も下げればさすがに売りも一服し、それ以上に売り込まれることはありませんでしたが、3連休を前にして積極的に買い進む投資家も少なく900円近い下げ幅のままで推移しています。
9月末からの下げ幅は、およそ4000円になっており30%を超える暴落です。
このような状況ですが目新しい材料はなく、引き続き「大口の換金売り」と「恐怖による投げ売り」が大きな要因になっていると考えています。
引き続き、8日の株日記 に書いていた投資法で進めたいと思っています。
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10月9日 木曜日
本日の日経平均は、前日比45円安の9157円となりました。
米国株は189ドル安。
「米国株について」
昨日の株日記で書いておりましたように、売りの流れは止まらず取引開始直後から200ドルを超える下げになっていました。その後はV字回復するも再び急落するなど、9200ドルと9600ドルを行ったり来たりする乱高下が続き、結局は200ドル近い下げ幅になっています。
FRBやECBなど10の中央銀行が、前例のない大規模な協調利下げを発表しました。
これを受けて株価は200ドルを超える急落から一転、一時は200ドル近い上昇になっていました。しかし、すぐに下落へ転じていますので買い材料としての効果はあまりなかったのかもしれません。協調利下げは間違いなく良い材料となりますが、今は金融機関の資本を高めること(公的資金の注入)が最も効果的だと市場は考えている為に、そういったことが反映された株価動向だったような気がします。実際、協調利下げを発表したにもかかわらず、米国だけではなくヨーロッパの株価も軒並み急落しています。
本日は小売各社が9月の既存店売上を発表しましたが、その多くが市場予想を下回っています。他に、アルミ大手のアルコアやGMの投資判断が引き下げられたことで両社の株価が急落。加えてメリルリンチの損失が予想よりも拡大する見通しであることが伝わったことも悪材料となりました。
急落したと思えば急騰、急騰すれば急落・・・
値幅も凄まじく、およそ9200ドルと9600ドルを行ったり来たりする乱高下になっていましたので、材料で動いたというよりも、昨日に続く換金売りと割安感から買い戻そうとする投資家の事情が大きく影響していたように感じました。また、その投資家が大口プレーヤーだったことで値動きが凄まじいものになったと考えています。
株価が大勢によって動いているのであれば株価動向に注視しなければいけませんが、本日のように大口の売買で動かされている可能性が高い場合は1日で環境が急変することが少なくありませんので、目先の株価に振り回されないようにしたいところです。
異例の大規模な協調利下げでしたが、結果は大幅安になっている為に引き続き注意が必要だと思っています。
ポールソン財務長官が、公的資金の注入を検討しているとお話されているようですが、不良債権の買い取りだけでも下院で否決されており、公的資金の注入となれば反発は必至。実現にはもう少し時間がかかるのではないでしょうか。
ここまで世界の株価が暴落すれば米国民の支持もある程度は得られると考えられますし、無理なお話ではない気もしますが、今のところは「公的資金の注入も考えている」というアナウンス効果を期待されたお話だと思っています。
(チャートで見た場合)
200ドルを超える大きな下落から100ドル以上の上昇になったところまでは「下ヒゲの長い足」で良かったのですが、終値で200ドル近い下げになったことで「上ヒゲの長い足」になってしまいました。これで目先は弱含みの形となり、あまり良くない結果になっています。
安値が9194ドルになっていますので、昨日の株日記で書いておりましたように9000ドルが意識され始めているような気がしています。一旦は手前で反発、それから下値へ向かうというパターンは多くありますので、9000ドルを下値として見ておけば良いと思っています。
仮に、明日の相場で9000ドルまで下げるようであれば、10000ドルからわずか3営業日で1000ドルも下げることになりますので、反発するには十分過ぎる水準になると考えています。
「日本株について」
米国株の大幅安を受けるも、前日に1000円近い記録的な下落幅になっていたことで押し目買い優勢でのスタートになりました。その後、一旦は売り込まれるものの再び強い買いが入って100円を超える上昇で前引け。後場に入ると、前場の強さを継いで一段高となりますが、中頃に高値を付けた後は大口の売りによって急落。最後は45円安となり6日続落になっています。
昨日に続いて、大口の換金売りが何度もあったようです。
株価が上昇することは好ましいことですが、換金売りのタイミングを見計らっている投資家にすれば、絶好の売り時になる可能性もありますので注意が必要だと思います。小口の売りであれば買いが上回る可能性は高くなりますが、今は大口の売りに対して恐る恐る買い付けている雰囲気なので、株価が上昇したからといって安易にその状況が続くと考えることは危険かもしれません。本日の相場はよい例となっています。
引き続き、昨日の投資法で進めていきたいと思っています。
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10月8日 水曜日
本日の日経平均は、前日比952円安の9203円となりました。
週末の米国株は508ドル安。
「米国株について」
昨日の株日記で書いておりました通り、需給の改善から一時は160ドルまで上昇することになりました。しかし、早々に売り優勢となり大きな下落へ向かいます。午後には一旦反発するところもありましたが引けにかけて一段安となり、前日に続く暴落となってしまいました。
10日に開かれるG7に向け、トリシェ欧州中央銀行総裁が景気や金融市場について発言されましたが、具体的な対策や踏み込んだ内容ではなかったことで材料視されることはありませんでした。また、午後1時過ぎにバーナンキFRB議長が講演で利下げを示唆されましたが、一時的に買われた程度で売り優勢の展開は続いていました。
他に、個別企業で目標株価や投資判断が引き下げられたことも売り材料になっていたようです。
大きな下落になっている為、それがほんとうに売り要因となっていたかどうか分からない材料までもが示されているように感じています。細かく書き出せばキリがないほど悪材料目白押しといった感じですが、「今」一番大きな要因は「ファンドによる換金売り」なのかもしれません。
以前から換金売りは下げ要因の一つだと考えられていましたが、大きく影響するであろう悪材料も多く出ていた為にそれらと混同して報じられてきました。よって、換金売りが影響していると書くことはできても、それがどれほど影響していたのかは分かりにくい状況だったと思います。しかし、日が経つにつれ、悪材料と下げ幅の関係は大きく乖離し始めており、出てきた悪材料だけでは考えられない水準まで売られることが多くなってきました。
このような動向を踏まえれば、「売らざるをえない換金売り」が大きく影響していると判断しても良いのではないでしょうか。
「売らざるをえない換金売り」は、例えば11月末でファンドを解約する場合の45日ルール(今月の15日まで)などが挙げられます。他に、当り前のことですが金融市場や景気への不安から、一旦資金を引き揚げる動きもあると思われます。ただ、株価は明らかに異常値と言えるほど下げていることで、絶好の買い場と考えられたり、大底になりかねない水準で売ることもないと考える投資家は多くおられるはずです。よって、大勢の投資家が売る流れになっているというよりも、売らざるをえない状況にたたされているファンドなどが売り急いでいると考えています。
このような場合は、割安でも異常値でも関係なく売り続けられる為に注意が必要です。
しかし、同じように注意しておきたいところは「銀行預金が一般的な日本人とは違い、株を売った現金がそのまま寝ることはない」という部分です。超の付く割安株を買うタイミングを狙っている大口の投資家は山ほどいるのではないでしょうか。
何かのキッカケで相場が反転すれば、凄まじい下げ幅となっているだけに10%から20%程度の上昇(具体的には10500ドルから10800ドル付近までの上昇)は十分にありえると考えています。
(チャートで見た場合)
昨日とは環境が一変しました。大きく買われるもそれ以上に大きく下げる大陰線となり、目先は弱含みです。更に、昨日の抵抗になった9500ドルでは大きな反発とならずに下抜けている為、今となっては9500ドルに効き目がないように感じます。ただ、10000ドルと9000ドルの強い抵抗の中央値であり、もともと抵抗としてはそれほど強いものではありません。よって、9500ドルを下抜けたといっても、その水準が上値抵抗として影響する部分は少ないと考えていますので、好材料があれば簡単に上抜けていくと思っています。
しかし、今の相場環境を考えた場合は下値9000ドルを意識した方がよいと考えています。
「日本株について」
米国株の暴落を受け、日本株も下値抵抗とみられていた10000円を早々に下回る展開へ。一気に500円近い下げ幅になった後は、割安感から押し目買いも入り下げ渋るのですが、買い進む投資家は限られ安値付近で揉み合う前場になっていました。後場に入ってからも前引けの水準で揉み合うのですが、中頃に揉み合い下放れとなり下げが加速。少し買い戻されるところもありましたが、大口の売りが何度も出たことで下げ幅は1000円に迫る勢いとなりました。1日で9%を超える記録的な下げ幅になっています。
日経平均が1日で9%も下落しており、まるで個別銘柄の動きを見ているかのようでした。
900円を超える下げ幅は予想外でしたが、とくに注視している部分はありません。
米国株に添う形になっているのではないでしょうか。
本日は特別に、私の投資を少しだけ紹介。
本日の午前中までの収支では、9月分の利益がほぼ無くなる負けになっていました。
ここ最近は、私が現金化を進めるタイミングや早々に売り逃げてリスクを回避する投資法を「私の投資法や買い付け銘柄の配信を希望されていらっしゃる方」へお伝えしておりましたので、負けもご理解いただけていると思います。
配信については ⇒ こちら
相場は大きく荒れていますが、自分の投資を静まらせるか荒れさすかは自分次第だと思っていますので、引き続き慎重かつ冷静に進めていきたいと思っています。
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10月7日 火曜日
本日の日経平均は、前日比317円安の10155円となりました。
米国株は369ドル安。
「米国株について」
金融機関の経営危機が欧州で相次いでいることから、欧州の株価が大きく下落。それを受けて米国株も売り優勢でのスタートになりました。取引開始直後から株価は急落、目先の下値抵抗と考えられていた10000ドル付近で一旦は反発するも、早々に下抜けてしまったことで投資家心理と需給関係が悪化、午後にかけて右肩下がりとなり一時は800ドル安まで売られていました。
引けにかけて大きく買い戻されたこともあり、(安値9525ドルから終値9955ドルまで430ドル回復)下げ幅は小さくなっていますが、369ドルも下げる大幅安になっています。
金融機関の経営悪化が相次いでいる中、欧州の大手不動産がドイツ政府に救済された他、ドイツとデンマークの政府が全ての銀行預金を保証すると発表。また、フランスとイタリアも同じ考えでいることが報道されるなど、世界規模で金融安定化および景気対策がとられている状態です。
一方で、フランスが米国と同じく40兆円を超える財政支出で不良債権を買い取る考えを示したものの、巨額の財政支出に反対するドイツの意見などもあり、足並みが揃わないところもあるようです。
米国だけの材料ではなく、このような欧州の混乱も売り材料になっています。
早々に10000ドルを割り込んだことが投資家心理を悪化させたと思っています。
下値抵抗と考えられていただけに、下抜けてしまうと今度は上値として意識されることになります。わずかな下抜けであれば戻ることも考えられますが、ほぼ一本調子で下げ続けている中では戻ることよりも一旦は早めの売りで逃げる投資家が多くなります。これだけが要因ではありませんが、株価は800ドル安を付けるまで右肩下がりになっています。
このように、問題は米国だけではなく欧州にまで広がっている状態ですが、欧州の動向は確認するに留め、しっかりと見るところは「米国株」だけで良いと考えています。あまりにも簡単な発想ですが、欧州の動きを見て米国株が動いていますので、リレーではありませんが、バトンを受け取る米国株だけを見れば欧州の事がある程度分かると思っています。また、私のような素人投資家は、世界中の株価動向や動いた理由を考える時間がありませんし、そんな能力も持ち合わせておりませんので、日本株に最も影響力のある米国株に集中すれば良いと思っています。
本日は欧州の問題が目立つことになりましたが、それだけで800ドルも下落するとは考えにくいのではないでしょうか。上記しておりますように10000ドルを下抜けたことによる需給関係が大きく影響していたような気がしています。需給関係はチャートで見た方が分かり易いと思います。
(チャートでみた場合)
10000ドルは、とても長い期間で形成された抵抗線であり、その水準が強い下値抵抗になることは容易に考えられるものでした。しかし、その強い抵抗線で一旦は反発するもすぐに下抜けてしまったことや、その後も回復する傾向が見られない右肩下がりになったことで、上記しておりますように買いよりも一旦は逃げる投資家が多くなったのではないでしょうか。その結果、800ドル安まで下げ幅が拡大したと考えています。
下落基調から反転したところは、安値9525ドルでした。
この水準は、10000ドルの抵抗と次の強い下値抵抗になる9000ドルとの中間地点であり、ここもまた9000ドルほどではないにしても抵抗になる水準です。10000ドルを下抜けて売りは膨らみましたが、強くはない抵抗で反転したことを考えれば、その時点で売り圧力は少さくなっていたのではないでしょうか。その後、わずか1時間程度で400ドルを超える急上昇になっていますので、そういったことからも安値を付けてから引けにかけて需給が大きく改善したと考えています。
このように考えた場合、外部環境は良い材料なく悪材料ばかり目立っている状態ですが、目先の株価は強含む可能性が高いと思っています。
「日本株について」
米国株の大幅安を受け、日本株も窓を空けた大幅安でのスタートになりました。寄り付いた後も下落は止まらず10000円を割り込み本日の安値となる9916円まで下落。しかし、その後はV字で10000円を回復、更に前引けにかけて右肩上がりとなり232円も下げ幅を小さくしていました。ただ、前日値から安値まで500円以上の下げ幅になっていたこともあり、前引けは下げ幅を小さくしているものの前日比300円を超える大きな下げになっていました。
後場に入ると一段高となり更に下げ幅を小さくしますが、その後は売り優勢になったことで、前引けと同じく300円を超える下げ幅となりました。
節目の10000円を割り込んだことで押し目買いを狙う投資家が多かったことや、米国株が前日に大きな下げで終えるも安値から大きく買い戻されていることもあり、今晩の米国株が上昇するのではないかといった思惑から買われたところもあったようです。
売買代金は2兆5271億円と大きく膨らんでいることからも、こういった動きが強かったと思っています。
およそ5年ぶりに10000円を割り込んだことで大きなニュースになっていますが、昨日に続いて重要視しなければいけないところをしっかりと見ていくことが大切だと思っています。
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10月6日 月曜日
本日の日経平均は、先週末比465円安の10473円となりました。
週末の米国株は157ドル安。
「米国株について」
雇用に関する経済指標は市場予想を下回るものでしたが、金融安定化策が下院で可決される見通しになっていたことで買い優勢となり、一時は350ドルを超える上昇になっていました。ところが、午後に下院で可決されると株価は急落。前日値付近で買い戻されるところもありましたが、引けにかけて大きく売られる結果となりました。
取引開始前に発表された雇用統計では非農業部門の雇用者数が減少。減少幅は市場予想を上回るものでしたが、上記しておりますように金融安定化策の可決見通しが大きな買い材料になっていた為、目立つ売り材料にはなっていませんでした。また、金曜日の株日記で書いておりましたように、新規失業保険申請件数が大幅に悪化したことで、雇用統計の悪化を先取り(織り込み済み)していたところもあったのかもしれません。
午後に入ってから金融安定化策が下院で可決。その後、株価は大きな下落となりました。
結果論ではありますが、可決により「材料出尽くし」になったと考えています。可決への期待から350ドルを超える上昇まで買い進められていた為、「期待で買われる株価は行き過ぎる」ことになり、発表と同時に売りが殺到したのだと考えています。
但し、「最大7000億ドルもの巨額な資金で不良債権を買い取ること」が軸になっている法案です。
可決されたことで金融や景気の問題全てが解決するわけではありませんが、解決へ向けて前進したことは間違いないと思っていますし、過去の日本に比べて進め方のスピードがとても早い為に今後は具体的な救済案が多く出てくると予想しています。
楽観的になることは避けなければいけませんが、悪い材料を先取りする形で大きく下げているだけに、具体的な救済が行われていけばその一つ一つが好材料につながっていく可能性は十分にあると思っています。
このようなことから、「週末の株価で失望売り」も長くは続かないと考えています。
(チャートでみた場合)
大きく買われるも、それ以上に大きく下げてしまう弱い展開でした。結果、上ヒゲの長い陰線になっています。また、直近の安値を下回ったことから投げ売りや見切り売りが多くなる可能性があり、注意しなければいけないと思っています。いよいよ10000ドルが下値として意識され始めるのかもしれません。
「日本株について」
金融安定化法案が成立しながらも米国株は大幅安。これを受けて日本株にも失望売りが膨らみ全面安になっています。寄り付きから窓を空けた急落となり、その後もズルズル下落。後場は一段安となり下げ幅は一時550円を超えるまでになっていました。引けにかけて少し買い戻されていますが、結果は450円を超える大幅安になっています。
米国株の動向が失望売りにつながった他、為替相場で円が105円から103円ほどにまで急上昇したことが相場の雰囲気を悪くしました。また、目先で強い材料が見当たらないことから、弱気相場を見越した仕掛け売りや、ファンドの解約に伴う換金売りなどもあったようです。このように、本日の下落に限っては実態経済に絡む悪材料で下げたというよりも、投資家心理が大きく影響したと考えています。
このような相場環境になると、ほとんど例外なく「悪材料ばかりが報じられる状況になる」と思っていますが、いつも株日記で書いておりますように「重要なポイントをおさえること」が大切だと思っています。良い材料ばかり報じられる時も同じですが、あまりに一方的な方向で報じられる場合は話半分で聞く必要があると思っています。
相場は大きな上下になっていますが、引き続き私は振り回されない投資法で進めたいと思っています。
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10月3日 金曜日
本日の日経平均は、前日比216円安の10938円となりました。
米国株は348ドル安。
「米国株について」
ECB(ヨーロッパ中央銀行)が金利を据え置いたことや、新規失業保険申請件数が市場予想を大きく上回ったことが売り材料となりました。他、米不動産調査会社によると、主要25都市のうち24都市で前年同月から住宅価格が下落しており、下げに歯止めがかかっていないことが判明。個別企業ではIBMの下方修正をアナリストが指摘したことや、大手企業の投資判断引き下げなどがあり、本日は悪材料が多く出る1日となりました。
金融安定化策の修正案が上院で可決されましたが、目立つ買い材料にはなっていなかったようです。
世界的な金融危機になっている中、各国の協調利下げなどが期待されていたこともありECBの金利据え置きは失望売りを誘ったようです。
新規失業保険申請件数が大幅に悪化したことで、明日発表される同じ雇用関連の指標である雇用統計が警戒され、買いが控えられたところもあったようです。市場では大きく減少すると予想されている為、こちらに関しては本日の下落で先取り(織り込み済み)したのかもしれないと思っています。ただ、予想内では売り材料にならなくても予想外に悪化すれば売り材料になる為に注意が必要だと思います。
このように、金融、住宅、雇用、の3本柱に悪材料が出ていることに加え、昨日は大きな下げから買い戻しが入っていただけに、見切り売りや失望売りが多くなり下げ幅を拡大させたと考えています。
金融安定化策の修正案は下院でも可決される見通しのようですが、昨日の株日記で書いておりましたとおり、今後は経済指標などに目が向かい始めていくと思っていますので(本日の下落が良い例でした)、可決されても今になっては買い材料にはならないかもしれないと考えています。
(チャートでみた場合)
昨日はしっかり戻していたのであまり気にならなかったのですが、少し長い期間でトレンドライン(上値と下値にラインを引く)を見ると末広になっている為、もう少し下げるような気がしています。ただ、300ドルを超える急落になっている為に、押し目買いが入る可能性はあると思っています。
「日本株について」
米国株の急落を受け、寄り付きは下落してのスタートになりました。ただ、11000円を割り込むと大きな買いが何度か入って反転。しかし、大勢ではなく一部の大口が買い向かうに留まったことで再び売り優勢となり、前引けにかけて下落しました。後場に入ると、11000円を割り込んだことで今度は11000円が上値抵抗となり上値が重くなる展開に。引けにかけては更に売りが膨らみ200円を超える大幅安になっています。
下げたことを喜んでいるわけではありませんが、想定通りの展開になっています。
まだ日が経っていない為に詳しく載せることはできませんが、直近の流れは予想通りになっていますす。このことは、相場が下げてから書いている後出しではなく、私からの配信(私の投資法および買い付け銘柄)を希望されていらっしゃる方へは、既にお伝え済みでした。私からの配信については ⇒ こちら
引き続き、しっかりと相場を見ていこうと思っています。
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10月2日 木曜日
本日の日経平均は、前日比213円安の11154円となりました。
米国株は19ドル安。
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個別企業へ悪材料が出た他、予想を大きく下回る経済指標によって一時は200ドルを超える下げ幅になっていました。しかし、金融安定化策の修正案が報道されたことで可決の期待が高まり相場は反転。加えて、著名投資家の率いる投資会社がGEの増資を引き受けると伝わったことも相場を下支えしました。200ドルの下げ幅から19ドル安まで回復させています。
GMの金融部門の利益悪化をアナリストが予想したことや、フォードが欧州での減益見通しを発表したことが売り材料になっています。また、前日に過去3番目の上げ幅を記録していたこともあり、利益確定や戻り売りといった動きも多くあったようです。
これら悪材料によって取引開始直後から急落。午前10時頃に発表されたISM製造業景況感指数が市場予想を大きく下回り2度目の急落。下げ幅は200ドルを超える状況になっていました。しかし、金融安定化策の修正案が可決される可能性が高くなったことや、金融部門の利益悪化が指摘されたGMの増資を、著名投資家の率いる投資会社が引き受けると発表されたことで株価は反転、右肩上がりとなり前日値を上回る水準まで買われました。その後、売られるところもありましたが、徐々に下値を切り上げる強い展開となり、ほぼ前日値で取引を終えています。
昨日の株日記で書いておりましたとおり、前日に過去3番目の上昇幅となっていただけに利益確定や戻り売りが多く出たようです。ここまでは需給による影響なので(本日に限れば)問題はないところですが、経済指標の悪化で更に100ドルも値を下げていますので、こちらも書いていたことですが今後は金融安定化策に絡む材料だけではなく、実態経済に目が向き始めるような気がしています。
このように考えれば、そろそろ「金融安定化策可決への期待から買われる強さ」が弱くなってくるのかもしれません。
(チャートでみた場合)
200ドルを超える下落から前日値付近まで戻していますので、ローソク足も下ヒゲがとても長くなっており、目先は強含みと考えられます。前日に過去3番目の上昇幅になりながらも、しっかりと前日の終値付近まで戻して高値揉み合いになっていることから、次の上昇へ向けた力を溜めている状況だと考えられます。ただ、揉み合い初日であることから、売りをこなして次の上昇へ向かうにはもう少し高値で揉み合う時間が必要かもしれません。
注意したいところは、上記しておりますように「金融安定化策可決への期待から買われる強さ」が弱くなるとすれば、今のチャート形成は「見かけだおし」となり崩れるかもしれません。簡単に書けば、「金融安定化策可決への期待で作られたチャート」ということになります。
この部分には注意する必要がありそうです。
本日は、「勉強できる買い付け」を更新しています 勉強できる買い付け
「日本株について」
米国株の力強い展開を受け、日本株も寄り付き直後は上昇してのスタートになりました。しかし上値は重く、右肩下がりで前引け。後場は安値付近で長く揉み合いますが、引けにかけて大口の売りが出たことで急落、200円を超える下げ幅になっています。
米国株は前日値と変わらない水準で終えているものの、内容は200ドルから戻している強い展開でした。にもかかわらず、寄り付きからの上昇は弱いものであり「買い手不在、売り手多く」の印象を強く受けていました。結果は予想通り、大きな下落になってしまいました。
米国株が強くても日本株が売られてしまう状況です。
日本株を売らなければいけない何かが起こっているような気がしています。
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10月1日 水曜日
本日の日経平均は、前日比108円高の11368円となりました。
米国株は485ドル高。
「米国株について」
昨日は金融安定化策否決により過去最大の下げ幅になっていましたが、本日は過去3番目の上げ幅になっています。
前日に過去最大の下げ幅になっていたことで押し目買いが入ったことや、新しい安定化策が早期可決される可能性があることなどが材料となり、株価は綺麗な右肩上がりとなりました。
安定化策の協議が続けられている中、上院銀行委員会の委員長が、上院は明日にも金融安定化策を可決する可能性があるとコメント。また、取引時間前に、ブッシュ大統領が米議会に向けて金融安定化策の早期成立を求める声明を発表したことなども早期可決への期待につながり、買い材料になっていました。
経済指標では、消費者信頼感指数が市場予想を上回り好感されるも、ケース・シラー住宅価格指数の(全米十都市)下落率が過去最大になったことで好材料を相殺。本日も昨日に続いて金融安定化策の影響が大きかった1日になっています。金融セクターがプラス13%と飛びぬけて高い数字になっていることがそれを証明しています。
原油価格が安い水準に留まっていることで、インフレ率の低下が指摘され始めているようです。米アトランタ連銀の総裁は、インフレの見通しは改善された可能性があるとコメント。
今は、金融安定化策を取り巻く材料の陰に隠れている原油価格ですが、やがて経済に良い影響を与え始めるのではないでしょうか。
前日に過去最大の下げ幅になっていたことで押し目買いも多く入っていたようですが、引き続き金融安定化策の動向が大きく影響すると思っています。否決で急落、可決で少し上昇。このように考えています。
(チャートでみた場合)
始まりから終わりまで綺麗な右肩上がりとなり、とても強い印象をもっています。ローソク足も大陽線になっていますし、売買も増加傾向にありますので、ひょっとすれば強い状態が続くのかもしれません。直近で形成された抵抗線に抑えられていますが、数百ドルもの上昇になればわずかな抵抗でも抑えられてしまうものなので、本日においては全く問題ないと思っています。
次の上値は11200ドルになりますが、今の勢いがあればその水準に向けた動きになっても不思議ではありません。ただ、記録的な上昇になった翌日なだけに、利益確定や戻り売りも多く出てくると考えられ、上値に向かうと楽観することはできません。
「日本株について」
米国株の記録的な上昇にも関わらず、上値の重い1日になっています。寄り付きこそ大きく上昇してのスタートでしたが、買い進まれることなく揉み合いが続く前場になっていました。後場に入ると前場の軟調さを嫌気した売りが出て下落。その後は徐々に買い戻されるのですが、11400円付近になると大口の売りが出てきて急落。これが2度も繰り返されている為に、米国株に比べて上げ幅は小さなものになりました。
一時は200円近い上昇になっていたのですが、米国株と同じく金融安定化策の動向を警戒する動きが強くなり、積極的に買い進む投資家は少なかったようです。ただ、売買が増加していることから、「上値は追いかけないが下げれば買う」という動きは強くあったのではないでしょうか。下期に入り、長期資金の大口買いも入っていたようです。
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プロフィール |
【プロフィール】
〇名前 masa
〇年齢 40代
投資歴は20年以上。全くの素人から僅かな資金で株式投資を始めましたが、株式投資だけで生活できるようになりました。運用資金に対して少額分散投資と買値から1割減の損切りを徹底。初心を忘れず、楽しみながら続けています。
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