素人投資家の株日記 2009年11月素人投資家の株日記
素人投資家の株日記
投資歴は20年以上、株式投資だけで生活しています
10 | 2009/11 | 12
S M T W T F S
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 - - - - -

日本・東証1部の9割が値上がりする全面高!米国・5つの材料がドバイショックを和らげる
株日記は特別な事情がない限り平日の夕方5時~6時に更新します ちな♪
株日記はブログに公開してからも訂正を加える時があります。全て完成してからホームページ「素人投資家の挑戦」内にあります新着情報にてお伝えしますので、そちらを先に確認されてからお読み下さいませ。
また「勉強できる私の買い付け」などの更新情報もホームページ上で行っておりますのでご確認下さいませ。

お知らせ

こちらの株日記が、月刊誌に掲載されました。
廣済堂出版
ネットマネー 08年7月号 ~ 今月の最強 株ブロガー

○ 掲載内容をご紹介 ⇒ こちら

青春出版社
BIG tomorrowビッグ・トゥモロウ 09年 5月号 (3月25日発売)
○ 掲載内容に少し誤りがありました ⇒ こちら
○ 掲載内容の一部をご紹介 ⇒ こちら

とても貴重な経験をさせていただき、感謝しております。
この場を借りて、お礼申し上げます。
----------------------------------------------------------------------------------------------

11月30日 月曜日

本日の日経平均は、前週末比264円高の9345円となりました。
米国株は154ドル安の10309ドル。

「 米国株について 」
ドバイショックで取引開始直後は10231ドル(233ドル安)まで急落しますが、そこが安値になると緩やかに回復。11時頃には10350ドル(115ドル安)まで下げ幅を縮小しました。結局、10309ドル(154円安)と大きく下げて終えますが、欧州の3%安に対して1.5%安で留まる強い結果になっています。
(米国株)
000001010.gif

○5つの材料がドバイショックを和らげる
1、欧州株が反発
ドバイショック当日は、イギリス FTSE 3.2%安、フランス CAC 3.4%安、ドイツ DAX 3.3%安 と大きく売られましたが、翌日は一転して買い戻しの動き。イギリス1%高、フランス1.2%高、ドイツ1.3%高になりました。3市場共に下げてのスタートでしたが、ほぼ一本調子で右肩上がり。
債務返済延期で最も影響を受けるであろう欧州市場。そこが1日で買い戻される動きになったことは米国市場へも安心感が広がったと感じました。

ドバイショック翌日の欧州株は軒並み反発
(イギリス FTSE)
FTSE0000.gif

(フランス CAC)
CAC0000.gif

(ドイツ DAX)
DAX0000.gif

2、欧州の銀行も経営に大きな打撃を受けない
(今分かっている部分では)債務返済延期でも、銀行の経営に大きな打撃を与えるものではない(支援されるところもある)とする見方が広がっているようです。

3、米金融機関によるドバイへの融資額が大きくない
これが大きな安心感につながっています。
欧州の金融機関はドバイへ多額の融資を行っていた為、経営悪化懸念が膨らみ銀行を中心に大きく売られていました。一方、米金融機関の融資額は(今分かっている部分では)欧州に比べてとても少なく、債務返済延期による影響も大きくないとされています。

4、アブダビが本格支援に乗り出すとの観測
先週末にも取り上げていたのですが、より現実的な話しになっているようです。
(先週末に書いていた内容のコピー)
最終的には同じアラブ首長国連邦で「原油で潤うアブダビ」に救済され、デフォルトに陥る可能性は極めて低いといった見方もある為、今の段階でそこまで悪く考える必要はないと思っています。原油で潤うアブダビの影響力も計り知れません。
(コピーここまで)

5、連日のように書いています「需給の改善、年末商戦への期待、強気に傾いている投資家心理」
需給に関しては、感謝祭前に書いていた「10300ドルから10200ドルにかけて下値抵抗が強くなっていく」そのままの動きになっています。急落してスタートしましたが、10231ドルで安値をつけると緩やかながら回復していますので10300ドル付近から買いの力が強くなり下げ渋ったと感じました。
年末商戦への期待は、先週末の株日記で取り上げていましたとおり指標や予測などで期待が膨らんでいる状態です。感謝祭明けとなる27日からクリスマスセールが一斉にスタート。今年は感謝祭から大幅値引きでクリスマスセールをスタートさせるところも目立っています。
投資家心理は強気に傾いていたこともあり、ドバイショックの下落は押し目買いチャンスと考える投資家も多くおられたようです。

○下げ半減で安心感広がる?
イギリス 3.2%安、フランス 3.4%安、ドイツ 3.3%、日本 3.2%安。この流れで迎えた米国は1.5%安に留まっていますから、影響はほぼ半減していることになります。150ドル安という部分だけを見れば大きな下げですが、見方を変えると半減です。
また、ドバイショック当日は欧州株も軒並み3ケタの下落でしたが翌日は反発。こうなると今度は米国株の下げ半減と欧州の反発という流れになりますから、後から始まる市場へも良い影響を与えると思いました。

(チャートで考えた場合)
ドバイショックで下げましたが、予想通りの展開です。
(感謝祭前に書いていた内容をそのままコピーします)
揉み合い上放れで10500ドルを大きく上抜けていくかもしれませんが、予想は変更せず。
目先の上値は10500ドル。目先の下値は、10300ドルから10200ドルにかけて抵抗が強くなっていくと予想。この付近で下げ止まれば揉み合い継続となり日柄調整が進みます。最大の下値は1万ドルと考えます。今の水準から450ドルも下を見るのは現実的ではありませんが、「最大の下値」として心積もりしておくことが大切だと思っています。
(コピーここまで)
書いていましたように、揉み合い継続中で日柄調整が進んでいると考えています。
目先の上値と下値に変更はりません。


「 日本株について 」
欧州の反発および米国株の下げが限定的だったことで、買い優勢でのスタートになりました。一気に9200円(120円高)を突破すると9300円(220円高)まで上げ幅を拡大して前引け。後場に入ってからも売り込まれることなく高値揉み合いのまま取引を終了しました。大陽線でほぼ高値引けになるとても強い1日になっています。

(日本)
n00010.gif

○もの凄い上昇
東証1部の値上がり銘柄数は全体の9割にあたる1491。値下がり銘柄数はたったの136です。
日経平均採用銘柄で下落したのは1銘柄のみ。
活況とまではいかないものの、東証1部の売買代金は1兆5426億円に膨らんでいますから商いを伴う良い上昇だと感じました。私の買い付けていた銘柄も 9%高を筆頭に軒並み大幅高になっています。前週末に「本日の終値9081円に驚きはありません。円高!ドバイショック!でも、淡々と自分の投資を進めるだけです。」このように書いていたのですが、良い感じで進みました。前週末の株日記に私の投資法を少し紹介していますので、ご覧下さいませ ⇒ こちら
もちろん、上昇に気を良くして浮かれることはありません。いつも通り気を引き締めながら進めていきます。

○ものは考えよう
ドバイショック当日は日本も大きく下げましたが、米国株が堅調でも上値は重くジリジリと下げるような展開だったので、一気に下げてアク抜けする方がある意味で良かったのではないでしょうか。皮肉なことではありますが、恐怖を感じて投げ売りする投資家が増えれば増えるほど株価は安くなり、そうなると今度は割安なところを買おうとする投資家にとって好都合となるのです。これはほぼ間違いなく比例しますから、凄まじい上昇になった本日の相場が示す通り「ドバイショックも考えよう」だと思っています。

お忙しいところ申し訳ありませんが、お役に立てる内容だった時には以下 3つのランキング 全てにクリックをお願い致します。応援ボタンを1回押してもらうと1カウントされ、その合計数によってランキングの順位が決まります。
応援ボタン07.gif      にほんブログ村 株ブログ 株式投資情報へ  kiss.gif
応援ボタンを押すとランキングサイトへ移動しますが、必要なければ閉じて下さい。


テーマ:株式 - ジャンル:株式・投資・マネー

ドバイショックで世界同時株安!ドバイ政府が5兆円の債務返済延期を債権者へ要請
株日記は特別な事情がない限り平日の夕方4時~5時に更新します ちな♪
株日記はブログに公開してからも訂正を加える時があります。全て完成してからホームページ「素人投資家の挑戦」内にあります新着情報にてお伝えしますので、そちらを先に確認されてからお読み下さいませ。
また「勉強できる私の買い付け」などの更新情報もホームページ上で行っておりますのでご確認下さいませ。

お知らせ

こちらの株日記が、月刊誌に掲載されました。
廣済堂出版
ネットマネー 08年7月号 ~ 今月の最強 株ブロガー

○ 掲載内容をご紹介 ⇒ こちら

青春出版社
BIG tomorrowビッグ・トゥモロウ 09年 5月号 (3月25日発売)
○ 掲載内容に少し誤りがありました ⇒ こちら
○ 掲載内容の一部をご紹介 ⇒ こちら

とても貴重な経験をさせていただき、感謝しております。
この場を借りて、お礼申し上げます。
----------------------------------------------------------------------------------------------

11月27日 金曜日

本日の日経平均は、前日比301円安の9081円となりました。
米国株は感謝祭で休場。

「 米国株について 」

感謝祭で休場

昨日、「勉強できる私の買い付け」を更新日しています さとと-音符ブルー

タイトルは 休むも相場
売買するだけが投資ではありません。休むことも立派な投資法です。
注意
何もせず本当に休んでしまうと、感覚や知識が遅れてしまうのでいけません。
相場動向を監視・検証しながら売買だけお休みするのです。これが本当の意味で休むも相場。

「勉強できる私の買い付け」とは
勉強していただけると判断した私の取引を、1ヶ月数銘柄(1週間に1銘柄程度)を限定で紹介しているブログです。
私からの配信を希望されていらっしゃる方へは、買い付けた当日に「目先の上値と下値予想」「買い付け理由」などをお伝えする他、毎日~数日おきに「私の投資法~狙っている銘柄やセクターなど」も全てお伝えしています。ちなみに、上記しています「米国株について」は、特別な事情がない限り平日の朝8時30分前後に配信。(余談)買い付け後の配信なので買いを煽っているように見えるかもしれませんが、売買する銘柄のほとんどが東証1部の主力なので全く影響はありません。
「勉強できる私の買い付け」は ⇒こちら 是非、ご覧下さいませ じー !!
「配信についての詳しい説明は」 ⇒ こちら

「 日本株について 」
ドバイショックが日本にも波及しました。

ドバイ政府が590億ドル(約5兆1000億円)の債務返済延期を債権者へ要請
政府系持ち株会社ドバイワールドや傘下の不動産開発会社ナキールやリミットレスが抱える590億ドルの債務について、少なくとも6ヶ月の返済延期を債権者へ要請すると発表。大型開発で急成長してきたドバイへの信用不安が広 がりました。
影響を最小限に留める為、12月6日まで多くの企業や省庁がお休みとなるイスラム教の犠牲祭が始まる直前というタイミングで発表。また、株式市場への影響にも配慮して取引終了後に発表されました。

これを受け、S&Pやムーディーズがドバイの政府系企業数社を格下げ。一部の企業はジャンク等級まで格下げされました。また、S&Pの基準ではドバイワールドが債務不履行(デフォルト)にあたる可能性が高いとのことで、大きな不安が広がっています。

この問題がどれほど影響するのかは未知数です。
債務返済を要請した590億ドルという金額も凄いですが、ドバイワールドの資産総額はその10倍にあたる5800億ドル以上です。日本円で50兆円、50,000,000,000,000円です。今回の債務返済要請で信用悪化となれば・・・その影響は計り知れません。
ただ、最終的には同じアラブ首長国連邦で「原油で潤うアブダビ」に救済され、デフォルトに陥る可能性は極めて低いといった見方もある為、今の段階でそこまで悪く考える必要はないと思っています。原油で潤うアブダビの影響力も計り知れません。

欧州市場も総崩れ
ドバイワールドなどに多額の資金を融資している欧州銀行への懸念も広がり、欧州市場は軒並み3%を超える急落になっています。イギリス FTSE 3.2%安、フランス CAC 3.4%安、ドイツ DAX 3.3%安。

そして日本も
00001m.gif

後場中頃までは9200円(180円安)付近で下げ渋る動きでしたが、14時から一気に下げ幅を拡大。9100円を割り込んで3.2%安になりました。

為替相場は乱高下
ppp101.gif

一時は84円台まで突入する凄まじい動きになりました。

直近5営業日の動き
p000.gif

藤井財務相のお話
「一方的に偏った動きであり、非常に緊張して注視している」
「G7で何らかの声明を出すことも臨機応変な対応の一つだ」
「今の動きは過剰で、無秩序な動きには適切な対応を取ることもあり得る」
管副総理兼経済財政担当相のお話
「景気の下押し要因になりかねない」
平野官房長官のお話
「為替の急激な乱高下は好ましくない」
「経済対策を含め、しっかり対応すべく見極める」
亀井郵政改革・金融担当相のお話
「円高ではなくドル安のトレンド。米国や国際社会に対応を求めるべきだと財務相に話した」

さすがに84円台に突入してくると、為替についての発言が目立ってきます。
ただ・・・藤井財務相のお話が少し前に進んだ程度。他の方については、失礼ながら(いつも通り)ハッキリしない言い回し。

(少し乱暴な言い方になりますが)
早急に望まれていることは「為替介入による円高抑制」ですが、投資で望みは必要ありません。
株式投資で大切なことは、より安いところで買い付ける為にどの水準から狙い始めるかという部分です。
例えば、日経平均1万円で買い付けていれば900円(9%)の下落。
9800円で買い付けていれば700円(7.1%)の下落。
9600円で買い付けていれば500円(5.2%)の下落。
9400円で買い付けていれば300円(3.2%)の下落。
本日の9100円で買い付けていれば、損失はなし。
当り前のことですが、低い水準から買い始める方が下落率は低くなりますので、下値メドから逆算して買い始めるのが得策だと思っています。

もちろん書いているだけではありません。
今、進めている投資法なのでここで詳しくは書けませんが、ドバイショックと急激な円高で300円安!でも全く驚いていません。終値9081円は想定範囲内です。

今進めている投資法は書けませんが、少し前の投資法をご紹介 音符
まずは、チャートをご覧下さいませ
ppppoo.gif

赤い○で囲んだところは、11月10日から18日になります。
実は・・・この期間で、私はほとんどの保有株を手放しています。
これは、下げてから書いている後出しではなく、私からの配信を希望されていらっしゃる方へ(売りの配信は例外としながら)お伝え済みでした。また、どの水準を下値メドとしながら買い付けていくのかもお伝え済み。そのようなことから、本日の終値9081円に驚きはありません。円高!ドバイショック!でも、淡々と自分の投資を進めるだけです。

お忙しいところ申し訳ありませんが、お役に立てる内容だった時には以下 3つのランキング 全てにクリックをお願い致します。応援ボタンを1回押してもらうと1カウントされ、その合計数によってランキングの順位が決まります。
応援ボタン07.gif      にほんブログ村 株ブログ 株式投資情報へ  kiss.gif
応援ボタンを押すとランキングサイトへ移動しますが、必要なければ閉じて下さい。


テーマ:株式 - ジャンル:株式・投資・マネー

日本・1日1円、3日で3円も円高に。14年ぶりの86円台。米国・感謝祭前で、お休みムード
株日記は特別な事情がない限り平日の夕方4時~5時に更新します ちな♪
株日記はブログに公開してからも訂正を加える時があります。全て完成してからホームページ「素人投資家の挑戦」内にあります新着情報にてお伝えしますので、そちらを先に確認されてからお読み下さいませ。
また「勉強できる私の買い付け」などの更新情報もホームページ上で行っておりますのでご確認下さいませ。

お知らせ

こちらの株日記が、月刊誌に掲載されました。
廣済堂出版
ネットマネー 08年7月号 ~ 今月の最強 株ブロガー

○ 掲載内容をご紹介 ⇒ こちら

青春出版社
BIG tomorrowビッグ・トゥモロウ 09年 5月号 (3月25日発売)
○ 掲載内容に少し誤りがありました ⇒ こちら
○ 掲載内容の一部をご紹介 ⇒ こちら

とても貴重な経験をさせていただき、感謝しております。
この場を借りて、お礼申し上げます。
----------------------------------------------------------------------------------------------

11月26日 木曜日

本日の日経平均は、前日比58円安の9383円となりました。
米国株は30ドル高の10464ドル。

「 米国株について 」
強弱入り混じる経済指標でしたが、どちらかといえばプラスに作用する結果。これを好感する買いが入り、10時頃からお昼にかけて緩やかな右肩上がりとなりました。10480ドル(47ドル高)で天井を打ちますが、前日値付近が下値抵抗となり底堅く推移。小じっかりした1日になっています。

○新築住宅販売は増加
10月の新築住宅販売件数は年率換算で43万戸となりました。これは、前月比6.2%の大幅増(前月は40万5000戸に修正)と同時に市場予想の41万戸も上回る好結果になっています。また、在庫も減少して23万9000戸となり、10月の販売ベースで6.7ヶ月分まで改善。

○週間住宅ローン申請指数は低下
週間住宅ローン申請指数は前週比4.5%低下して601.0となりました。
・新規住宅に伴うローン申請指数は9.6%上昇して223.1。
・借り換えが9.5%低下して2818.7。
・住宅ローン30年固定金利は0.01ポイント低下して4.82%

○個人消費は増加
10月の個人消費支出は年率換算で10兆2120億ドル(約895兆円)となり、前月比0.7%増えました。前月の0.6%減から大幅に改善すると同時に、市場予想の0.5%増を若干上回る良い結果。

○新規失業保険申請件数は大幅減
週間新規失業保険申請件数は46万6000件になりました。これは前週の50万1000件(修正値)から7%近く減少すると同時に、市場予想の50万件を下回る良い結果。また、4週連続で減少となりおよそ1年ぶりの低水準になっています。
受給総数も前週より19万件減少して542万件。こちらも市場予想を下回っています。

○耐久財受注は減少
10月の耐久財受注額は前月比0.6%減になりました(前月は2.0%増に修正)。
これは市場予想の0.5%増を大きく下回る悪い結果。
変動の大きい輸送関連を除くと、前月の1.8%増から1.3%減へ悪化。
民間設備投資の指標になる「航空機を除く非国防資本財」は、前月の2.6%増から2.9%減へ悪化。

企業が設備投資へ慎重になっていることを示す悪い結果ですが、連銀総裁を含め多くの人が話されている「景気はとても緩やかな回復になる」これを裏付ける内容で失望売りにはつながっていません。結果論ではありますが、少し悪い数値が出ることは「景気はとても緩やかな回復になる=利上げはまだまだ先」という考えにつながりますから、ある意味で安心感が出たのではないでしょうか。今は「利上げ=景気回復で好感される」ではなく「利上げ=景気回復の腰を折る」なので利上げがチラつくのは良くありません。
受注額は悪い結果でも、利上げ無しの安心感が相殺したと思いました。

○薄商いで力強さに欠けるものの底堅い
明日は感謝祭で休場。本日からお休みモードで超のつく薄商い。しかし、本日発表された住宅、雇用、個人消費の指標は改善を示すもので環境は悪くありません。 薄商いの強さは信用にならない時が多々あるものの、環境が良ければ売り出す投資家が少なくなるので底堅く推移する場合もあります。次の「チャートで考えた場合」のところでも取り上げますが、少し見方を変える方が良いのかもしれません。

(チャートで考えた場合)
強弱入り混じる指標だったとはいえ、耐久財受注が売り材料にならず良いふうに捉えられていると感じた為、売り出そうと考える投資家が少なくなっているように思えました。
昨日、注意したいところを書いていたのですが、少し違った見方をする方が良いのかなと考えています。

昨日の内容
(コピーここから)
可能性として指摘していた揉み合い上放れにはならず。ただ、大きく売り込まれるも同じだけ買い戻されている下ヒゲの長い足が出現していますので、買いの勢いは途絶えていないと判断。加えて、昨日は早い時間に10500ドルへほぼ到達するも売り込まれることなく推移していたことから、売り圧力を多く吸収していると感じました。

注意したいところ
感謝祭を前に市場参加者が少なくなっており、力強さが感じられません。(少し矛盾した書き方になってしまうのですが)売り圧力を多く吸収しているとは思うのですが、買いの量が細っているので相応の売りしか吸収されておらず、本来の動き(商いの増加)へ戻った時は売りに押される可能性があると考えています。
一言で書くと、「信用できない強さ」といった感じでしょうか。
(コピーここまで)

このように書いていたのですが、売り圧力が吸収されると同時に売り出す人も少なくなれば10500ドルの抵抗はとても弱いものになるかもしれません。「信用できない強さ」から「信用できる強さになりつつある」に変更です。

但し、楽観視は禁物。見方は変えても目先の上値と下値予想に変更点はありません。
揉み合い上放れで10500ドルを大きく上抜けていくかもしれませんが、予想は変更せず。
目先の上値は10500ドル。目先の下値は、10300ドルから10200ドルにかけて抵抗が強くなっていくと予想。この付近で下げ止まれば揉み合い継続となり日柄調整が進みます。最大の下値は1万ドルと考えます。今の水準から450ドルも下を見るのは現実的ではありませんが、「最大の下値」として心積もりしておくことが大切だと思っています。


本日は、「勉強できる私の買い付け」の更新日です さとと-音符ブルー

タイトルは 休むも相場
売買するだけが投資ではありません。休むことも立派な投資法です。
注意
何もせず本当に休んでしまうと、感覚や知識が遅れてしまうのでいけません。
相場動向を監視・検証しながら売買だけお休みするのです。これが本当の意味で休むも相場。

「勉強できる私の買い付け」とは
勉強していただけると判断した私の取引を、1ヶ月数銘柄(1週間に1銘柄程度)を限定で紹介しているブログです。
私からの配信を希望されていらっしゃる方へは、買い付けた当日に「目先の上値と下値予想」「買い付け理由」などをお伝えする他、毎日~数日おきに「私の投資法~狙っている銘柄やセクターなど」も全てお伝えしています。ちなみに、上記しています「米国株について」は、特別な事情がない限り平日の朝8時30分前後に配信。(余談)買い付け後の配信なので買いを煽っているように見えるかもしれませんが、売買する銘柄のほとんどが東証1部の主力なので全く影響はありません。
「勉強できる私の買い付け」は ⇒こちら 是非、ご覧下さいませ じー !!
「配信についての詳しい説明は」 ⇒ こちら

「 日本株について 」
円高が売り材料になるも、前場は買い戻される動きが優勢となり右肩上がりになりました。およそ9350円(90円安)で寄り付きますが、前引けは3円高の9445円。しかし、後場に入ると急激な円高が襲い一気に9380円(60円安)まで下落。その後も買い戻されることはなく、9400円付近を揉み合う動きに終始しました。

○明日発表される10月の完全失業率は小幅に悪化?
予想の中央値は5.4%
この通りなら前月を0.1ポイント上回る為、7月から続いた減少が途絶えることになります。ただ、わずか0.1ポイントの悪化なので改善傾向に変わりはなく、予想通りだったとしても売り材料にはならないと考えています。

○1日で1円、3日で3円も円高に
およそ14年ぶりとなる86円台前半まで円高が進みました。
米国株式市場では米耐久財受注額の減少は利上げ無しにつながり好感されましたが、為替市場にとっては「利上げ無し=ドル売り」につながる為、円高要因になってしまいます。また、FOMC議事録では米金融当局がドル安を容認しているとの内容が明らかになり、こちらもドル売りへ拍車をかけることに
001010000yy

5分足チャート
101010kkkk

86円50銭付近に控えるストップロス(損切りライン)を狙う動きになりました。
株でいうと、多くの投資家が考える損切りラインまで下落させ、多くの投資家が損切りしたところで買い戻す手口です。多くの投資家が損切りすれば異常な下げ幅になりますので、より安いところで買うことができるのです。主に機関投資家などが豊富な資金にモノをいわせて行う手口で、めずらしいことではありません。ただ、1つの機関投資家だけで動かせるものではなく、多くの機関投資家の思惑が一致してそのような手口になります。

5分足チャートをご覧下さいませ。
86円50銭付近で耐えますが、到達するやいなや86円20銭付近まで一気に円高へ。ここでストップロスが発生して異常な動きになったところ、今度は一転して86円50銭まで戻しています。仕掛けが終われば元通り。一番損をしたのは仕掛けにハマって損切りした人です。

16時30分現在、仕掛け的な動きはなくなり緩やかに円安方向へ進んでいます。
85円台を一気に目指すような動きはオーバーシュート(行き過ぎ)だったと思います。

藤井裕久財務相のお話
「異常に動いた時は、それなりの対応をしなければいけない」
「円の問題ではなく、ドル安からきていることは間違いない」

以前に大問題となった「ドル安容認発言?」はなく介入を少しちらつかせる内容となりましたが、全く効果無し。言葉は濁されても、事実上はドル安容認だと考えています。いつも通り「米国にならえ(米国が円安を容認するなら日本も容認)」です。

お忙しいところ申し訳ありませんが、お役に立てる内容だった時には以下 3つのランキング 全てにクリックをお願い致します。応援ボタンを1回押してもらうと1カウントされ、その合計数によってランキングの順位が決まります。
応援ボタン07.gif      にほんブログ村 株ブログ 株式投資情報へ  kiss.gif
応援ボタンを押すとランキングサイトへ移動しますが、必要なければ閉じて下さい。


テーマ:株式 - ジャンル:株式・投資・マネー

日本・ここまで下げれば一旦反発してもおかしくない。米国・利益確定に押されるも3つの要因で下げ幅縮小
株日記は特別な事情がない限り平日の夕方4時~5時に更新します ちな♪
株日記はブログに公開してからも訂正を加える時があります。全て完成してからホームページ「素人投資家の挑戦」内にあります新着情報にてお伝えしますので、そちらを先に確認されてからお読み下さいませ。
また「勉強できる私の買い付け」などの更新情報もホームページ上で行っておりますのでご確認下さいませ。

お知らせ

こちらの株日記が、月刊誌に掲載されました。
廣済堂出版
ネットマネー 08年7月号 ~ 今月の最強 株ブロガー

○ 掲載内容をご紹介 ⇒ こちら

青春出版社
BIG tomorrowビッグ・トゥモロウ 09年 5月号 (3月25日発売)
○ 掲載内容に少し誤りがありました ⇒ こちら
○ 掲載内容の一部をご紹介 ⇒ こちら

とても貴重な経験をさせていただき、感謝しております。
この場を借りて、お礼申し上げます。
----------------------------------------------------------------------------------------------

11月25日 水曜日

本日の日経平均は、前日比40円高の9441円となりました。
米国株は17ドル安の10433ドル。

「 米国株について 」
利益確定の売りに押されてスタートするも、10時過ぎに安値10359ドル(91ドル安)を付けるとV字回復。その後、少し下げて10400ドルまで下落しますが、お昼を過ぎると後は緩やかな右肩上がりになりました。15時には一時前日値を回復。最後は少し売られたものの小幅安に留まっています。

○GDP改定値は市場予想とほぼ一致
第3四半期のGDP改定値は速報値のプラス3.4%からプラス2.8%へ下方修正されましたが、市場予想の2.9%とほぼ一致しており目立つ売り材料にはなっていません。
大きく影響したのは個人消費の落ち込み。個人消費はGDPの7割を占める為、速報値の3.4%から2.9%へ下方修正される結果は押し下げ要因になっています。

○経済見通しが上方修正される
FRBは今年の実質GDP成長率見通しを、マイナス1.5~1.0%としていた従来の予想からマイナス0.4~0.1%へ上方修正しました。10年についても、プラス2.1%~3.3%としていた予想からプラス2.5%~3.5%へ。

失業率については、10年が9.3%~9.7%で11年が8.2%~8.6%になると予想。

○ケース・シラー住宅価格指数は上昇
9月のケース・シラー住宅価格指数は5ヵ月連続で上昇し、前月比プラス0.3%になりました。ただ、市場予想の0.8%の半分にも満たなかったことや、8月のプラス1.2%から急減する結果は売り材料になってしまいました。
前年同月比ではマイナス9.4%。こちらは市場予想の9.0%とほぼ一致。

○連邦住宅金融庁が発表した住宅価格指数も上昇
7-9月期の住宅価格指数は前期比プラス0.2%となり、2年ぶりのプラスになっています。

○消費者信頼感指数は改善
感謝祭明けからいよいよ年末商戦が本格化。11月の消費者信頼感指数は49.5となり、前年同月の44.7より改善した結果は年末商戦への期待が少し高まることになりました。

○本日の相場で注視するところは無し
朝方は利益確定に押されますが、早々に反転すると後は(連日書き続けている)3つの要素「需給の改善、強気に傾いている投資家心理、年末商戦への期待」が影響して右肩上がり。このように考えればよく、経済指標や相場環境を複雑に読み解く必要はない1日だったと感じました。よって、株日記も極端に短くなっています。
いつも通り、深く考えなければいけない時に時間をかけ、そうでない時は自分の投資(監視銘柄の検証など)にゆっくり時間をかけたいと思っています。

上記しました3つの要素については、連日書き続けてきましたので直近の株日記を参照下さいませ。

(チャートで考えた場合)
可能性として指摘していた揉み合い上放れにはならず。ただ、大きく売り込まれるも同じだけ買い戻されている下ヒゲの長い足が出現していますので、買いの勢いは途絶えていないと判断。加えて、昨日は早い時間に10500ドルへほぼ到達するも売り込まれることなく推移していたことから、売り圧力を多く吸収していると感じました。

注意したいところ
感謝祭を前に市場参加者が少なくなっており、力強さが感じられません。(少し矛盾した書き方になってしまうのですが)売り圧力を多く吸収しているとは思うのですが、買いの量が細っているので相応の売りしか吸収されておらず、本来の動き(商いの増加)へ戻った時は売りに押される可能性があると考えています。
一言で書くと、「信用できない強さ」といった感じでしょうか。

目先の上値と下値予想に変更点はありません。
揉み合い上放れで10500ドルを大きく上抜けていくかもしれませんが、予想は変更せず。
目先の上値は10500ドル。目先の下値は、10300ドルから10200ドルにかけて抵抗が強くなっていくと予想。この付近で下げ止まれば揉み合い継続となり日柄調整が進みます。最大の下値は1万ドルと考えます。今の水準から450ドルも下を見るのは現実的ではありませんが、「最大の下値」として心積もりしておくことが大切だと思っています。

明日は人気コンテンツ「勉強できる私の買い付け」の更新日です さとと-音符ブルー  楽しみにお待ち下さいませ じー !!
「勉強できる私の買い付け」とは
勉強していただけると判断した私の取引を、1ヶ月数銘柄(1週間に1銘柄程度)を限定で紹介しているブログです。
私からの配信を希望されていらっしゃる方へは、買い付けた当日に「目先の上値と下値予想」「買い付け理由」などをお伝えする他、相場が動き始めると「私の投資法~狙っている銘柄やセクターなど」も全てお伝えしています。ちなみに、上記しています「米国株について」は、特別な事情がない限り平日の朝8時30分前後に配信。(余談)買い付け後の配信なので買いを煽っているように見えるかもしれませんが、売買する銘柄のほとんどが東証1部の主力なので全く影響はありません。
「勉強できる私の買い付け」は ⇒ こちら
「配信についての詳しい説明」は ⇒ こちら

「 日本株について 」
本日は小じっかり。前場は9370円から9440円というわずか70円の値幅で乱高下。後場に入ってからも方向感は出ず9390円と9420円の間で行ったり来たりしますが、14時に揉み合い上放れになると少しずつ上げ幅を拡大。久しぶりにプラス引けとなりました。

○上場企業の配当減に歯止め
~記事より~
2010年3月期、下期の配当総額は前年同期比で1%増える見通し。前年同期比では3半期ぶりに上向く。

○11月相場は堅調?
11月最後の営業日を含んだ週(今年は11月30日~12月4日)の騰落を見ると、2000年以降9年連続で上昇。
ちなみに昨年は8%も上昇。
今の相場が上昇続きなら反動による下落で記録も途絶えそう。しかし、軟調なだけに・・・反発すれば記録更新になるかもしれません。

○日本株も注視するところは無し
日経平均のチャートをご覧下さいませ
6621541.gif

9営業日で469円(4.8%)下落しているうえ、上昇したのはわずか2営業日。しかも、95銭高と20円高です。
これだけ下げてくれば一旦反発してもおかしくありません。
米国株と同じになりますが、複雑に考える必要はないと判断しました。

お忙しいところ申し訳ありませんが、お役に立てる内容だった時には以下 3つのランキング 全てにクリックをお願い致します。応援ボタンを1回押してもらうと1カウントされ、その合計数によってランキングの順位が決まります。
応援ボタン07.gif      にほんブログ村 株ブログ 株式投資情報へ  kiss.gif
応援ボタンを押すとランキングサイトへ移動しますが、必要なければ閉じて下さい。


テーマ:株式 - ジャンル:株式・投資・マネー

日本・「騰がらない それは貴方の 相場観」 米国・3つの要素が下支え
株日記は特別な事情がない限り平日の夕方4時~5時に更新します ちな♪
株日記はブログに公開してからも訂正を加える時があります。全て完成してからホームページ「素人投資家の挑戦」内にあります新着情報にてお伝えしますので、そちらを先に確認されてからお読み下さいませ。
また「勉強できる私の買い付け」などの更新情報もホームページ上で行っておりますのでご確認下さいませ。

お知らせ

こちらの株日記が、月刊誌に掲載されました。
廣済堂出版
ネットマネー 08年7月号 ~ 今月の最強 株ブロガー

○ 掲載内容をご紹介 ⇒ こちら

青春出版社
BIG tomorrowビッグ・トゥモロウ 09年 5月号 (3月25日発売)
○ 掲載内容に少し誤りがありました ⇒ こちら
○ 掲載内容の一部をご紹介 ⇒ こちら

とても貴重な経験をさせていただき、感謝しております。
この場を借りて、お礼申し上げます。
----------------------------------------------------------------------------------------------

11月24日 火曜日

本日の日経平均は、先週末比96円安の9401円となりました。
米国株は132ドル高の10450ドル。

「 米国株について 」
週末の米国株は14ドル安。
週明けは132ドル高になりました。
前日の下落が押し目買いチャンスと捉えられ、取引開始直後から大きく上昇。10時に発表された中古住宅販売の伸びも買い材料となり、10時過ぎには高値10495ドル(177ドル高)まで上げ幅を拡大しました。その後、やや売り優勢になって上げ幅を縮小しますが、売り込まれることなく終始10450ドル付近で推移しています。

○GDP成長率見通しを上方修正
全米企業エコノミスト協会が、2010年のGDP成長率予想を前回の2.6%から2.9%へ上方修正しました。
失業率は2009年第4・四半期から2010年第2・四半期まで、平均10%で推移。2010年末までには10%を割り込むと予想。

○中古住宅販売は大幅増
10月の中古住宅販売は年率換算で610万戸になりました。これは市場予想の570万戸を上回ると同時に前月比では10.1%増、前年同月比では過去最高の23.5%増というサプライズになっています。
価格中央値は7.1%下落しましたが、1年ぶりの小幅な落ち込み。
住宅在庫は前月比3.7%減少して357万戸。販売ペースで7ヵ月分となり2年半ぶりの低い水準。

在庫が減って販売が伸びる良い環境になっています。下げ続ける価格は懸念材料になっていましたが、小幅な落ち込みに留まったことで底打ち期待も出てきました。価格が底を打てば改善3拍子が揃うことになりますから、住宅関連から波及する経済効果も大きくなってくると考えています。

○引き続き3つの要素が相場を押し上げる?
「ゼロ金利政策を維持するべき」「住宅ローン担保証券の買い切り延長が望ましい」といった連銀総裁のお話もありましたが、既に周知されてることで目立つ買い材料にはなっていないと感じました。また、GDPの上方修正や中古住宅販売の伸びも好材料には間違いありませんが、これらの影響もごくわずかだと思っています。とくに、中古住宅販売に関しては発表前から130ドルを超える大幅高になっていますので、指標が与えた影響は40ドル程度しかありません。
よって、これらが大きく影響したのではなく先週の株日記に書き続けていた「需給の改善、強気に傾いている投資家心理、年末商戦への期待」この3つが大きく影響していたと考えています。

先週の木曜日に書いていた内容をコピーします
(コピーここから)
需給の改善については、上値メド10500ドルまであと少しなので今後は影響が弱まってくる(需給悪化)と思いますが、年末商戦への期待と強気に傾いている投資家心理は影響が強く残ると考えています。

以前のように需給の改善と強気心理だけなら需給悪化に伴い心理も弱くなっていきますが、昨日の株日記に書いていました通り「年末商戦は良くないと思っていたが、ひょっとしたらいいのかも」そんなふうに考える市場関係者が急激に増えているので、今は年末商戦への期待が加わっている状態。よって、需給が悪化しても残り2つの影響は続くと思っています。
(コピーここまで)

このように書いていたのですが、10500ドルへ到達したことによる達成感からの売りが目立っていないうえ、10300ドルから10500ドルの間で5日間揉み合っていますから需給の悪化は和らいでいる可能性があります。そうなると、再び需給も改善。3つの要素で相場を下支えすると考えています。

○強気の心理が強くなる?
上記しました3つの要素により、「大きく下げるまで待てない=加熱感を和らげるまで待てない=下げが限定的なら(下値余地)早めに買っておこう」そんなふうに考える投資家が増えていると感じました。このような動きが、週末の14ドル安を買いのチャンスと考え取引開始直後の急騰につながったのだと考えています。

(チャートで考えた場合)
日本がお休みの間も波乱無し。
週末は高値10342ドル、安値10271ドル、終値10318ドル。
週明けが高値10495ドル、安値10320ドル、終値10450ドル。

連休前の株日記で書いていた予想の範囲内に収まっています。
(コピーここから)
無理なく(加熱感を伴わない)上昇する為には値幅か日柄で調整がほしいところ。先日までは10200ドルを下値とする揉み合いで「売りをこなしている状態=加熱感を和らげている」状態でしたが、それまで8営業日で579ドル(6%)高にもなっているうえ上昇を続けている為に今尚加熱感を伴っています。よって、このまま上昇し続けても無理した分が早々に跳ね返ってくる気がしないでもありません。

値幅なら一旦大きく調整して1万ドル付近まで下落。日柄なら10200ドルから10300ドルの間であと数日間揉み合う。こうなれば加熱感を和らげることができますから、更なる上昇へ向けた準備は整うと考えています。
前向きに考えれば揉み合い上放れ。こうなれば、10500ドルを目指す動きになる可能性が出てきます。消費関連銘柄好決算が相場の上昇を牽引したように、年末商戦への期待が徐々に高まっている状態なので、何度も書き続けている「需給改善」と「強気に傾いている投資家心理」の影響が拍車をかけることになり上昇に弾みが付くかもしれません。

目先の上値は10500ドル。目先の下値は、10300ドルから10200ドルにかけて抵抗が強くなっていくと予想。この付近で下げ止まれば揉み合い継続となり日柄調整が進みます。最大の下値は1万ドルになると考えています。
(コピーここまで)

高値10495ドルなので、目先の上値としていた10500に到達したのも同じ。
10500ドルへ到達したことによる達成感からの売りを心配していましたが、10時に高値を付けた後も売り込まれることなく終始10450円付近で推移した為、そういった心配が杞憂に終わる1日となりました。
今も加熱感を伴っている状態ですが、10300ドルから10500ドルの間で5日間揉み合っていますから10500ドルまでに控える売りはある程度吸収されているはず。ひょっとしたら揉み合い上放れになるかもしれません。

揉み合い上放れで10500ドルを大きく上抜けていくかもしれませんが、予想は変更せず。
目先の上値は10500ドル。目先の下値は、10300ドルから10200ドルにかけて抵抗が強くなっていくと予想。この付近で下げ止まれば揉み合い継続となり日柄調整が進みます。最大の下値は1万ドルと考えます。今の水準から450ドルも下を見るのは現実的ではありませんが、「最大の下値」として心積もりしておくことが大切だと思っています。

「 日本株について 」
連休中の米国株は堅調でしたが、寄り付きから弱含み。取引開始直後に前日値を上回った程度で、後はズルズル下落。前場は50円安の9447円で終了しました。後場に入ると一段安となり、一気に9400円まで下げ幅を拡大。その後は9400円と9440円の間を行ったり来たりする安値揉み合いのまま、取引を終えました。

○騰がらない
米国株の132ドル高(1.3%)に対し、日本株は96円安(1%)。こうなってくると非観的な見方が多くなってくるかもしれませんし、それが本当のことに思えてくるのですが・・・

長文になってしまいますが、あらためて先週末の内容をコピーしたいと思います。
まずは、19日(木曜日)の株日記から
(コピーここから)
○日本株は本当に弱いのかな?
世界同時株安では最も大きく下げて、世界同時株高では最も上げ幅が少ない日本株。悲惨な時には連れ添い、パーティーには参加できない可哀想な日本株。こんなことがリーマンショック以降 話題になってきましたが、ここにきて再びそういった見方が広がっているようです。
確かに、欧州や米国株を始め世界同時株高の様相。それに比べて日本株は下落。
しかし、「ものは考えよう」だと私は思っています。

まずは、欧州、米国、日本のチャートをご覧下さいませ
(イギリス FTSE)
FTSE0000.gif

(フランス CAC)
CAC00000.gif

(ドイツ DAX)
DAX0000.gif

(米国)
Dow0000.gif

(日本)
NIKKEI0000.gif

赤丸のところをご覧下さいませ。他国は堅調に推移していますが、日本株だけ下落です。
これでは、出遅れ!弱い!取り残されている!こう感じるのも無理はありません。

しかし、違った視点で見ると・・・
次は赤いラインをご覧下さいませ。安値から高値までを示しています。
・イギリスは54%の上昇率
・フランスは47%の上昇率
・ドイツは54%の上昇率
・米国は57%の上昇率
・日本は50%の上昇率
(大まかな上昇率なので多少の誤差があります。)

このように、上昇率で見るとわずか5%程度の違いです。また、他国は今になって上記した上昇率になっていますが、日本株は2ヵ月も前に50%も上昇していたのです。他国に比べて短期で大きく上昇していますから、「短期上昇に伴う加熱感」を差し引いて考えれば今の(上昇の)遅れは気にするほどでもありません。「ものは考えよう」です。

ちなみに、日本株が50%を達成した時の他国は・・・
イギリスが40%
フランスが39%
ドイツが53%
米国が43%
(こちらも多少の誤差があります)

○投資に対しても「ものは考えよう」
以下の内容は11月10日に書いたものになります。
ここで、ある方から頂いたメールへの返事を一部ご紹介したいと思います。
質問を下さった方はとても勉強されており、質問内容も的を得た素晴らしいものでした。また、大変丁寧な文章だったので気分よく返事させてもらうことができました。この場を借りてお礼を申し上げます。(質問内容は明かせませんが、日本株の独り負けという部分に関して少し当てはまる部分があったので紹介させてもらおうと思いました。)

(私からの返事)
ご丁寧なメールを下さりまして、ありがとうございました。
ご指摘の通り「・・・・・から、明らかに他の市場に比べて弱すぎる」と私も考えています。ただ、(あくまでも私個人の勝手な考えですが)リーマンショックのような「金融の損失規模が分からない」「どれほど下落するのか分からない」あのような心理と需給が滅茶苦茶になる相場に比べれば何ともないと思っています。
当時は現金化する為に、機関投資家がなりふり構わず損失覚悟で膨大な売りを浴びせてきました。しかし、(少し乱暴な書き方になりますが)今は日本だけの問題なのでリーマンショック以前の流れになっているだけだと考えています。(リーマンショック前の強い相場という意味ではなく、それまでの相場が大きく上下していますように、何らかの問題をはらめば下落して期待が持てれば上昇する流れになっているという意味です。)

・・・・・、私達のような投資家は(こちらも乱暴な書き方になりますが)利益を出せれば良いので、目先の上下に合わせるだけで良いと思っています。簡単に書くと、・・・・・懸念があっても下げたところで買って騰がったところで売れば問題なしです。

リーマンショック以降のように、「トレンド=上下しながら一方向へ進む」はなく下げ一辺倒なら恐怖ですが、トレンドがあれば高い勝率を維持し続けることは可能だと思っています。
「可能だと思っている」これは先のことは分からないのでこのような書き方をしているだけであり、過去の(私の)実績だけで表現すれば「勝率を維持し続けてきた」となります。

長期投資における結果は、10月22日の株日記「ドルコスト平均法のデータ」が示していますように、良くないことは明らかです。よって、長期投資をするなら・・・・・「あまり期待できない」になりますが、そうでなければあまり気にされなくても良いと思います。もちろん、・・・・・といった問題点を認識しておくことは大切だと思いますが、・・・・・必要はないと思います。
(メール内容はここまで)

多くの投資家が強気で買い向かっている時に下げる相場はありません。そんな時は高値で割高。
多くの投資家が弱気で投げ売りしてこそ相場は下げるのです。そんな時は安値で割安。
後者の方が安全なのはいうまでもありませんから、軟調な日本株は次の利益を出すチャンスを与えてくれると思っています。
もちろん書いているだけではなく、私は実践済み。利益を出すチャンスを得る為に準備を進めています。配信を希望されていらっしゃる方へも、私の投資法として10日、13日、本日19日にお伝え済みです
(19日のコピーここまで)

続いて、20日(金曜日)の株日記より
(コピーここから)
○最新の世界経済見通し
経済協力開発機構(OECD)が最新の世界経済見通しを発表しました。
         2009年 10年  11年
日本      ▲5.3%、1.8%、2.0%
米国      ▲2.5%、2.5%、2.8%
イギリス    ▲4.7%、1.2%、2.2%
フランス    ▲2.3%、1.4%、1.7%
ドイツ     ▲4.9%、1.4%、1.9%

ユーロ圏   ▲4.0%、0.9%、1.7%
OECD全体  ▲3.5%、1.9%、2.5%

2010年の日本は1.8%の成長率で、6月に発表された予測から1.1ポイント上方修正されています。
マイナス5.3%からプラス1.8%になる伸び率は群を抜き突出。09年を見ても分かりますように、世界経済が悪化すれば最も悪くなるのが日本。反対に、世界経済が回復へ向かえば最も伸びるのが日本。輸出依存度が他国に比べて多い日本ならではの結果です。

今は間違いなく世界景気は回復傾向なので、日本にとって良い環境だと考えています。今は少し弱含んでいる状態ですが、最も回復力のある市場を見逃しては「持たざるリスク」になりかねません。日本市場に大きな影響を与える外国人投資家も、安くなってきた日本株にそろそろ目を向け始めるのではないでしょうか。
ちなみに外国人投資家は7週連続で買い越し。金額が控え目なので、今のところは「そろそろ目を向け始める」そのままの印象を持っています。

○富裕層以外も株投資
~記事より~
日本証券業協会が個人投資家を対象にした調査で、投資家の年収は500万円未満が約7割だと発表。
株式投資は富裕層に限られると思われがちだが、広い層に浸透していることが分かった。
配当や譲渡益に対する税率を20%から10%に軽減している証券優遇税制(2011年末が期限)は、「金持ち優遇」として批判する声も多くあるが、今回の調査結果でそうとは限らないことが判明。
~記事ここまで~

○弱気派増える?
昨日までは商いも増加傾向でしたが、本日は減少。東証1部の売買代金は1兆2965億円に留まっています。
昨日までの下落局面では押し目買い意欲も旺盛でしたが、本日は「買う人少なく売る人多く」で商いも細り下落。弱気に転じる投資家が増え始めているのかもしれません。

ただ、下落は失望と比例するものではありません。自分のポジションがどこにあるか?によって全く違ったものになるのです。
ポジションによっては反比例です。
(20日のコピーここまで)

○相場解説で振り回されないように
(表現力が足りなくて申し訳ないのですが)相場の流れに合わせて投資するのと、相場の流れと連動する「解説」に合わせて投資するのでは雲泥の差があるのです。

相場が強いと、強気の解説が多くなり自分自身も強気になってしまいがち。
相場が弱いと、弱気の解説が多くなり自分自身も弱気になってしまいがち。
投資家はある意味で「独りぼっち」なので、とても弱いもの。よって、相場の流れと解説が一致するとこのように大きな影響を受けてしまうのです。しかし、何度も書いてきました通り前者は高値圏で後者は安値圏にあることが少なくありません。最悪の場合は「買えば高値で売れば底」になりかねない為、解説から大きな影響を受けることがないようにしなければいけません。

○最も大切なことは「仕掛けるタイミング」
下げている相場を強気に見ているような日記になっていますが、「やる気」と「強気」は違います。もちろん私は前者であり、決して強気に見ているわけではありません。言葉のアヤで「やる気」を「強気」と表現する時もありますが、私は強気になることがほとんどありません。相場が強含みそうな時は買い付けし、弱含みそうな時はチャンスが来るまで待つ投資法を続けています。

このように書いているだけではなく、私は実践済み。利益を出す為に準備を進めています。
私からの配信を希望されていらっしゃる方へも、私の投資法として10日、13日、19日、20日にお伝え済みです。
もちろん、予想は当たり続けるものではありませんから今回の投資法は失敗に終わるかもしれません。
でも、しっかりと検証して実行に移した投資法なら悔いはありませんし納得です。
楽勝!楽(らく)して勝つのではなく楽(たの)しんで勝つ投資法を続けています。

こんな状況から、川柳を考えてみました。
「騰がらない それは貴方の 相場観」

お忙しいところ申し訳ありませんが、お役に立てる内容だった時には以下 3つのランキング 全てにクリックをお願い致します。応援ボタンを1回押してもらうと1カウントされ、その合計数によってランキングの順位が決まります。
応援ボタン07.gif      にほんブログ村 株ブログ 株式投資情報へ  kiss.gif
応援ボタンを押すとランキングサイトへ移動しますが、必要なければ閉じて下さい。


テーマ:株式 - ジャンル:株式・投資・マネー

日本・安値から買い戻されるも9500円割れ。弱気派増える?米国・利益確定に押される1日。
株日記は特別な事情がない限り平日の夕方4時~5時に更新します ちな♪
株日記はブログに公開してからも訂正を加える時があります。全て完成してからホームページ「素人投資家の挑戦」内にあります新着情報にてお伝えしますので、そちらを先に確認されてからお読み下さいませ。
また「勉強できる私の買い付け」などの更新情報もホームページ上で行っておりますのでご確認下さいませ。

お知らせ

こちらの株日記が、月刊誌に掲載されました。
廣済堂出版
ネットマネー 08年7月号 ~ 今月の最強 株ブロガー

○ 掲載内容をご紹介 ⇒ こちら

青春出版社
BIG tomorrowビッグ・トゥモロウ 09年 5月号 (3月25日発売)
○ 掲載内容に少し誤りがありました ⇒ こちら
○ 掲載内容の一部をご紹介 ⇒ こちら

とても貴重な経験をさせていただき、感謝しております。
この場を借りて、お礼申し上げます。
----------------------------------------------------------------------------------------------

11月20日 金曜日

本日の日経平均は、前日比51円安の9497円となりました。
米国株は93ドル安の10332ドル。

「 米国株について 」
本日は利益確定に押される1日となりました。
取引開始直後から真っ逆さまに急落すると、10時には10300ドル(126ドル安)まで下落。そこで一旦は下げ渋るものの、11時前に下抜けてしまい安値となる10256ドル(170ドル)まで下げ幅を拡大させました。ただ、それ以上に売り込まれることはなく後は緩やかな右肩上がり。結果は下げて終えましたが加熱感を和らげる程良い調整になっています。

○失業保険申請件数は横ばい
週間新規失業保険申請件数は50万5000件となり、先週から横ばい。市場予想通りの結果。
受給総数は先週より3万9000件減少して561万1000件。こちらは市場予想の560万件を若干上回っていますが、先週より減少している為に問題視されず。

○住宅ローン延滞率が過去最悪
7-9月期の住宅ローン延滞率が9.6%となり、過去最悪を更新。差し押さえも4.5%に上昇。
とても悪い内容でしたが、発表された時は既に100ドル以上も下げていたので目立つ売り材料にはなっていません。

○フィラデルフィア製造業景気指数
11月のフィラデルフィア製造業景気指数はプラス16.7となり、4ヵ月連続の改善になりました。10月のプラス11.5から大幅に伸び、市場予想の12.0も大きく上回るサプライズ。
・新規受注が10月の6.2から11月は14.8へ大幅増
・従業員数が▲6.8から▲0.5へ大きく改善
・6ヵ月先の見通しでは、従業員数がほぼ横ばい。新規受注は若干落ち込むものの設備投資は8.5から13.8へ大幅増。
既に4ヶ月連続で上昇している為、一旦下げるところはあるかもしれませんが見通しの明るい内容になっています。

目先では従業員数と新規受注が増加。先では設備投資が増加。
これは、企業のリストラ(人員削減および設備投資の抑制など)が終了したことを意味するもので、今後の回復を期待させる結果になりました。決算の内容が示すように、今まではリストラで収益を回復させる企業が多かったのですが、今後は本当の力を示す売上で収益を回復する企業が多くなってきそうです。

○本日は利益確定に押される1日
ダウ構成銘柄では3銘柄を除いて全て下落。全面安の展開になっていますが、本日は利益確定に押された1日で特に注視するところはないと判断。株日記も短くなっています。
いつも通り、深く考えなければいけない時に時間をかけ、そうでない時は自分の投資準備に時間をかけたいと思っています。

(チャートで考えた場合)
昨日「そろそろ転換(調整)」と書いていましたが、その通り下落しました。安値10256ドルで終値10332ドルになっていますから、こちらも「日柄調整なら10200ドルから10300ドルの間であと数日間揉み合う」と書いていたそのままの動きになっています。

100ドル近い下げ幅になっていますが、想定通りなので目先の予想は変更せず。
(コピーここから)
無理なく(加熱感を伴わない)上昇する為には値幅か日柄で調整がほしいところ。先日までは10200ドルを下値とする揉み合いで「売りをこなしている状態=加熱感を和らげている」状態でしたが、それまで8営業日で579ドル(6%)高にもなっているうえ上昇を続けている為に今尚加熱感を伴っています。よって、このまま上昇し続けても無理した分が早々に跳ね返ってくる気がしないでもありません。

値幅なら一旦大きく調整して1万ドル付近まで下落。日柄なら10200ドルから10300ドルの間であと数日間揉み合う。こうなれば加熱感を和らげることができますから、更なる上昇へ向けた準備は整うと考えています。
前向きに考えれば揉み合い上放れ。こうなれば、10500ドルを目指す動きになる可能性が出てきます。消費関連銘柄好決算が相場の上昇を牽引したように、年末商戦への期待が徐々に高まっている状態なので、何度も書き続けている「需給改善」と「強気に傾いている投資家心理」の影響が拍車をかけることになり上昇に弾みが付くかもしれません。

目先の上値は10500ドル。目先の下値は、10300ドルから10200ドルにかけて抵抗が強くなっていくと予想。この付近で下げ止まれば揉み合い継続となり日柄調整が進みます。最大の下値は1万ドルになると考えています。
(コピーここまで)

本日は人気コンテンツ「勉強できる私の買い付け」の更新日です さとと-音符ブルー  是非ご覧下さいませ じー !!
「勉強できる私の買い付け」とは
勉強していただけると判断した私の取引を、1ヶ月数銘柄(1週間に1銘柄程度)を限定で紹介しているブログです。
私からの配信を希望されていらっしゃる方へは、買い付けた当日に「目先の上値と下値予想」「買い付け理由」などをお伝えする他、相場が動き始めると「私の投資法~狙っている銘柄やセクターなど」も全てお伝えしています。ちなみに、上記しています「米国株について」は、特別な事情がない限り平日の朝8時30分前後に配信。(余談)買い付け後の配信なので買いを煽っているように見えるかもしれませんが、売買する銘柄のほとんどが東証1部の主力なので全く影響はありません。
「勉強できる私の買い付け」は ⇒ こちら
「配信についての詳しい説明」は ⇒ こちら

「 日本株について 」
米国株の93ドル安を受け、売り優勢でのスタート。10時頃には一旦9500円(50ドル安)まで買い戻されますが、前引けにかけて急落。前場は119円安の9429円でした。後場に入ると一転底堅く推移し、9450円付近で揉み合う展開に。その後、14時頃に揉み合い上放れになるとスルスル上昇し、51円安まで下げ幅を縮小しました。引けにかけて買い戻されましたが、結果は9500円割れ。

○9500円割れでも失望する必要はなし
昨日の株日記「日本株は本当に弱いのか?」という項目に書いていましたので、参照下さいませ。

○最新の世界経済見通し
経済協力開発機構(OECD)が最新の世界経済見通しを発表しました。
         2009年 10年  11年
日本      ▲5.3%、1.8%、2.0%
米国      ▲2.5%、2.5%、2.8%
イギリス    ▲4.7%、1.2%、2.2%
フランス    ▲2.3%、1.4%、1.7%
ドイツ     ▲4.9%、1.4%、1.9%

ユーロ圏   ▲4.0%、0.9%、1.7%
OECD全体  ▲3.5%、1.9%、2.5%

2010年の日本は1.8%の成長率で、6月に発表された予測から1.1ポイント上方修正されています。
マイナス5.3%からプラス1.8%になる伸び率は群を抜き突出。09年を見ても分かりますように、世界経済が悪化すれば最も悪くなるのが日本。反対に、世界経済が回復へ向かえば最も伸びるのが日本。輸出依存度が他国に比べて多い日本ならではの結果です。

今は間違いなく世界景気は回復傾向なので、日本にとって良い環境だと考えています。今は少し弱含んでいる状態ですが、最も回復力のある市場を見逃しては「持たざるリスク」になりかねません。日本市場に大きな影響を与える外国人投資家も、安くなってきた日本株にそろそろ目を向け始めるのではないでしょうか。
ちなみに外国人投資家は7週連続で買い越し。金額が控え目なので、今のところは「そろそろ目を向け始める」そのままの印象を持っています。

○富裕層以外も株投資
~記事より~
日本証券業協会が個人投資家を対象にした調査で、投資家の年収は500万円未満が約7割だと発表。
株式投資は富裕層に限られると思われがちだが、広い層に浸透していることが分かった。
配当や譲渡益に対する税率を20%から10%に軽減している証券優遇税制(2011年末が期限)は、「金持ち優遇」として批判する声も多くあるが、今回の調査結果でそうとは限らないことが判明。
~記事ここまで~

○弱気派増える?
昨日までは商いも増加傾向でしたが、本日は減少。東証1部の売買代金は1兆2965億円に留まっています。
昨日までの下落局面では押し目買い意欲も旺盛でしたが、本日は「買う人少なく売る人多く」で商いも細り下落。弱気に転じる投資家が増え始めているのかもしれません。

ただ、下落は失望と比例するものではありません。自分のポジションがどこにあるか?によって全く違ったものになるのです。
ポジションによっては反比例です。

お忙しいところ申し訳ありませんが、お役に立てる内容だった時には以下 3つのランキング 全てにクリックをお願い致します。応援ボタンを1回押してもらうと1カウントされ、その合計数によってランキングの順位が決まります。
応援ボタン07.gif      にほんブログ村 株ブログ 株式投資情報へ  kiss.gif
応援ボタンを押すとランキングサイトへ移動しますが、必要なければ閉じて下さい。


テーマ:株式 - ジャンル:株式・投資・マネー

日本・日本株は本当に出遅れているのか?取り残されているのか?米国・住宅関連悪化も3つの要素が売りを相殺
株日記は特別な事情がない限り平日の夕方4時~5時に更新します ちな♪
株日記はブログに公開してからも訂正を加える時があります。全て完成してからホームページ「素人投資家の挑戦」内にあります新着情報にてお伝えしますので、そちらを先に確認されてからお読み下さいませ。
また「勉強できる私の買い付け」などの更新情報もホームページ上で行っておりますのでご確認下さいませ。

お知らせ

こちらの株日記が、月刊誌に掲載されました。
廣済堂出版
ネットマネー 08年7月号 ~ 今月の最強 株ブロガー

○ 掲載内容をご紹介 ⇒ こちら

青春出版社
BIG tomorrowビッグ・トゥモロウ 09年 5月号 (3月25日発売)
○ 掲載内容に少し誤りがありました ⇒ こちら
○ 掲載内容の一部をご紹介 ⇒ こちら

とても貴重な経験をさせていただき、感謝しております。
この場を借りて、お礼申し上げます。
----------------------------------------------------------------------------------------------

11月19日 木曜日

本日の日経平均は、前日比127円安の9549円となりました。
米国株は11ドル安の10426ドル。

「 米国株について 」
住宅関連の指標が悪化したことや、高値圏による利益確定の売りで一旦大きく下落。10時過ぎに安値10360ドル(77ドル安)をつけました。その後、V字回復して10420ドル(17ドル安)まで下げ幅を縮小しますが、13時30分頃には10360ドル付近まで下落する「行って来い」。最後は再びV字回復となり、10426ドルまで上昇しています。
高値が10432ドルで安値が10360ドル。値幅はわずか72ドルでした。

○住宅着工件数は大幅減
10月の住宅着工件数は年率換算で52万9000戸になりました。これは先月の59万2000戸(修正値)から大幅減になると同時に、市場予想の60万戸を大きく下回る悪い内容。マイナス幅としては今年1月以来の大きさです。
・1戸建て住宅着工件数は先月比6.8%減少して47万6000戸。
・集合住宅では、なんと34.6%も減少する5万3000戸。
住宅着工許可件数は、先月比4%減の55万2000戸。こちらも市場予想の58万戸を下回っています。

以前のように、住宅関連の悪化もしくは底打ちが意識されていた時なら間違いなく大きな売り材料になったと思われます。しかし、底打ちが確実となり回復傾向にある中での低下ですし、10月の統計なので初回住宅購入補助制度終了(今は延期になっていますが、10月時点では11月末で終了とされていた)に伴う減少が影響したという見方もされた為、多くの売りは出ていません。
楽観的ではなく現実的に起こりえる話として、補助制度が延期されたことで落ち込んだ数値が急激に回復する可能性もあると考えています。

初回住宅購入補助制度とは
11月末で終了予定だった「初回住宅購入者に対する減税」が、来年6月まで延長されることが決定。また、初回購入者だけではなく5年以上住宅を保有した人が買い替える場合にも6500ドルの減税が認められるようになりました。

○住宅ローン申請指数も低下
週間住宅ローン申請指数は、先週から2.5%低下して611.7になりました。
・新規住宅購入に伴う申請指数は4.7%低下して210.6。こちらは12年ぶりの低水準。
・借り換えに伴う申請指数は1.4%低下して2955.4。
・30年固定住宅ローンは0.07ポイント低下して4.83%

○悪材料も3つの要素が相殺
引き続き、「需給の改善、強気に傾いている投資家心理、年末商戦への期待」この3つが売りを相殺。
(この3つについては、直近の株日記に書き続けてきましたので参照下さいませ。)
需給の改善については、上値メド10500ドルまであと少しなので今後は影響が弱まってくる(需給悪化)と思いますが、年末商戦への期待と強気に傾いている投資家心理は影響が強く残ると考えています。

以前のように需給の改善と強気心理だけなら需給悪化に伴い心理も弱くなっていきますが、昨日の株日記に書いていました通り「年末商戦は良くないと思っていたが、ひょっとしたらいいのかも」そんなふうに考える市場関係者が急激に増えているので、今は年末商戦への期待が加わっている状態。よって、需給が悪化しても残り2つの影響は続くと思っています。

○セントルイス連銀総裁のお話しは安心感を誘う
講演で、過去2回の景気後退では利上げを開始するまでに2年半から3年を要したとお話しされました。これを今回の景気後退に当てはめてみると、2012年初め頃まで利上げされない可能性を強く示唆するもので安心感を誘いました。何度も書き続けていることですが、今は「利上げ=景気回復を意味する良いもの」で買われるよりも「利上げ=景気回復の腰を折る」で売られる可能性の方が極めて高い為、近く利上げされるような雰囲気が出ると売り材料になっています。

(チャートで考えた場合)
昨日の日記で書いていました通り、首つり線で目先弱含みとはならず売り買い拮抗でトンボが出現。トンボについては、私が作成しているホームページ「素人投資家の挑戦 ローソク足の読み方 基礎2」を参照下さいませ。
首つり線の後にトンボが出現。ここに相場環境を加えると、そろそろ転換(調整)してくるような気がします。
ただ、連日書いていますように加熱感を和らげる程度の下げに留まると考えていますので、大きく売られ続ける可能性は(今のところ)とても低いと思っています。

目先の上値と下値および考え方について変更点はありませんので、昨日の内容をコピーします。
(コピーここから)
無理なく(加熱感を伴わない)上昇する為には値幅か日柄で調整がほしいところ。先日までは10200ドルを下値とする揉み合いで「売りをこなしている状態=加熱感を和らげている」状態でしたが、それまで8営業日で579ドル(6%)高にもなっているうえ上昇を続けている為に今尚加熱感を伴っています。よって、このまま上昇し続けても無理した分が早々に跳ね返ってくる気がしないでもありません。

値幅なら一旦大きく調整して1万ドル付近まで下落。日柄なら10200ドルから10300ドルの間であと数日間揉み合う。こうなれば加熱感を和らげることができますから、更なる上昇へ向けた準備は整うと考えています。
前向きに考えれば揉み合い上放れ。こうなれば、10500ドルを目指す動きになる可能性が出てきます。消費関連銘柄好決算が相場の上昇を牽引したように、年末商戦への期待が徐々に高まっている状態なので、何度も書き続けている「需給改善」と「強気に傾いている投資家心理」の影響が拍車をかけることになり上昇に弾みが付くかもしれません。

目先の上値は10500ドル。目先の下値は、10300ドルから10200ドルにかけて抵抗が強くなっていくと予想。この付近で下げ止まれば揉み合い継続となり日柄調整が進みます。最大の下値は1万ドルになると考えています。
(コピーここまで)

トンボの出現で転換点(調整)になるかもしれませんが、ここまでくると一旦は10500ドルに到達するかもしれません。よくある「節目、抵抗まで持っていく」という動きです。但し、到達すればこちらもよくある「達成感による利益確定の売り」となり、短期的に下げがきつくなるかもしれないと考えています。

明日は人気コンテンツ「勉強できる私の買い付け」の更新日です さとと-音符ブルー  楽しみにお待ち下さいませ じー !!
「勉強できる私の買い付け」とは
勉強していただけると判断した私の取引を、1ヶ月数銘柄(1週間に1銘柄程度)を限定で紹介しているブログです。
私からの配信を希望されていらっしゃる方へは、買い付けた当日に「目先の上値と下値予想」「買い付け理由」などをお伝えする他、相場が動き始めると「私の投資法~狙っている銘柄やセクターなど」も全てお伝えしています。ちなみに、上記しています「米国株について」は、特別な事情がない限り平日の朝8時30分前後に配信。(余談)買い付け後の配信なので買いを煽っているように見えるかもしれませんが、売買する銘柄のほとんどが東証1部の主力なので全く影響はありません。
「勉強できる私の買い付け」は ⇒ こちら
「配信についての詳しい説明」は ⇒ こちら

「 日本株について 」
米国株が小幅安に留まるも、寄り付きから10時30分まで一本調子の右肩下がり。残り30分で少し下げ幅を縮小しましたが、前場は92円安の9584円でした。後場に入ると再び売りが優勢となり、14時過ぎには安値となる9496円まで下げ幅を拡大するところがありました。前場と同じく引けにかけて買い戻されていますが、後場は終始安値圏で推移する弱い動きになっています。

○1年ぶりの記録
東証1部の値下がり銘柄数は1070となり4日連続で1000を超えました。これは08年10月22日~27日の4日連続以来の記録。

○日本株は本当に弱いのかな?
世界同時株安では最も大きく下げて、世界同時株高では最も上げ幅が少ない日本株。悲惨な時には連れ添い、パーティーには参加できない可哀想な日本株。こんなことがリーマンショック以降 話題になってきましたが、ここにきて再びそういった見方が広がっているようです。
確かに、欧州や米国株を始め世界同時株高の様相。それに比べて日本株は下落。
しかし、「ものは考えよう」だと私は思っています。

まずは、欧州、米国、日本のチャートをご覧下さいませ
(イギリス FTSE)
FTSE0000.gif

(フランス CAC)
CAC00000.gif

(ドイツ DAX)
DAX0000.gif

(米国)
Dow0000.gif

(日本)
NIKKEI0000.gif

赤丸のところをご覧下さいませ。他国は堅調に推移していますが、日本株だけ下落です。
これでは、出遅れ!弱い!取り残されている!こう感じるのも無理はありません。

しかし、違った視点で見ると・・・
次は赤いラインをご覧下さいませ。安値から高値までを示しています。
・イギリスは54%の上昇率
・フランスは47%の上昇率
・ドイツは54%の上昇率
・米国は57%の上昇率
・日本は50%の上昇率
(大まかな上昇率なので多少の誤差があります。)

このように、上昇率で見るとわずか5%程度の違いです。また、他国は今になって上記した上昇率になっていますが、日本株は2ヵ月も前に50%も上昇していたのです。他国に比べて短期で大きく上昇していますから、「短期上昇に伴う加熱感」を差し引いて考えれば今の(上昇の)遅れは気にするほどでもありません。「ものは考えよう」です。

ちなみに、日本株が50%を達成した時の他国は・・・
イギリスが40%
フランスが39%
ドイツが53%
米国が43%
(こちらも多少の誤差があります)

○投資に対しても「ものは考えよう」
以下の内容は11月10日に書いたものになります。
(コピーここから)
ここで、ある方から頂いたメールへの返事を一部ご紹介したいと思います。
質問を下さった方はとても勉強されており、質問内容も的を得た素晴らしいものでした。また、大変丁寧な文章だったので気分よく返事させてもらうことができました。この場を借りてお礼を申し上げます。(質問内容は明かせませんが、日本株の独り負けという部分に関して少し当てはまる部分があったので紹介させてもらおうと思いました。)

(私からの返事)
ご丁寧なメールを下さりまして、ありがとうございました。
ご指摘の通り「・・・・・から、明らかに他の市場に比べて弱すぎる」と私も考えています。ただ、(あくまでも私個人の勝手な考えですが)リーマンショックのような「金融の損失規模が分からない」「どれほど下落するのか分からない」あのような心理と需給が滅茶苦茶になる相場に比べれば何ともないと思っています。
当時は現金化する為に、機関投資家がなりふり構わず損失覚悟で膨大な売りを浴びせてきました。しかし、(少し乱暴な書き方になりますが)今は日本だけの問題なのでリーマンショック以前の流れになっているだけだと考えています。(リーマンショック前の強い相場という意味ではなく、それまでの相場が大きく上下していますように、何らかの問題をはらめば下落して期待が持てれば上昇する流れになっているという意味です。)

・・・・・、私達のような投資家は(こちらも乱暴な書き方になりますが)利益を出せれば良いので、目先の上下に合わせるだけで良いと思っています。簡単に書くと、・・・・・懸念があっても下げたところで買って騰がったところで売れば問題なしです。

リーマンショック以降のように、「トレンド=上下しながら一方向へ進む」はなく下げ一辺倒なら恐怖ですが、トレンドがあれば高い勝率を維持し続けることは可能だと思っています。
「可能だと思っている」これは先のことは分からないのでこのような書き方をしているだけであり、過去の(私の)実績だけで表現すれば「勝率を維持し続けてきた」となります。

長期投資における結果は、10月22日の株日記「ドルコスト平均法のデータ」が示していますように、良くないことは明らかです。よって、長期投資をするなら・・・・・「あまり期待できない」になりますが、そうでなければあまり気にされなくても良いと思います。もちろん、・・・・・といった問題点を認識しておくことは大切だと思いますが、・・・・・必要はないと思います。
(メール内容はここまで)
(コピーここまで)

多くの投資家が強気で買い向かっている時に下げる相場はありません。そんな時は高値で割高。
多くの投資家が弱気で投げ売りしてこそ相場は下げるのです。そんな時は安値で割安。
後者の方が安全なのはいうまでもありませんから、軟調な日本株は次の利益を出すチャンスを与えてくれると思っています。
もちろん書いているだけではなく、私は実践済み。利益を出すチャンスを得る為に準備を進めています。配信を希望されていらっしゃる方へも、私の投資法として10日、13日、本日19日にお伝え済みです

お忙しいところ申し訳ありませんが、お役に立てる内容だった時には以下 3つのランキング 全てにクリックをお願い致します。応援ボタンを1回押してもらうと1カウントされ、その合計数によってランキングの順位が決まります。
応援ボタン07.gif      にほんブログ村 株ブログ 株式投資情報へ  kiss.gif
応援ボタンを押すとランキングサイトへ移動しますが、必要なければ閉じて下さい。


テーマ:株式 - ジャンル:株式・投資・マネー

日本・何があっても騰がらない?そんな時は・・・。米国株・本日の相場で注視するところは無し。
株日記は特別な事情がない限り平日の夕方4時~5時に更新します ちな♪
株日記はブログに公開してからも訂正を加える時があります。全て完成してからホームページ「素人投資家の挑戦」内にあります新着情報にてお伝えしますので、そちらを先に確認されてからお読み下さいませ。
また「勉強できる私の買い付け」などの更新情報もホームページ上で行っておりますのでご確認下さいませ。

お知らせ

こちらの株日記が、月刊誌に掲載されました。
廣済堂出版
ネットマネー 08年7月号 ~ 今月の最強 株ブロガー

○ 掲載内容をご紹介 ⇒ こちら

青春出版社
BIG tomorrowビッグ・トゥモロウ 09年 5月号 (3月25日発売)
○ 掲載内容に少し誤りがありました ⇒ こちら
○ 掲載内容の一部をご紹介 ⇒ こちら

とても貴重な経験をさせていただき、感謝しております。
この場を借りて、お礼申し上げます。
----------------------------------------------------------------------------------------------

11月18日 水曜日

本日の日経平均は、前日比53円安の9676円となりました。
米国株は30ドル高の10437ドル。

「 米国株について 」
高値警戒感から利益確定の売りに押されるスタートとなりますが、お昼前に安値10361ドル(45ドル安)をつけると、お昼過ぎにはしっかりと前日値を回復。その後は、わずかではありますが下値を切り上げていく小さな上昇トレンドとなり、プラス引けになっています。

○鉱工業生産は微増
10月の鉱工業生産は先月比0.1%増になりました。4ヶ月連続の上昇になりましたが、8月をピークにプラス幅は縮小傾向。9月(0.6%に修正)から0.5ポイント低下すると同時に市場予想の0.4%増を大きく下回る悪い内容でした。とくに、自動車買い替え支援制度終了に伴い自動車メーカーが生産規模を縮小した影響が大きく、「自動車・部品」が1.7%減になっています。
ただ、最近の流れである「需給の改善、強気に傾いている投資家心理、年末商戦への期待」この3つが売りを相殺。目立つ下げにはなっていません。(この3つについては、直近の株日記に書き続けてきましたので参照下さいませ。)

○住宅建設業者指数は横ばい
11月の住宅建設業者指数は先月から横ばいで17となり、市場予想の19を少し下回る結果になりました。ただ、6ヵ月先の販売見通しを示す指数は2ポイント上昇して28になったことや、今回の調査は初回住宅購入支援制度の延長前に実施されているので延長後の良い影響が反映されていないこともあり、売り材料にはなっていません。

○本日の相場で注視するところは無し
経済指標で注視するところはありませんし、株価も小幅に上昇する程度。日中の値幅も77ドルしかありません。
このようなことから、本日の相場で深く検証する必要はないと判断。株日記も極端に短くなっています。いつも通り、深く検証する必要がある時に時間をかけ、そうでない時は監視銘柄をチェックするなど投資準備に時間をかけたいと思っています。

(チャートで考えた場合)
下ヒゲの長い足が出現。急上昇し続けている中であれば首つり線で目先弱含みとなりますが、加熱感を伴っているとはいえ揉み合い上放れ?後の出現なので売り買い拮抗だと判断。よって、目先の上値と下値に変更はありません。
昨日まで2日間、少しだけ詳しく書いていましたのでそのままコピーします。
(コピーここから)
無理なく(加熱感を伴わない)上昇する為には値幅か日柄で調整がほしいところ。先日までは10200ドルを下値とする揉み合いで「売りをこなしている状態=加熱感を和らげている」状態でしたが、それまで8営業日で579ドル(6%)高にもなっているうえ上昇を続けている為に今尚加熱感を伴っています。よって、このまま上昇し続けても無理した分が早々に跳ね返ってくる気がしないでもありません。

値幅なら一旦大きく調整して1万ドル付近まで下落。日柄なら10200ドルから10300ドルの間であと数日間揉み合う。こうなれば加熱感を和らげることができますから、更なる上昇へ向けた準備は整うと考えています。
前向きに考えれば、4日間揉み合っていますから揉み合い上放れ。こうなれば、10500ドルを目指す動きになる可能性が出てきます。消費関連銘柄好決算が相場の上昇を牽引したように、年末商戦への期待が徐々に高まっている状態なので、何度も書き続けている「需給改善」と「強気に傾いている投資家心理」の影響が拍車をかけることになり上昇に弾みが付くかもしれません。

目先の上値は10500ドル。目先の下値は、10300ドルから10200ドルにかけて抵抗が強くなっていくと予想。この付近で下げ止まれば揉み合い継続となり日柄調整が進みます。最大の下値は1万ドルになると考えています。
(コピーここまで)


「 日本株について 」
米国株が堅調に推移するも、昨日に続いて寄り天。早々に高値9788円(59円高)をつけると右肩下がりになってしまい、前引けは13円安の9716円になりました。後場に入ると一段安となり、13時過ぎには安値9631円(98円安)まで下げ幅を拡大。その後は緩やかに上昇しますが、買いの力は弱く53円安の9676円で取引を終了しています。

○本日も寄り天
昨日に続いて本日も寄り天となりましたが、驚くことはありません。
昨日に書いていたことを一部変更して、コピーしました。
(コピーここから)
○先読みした投資法が功を奏する
・昨日は米国株が136ドルも上昇しているのに日本株は寄り天で61円安。
・本日も米国株が堅調なのに、日本株は寄り天で53円安。
・偏った銘柄の上昇だけが日経平均に寄与して、値下がり銘柄数は1000を超える日々。
・上値が重い。
こうなってくるとガックリ・失望という雰囲気が広がるかもしれません・・・
しかし、そうなる理由は一つしかなくその一つをクリアしていれば このような環境でも全く問題になりませんし、むしろ楽しめるのではないでしょうか。私はガックリ・失望ではなく楽しんでいます。
もちろん、これは相場の結果を見てから書いている後出しではなく、私からの配信を希望されていらっしゃる方へは10日と13日に「私の投資法」として既にお伝え済み。買い付けに関しては・・・今は秘密です 「勉強できる私の買い付け」にて、今の投資法をお伝えできる時が来るかもしれません。楽しみにお待ち下さいませ。
(コピーここまで)

「勉強できる私の買い付け」とは
勉強していただけると判断した私の取引を、1ヶ月数銘柄(1週間に1銘柄程度)を限定で紹介しているブログです。
私からの配信を希望されていらっしゃる方へは、買い付けた当日に「目先の上値と下値予想」「買い付け理由」などをお伝えする他、相場環境に応じて「私の投資法~狙っている銘柄やセクターなど」も全てお伝えしています。ちなみに、上記しています「米国株について」は、特別な事情がない限り平日の朝8時30分前後に配信。(余談)買い付け後の配信なので買いを煽っているように見えるかもしれませんが、売買する銘柄のほとんどが東証1部の主力なので全く影響はありません。
「勉強できる私の買い付け」は ⇒ こちら
「配信についての詳しい説明」は ⇒ こちら

○富裕層の購入意欲が回復の兆し
今年9月に行われた調査によると、富裕層(年収3000万円以上もしくは金融資産1億円以上)による高額商品の購入意欲が回復傾向にあるようです。
・過去1年間で輸入車を購入した人が3.1%だったのに対し、今後1年以内に買いたいと考えている人は3倍の9.7%に達したもよう。他の高額品では・・・
「今後3年以内に買いたい」と答えた人の割合
・国内の別荘 6.2%
・1億円以上のマンション 6.2%
・有名ブランドの高級腕時計 5.3%
・欧州高級ブランドの既製服 4.0%

リーマンショックで富裕層も痛手を被り贅沢品の購入は控えてきましたが、株式を含めた金融資産が回復傾向にあることで再び購入意欲が膨らみ始めているようです。先日、米国でも同じような調査が行われており、同じく富裕層の消費拡大傾向が指摘されていました。
日米共に個人消費への懸念がくすぶっている状況ですが、富裕層の購入意欲が消費を後押しする・・・そんな記事も見かけます。米国では既に「年末商戦は良くないと思っていたが、ひょっとしたらいいのかも」そんなふうに考える市場関係者が急激に増えており、それが1つの大きな要因となって強い相場を作りあげています。一方、日本株はといえば・・・今のところそのような影響は出ていないようです。

お忙しいところ申し訳ありませんが、お役に立てる内容だった時には以下 3つのランキング 全てにクリックをお願い致します。応援ボタンを1回押してもらうと1カウントされ、その合計数によってランキングの順位が決まります。
応援ボタン07.gif      にほんブログ村 株ブログ 株式投資情報へ  kiss.gif
応援ボタンを押すとランキングサイトへ移動しますが、必要なければ閉じて下さい。


テーマ:株式 - ジャンル:株式・投資・マネー

日本・大納会の打鐘はプロゴルファーの石川遼さん。軟調な相場でも先読みが功を奏する。エコノミストの実質成長率予想。米国・年初来高値更新!
株日記は特別な事情がない限り平日の夕方4時~5時に更新します ちな♪
株日記はブログに公開してからも訂正を加える時があります。全て完成してからホームページ「素人投資家の挑戦」内にあります新着情報にてお伝えしますので、そちらを先に確認されてからお読み下さいませ。
また「勉強できる私の買い付け」などの更新情報もホームページ上で行っておりますのでご確認下さいませ。

お知らせ

こちらの株日記が、月刊誌に掲載されました。
廣済堂出版
ネットマネー 08年7月号 ~ 今月の最強 株ブロガー

○ 掲載内容をご紹介 ⇒ こちら

青春出版社
BIG tomorrowビッグ・トゥモロウ 09年 5月号 (3月25日発売)
○ 掲載内容に少し誤りがありました ⇒ こちら
○ 掲載内容の一部をご紹介 ⇒ こちら

とても貴重な経験をさせていただき、感謝しております。
この場を借りて、お礼申し上げます。
----------------------------------------------------------------------------------------------

11月17日 火曜日

本日の日経平均は、前日比61円安の9729円となりました。
米国株は136ドル高の10406ドル。

「 米国株について 」
予想を上回る経済指標が買い材料となり、大きく上昇してスタート。一気に直近高値10300ドルを上抜けると10400ドル(130ドル高)まで上げ幅を拡大しました。その後、上値は重くなりますが下値も限られ前日値を挟む揉み合いに終始しています。加熱感を伴いながらも大きく上昇し、その後も売り込まれることなく高値を維持し続けた相場は強さを感じさせるものでした。年初来高値更新です。

○小売売上高は増加
10月の小売売上高は先月比1.4%増となり、市場予想の1.0%を上回る好結果になりました。一方、先月の数値が1.5%減から2.3%減へと大きく下方修正されましたが、昨日の動向が示すとおり今は年末商戦へ気持ちが向かっている状況なので過去の悪い数値は材料視されませんでした。

(項目別)
・「自動車・部品」9月が14.3%減、10月が7.4%増。
・「家具・家財道具」9月が0.8%増、10月が0.8%減。
・「電子製品・機器」9月が0.9%増、10月が0.6%減。
・「建設資材・庭用設備」9月が0.6%減、10月が2.4%減。

先月は自動車買い替え支援策終了に伴い自動車関連は大きく落ち込みましたが、今月はしっかりと増加。他、減少幅が目立つものを取り上げてみましたが、総じて「少し悪化」。自動車を除く売上高も0.2%増で市場予想の0.4%増には届いていません。
ただ、自動車が支援策終了に伴う落ち込みから7.4%まで回復した為「他の少し悪化」を相殺。そして、支援策終了に伴う長期販売悪化の懸念も和らいだことで安心感が広がり、結果は買い材料になっています。

○ニューヨーク連銀景気指数は低下
11月のニューヨーク連銀景気指数はプラス23.51になりました。7月から上昇を続けてきましたが、5ヵ月ぶりに先月の34.57から11.06ポイント低下。市場予想の30.00を大きく下回る内容は売り材料になるところでしたが、10月の数値が9月から15.69ポイントも増加していたので「急激に伸びた反動」という見方もできる為、目立つ売り材料にはなっていません。

○「需給改善」と「強気に傾いている投資家心理」で全面高
ここ最近書き続けている2つの要因が買いに拍車をかけ、総じて高くなっています。アルコアやキャタピラーが3%近い上昇になった他、2%近く上昇した銘柄がゴロゴロ。また、ディフェンシブ銘柄となる医薬品も1%以上の上昇になっており強い1日を印象付ける結果になりました。ダウ構成銘柄で下げたのはマイクロソフトとウォルマートの2銘柄ですが、0.3%安と0.08%安なので影響は全くありません。

○バーナンキFRB議長の講演
ニューヨークで講演。景気の上向きは一時的ではなく来年も続くとされる一方、雇用悪化による影響で力強い景気拡大にはならないとお話されました。この内容は既に周知されていることでしたが、力強い景気拡大にならないという点が「ゼロ金利政策がまだまだ続く」と受け止められ買い材料になりました。
前回のFOMCでも注視されていたように、景気回復が確実視されている状況なので今度は「利上げを含めた異例の政策をいつ止めるか(出口戦略)」という部分が投資家の中で気掛かりになっています。よって、利上げはまだ先のことだと受け止められる内容は少し安心感を与えたと感じました。株日記で何度も取り上げていることですが、早期の利上げは景気回復の腰を折りかねない為、今の状況では「利上げ=景気回復」で買われるより「利上げ=景気が再び悪化」で売られる可能性の方が高いと考えています。

FRB議長としては異例となる為替に言及
「雇用や物価安定への取り組みと米経済の強さが強いドルに貢献する」とお話されました。
ここ最近のドル安傾向をけん制した内容だった為、ドル買いが一時殺到。しかし、ゼロ金利政策は続くとの見方が大勢になっていることで口先介入の影響も一時的なものとなり、ドル買いは持続しませんでした。

○原油価格が大幅高
2.6ドル上昇して78.9ドルになりました。在庫の増加により2日間で大きく売られていましたが、1日で取り返す動きになりました。昨日の株日記で書いていましたように(75ドルから73ドルにかけて下値抵抗が強くなっていくと予想)75ドル台まで下げた後に反発しています。価格上昇に伴いエネルギー大手シェブロンが1.7%高、エクソンモービルが2.7%高になっています。
価格についても書いていました通り、80ドルを突破して上昇し続けるようだと年末商戦期待の腰を折りかねませんが、今の水準なら全く問題はないと考えています。

(チャートで考えた場合)
たった1日の上昇で判断するのは難しいのですが、ひょっとしたら揉み合い上放れになったかもしれません。
昨日の考え方に変更点はありませんので、一部を変更してそのままコピーします。
(コピーここから)
無理なく(加熱感を伴わない)上昇する為には値幅日柄で調整がほしいところ。先日までは10200ドルを下値とする揉み合いで「売りをこなしている状態=加熱感を和らげている」状態でしたが、それまで8営業日で579ドル(6%)高にもなっているうえ本日の136ドル高で更に加熱感を伴ってしまいました。よって、このまま上昇し続けても無理した分が早々に跳ね返ってくる気がしないでもありません。

値幅なら一旦大きく調整して1万ドル付近まで下落。日柄なら10200ドルから10300ドルの間であと数日間揉み合う。こうなれば加熱感を和らげることができますから、更なる上昇へ向けた準備は整うと考えています。
前向きに考えれば、4日間揉み合っていますから揉み合い上放れ。こうなれば、10500ドルを目指す動きになる可能性が出てきます。消費関連銘柄好決算が相場の上昇を牽引したように、年末商戦への期待が徐々に高まっている状態なので、何度も書き続けている「需給改善」と「強気に傾いている投資家心理」の影響が拍車をかけることになり上昇に弾みが付くかもしれません。

心理的な節目となる10500ドルを上値予想としますがここまでの値幅は230ドル。今の環境で一気に到達するのは無理がありますから、現実的には10400ドル付近でしょうか。 (今までは「次の上値が11000ドルになる為、設定しない」としていましたが、10500ドルに変更しました。) 目先の下値は、10300ドルから10200ドルにかけて抵抗が強くなっていくと予想。この付近で下げ止まれば揉み合い継続となり日柄調整が進みます。最大の下値は1万ドルになると考えています。
(コピーここまで)

予想通り10400ドルが上値抵抗になりました(高値10434ドル、終値10406ドル)ので、目先の上値は心理的な節目となる10500ドルです。


「 日本株について 」
米国株の136ドル高にもかかわらず、完全な寄り天。取引開始早々に高値9847円(56円高)を付けると緩やかに下落。そして10時をまわった頃に大口の売りが連発すると、一気に前日値を割り込んでしまい13円安の9777円で前場の取引を終了しました。後場に入ると一段安となり、9750円付近で長く揉み合う展開になりますが、最後は売り込まれてしまい下げ幅を少し拡大させています。

○大納会の打鐘はプロゴルファーの石川遼さん
東京証券取引所は12月30日の大納会で、プロゴルファーの石川遼選手に打鐘してもらうことを発表。
昨年までは午前11時までの半日取引でしたが、今年から通常の営業日と同じ午後3時まで取引される為、セレモニーはその後。新年最初の取引となる大発会も大納会と同様に午後3時までの取引になります。

○実質成長率見通し
昨日のGDP速報値では、物価変動の影響を除いた実質成長率が予想を大きく上回る前期比プラス1.2%になりました。この勢いは続くのか?

エコノミストの実質成長率見通し
日本総合研究所 藤井 英彦氏 
09年10月~12月期 0.9%
10年1月~3月期 ▲0.4%
10年度 ▲0.1%
景気のピークは2009年10月。物価の下落は12年度以降になる。

日本経済研究所センター 竹内 淳一朗氏
09年10月~12月 0.9%
10年1月~3月 0.0%
10年度 0.9%
景気のピークはしばらくなさそう。物価の下落は11年度まで。

野村證券金融経済研究所 木内 登英氏
09年10月~12月 1.6%
10年1月~3月 0.6%
10年度 1.1%
景気のピークは13年度以降。物価の下落は11年度以降まで続く。

大和総研 熊谷 亮丸氏
09年10月~12月 ▲0.5%
10年1月~3月 ▲0.7%
10年度 1.2%
景気のピークは12年度以降。物価の下落は13年度の半ばまで。

伊藤忠商事調査情報部 三輪 裕範氏
09年10月~12月 1.8%
10年1月~3月 0.5%
10年度 1.3%
景気のピークは12年度以降。物価の下落は11年度末まで。

ニッセイ基礎研究所 斎藤 太郎氏
09年10月~12月 1.7%
10年1月~3月 0.6%
10年度 1.4%
景気のピークは12年度以降。物価の下落は10年度まで。

第一生命経済研究所 新家 義貴氏
09年10月~12月 2.2%
10年1月~3月 1.4%
10年度 1.4%
景気のピークは12年度後半。物価の下落は11年度まで。

クレディ・スイス証券 白川 浩道氏
09年10月~12月 3%弱
10年1月~3月 0.0%
10年度 1.5%
景気のピークは11年度前半。物価の下落は15年度まで。

三菱UFJ証券景気循環研究所 嶋中 雄二氏
09年10月~12月 1.8%
10年1月~3月 2.0%
10年度 1.8%
景気のピークは10年12月。物価の下落は12年度まで。

JPモルガン証券 菅野 雅明氏
09年10月~12月 2.5%
10年1月~3月 2.5%
10年度 2.1%
景気のピークは13年度。物価の下落は12年度まで。

平均
09年10月~12月 1.6%
10年1月~3月 0.7%
10年度 1.3%

○先読みした投資法が功を奏する
・米国株が136ドルも上昇しているのに、日本株は寄り天で61円安。
・偏った銘柄の上昇だけが日経平均に寄与して、値下がり銘柄数は1000を超える日々。
・上値が重い。
こうなってくるとガックリ・失望という雰囲気が広がるかもしれませけど・・・
そうなる理由は一つしかありません。その一つをクリアしていれば、このような環境でも全く問題になりませんし、むしろ楽しめるのではないでしょうか。私はガックリ・失望ではなく楽しんでいます。
もちろん、これは相場の結果を見てから書いている後出しではなく、私からの配信を希望されていらっしゃる方へは10日と13日に「私の投資法」として既にお伝え済み。買い付けに関しては・・・今は秘密です。

お忙しいところ申し訳ありませんが、お役に立てる内容だった時には以下 3つのランキング 全てにクリックをお願い致します。応援ボタンを1回押してもらうと1カウントされ、その合計数によってランキングの順位が決まります。
応援ボタン07.gif      にほんブログ村 株ブログ 株式投資情報へ  kiss.gif
応援ボタンを押すとランキングサイトへ移動しますが、必要なければ閉じて下さい。


テーマ:株式投資 - ジャンル:株式・投資・マネー

日本・GDP予想上回る。10年後は日経平均2万円?!。米国・指数で売られるも決算でV字回復。原油価格下落は消費の後押し。
株日記は特別な事情がない限り平日の夕方4時~5時に更新します ちな♪
株日記はブログに公開してからも訂正を加える時があります。全て完成してからホームページ「素人投資家の挑戦」内にあります新着情報にてお伝えしますので、そちらを先に確認されてからお読み下さいませ。
また「勉強できる私の買い付け」などの更新情報もホームページ上で行っておりますのでご確認下さいませ。

お知らせ

こちらの株日記が、月刊誌に掲載されました。
廣済堂出版
ネットマネー 08年7月号 ~ 今月の最強 株ブロガー

○ 掲載内容をご紹介 ⇒ こちら

青春出版社
BIG tomorrowビッグ・トゥモロウ 09年 5月号 (3月25日発売)
○ 掲載内容に少し誤りがありました ⇒ こちら
○ 掲載内容の一部をご紹介 ⇒ こちら

とても貴重な経験をさせていただき、感謝しております。
この場を借りて、お礼申し上げます。
----------------------------------------------------------------------------------------------

11月16日 月曜日

本日の日経平均は、先週末比20円高の9791円となりました。
米国株は73ドル高の10270ドル。

「 米国株について 」
(直近で書き続けている)需給改善および少し強気に傾いた投資家心理と、消費関連の好決算が相次いだことで反発してスタート。その後、予想を下回る経済指標で一旦売り込まれたものの、すぐにV字回復すると10300ドル(103ドル高)まで上げ幅を拡大しました。しばらくの間は高値で揉み合いますが、14時頃から右肩下がりになると1時間で10240ドル(43ドル高)まで上げ幅を縮小するところがありました。結局、引けにかけて買い戻され73ドル高まで回復しています。

○年末商戦に期待が持てる?
・衣料大手アバクロンビー・アンド・フィッチ
1株利益が予想を上回る好決算。取引開始直後から買い優勢でスタートすると、一本調子で右肩上がりとなり上昇率10.7%の大幅高になっています。
・娯楽大手ウォルト・ディズニー
こちらも1株利益が予想を上回り、取引開始直後から買い優勢でスタート。その後も売り込まれることなく高値揉み合いのまま取引を終了しました。上昇率4.8%の大幅高。
・百貨店大手JCペニー
減収減益だったものの市場予想と一致。加えて、業績見通しを引き上げたことが大きな買い材料となり、上昇率6.2%高の大幅高。

前日に発表されたメーシーズとウォルマートは年末商戦を少し慎重にさせるものでしたが、週末に発表された3社の動向で見通しが少し明るくなったと感じました。

○ミシガン大学消費者信頼感指数は低下
11月のミシガン大学消費者信頼感指数は66となり、先月の70.6から低下。また、市場予想の71.0を大きく下回ったことで一時売りが膨らみました。取引開始から少しずつ上昇し始め10240ドル(43ドル高)まで上昇していましたが、発表直後に前日値まで急落しています。

○「消費回復」への期待が膨らんだ1日
ミシガン大学指数で急落するも、すぐにV字回復。「景気回復」が注視されているなら指数の悪化は大きな売り材料になるはずですし、急激なV字回復は難しかったかもしれません。しかし、今は「消費回復=年末商戦への期待」が注視されている為、3社の決算が大きく影響。指数で売られたところは押し目買いのチャンスと考える投資家が多かったようです。

先週末に、「年末商戦が注視されるのは需給と投資家心理が落ち着いてから」と書いていたのですが、V字回復した動きを見ると更に加熱を帯び、投資家心理も強気に傾いたと感じました。期待先行で先走る相場には少し注意が必要かもしれません。

○原油価格は下落
前日に予想を上回る在庫で2.3ドル(3%)下落していましたが、週末も0.6ドル下落して76.4ドルになりました。一時は80ドル突破で消費への影響(米国は車社会なので、ガソリンが高くなれば買い物へ出かける頻度も少なくなってしまう)が心配されていたものの、価格の下落で少し安心感が出てきました。「80ドルを一時的に突破するも、その後は調整する」と書いていた通りの展開になっています。

80ドルを突破して上昇し続けるようだと年末商戦期待の腰を折りかねませんが、今の水準なら全く問題はないと考えています。目先は75ドルから73ドルにかけて下値抵抗が強くなっていくと予想。

○ユーロ圏がプラス成長。世界的な景気回復が確実視される
ユーロ圏16ヵ国の7-9月期GDPが前期比プラス0.4%になりました。GDPの3分の2以上を占める3ヵ国(ドイツ、フランス、イタリア)がプラス成長になったことで、ユーロ圏の回復が鮮明になっています。ドイツが0.7%、フランスが0.3%、イタリアが0.6%の伸び。
また、欧州委員会は2010年の伸び率をプラス0.7%、2011年をプラス1.5%とする予測を発表しており、先行きに対する見方も明るい状態です。

米国(GDPプラス3.5%)に次いで、ユーロ圏がプラス成長となったことで世界的な景気回復が確実視されました。ただ・・・「株価は景気の先を行く」の通り、株価は景気回復確実視を既に織込んでいるかのような上昇になっていますから、この発表が相場に与える影響はほとんどないと考えています。

(チャートで考えた場合)
書いていましたように10300ドルが上値抵抗(高値10305ドル)となり抑え込まれてしまいました。
予想通りの展開です。
目先の上値10300ドルまであと30ドルになりましたが、無理なく(加熱感を伴わない)上昇する為には値幅か日柄で調整がほしいところ。直近4営業日は10200ドルを下値とする揉み合いで「売りをこなしている状態=加熱感を和らげている」状態ですが、それまで8営業日で579ドル(6%)高にもなっていますので今尚加熱感を伴っている状態です。よって、このまま上昇して10300ドルを突破しても無理した分が早々に跳ね返ってくる気がしないでもありません。

値幅なら一旦大きく調整して1万ドル付近まで下落。日柄なら10200ドルから10300ドルの間であと数日間揉み合う。こうなれば加熱感を和らげることができますから、更なる上昇へ向けた準備は整うと考えています。
前向きに考えれば、4日間揉み合っていますから揉み合い上放れ。こうなれば、10500ドルを目指す動きになる可能性が出てきます。消費関連銘柄好決算が相場の上昇を牽引したように、年末商戦への期待が徐々に高まっている状態なので、何度も書き続けている「需給改善」と「強気に傾いている投資家心理」の影響が拍車をかけることになり上昇に弾みが付くかもしれません。

目先の上値は引き続き10300ドルとしますが、残り30ドル。よって、心理的な節目となる10500ドルを上値予想としますがここまでの値幅は230ドル。今の環境で一気に到達するのは無理がありますから、現実的には10400ドル付近でしょうか。
(今までは「次の上値が11000ドルになる為、設定しない」としていましたが、10500ドルに変更しました。)
目先の下値は、10200ドル。この付近で下げ止まれば揉み合い継続となり日柄調整が進みます。次の下値が1万ドル。こちらも上値予想と同じく値幅が270ドルもありますが、設定は変更せずそのままにします。1日で270ドルも下げることはないと思いますが、値幅調整の下限となる(今のところ)1万ドルを想定しておくべきだと考えています。


「 日本株について 」
米国株高と予想を上回る経済指標が発表されるも、9時30分頃に高値9802円(32円高)を付けると早々に急落。高値をつけてからわずか30分で、今度は安値9725円(45円)まで下落しました。しかし、安値をつけた後は一気に買い戻されV字回復。前引けは12円高の9782円で取引を終えました。
後場も前場の流れを継いで強くスタートしますが、9800円が上値抵抗となり早々に下落。大きく売り込まれることはありませんでしたが、上値も重く前日値付近を行ったり来たりする揉み合いに終始しました。

○またまた珍しい現象
11日の株日記で、プラス引けなのに値下がり銘柄数が値上がり銘柄数を大きく上回ることはめずらしいと指摘していたのですが、本日も値上がり銘柄数421に対して値下がり銘柄数は1186。およそ7割の銘柄が下落しています。これだけ連発してくると、もう珍しいことではなくなってきました。
本日はファーストリテイリングが日経平均を34円押し上げていますので、これがなければマイナスです。こういった時の注意点などは11日の株日記で書いていましたので、ご覧下さいませ。
11日の株日記は ⇒ こちら

○GDPが予想を上回る
7-9月期のGDPは前期比プラス1.2%になりました。年率換算ではプラス4.8%。
市場予想では前期比がプラス0.7%、年率換算がプラス2.9%なので予想を大きく上回る結果は間違いなくポジティブサプライズでした。しかし、外国人投資家が日本株のシェアを6割ほど握っている為、いつも通り(日本の指標はほとんど注視されない=買い材料になることが少ない)という展開です。ただ、GDPくらいは見ているので後になって効果(買い材料になる)が出てくる可能性は十分あると思っています。

○10年後の日経平均は2万円?!
~記事より~
第一生命経済研究所が中間期の日本経済見通しをまとめた。GDP成長率は今後5年間で年平均1.1%、その後の5年間が同1.5%というのがメーンシナリオ。「金利予測なども組み合わせ、株価の推移から試算した」(永浜利広主席エコノミスト)という。
~記事ここまで~

○消費者態度指数は横ばい
10月の消費者態度指数一般世帯は前月比横ばいの40.5。単身世帯も横ばいで41.5。
・「暮らし向き」が40.9
・「収入の増え方」が38.7
・「耐久消費財の買い時判断」が46.3
・「雇用環境」が36.1
上3つは上昇しましたが、0.1~0.2ポイントの上昇に留まっています。一方、雇用環境は0.3ポイント低下。
伸びが鈍化した今回の結果を受け、内閣府は基調判断を3ヵ月続いた「持ち直しの動きが続いている」から「持ち直しの動きが緩やかになっている」に下方修正しました。

まずは米国とユーロ圏が回復。その次が日本なので、ある程度伸びれば一旦調整するのは自然の流れではないでしょうか。悪化し続けているなら違った見方をしなければいけませんが、伸びてきたものが鈍化するなら今のところ問題はないと考えています。

お忙しいところ申し訳ありませんが、お役に立てる内容だった時には以下 3つのランキング 全てにクリックをお願い致します。応援ボタンを1回押してもらうと1カウントされ、その合計数によってランキングの順位が決まります。
応援ボタン07.gif      にほんブログ村 株ブログ 株式投資情報へ  kiss.gif
応援ボタンを押すとランキングサイトへ移動しますが、必要なければ閉じて下さい。


テーマ:株式投資 - ジャンル:株式・投資・マネー

日本・ドタバタせずどっしり構えた投資法が功を奏す!米国株安受けても底堅し。米国・急上昇による一旦利益確定、住宅ローン申請指数、失業保険申請件数
株日記は特別な事情がない限り平日の夕方4時~5時に更新します ちな♪
株日記はブログに公開してからも訂正を加える時があります。全て完成してからホームページ「素人投資家の挑戦」内にあります新着情報にてお伝えしますので、そちらを先に確認されてからお読み下さいませ。
また「勉強できる私の買い付け」などの更新情報もホームページ上で行っておりますのでご確認下さいませ。

お知らせ

こちらの株日記が、月刊誌に掲載されました。
廣済堂出版
ネットマネー 08年7月号 ~ 今月の最強 株ブロガー

○ 掲載内容をご紹介 ⇒ こちら

青春出版社
BIG tomorrowビッグ・トゥモロウ 09年 5月号 (3月25日発売)
○ 掲載内容に少し誤りがありました ⇒ こちら
○ 掲載内容の一部をご紹介 ⇒ こちら

とても貴重な経験をさせていただき、感謝しております。
この場を借りて、お礼申し上げます。
----------------------------------------------------------------------------------------------

11月13日 金曜日

本日の日経平均は、前日比34円安の9770円となりました。
米国株は93ドル安の10197ドル。

「 米国株について 」
予想よりも良い経済指標が買い材料になるも、前日まで大きく上昇してきたことで利益確定の売りに押される結果になりました。 取引開始からしばらくの間は前日値を挟む堅調な動きになっていましたが、11時頃から原油相場と共に利益確定の売りが膨らみ1万250ドル(50ドル)まで下落。その後、再び揉み合いとなり底堅さを感じさせましたが、結局は引けにかけて売り込まれてしまい1万200ドルまで下げ幅を拡大しています。

○住宅ローン申請指数が上昇
週間住宅ローン申請指数が先週に比べて3.2%上昇し、627.5になりました。
・新規住宅購入の申請指数は11.7%低下して220.9。
・借り換えの申請指数は11.3%上昇して2998.2。
・住宅ローン金利(30年固定)は0.07ポイント低下して4.90%。

何度も株日記で取り上げ続けてきましたが、今月末で終了予定になっていた「初回住宅購入者に対する減税」が来年6月まで延長されることが決定しています。また、初回購入者だけではなく5年以上住宅を保有した人が買い替える場合にも6500ドルの減税が認められるようになりましたが、決定したのが11月6日。今回の週間住宅ローン申請指数は11月6日までの集計なので、住宅購入者補助制の拡大による効果が出るのはもう少し先になりそうです。加えて、新規住宅購入も補助制度の延期決定までのもの(終了に伴う買い控えなどの影響)になる為、今回の2桁減を気にすることはないと思っています。
借り換えが11.3%も上昇していますから、このまま金利が大きく上昇しなければ補助制度が新規購入を促進すると思われますので、今回よりも良い数字になってくると考えています。

○失業保険申請件数が2週間連続で減少
週間新規失業保険申請件数が50万2000件になりました。これは市場予想の51万件を下回ると同時に3週間連続で減少する良い内容(先週は51万4000件に修正)。受給総数は14万1000件減少して563万1000件。こちらは確実に減少傾向となっています。
10月17日終了の週に1万1000件増加し、次の24日終了の週では更に1000件の増加。2週連続で増加していたことで失業者の増加を心配する声も多くなっていましたが、同じように2週連続で今度は減少した為、多くの不安を払拭したと感じました。

○今後は年末商戦が注視される?
昨日は百貨店大手メーシーズが失望決算。赤字幅は減少したものの先行き見通しが慎重だったことで売りが殺到し、大商いで8%安になっていました。そして本日も2%安。決算前に急騰していましたが、たったの2営業日で「行って来い」。

本日はウォルマートが決算発表。昨年に比べて利益は増えましたが、メーシーズと同じく先行き見通しは慎重でした。ただ、こちらは増収増益になったことでメーシーズのような売られ方はせず0.3%高。加えて、50ドル付近で長く揉み合っていた(その後、揉み合い上放れになった)とはいえ陽線6連発で6%も上昇した後の0.3%高は力強さを感じさせるものでした。但し、本日は上ヒゲの長い足になっていますので、上昇も一服しそうな気配です。

本来なら年末商戦を占う上で上記した2社(とくにウォルマート)の決算が注目され相場にも影響を与えたはずですが、今は連日書いていますように「需給」と「強気に傾いている投資家心理」が大きく影響している相場。よって本日も、8営業日で579ドル(6%)も上昇していたことによる利益確定の動きが影響したと思っています。
年末商戦は間違いなく注視される材料なので軽視できませんが、その影響を受けるのは「需給」と「投資家心理」が落ち着いてからになると思っています。株価が上昇を続けてきたことでこの2つの影響が強くなっていますから、あと少しだけ株価が下がれば落ち着いてくると考えています。

○原油価格の下落が株式相場を50ドル下げる
取引開始からしばらくの間は前日値付近を堅調に推移していた株式相場。ところが、11時に発表された石油統計が市場予想を上回る増加になったことで原油価格が下落。それに伴い株価も50ドルほど下落しました。
原油価格は2.3ドル(3%)下落して76ドルとなり、株式相場と共に利益確定の売りに押される展開になっています。

(チャートで考えた場合)
100ドル近い下落になりましたが、直近8営業日で579ドル(6%)にもなっていれば当然の調整。昨日に書いていた通りの展開です。上昇相場は一旦終焉し、目先も弱含むと予想。ただ、下落トレンド入りするのではなく、下げても1万ドル付近までになると考えています。「上昇相場」もしくは「ボックス相場」での程良い調整といったところでしょうか。

目先の上値は1万300ドルで、下値は1万ドルを予想。

昨日、人気コンテンツ「勉強できる私の買い付け」を更新しています。 さとと-音符ブルー  是非、ご覧下さいませ じー !!
「勉強できる私の買い付け」とは
勉強していただけると判断した私の取引を、1ヶ月数銘柄(1週間に1銘柄程度)を限定で紹介しているブログです。
私からの配信を希望されていらっしゃる方へは、買い付けた当日に「目先の上値と下値予想」「買い付け理由」などをお伝えする他、相場環境に応じて「私の投資法~狙っている銘柄やセクターなど」も全てお伝えしています。ちなみに、上記しています「米国株について」は、特別な事情がない限り平日の朝8時30分前後に配信。(余談)買い付け後の配信なので買いを煽っているように見えるかもしれませんが、売買する銘柄のほとんどが東証1部の主力なので全く影響はありません。
「勉強できる私の買い付け」は ⇒ こちら
「配信についての詳しい説明」は ⇒ こちら

「 日本株について 」
米国株の100ドル安を受けて売り先行でスタートしました。しかし、9時30分に安値9719円(85円安)を付けると後は緩やかに上昇。前場は52円安まで下げ幅を縮小して取引を終えました。後場に入ると一段高となり、13時頃には前日値まで回復。その後、上値は重くなりますが売り込まれることもなく堅調に推移。34円安と小幅な下落で終了しています。

○売買代金は超の付く少なさ
東証1部の売買代金は1兆2065億円。これでも、かろうじて2000億円を超えたという感じですが、SQに絡む分が1200億円あるので実際には1兆865億しかないことになります。
米国株の93ドル(0.9%)安に対して日本株は34円安(0.4%)に留まっているので底堅さは感じますが、今の相場環境で超薄商いになっていることを考えると・・・

○ジタバタせず、どっしり構えた投資法が功を奏す
日経平均株価の推移をご覧下さいませ
n322225145.gif

ボックス相場が一目瞭然です
こんな時は目先の動向に振り回されず、投資の基本「安いところで買って高くなれば売る」これで進めれば大きな怪我は避けられるはず。仕掛けどころが楽しみな相場環境だと思っています。
もちろん、書いているだけではなく私は実行済みです

お忙しいところ申し訳ありませんが、お役に立てる内容だった時には以下 3つのランキング 全てにクリックをお願い致します。応援ボタンを1回押してもらうと1カウントされ、その合計数によってランキングの順位が決まります。
応援ボタン07.gif      にほんブログ村 株ブログ 株式投資情報へ  kiss.gif
応援ボタンを押すとランキングサイトへ移動しますが、必要なければ閉じて下さい。


テーマ:株式投資 - ジャンル:株式・投資・マネー

日本・右肩下がりでも静かな1日、勉強できる私の買い付け。米国・ベテランズデー(退役軍人の日)で祝日。
株日記は特別な事情がない限り平日の夕方4時~5時に更新します ちな♪
株日記はブログに公開してからも訂正を加える時があります。全て完成してからホームページ「素人投資家の挑戦」内にあります新着情報にてお伝えしますので、そちらを先に確認されてからお読み下さいませ。
また「勉強できる私の買い付け」などの更新情報もホームページ上で行っておりますのでご確認下さいませ。

お知らせ

こちらの株日記が、月刊誌に掲載されました。
廣済堂出版
ネットマネー 08年7月号 ~ 今月の最強 株ブロガー

○ 掲載内容をご紹介 ⇒ こちら

青春出版社
BIG tomorrowビッグ・トゥモロウ 09年 5月号 (3月25日発売)
○ 掲載内容に少し誤りがありました ⇒ こちら
○ 掲載内容の一部をご紹介 ⇒ こちら

とても貴重な経験をさせていただき、感謝しております。
この場を借りて、お礼申し上げます。
----------------------------------------------------------------------------------------------

11月12日 木曜日

本日の日経平均は、前日比67円安の9804円となりました。
米国株は44ドル高の10291ドル。

「 米国株について 」
(直近で書き続けている)需給改善および少し強気に傾いた投資家心理が影響し、買い優勢でのスタートになりました。10時30分頃には高値10341ドル(95ドル高)まで上昇しますが、お昼前には前日値まで急落する「行って来い」。その後は、前日値10246ドルと10300ドルの間を行ったり来たりする揉み合いに終始しています。

○本日はベテランズ・デーの為、市場参加者が少なく薄商い
ベテランズ・デーとは退役軍人の日。
11月11日は第一次世界大戦(1914年から1918年にかけて起こった史上初の世界大戦。ヨーロッパが主戦場になるも、アフリカ、中東、東アジア、太平洋、大西洋、インド洋にもおよび、世界の大多数の国が参戦)を終結させた日。11月11日11時に休戦協定への調印と共に全ての戦闘が終了しました。

○本日の相場を深く検証する必要はなし
・経済指標は無し
・祝日の為に市場参加者が少ない
・相場全体に影響を与える材料がない
この状況で深く考えることはありません。よって、本日に限ればチャートで考えた方が良いと判断。昨日に続き、株日記も極端に短くなっています。

(チャートで考えた場合)
・直近安値より8営業日で579ドル(6%)も上昇
・陽線6連発
・本日は上ヒゲの長い足
これだけ揃えば、さすがに一服するのではないでしょうか。目先は弱含みを予想。

目先の上値と下値予想に変更はありません。 値幅を無視すれば次の節目が11000ドルになりますが、そこまでの上昇を今考えるのは時期尚早。よって、上値は予想せず下値だけ1万ドルの予想とします。

本日は人気コンテンツ「勉強できる私の買い付け」の更新日です さとと-音符ブルー  是非、ご覧下さいませ じー !!
「勉強できる私の買い付け」とは
勉強していただけると判断した私の取引を、1ヶ月数銘柄(1週間に1銘柄程度)を限定で紹介しているブログです。
私からの配信を希望されていらっしゃる方へは、買い付けた当日に「目先の上値と下値予想」「買い付け理由」などをお伝えする他、相場環境に応じて「私の投資法~狙っている銘柄やセクターなど」も全てお伝えしています。ちなみに、上記しています「米国株について」は、特別な事情がない限り平日の朝8時30分前後に配信。(余談)買い付け後の配信なので買いを煽っているように見えるかもしれませんが、売買する銘柄のほとんどが東証1部の主力なので全く影響はありません。
「勉強できる私の買い付け」は ⇒ こちら
「配信についての詳しい説明」は ⇒ こちら

「 日本株について 」
昨日に続き、米国株の堅調さを受ける強いスタートになりました。しかし、昨日と同じく早々に高値9943円(72円高)をつけると緩やかに下落。43円高の9915円で前場の取引を終えました。後場に入ると完全な右肩下がりとなりマイナス圏まで下落。その後、9850円(20円安)で下げ渋るものの14時頃から大口の売りが連発すると一気に下げ幅を拡大。最後は9800円が下値抵抗になりました。

○静かな1日
67ドル安になりましたが、静かな1日だったと感じました。
14時頃から大口の売りが連発しましたが、それまでは「何かに影響を受けた動き」というよりは目立つ理由なくズルズル下げたといった印象です。このようなことから、米国株と同じく注視する部分はないと判断しました。

日米共に注視するところがありませんので、今日は「勉強できる私の買い付け」を楽しんで下さいませ。
相場が動いていないのに深く検証する必要はありません。動いてから読み取る方が効率的だと思っています。

お忙しいところ申し訳ありませんが、お役に立てる内容だった時には以下 3つのランキング 全てにクリックをお願い致します。応援ボタンを1回押してもらうと1カウントされ、その合計数によってランキングの順位が決まります。
応援ボタン07.gif      にほんブログ村 株ブログ 株式投資情報へ  kiss.gif
応援ボタンを押すとランキングサイトへ移動しますが、必要なければ閉じて下さい。


テーマ:株式投資 - ジャンル:株式・投資・マネー

日本・プラス引けでも値下がり1000以上。異例の相場。米国・引き続き、「需給関係と投資家心理」が大きく影響
株日記は特別な事情がない限り平日の夕方4時~5時に更新します ちな♪
株日記はブログに公開してからも訂正を加える時があります。全て完成してからホームページ「素人投資家の挑戦」内にあります新着情報にてお伝えしますので、そちらを先に確認されてからお読み下さいませ。
また「勉強できる私の買い付け」などの更新情報もホームページ上で行っておりますのでご確認下さいませ。

お知らせ

こちらの株日記が、月刊誌に掲載されました。
廣済堂出版
ネットマネー 08年7月号 ~ 今月の最強 株ブロガー

○ 掲載内容をご紹介 ⇒ こちら

青春出版社
BIG tomorrowビッグ・トゥモロウ 09年 5月号 (3月25日発売)
○ 掲載内容に少し誤りがありました ⇒ こちら
○ 掲載内容の一部をご紹介 ⇒ こちら

とても貴重な経験をさせていただき、感謝しております。
この場を借りて、お礼申し上げます。
----------------------------------------------------------------------------------------------

11月11日 水曜日

本日の日経平均は、前日比95銭高の9871円となりました。
米国株は20ドル高の10246ドル。

「 米国株について 」
直近安値から5営業日で514ドル(5.9%)も上昇していた為、利益確定に押されるスタートになりました。しかし、大きく売り込まれることはなく早々にプラス圏まで上昇。その後は、10200ドルと10260ドルの間を行ったり来たりする揉み合いに終始しました。
本日は経済指標の発表がなかったこともあり、静かな1日となりました。
また、20ドル高が示す通り1%前後の小動きに留まる銘柄が大半で方向感は出ていません。

このようなことから、(昨日の考え方とほぼ変わらない為)本日の株日記はコピーしているところが多くなっています。

○欧州の影響は受けず
イギリスの銀行大手3行の7-9月期決算が発表されました。
・RBS(ロイヤルバンク・オブ・スコットランド)が赤字転落。
・HSBCが赤字幅拡大。
・バークレイズが54%の大幅減益。
このような結果になりましたが、イギリス(FTSE)は0.09%安、フランス(CAC)は変わらず、ドイツ(DAX)が0.12%安。そして米国株は0.2%高。

月曜日の株日記で「先週に指標が集中した為、今週は発表の少ない静かな週になる。よって、欧州での材料に少し影響を受ける週になるかもしれない。」このように書いていたのですが、イギリス大手3行の決算で影響を受けなかったように、欧州で発表される指標は欧州だけの影響に留まると思いました。ちなみに、イギリス、フランス、ドイツも影響を受けることなく堅調だったので、欧州市場においても過去の損失よりも先の回復へ意識が向かう前向きな考え方になっていると感じました。

○引き続き、「需給関係と投資家心理」が大きく影響していると判断。
昨日と全く同じ考え方なので、そのままコピーします。
(コピーここから)
株日記で「需給関係が大きく影響する」と書き続けてきましたが、それだけではなく少し強気に傾き始めた投資家心理も加わり始めているように感じました。仮にそうだとすれば、持たざるリスクを感じる投資家と上昇への乗り遅れを感じる投資家の追随買いが起こり強い相場になってくるかもしれません。「・・・加わり始めているように感じた」と書いています通り、まだこのような動きを断定できる状況にはありませんが、悪いことばかりではなく良い方へも目を向ける必要が出てきたと考えています。
やはり、少し強気に傾き始めた投資家心理が影響し始めているのかもしれません。
(コピーここまで)

○昨日と同じで、本日の相場を深く検証する必要はなし
こちらも全く同じなので、昨日の内容をそのままコピーします。
(コピーここから)
「需給関係に加えて、少し強気に傾き始めた投資家心理が影響した」これだけでよいと思っています。よって、深く検証するのではなく感じた部分で投資方法を考えればよいと判断。検証する部分はありませんから株日記も極端に短くなっています。
(コピーここまで)

昨日に続いて株日記が極端に短い為、直近3日分ほどの株日記と合わせてご覧下されば「米国株の流れ」がお分かりいただけると思います。

(チャートで考えた場合)
5営業日で5.9%も上昇していたことで、さすがに一服。ただ、利益確定に押されるも売り込まれることなく揉み合い相場になっている為、連日書いています通り投資家心理は少し強気に傾いていると感じました。

上値と下値の予想に変更点はありません。昨日の内容をコピーします。
値幅を無視すれば次の節目が11000ドルになりますが、そこまでの上昇を今考えるのは時期尚早。よって、上値は予想せず下値だけ1万ドルへ切り上げる予想にします。

明日は人気コンテンツ「勉強できる私の買い付け」の更新日です さとと-音符ブルー  楽しみにお待ち下さいませ じー !!
「勉強できる私の買い付け」とは
勉強していただけると判断した私の取引を、1ヶ月数銘柄(1週間に1銘柄程度)を限定で紹介しているブログです。
私からの配信を希望されていらっしゃる方へは、買い付けた当日に「目先の上値と下値予想」「買い付け理由」などをお伝えする他、相場が動き始めると「私の投資法~狙っている銘柄やセクターなど」も全てお伝えしています。ちなみに、上記しています「米国株について」は、特別な事情がない限り平日の朝8時30分前後に配信。(余談)買い付け後の配信なので買いを煽っているように見えるかもしれませんが、売買する銘柄のほとんどが東証1部の主力なので全く影響はありません。
「勉強できる私の買い付け」は ⇒ こちら
「配信についての詳しい説明」は ⇒ こちら

「 日本株について 」
米国株が堅調だったことを受け、買い優勢でのスタートになりました。しかし、早々に高値9949円(79円高)を付けると後は右肩下がりの展開へ。前引けは21円高の9892円まで上げ幅を縮小しました。
後場に入ると更に上げ幅を縮小。大きく売り込まれることはなかったものの、13時頃からは前日値付近で揉み合う動きに終始しました。

○機械受注統計は予想を上回る
7-9月期の機械受注統計によると、民需の受注額が前月比10.5%も増加する7380億円になりました。これは市場予想の2.9%増を大きく上回るサプライズ。前期比では0.9%減ですが、10-12月期の見通しについては前期比1.0%増で7四半期ぶりの増加に転じる予想になっています。

内容はポジティブサプライズですが、いつも通り買い材料にはなっていないと感じました。
買い優勢でスタートしていますが、これは「急上昇している米国株が、そろそろ下げるだろう」という大勢の見方に反して底堅くプラス引けした影響が大きかったと考えています。過ぎたことを書いても仕方ありませんが、米国株が下げていれば日本も下げてスタートしたと思います。

○プラス引けでも値下がり銘柄数は1000を超える
プラス引けなのに1000銘柄以上も下落する展開はあまり見かけるものではありません。先週金曜日と月曜日が同じ状況だったのですが、1000銘柄以上が下落しながら続伸したのは9年ぶり。本日も95銭とわずかではありますが、プラス引けでも値下がり銘柄数は1061。

一部の銘柄に買いが集中すると買われた銘柄の寄与度(日経平均に与える影響)が大きくなる為、多くの銘柄が下げていても日経平均を押し上げる結果になってしまいます。ちなみに、本日はファーストリテイリングとトレンドマイクロの2銘柄で日経平均を16円ほど押し上げています。

このように資金が流入している銘柄は底堅いかもしれませんが、これは結果論。当り前のことですが、資金が流入し続ける保証はどこにもなく明日にも途切れてしまう可能性は十分にありますので、今起こっていることだけを見る「相場格言~木を見て森を見ず」にならないよう注意しなければいけません。
寄与度という視点でお話すると・・・寄与度の上位にランクされている(私が直近で買い付けた)1銘柄は4日続伸です。

お忙しいところ申し訳ありませんが、お役に立てる内容だった時には以下 3つのランキング 全てにクリックをお願い致します。応援ボタンを1回押してもらうと1カウントされ、その合計数によってランキングの順位が決まります。
応援ボタン07.gif      にほんブログ村 株ブログ 株式投資情報へ  kiss.gif
応援ボタンを押すとランキングサイトへ移動しますが、必要なければ閉じて下さい。


テーマ:株式投資 - ジャンル:株式・投資・マネー

日本・行って来い。日本は弱い?私の見解。米国・需給と投資家心理の改善で2%高。
株日記は特別な事情がない限り平日の夕方4時~5時に更新します ちな♪
株日記はブログに公開してからも訂正を加える時があります。全て完成してからホームページ「素人投資家の挑戦」内にあります新着情報にてお伝えしますので、そちらを先に確認されてからお読み下さいませ。
また「勉強できる私の買い付け」などの更新情報もホームページ上で行っておりますのでご確認下さいませ。

お知らせ

こちらの株日記が、月刊誌に掲載されました。
廣済堂出版
ネットマネー 08年7月号 ~ 今月の最強 株ブロガー

○ 掲載内容をご紹介 ⇒ こちら

青春出版社
BIG tomorrowビッグ・トゥモロウ 09年 5月号 (3月25日発売)
○ 掲載内容に少し誤りがありました ⇒ こちら
○ 掲載内容の一部をご紹介 ⇒ こちら

とても貴重な経験をさせていただき、感謝しております。
この場を借りて、お礼申し上げます。
----------------------------------------------------------------------------------------------

11月10日 火曜日

本日の日経平均は、前日比61円高の9870円となりました。
米国株は203ドル高の10226ドル。

「 米国株について 」
注視される材料がない中、昨日からの強い流れを受けて寄り付きから上昇。その後も売り込まれることなく緩やかな右肩上がりとなり、200ドルを超える大幅高になりました。10170ドル付近で長く揉み合った後、次は10200ドル付近で長く揉み合うというように足元を固めながら上昇する強い1日でした。

○上昇要因は需給関係と投資家心理
週末に開催された「G20が景気刺激策の継続で合意」これは好感される内容ではありましたが、売り材料にならなかった程度だと考えています。景気悪化は底を打ったとはいえ、主要国の大半は雇用なき回復の状態。よって、景気刺激策の継続は当然のことであり合意も既に周知されていたので、ほとんど材料視されていなかったと思います。

主な上昇要因は、昨日の株日記で書いていました「需給関係と投資家心理」だと感じました。
強い地合いが続いているという項目を、そのままコピーします
(コピーここから)
株日記で「需給関係が大きく影響する」と書き続けてきましたが、それだけではなく少し強気に傾き始めた投資家心理も加わり始めているように感じました。仮にそうだとすれば、持たざるリスクを感じる投資家と上昇への乗り遅れを感じる投資家の追随買いが起こり強い相場になってくるかもしれません。「・・・加わり始めているように感じた」と書いています通り、まだこのような動きを断定できる状況にはありませんが、悪いことばかりではなく良い方へも目を向ける必要が出てきたと考えています。
(コピーここまで)
やはり、少し強気に傾き始めた投資家心理が影響し始めているのかもしれません。

○全面高
食品のクラフトフーズが1%安、医薬品のメルクが1.9%安。ダウ構成銘柄では、この2銘柄以外全て上昇する全面高になりました。200ドル高が示す通り、2%以上に上昇した銘柄がゴロゴロしています。中でも金融は3.6%高となり相場をリードしました。

○本日の相場を深く検証する必要はなし
「需給関係に加えて、少し強気に傾き始めた投資家心理が影響した」これだけでよいと思っています。よって、深く検証するのではなく感じた部分で投資方法を考えればよいと判断。検証する部分はありませんから株日記も極端に短くなっています。

本日の株日記が極端に短い為、明日の相場を考えるにあたっては昨日の株日記と合わせて読まれる方が良いと思います。
昨日の株日記は ⇒ こちら

(チャートで考えた場合)
たった1日で大きく上昇したとはいえ、10226ドルまでくれば1万ドルを下値として見る方が良いと感じました。
昨日までは下値の切り上がりを良しとしていましたが、上記(コピー部分)した部分を踏まえると上を見ておくことも大切だと思っています。ただ、値幅を無視すれば次の節目が11000ドルになりますから、そこまでの上昇を今考えるのは時期尚早。よって、上値は予想せず、下値だけ1万ドルへ切り上げる予想にします。

「 日本株について 」
米国株の2%高を好感する買いが入り、窓を空けてのスタートになりました。その後も少しずつ上げ幅を拡大し、前場は ほぼ高値引けとなる161円高の9970円で取引を終えました。しかし、後場に入ると上値が重くなって緩やかに下落。14時を過ぎた辺りからは大口の売りも手伝い一気に上げ幅を縮小しました。完全に「行って来い」の相場展開でした。

○日本は弱い?
米国株が2%高、イギリスが2.1%高、フランスが2.1%高、ドイツが2.4%高。世界同時株高の様相なのに、日本株だけパーティーに参加できずに0.6%高(61円)。しかも、ファーストリテイリング1銘柄だけで31円も寄与している為、実質0.3%高(30円)ほどの上昇ですし1.7%高(170円)から0.3%まで落ち込む展開。まさに日本株の独り負け。

こうなってくると不安が頭をよぎり始めるのですが・・・
ここで、ある方から頂いたメールへの返事を一部ご紹介したいと思います。
質問を下さった方はとても勉強されており、質問内容も的を得た素晴らしいものでした。また、大変丁寧な文章だったので気分よく返事させてもらうことができました。この場を借りてお礼を申し上げます。 (質問内容は明かせませんが、日本株の独り負けという部分に関して少し当てはまる部分があったので紹介させてもらおうと思いました。)

ご丁寧なメールを下さりまして、ありがとうございました。
ご指摘の通り「・・・・・から、明らかに他の市場に比べて弱すぎる」と私も考えています。ただ、(あくまでも私個人の勝手な考えですが)リーマンショックのような「金融の損失規模が分からない」「どれほど下落するのか分からない」あのような心理と需給が滅茶苦茶になる相場に比べれば何ともないと思っています。
当時は現金化する為に、機関投資家がなりふり構わず損失覚悟で膨大な売りを浴びせてきました。しかし、(少し乱暴な書き方になりますが)今は日本だけの問題なのでリーマンショック以前の流れになっているだけだと考えています。(リーマンショック前の強い相場という意味ではなく、それまでの相場が大きく上下していますように、何らかの問題をはらめば下落して期待が持てれば上昇する流れになっているという意味です。)

・・・・・、私達のような投資家は(こちらも乱暴な書き方になりますが)利益を出せれば良いので、目先の上下に合わせるだけで良いと思っています。簡単に書くと、・・・・・懸念があっても下げたところで買って騰がったところで売れば問題なしです。

リーマンショック以降のように、「トレンド=上下しながら一方向へ進む」はなく下げ一辺倒なら恐怖ですが、トレンドがあれば高い勝率を維持し続けることは可能だと思っています。
「可能だと思っている」これは先のことは分からないのでこのような書き方をしているだけであり、過去の(私の)実績だけで表現すれば「勝率を維持し続けてきた」となります。

長期投資における結果は、10月22日の株日記「ドルコスト平均法のデータ」が示していますように、良くないことは明らかです。よって、長期投資をするなら・・・・・「あまり期待できない」になりますが、そうでなければあまり気にされなくても良いと思います。 もちろん、・・・・・といった問題点を認識しておくことは大切だと思いますが、・・・・・必要はないと思います。
(メール内容はここまで)

まだ日が浅いので私の投資法を書くことはできませんが、「問題なし」と書いています通り既に私はある行動を起こして良い結果を出しつつあります。もちろん、書いているだけではなく私からの配信を希望されていらっしゃる方へはお伝え済み。また、「勉強できる私の買い付け」にて紹介したいと考えていますので楽しみにお待ち下さいませ。
「勉強できる私の買い付け」は ⇒ こちら
「配信についての詳しい説明」は ⇒ こちら

お忙しいところ申し訳ありませんが、お役に立てる内容だった時には以下 3つのランキング 全てにクリックをお願い致します。応援ボタンを1回押してもらうと1カウントされ、その合計数によってランキングの順位が決まります。
応援ボタン07.gif      にほんブログ村 株ブログ 株式投資情報へ  kiss.gif
応援ボタンを押すとランキングサイトへ移動しますが、必要なければ閉じて下さい。

テーマ:株式投資 - ジャンル:株式・投資・マネー

二日新甫は荒れる?過去の11月相場を振り返る。米国・雇用統計失望でも結果は17ドル高!
株日記は特別な事情がない限り平日の夕方4時~5時に更新します ちな♪
株日記はブログに公開してからも訂正を加える時があります。全て完成してからホームページ「素人投資家の挑戦」内にあります新着情報にてお伝えしますので、そちらを先に確認されてからお読み下さいませ。
また「勉強できる私の買い付け」などの更新情報もホームページ上で行っておりますのでご確認下さいませ。

お知らせ

こちらの株日記が、月刊誌に掲載されました。
廣済堂出版
ネットマネー 08年7月号 ~ 今月の最強 株ブロガー

○ 掲載内容をご紹介 ⇒ こちら

青春出版社
BIG tomorrowビッグ・トゥモロウ 09年 5月号 (3月25日発売)
○ 掲載内容に少し誤りがありました ⇒ こちら
○ 掲載内容の一部をご紹介 ⇒ こちら

とても貴重な経験をさせていただき、感謝しております。
この場を借りて、お礼申し上げます。
----------------------------------------------------------------------------------------------

11月9日 月曜日

本日の日経平均は、前日比19円高の9808円となりました。
米国株は17ドル高の10023ドル。

「 米国株について 」
雇用統計が予想よりも悪かったことで急落してのスタートになりました。しかし、早々に急上昇するとあっという間に前日値を回復。その後、売り込まれて前日値を下回るところはあったものの、お昼頃には再び回復。そこからは前日値(1万ドル)を挟む揉み合いに終始しました。
取引開始から1時間ほどの乱高下を除けば、日中の値幅はわずか50ドル程度になっています。

○先週末の目玉は雇用統計
10月の雇用統計では、非農業部門の雇用者数が19万人減少となり市場予想の17万5000人を上回る悪い内容となりました。また失業率も26年半ぶりの高水準となる10.2%まで悪化。雇用統計は失望という結果になりました。
結果論ではありますが、先月の21万9000人減より2万人近く減少していることや、しばらくの間は悪化して近く失業率は10%台になるとの見方が大勢だったことで「ある程度の悪化は織込み済み」だったようです。

発表直後は、既に取引が始まっている欧州市場が急落。米国市場への影響が心配されましたが、蓋を開けると70ドル安から急上昇してあっという間に前日値を回復。欧州市場も軒並みV字回復しました。

欧州市場の値動き 日足チャート 赤いラインがFOMC声明発表
(イギリス FTAE)
FT012514.gif
(ドイツ DAX)
DA1251425l1421.gif
(フランス CAC)
CA125142l141.gif

先週末の株日記にも書いていたことですが、雇用の改善を示す指標が相次いだことで期待先行の買いが入っていた状態。よって「予想と同じ結果でも、期待先行で買われていたことによる発表売り=材料出尽くし」と「予想よりも悪ければ大きな売り材料になる」そんな危険を抱えていた相場でしたが、 まさに「案ずるより産むが易し」でした。

急回復した後で少し売られるところはありましたが、ほとんどの時間を前日値(1万ドル)付近で推移していますから雇用統計への失望売りは先週末限りで終わったと感じました。週明けの相場は新しい材料に影響されると考えています。

○投資判断の引き上げが相次ぐ
目立ったのが、GE(ゼネラルエレクトリック)
JPモルガンが「ニュートラル」から「オーバーウエート」に引き上げると同時に、目標株価も12ドルから17ドルに引き上げました。これを好感する買いが入り、同社の株価は15.3ドルとなり6.2%も上昇する大幅高。
百貨店大手のメーシーズについても「ニュートラル」から「オーバーウエート」へ引き上げ。こちらは19.18ドルとなり6.4%高。

バンク・オブ・アメリカが住宅関連小売大手ローズとホーム・デポをそれぞれ「アンダーパフォーム」から「バイ」に引き上げました。ロウズが4.3%高でホーム・デポが1.8%高。

資産運用会社サンフォード・C・バーンスティーンがアマゾン・ドット・コムの投資判断を「マーケットぱフォーム」から「アウトパフォーム」に引き上げました。同社の株価は4.6%上昇。

○強い地合いが続いている
投資判断の引き上げが好感されたところはあったと思いますが、雇用統計は間違いなく大きな売り要因で(過ぎたことではありますが)急落する可能性は十分にあったと考えています。しかし、結果はプラス引け。
株日記で「需給関係が大きく影響する」と書き続けてきましたが、それだけではなく少し強気に傾き始めた投資家心理も加わり始めているように感じました。仮にそうだとすれば、持たざるリスクを感じる投資家と上昇への乗り遅れを感じる投資家の追随買いが起こり強い相場になってくるかもしれません。「・・・加わり始めているように感じた」と書いています通り、まだこのような動きを断定できる状況にはありませんが、悪いことばかりではなく良い方へも目を向ける必要が出てきたと考えています。

(チャートで考えた場合)
前日が203ドル高の大陽線。続いて下ヒゲの長い陽線が出現したことで目先は強含み。結果はわずか17ドル高ですが、雇用統計の失望売りを吸収する動きになっているので買いの勢いは止まっていないと感じました。

買いの勢いは続いていると考えていますが、先週末の株日記で書いていた考え方に変更はありませんので、一部を変更してそのままコピーします。
(コピーここから)
10月後半から調整に入り、途中で大陽線が出ても陰の包み線で抑え込まれてしまう展開。このようなことから多くの投資家は(テクニカル分析では)下ブレすることを予想していたと思いますが、そんなところへ203ドル高で1万ドル。次いでわずか17ドルでありながらも下ヒゲの長い足。不安を払拭するような動きになっています。

強さを感じる展開ではありますが、1万ドルが下値抵抗になる可能性は今のところ低いと考えています。
ただ、先日は早々に1万ドルまで上昇して高値で揉み合ったまま終えていますから、勢いだけで上昇したものとは違い1万ドルに控える売りを多く吸収したとも考えられます。翌日も売り込まれながらも1万ドルを挟む揉み合いが長く続いていましたので更に吸収したと判断。10月中旬の揉み合いで1万ドル付近に抵抗ができているため簡単に突破するのは難しいかもしれませんが、今までとは少し状況が違ってきていることは間違いなさそうです。

重要なところは、「1万ドル回復」ではなく「下値が切り上がった」という部分だと考えます。
今は上値を追いかけるよりも下値が切り上がっていく方が大切な時期。今までは株日記で書いていましたように9600ドルから9500ドルにかけて下値抵抗が強くなると予想していましたが、本日の大幅高によって9900ドルから9800ドルにかけて下値抵抗が強くなると判断。下値を切り上げるという大切な部分をクリアする良い展開だったと感じました。
(コピーここまで)

先週末に、人気コンテンツ「勉強できる私の買い付け」を更新しています さとと-音符ブルー  是非、ご覧下さいませ じー !!
「勉強できる私の買い付け」とは
勉強していただけると判断した私の取引を、1ヶ月数銘柄(1週間に1銘柄程度)を限定で紹介しているブログです。
私からの配信を希望されていらっしゃる方へは、買い付けた当日に「目先の上値と下値予想」「買い付け理由」などをお伝えする他、相場が動き始めると「私の投資法~狙っている銘柄やセクターなど」も全てお伝えしています。ちなみに、上記しています「米国株について」は、特別な事情がない限り平日の朝8時30分前後に配信。(余談)買い付け後の配信なので買いを煽っているように見えるかもしれませんが、売買する銘柄のほとんどが東証1部の主力なので全く影響はありません。
「勉強できる私の買い付け」は ⇒ こちら
「配信についての詳しい説明」は ⇒ こちら

「 日本株について 」
米国における雇用統計が失望に終わるも、米国株は17ドル高で小じっかり。この結果を受けて日本株への売り圧力は弱まりますが、為替が円高へ進んだことで少し売られてのスタートになりました。
早々に安値9731円(58円安)をつけると急上昇。一気に前日値を突破して10時頃には倍返しの9840円(51円高)まで上げ幅を拡大しますが、引けにかけて右肩下がりになってしまい前引けは8円高。
後場に入ると寄りから急騰。13時頃には高値9845円(56円高)をつけますが、前場と同じく引けにかけて右肩下がりになってしまい、19円高まで上げ幅を縮小して取引を終えました。

○経済指標は静かな週
日本は機械受注、米国では新規失業者保険申請件数と貿易統計など。先週に指標が集中した為、今週は発表の少ない静かな週になりそうです。よって、普段はあまり影響を受けないドイツやフランスで発表される第3四半期GDPや、ユーロ圏の7-9月期GDPなどにも少し影響を受ける週になるかもしれません。

○二日新甫(ふつかしんぽ)は荒れる
「二日から始まる月は荒れる」という経験則です。必ず荒れるわけではありませんし根拠もありませんが、「不思議とそうなることが多い」と伝えられ続けています。

11月は2日からスタートしていますので二日新甫
過去の11月相場を振り返ると・・・
過去10年では6勝4敗。17年間では11勝6敗。戦後の東証再開以来では32勝28敗。
こういったデータは、どこから計算し始めるかによって結果が大きく変わりますから(少し乱暴な書き方になりますが)私はアテにしません。経験則を学ぶことは大切ですし、それを生かすのも投資法ですが「必ずそうなる」と警戒し過ぎるのはあまり良くないと思っています。

アテにはしませんが、経験則から見えてくることは・・・
「荒れても、勝つ方が多い」です。

次に日本株のチャートをご覧下さいませ
66652121.gif

9800円付近で揉み合う展開が続いています。
・揉み合いで方向感が出ない相場
・二日新甫は荒れる
先に書いていますように、アテにはしませんが二つを合わせて考えてみると・・・
今は嵐の前の静けさといったところでしょうか。

お忙しいところ申し訳ありませんが、お役に立てる内容だった時には以下 3つのランキング 全てにクリックをお願い致します。応援ボタンを1回押してもらうと1カウントされ、その合計数によってランキングの順位が決まります。
応援ボタン07.gif      にほんブログ村 株ブログ 株式投資情報へ  kiss.gif
応援ボタンを押すとランキングサイトへ移動しますが、必要なければ閉じて下さい。

テーマ:株式投資 - ジャンル:株式・投資・マネー

欧米共に鯨幕相場。米国・住宅補助制度が延長&対象者拡大、労働生産性6年ぶりの伸び率、小売売上高が高い伸び(高級店の伸びが目立つ)
株日記は特別な事情がない限り平日の夕方4時~5時に更新します ちな♪
株日記はブログに公開してからも訂正を加える時があります。全て完成してからホームページ「素人投資家の挑戦」内にあります新着情報にてお伝えしますので、そちらを先に確認されてからお読み下さいませ。
また「勉強できる私の買い付け」などの更新情報もホームページ上で行っておりますのでご確認下さいませ。

お知らせ

こちらの株日記が、月刊誌に掲載されました。
廣済堂出版
ネットマネー 08年7月号 ~ 今月の最強 株ブロガー

○ 掲載内容をご紹介 ⇒ こちら

青春出版社
BIG tomorrowビッグ・トゥモロウ 09年 5月号 (3月25日発売)
○ 掲載内容に少し誤りがありました ⇒ こちら
○ 掲載内容の一部をご紹介 ⇒ こちら

とても貴重な経験をさせていただき、感謝しております。
この場を借りて、お礼申し上げます。
----------------------------------------------------------------------------------------------

11月6日 金曜日

本日の日経平均は、前日比71円高の9789円となりました。
米国株は203ドル高の10005ドル。

「 米国株について 」
雇用と消費の改善を示す指標が買い材料となり、取引開始直後から急上昇。一気に9850ドルの抵抗(直近の株日記で書き続けていた重要な抵抗線)を上抜けると11時頃には1万ドル付近まで上げ幅を拡大。その後、1万ドルに上値を抑えられ9950ドルとの間で長く揉み合いますが、最後は5ドル上回って203ドル高になりました。
通信や医薬品が少し弱かった程度で、他のセクターでは軒並み2%から3%高になる全面高の展開でした。

○個人消費改善への期待が高まる
10月の主要小売チェーン店(32社)既存店売上高は前年と比べて2.1%上昇。2ヶ月連続で上昇すると同時に1年3ヶ月ぶりの高い伸びになりました。国際ショッピングセンター評議会によると、11月も5-8%増加するとの予想。
年末商戦については、1人あたり4万9000円(前年比1.9%増)の支出額になると予想されています。

中でも話題になったのが「高級店の売上高1.8%増」
高級百貨店のサックスやノードストロームが売上を伸ばしているのですが、その理由として株価の上昇が挙げられています。
富裕層だけが株式投資をしているわけではありませんが・・・その数はとても多いうえに投資金額も巨額なので株価動向が消費に与える影響は大きなはず。
富裕層の消費だけで全体の消費が回復するわけではありませんが・・・消費する額が大きいので消費に与える影響も大きなはず。
今まで特に落ち込んでいた富裕層の消費が戻ってきたことで、消費全体が底上げしてくるかもしれません。

○初回住宅購入者補助制度が延長
何度も株日記で取り上げ続けてきましたが、今月末で終了予定になっていた「初回住宅購入者に対する減税」が来年6月まで延長されることが決定しました。また、初回購入者だけではなく5年以上住宅を保有した人が買い替える場合にも6500ドルの減税が認められるようになる為、住宅市場を下支えすることは間違いなさそうです。

・21日の株日記で書いていた内容
(ここから)
住宅販売の落ち込み要因として懸念されている「11月に期限切れとなる住宅購入補助制度(初回の購入者に限り、最大8000ドルの税控除」)ですが、こちらは延長が審議されていることもあり「期限切れになる前の駆け込み需要」も一服しているのかもしれません。一時的な需要は後の反動減につながりますので、少しずつ改善するほうが良いと思いと思います。今回は市場予想を下回り少し失望感が広がっていますが、先月から少し増加しているので全く問題ないと考えています。
住宅市場の回復は経済に著しく影響する為、住宅購入補助制度は延長される可能性がとても高いと思っています。「早期利上げは景気回復の腰を折る」ではありませんが、住宅市場が回復しているからといって早期に補助制度を打ち切れば景気回復の腰を折りかねません。伸びているところはとことん伸ばす判断が下されると考えています。
(ここまで)

・29日に書いていた内容
(ここから)
住宅販売とローン申請が共に減少しましたが、11月末で期限切れとなる初回住宅購入者補助制度に手続きが間に合わない(購入を見送る人が多くなる)ことが影響しました。ただ、補助制度については21日の株日記で書いていましたように、延長される可能性が高いと考えていますので今回の減少だけで悪化したと見るべきではありません。
(ここまで)

予想通りに延長されました。
住宅市場は景気に大きく影響する(今更書くことでもありませんが、住宅が売れるだけではなく家財なども多く売れる為)、補助制度終了に伴う販売および景気への悪影響を心配しなくてよくなりました。

○昨日に続いて雇用改善への期待が高まる
週間新規失業保険申請件数は先週(53万2000件へ修正)より2万件も減少し、51万2000件となりました。
受給総数も先週から6万8000件減少し、574万9000件。申請件数と受給総数共に市場予想を下回る良い結果。

昨日はISM非製造業指数の「雇用」で悪化が見られたものの、ここ最近は改善を示す内容が相次いでいることから雇用改善への期待が高まっている状態。そこへ失業保険申請件数と受給総数が共に減少したことで、期待に拍車をかけました。
少し前までは「雇用の悪化はもうしばらく続く」との予想が大勢だった為、この指数が減少しても大きな買い材料にならない(材料視されなかった)ところもありました。しかし、明日発表される雇用統計を前に市場は神経質になっている状態なので、相次ぐ雇用改善の指標は疑心から期待へと変化していいるようです。

○本日発表される雇用統計への考え方は昨日と同じなので、昨日の内容をコピーします。
(コピーここから)
雇用の悪化はもう少し続くと考えられているだけに、改善を示す内容は買い材料となりました。また、注目される雇用統計を控えていることもあり、悪化した9月より改善するのではないかという期待も膨らんでいるようです。 但し、9月の場合は雇用統計前に雇用に関する弱いデータが連発していたので、悪化した統計への失望売りは大きくありませんでしたが、今回は改善を示すデータが連発しているので少し注意が必要だと思います。期待通りに改善を示せば問題はありませんが、期待で買われている部分も少なからずありますから悪い内容だと失望売りが膨らむと考えています。

市場予想では「非農業部門雇用者数が17万5000人減」。結果が予想と一致すれば先月の26万3000人減から8万8000人も減少する数値で大きく改善です。気になるところは、昨日発表されたISM非製造業での雇用が先月の44.3から41.1に悪化したところ。日本では製造業の就業者数に比べて非製造業の就業者数が2倍程度。一方、米国では約6倍なので、非製造業の雇用悪化は大きなダメージになってしまいます。たった一つの指標ではありますが、昨日発表されたISM非製造業における雇用の悪化(9月の44.3から10月は41.1へ悪化)は明日の雇用統計に影響を及ぼしかねないと考えています。
ただ、「もうしばらく悪化は続き失業率も10%を超える」との見方が大勢の為、予想よりも若干上ブレる(減少幅が少し多くなる)程度なら大きな売り材料にはならないような気がします。
(コピーここまで)

少し付け加えると、本日の200ドル高は(労働生産が大幅上昇した影響はあるものの)失業保険申請件数の減少が大きな買い材料になっていますので、期待先行で買われている部分が昨日より大きく膨らんだと感じました。昨日の株日記で書いていましたように「もうしばらく悪化は続く」という警戒感が申請件数の減少で薄れている場合、予想よりも雇用統計が悪ければ大きな売り材料になってくるかもしれません。あと、「予想と同じ結果でも、期待先行で買われていたことによる発表売り=材料出尽くし」こちらにも少し注意が必要だと思っています。

○労働生産性が大幅に伸びる
第3四半期の非農業部門労働生産性は前期比プラス9.5%となり、03年第3四半期以来6年ぶりの大幅な伸びを記録しました。市場予想はプラス6.4%だった為、予想の約1.5倍。ポジティブサプライズとなり大きな買い材料になりました。

この数値を側面から見た場合・・・ここ最近は雇用改善になっていますが、少し前までは多くの企業で人員削減されていましたから「売上が伸びて生産を増加した」というよりは「就業者が少なくなったことで労働生産性が高くなった」と見ることもできます。
但し、これは過去の数値。どちらの理由にしても、労働生産性が高くなったということは人員確保が必要になってくるはずなので、雇用の改善を後押しする良い内容だったと考えています。

(チャートで考えた場合)
連日書いていました9850ドルの抵抗を一気に上抜け、大幅高になりました。上値予想は、まず9850ドルをしっかりと上抜けてから1万ドルと考えていたのですが、たった1日で1万ドルへ届く展開はビックリでした。
10月後半から調整に入り、途中で大陽線が出ても陰の包み線で抑え込まれてしまう展開。このようなことから多くの投資家は(テクニカル分析では)下ブレすることを予想していたと思いますが、そんなところへ203ドル高で1万ドル。不安を払拭するような動きになっています。

わずか5ドルの上昇なので、1万ドルが下値抵抗になる可能性は今のところ低いと考えています。
ただ、早々に1万ドルまで上昇して高値で揉み合ったまま終えていますから、勢いだけで上昇したものとは違い1万ドルに控える売りを多く吸収したとも考えられます。10月中旬の揉み合いで1万ドル付近に抵抗ができているため簡単に突破するのは難しいかもしれませんが、今までとは少し状況が違ってきていることは間違いなさそうです。

重要なところは、「1万ドル回復」ではなく「下値が切り上がった」という部分だと考えます。
今は上値を追いかけるよりも下値が切り上がっていく方が大切な時期。今までは株日記で書いていましたように9600ドルから9500ドルにかけて下値抵抗が強くなると予想していましたが、本日の大幅高によって9900ドルから9800ドルにかけて下値抵抗が強くなると判断。下値を切り上げるという大切な部分をクリアする良い展開だったと感じました。

本日は人気コンテンツ「勉強できる私の買い付け」の更新日です さとと-音符ブルー  是非、ご覧下さいませ じー !!
「勉強できる私の買い付け」とは
勉強していただけると判断した私の取引を、1ヶ月数銘柄(1週間に1銘柄程度)を限定で紹介しているブログです。
私からの配信を希望されていらっしゃる方へは、買い付けた当日に「目先の上値と下値予想」「買い付け理由」などをお伝えする他、相場が動き始めると「私の投資法~狙っている銘柄やセクターなど」も全てお伝えしています。ちなみに、上記しています「米国株について」は、特別な事情がない限り平日の朝8時30分前後に配信。(余談)買い付け後の配信なので買いを煽っているように見えるかもしれませんが、売買する銘柄のほとんどが東証1部の主力なので全く影響はありません。
「勉強できる私の買い付け」は ⇒ こちら
「配信についての詳しい説明」は ⇒ こちら

「 日本株について 」
米国株が200ドルを超える大幅高になったことで、買い優勢でのスタートになりました。その後も売り込まれることなく高値圏で推移したまま前引け。110円高で終えたものの、米国株の2%高に対してこちらは1.1%程度の上昇率で力強さは感じられませんでした。
後場に入ると14時頃まで右肩下がり。上値の重さを感じた投資家による見切り売りが加速し、50円高まで上げ幅を縮小するところがありました。最後は少し買い戻されていますが、米国株の半分にも届かない71ドル高(0.74%)になっています。また、米国株の全面高に対してこちらの値上がり銘柄数はたったの453。全体の3割に留まりました。

○雇用は日米共に改善するかも
昨日、16日に発表予定のGDP予想を書いていました。
4-6月期に続く2四半期連続のプラス成長。個人消費が0.5%伸びた他、設備投資は0.3%増と少しではありますが6四半期ぶりの増加に転じる見込み。景気悪化で物が売れなくなり企業は設備投資を控え続けてきたのですが、ようやく増強へ動き始めるのかもしれません。設備投資が増えれば人材確保は必ず必要になってきますから、雇用の改善につながります。結果が予想通りなら明るいニュースになると思っています。

このように書いていたのですが、米国の労働生産性が6年ぶりの大幅な伸びになったことを考えると市場予想通りにGDPはプラス成長となり、設備投資の増加に伴う雇用の改善も起こっていると感じました。日米共に景気と雇用の改善が少しずつ進んでいると思います。

○欧米でも鯨幕相場
「鯨幕」とは
お通夜や、お葬式などで用いられる白黒の幕。
もともと日本は弔事に白を用いてきたのですが、「弔事=黒」とする西ヨーロッパの文化が入ってきたことで白と黒を用いるようになったようです。名前の由来は、鯨の体(白と黒の2色)からきているようです。

「鯨幕相場」 とは
上昇を示す陽線が白で下落を示す陰線が黒。それが交互に出現すると鯨幕と同じになるので鯨幕相場と言われます。これの意味するところは、「相場が勢い(上昇している時は買いの勢い。下落している時は下げの勢い)を失うと同時に、ファンダメンタルズ(指標など)をある程度織り込んだ状態なので目先は注意が必要」 です。

米国株は4日までに8日連続、ドイツとフランスも6日連続で日ごと交互に騰落を繰り返す鯨幕相場になっています。日本では8月14日から27日まで10日連続で鯨幕相場が続き、9月3日の株日記でも取り上げていました。経験則では、鯨幕相場の後は大きく動くとされているのですが、日本株の場合はしばらく揉み合った後におよそ6.5%の下げになりました。欧米はどうなるのか・・・

お忙しいところ申し訳ありませんが、お役に立てる内容であった場合には以下 3つのランキング 全てにクリックをお願い致します。がんばって書いていますので、どうか応援を宜しくお願い致します。
応援ボタン07.gif      にほんブログ村 株ブログ 株式投資情報へ  kiss.gif

テーマ:株式投資 - ジャンル:株式・投資・マネー

日米共に雇用統計待ち。FOMCの結果、認識変わらずゼロ金利据え置き。
株日記は特別な事情がない限り平日の夕方4時~5時に更新します ちな♪
株日記はブログに公開してからも訂正を加える時があります。全て完成してからホームページ「素人投資家の挑戦」内にあります新着情報にてお伝えしますので、そちらを先に確認されてからお読み下さいませ。
また「勉強できる私の買い付け」などの更新情報もホームページ上で行っておりますのでご確認下さいませ。

お知らせ

こちらの株日記が、月刊誌に掲載されました。
廣済堂出版
ネットマネー 08年7月号 ~ 今月の最強 株ブロガー

○ 掲載内容をご紹介 ⇒ こちら

青春出版社
BIG tomorrowビッグ・トゥモロウ 09年 5月号 (3月25日発売)
○ 掲載内容に少し誤りがありました ⇒ こちら
○ 掲載内容の一部をご紹介 ⇒ こちら

とても貴重な経験をさせていただき、感謝しております。
この場を借りて、お礼申し上げます。
----------------------------------------------------------------------------------------------

11月5日 木曜日

本日の日経平均は、前日比126円安の9717円となりました。
米国株は30ドル高の9802ドル。

「 米国株について 」
改善を示す経済指標が買い材料となり、取引開始直後から大きく上昇しました。9900ドル(130ドル高)まで上昇した後は高値圏を維持したままFOMCの結果発表。その後、50ドル程乱高下しますが、高値となる9767ドル(157ドル)まで上昇するところもありました。しかし、次第に売り優勢となってしまい、引け間際では前日値を割り込む水準まで下落。最後はなんとかプラスに転じましたが、後味の悪い終わりかたになっています。

○週間住宅ローン申請指数が上昇
週間住宅ローン申請指数は、先週と比べて8.2%上昇する608.3になりました。
新築購入での申請は低下しましたが、住宅ローン金利の低下が借り換えを促進させました。
・新築購入での申請は1.8%低下して250.3
・借り換え申請は14.5%も上昇して2693.7
・住宅ローン金利(30年固定)は0.07ポイント低下して4.97

○ISM非製造業指数は低下
10月のISM非製造業指数は、先月の50.9から低下して50.6。
拡大と縮小の分岐点となる50は上回っているものの、先月より上昇すると予想されていただけに少し失望感が広がりました。ただ、項目別で見ると「輸入」と「雇用」の低下が目立つ程度なので大きな売り材料にはなっていません。

○FOMCの結果
ゼロ金利を維持。従来通り「低金利を長期間継続する」という内容で特に注視されるところはありませんでした。発表後の株価も50ドルほど乱高下した程度なので、ほとんど材料視されなかったと感じました。
発表前まで100ドル高ほどを維持しながらも、結果は30ドル高と上げ幅を縮小。ここだけを見ればFOMCが売り要因になったと思えますが、発表後に一旦は高値(157ドル高)をつけていますので30ドルにさせるほどの売り圧力は無かったと考えています。むしろ、早期の出口戦略(利上げなどの時期)が示されなかったことで安心感から買われる状況でしたから、FOMCの結果に伴う売りは本日限りで終わったと思いました。

結果と相場動向が示す通り、FOMCについて深く読み解く必要はなく「利上げはまだ先のこと=相場への影響は無し」これだけで良いと思います。

○雇用は改善傾向にあるのか?
・米企業人員削減数は減少
10月の企業人員削減数は、先月と比べて16%減少する5万5679人になりました。

・ADP民間雇用者数は減少
10月の民間部門雇用者数は20万3000人の減少になりました。 市場予想とほぼ一致しましたが、先月の22万7000人減(修正値)より減少幅が縮小しています。

雇用の悪化はもう少し続くと考えられているだけに、改善を示す内容は買い材料となりました。また、注目される雇用統計を控えていることもあり、悪化した9月より改善するのではないかという期待も膨らんでいるようです。
但し、9月の場合は雇用統計前に雇用に関する弱いデータが連発していたので、悪化した統計への失望売りは大きくありませんでしたが、今回は改善を示すデータが連発しているので少し注意が必要だと思います。期待通りに改善を示せば問題はありませんが、期待で買われている部分も少なからずありますから悪い内容だと失望売りが膨らむと考えています。

雇用統計について
市場予想では「非農業部門雇用者数が17万5000人減」。結果が予想と一致すれば先月の26万3000人減から8万8000人も減少する数値で大きく改善です。気になるところは、本日発表されたISM非製造業での雇用が先月の44.3から41.1に悪化したところ。
「もうしばらく悪化は続き失業率も10%を超える」との見方が大勢の為、予想よりも若干上ブレる(減少幅が少し多くなる)程度なら大きな売り材料にはならないような気がします。

(チャートで考えた場合)
昨日は下ヒゲの長いトンカチ出現で強さを示しましたが、本日は一転上ヒゲの長いトンカチ。これで力関係は均衡。
FOMC前に9850ドル(連日書いています重要な抵抗)を突破して9900ドルまで上昇していた為、「ひょっとしたらFOMCの結果発表で売られるかも」と考えていたのですが、その通りになってしまいました。今の環境では、重要な指標を控えた「先回り買い=強い買い」は少し注意しなければいけません。

取引開始直後の上昇とFOMCの結果発表後の2ヶ所で9850ドルが抵抗になっていた為、やはり9850ドルの抵抗は機能していると感じました。終値が9802ドルなので、9850ドルまであと50ドル。突破が待たれる状況になっています。
予想は昨日と変わりませんので、そのままコピーします。
(コピーここから)
・1万ドルにある上値抵抗が抑える
・1万ドル以上を狙う投資家が減っている
・1万ドルへ到達したので売っておきたい投資家が増えている
この3つの影響を考えていますが、その中でも一番最後の「1万ドルへ到達したので売っておきたい投資家が増えている」この影響が強くなっていると感じました。これは一般的な「達成感による売り圧力」よりも強い気がしますので、目先は騰がれば良しとする程度で下を見ておく方が良いと思っています。 但し、加熱感は無く割安な水準を維持している為、続伸する可能性は十分にあると考えています。 目先の下値は9600ドルから9500ドルにかけて下値抵抗が強くなると予想。上値の予想は、まず9850ドルを突破してからだと考えています。
(コピーここまで)

本日は人気コンテンツ「勉強できる私の買い付け」の更新日です さとと-音符ブルー
「勉強できる私の買い付け」とは
勉強していただけると判断した私の取引を、1ヶ月数銘柄(1週間に1銘柄程度)を限定で紹介しているブログです。
私からの配信を希望されていらっしゃる方へは、買い付けた当日に「目先の上値と下値予想」「買い付け理由」などをお伝えする他、相場が動き始めると「私の投資法~狙っている銘柄やセクターなど」も全てお伝えしています。ちなみに、上記しています「米国株について」は、特別な事情がない限り平日の朝8時30分前後に配信。(余談)買い付け後の配信なので買いを煽っているように見えるかもしれませんが、売買する銘柄のほとんどが東証1部の主力なので全く影響はありません。
「勉強できる私の買い付け」は ⇒ こちら
「配信についての詳しい説明」は ⇒ こちら

「 日本株について 」
米国における雇用統計を控え、様子見ムードから若干下げてのスタート。取引開始からしばらくの間は9800円(44円安)付近で推移しますが、10時頃から大口の売りが連発すると9730円(100円超)まで下落しました。10過ぎに底を打つと、後は安値揉み合いのまま前引け。
後場寄りは9700円を割り込み150円を超える下げ幅になりますが、それ以上に売り込まれることはなく緩やかに回復。引け前に9750円まで上昇しましたが、最後は売られて126円安。

○迷う投資家
ローソク足は陰線ですが、「相場環境+10時から引けまでの値幅はわずか50円ほど」なので「迷いの十字線」だと感じる1日でした。東証1部の売買代金は、たったの1兆2230億円。多くの投資家は迷いを吹き飛ばす材料を待っているのかもしれません。
上へ進むのか下へ進むのか・・・嵐の前の静けさといった感じです。

○米国における雇用統計を控えて
日本では製造業の就業者数に比べて非製造業の就業者数が2倍程度。一方、米国では約6倍なので、非製造業の雇用悪化は大きなダメージになってしまいます。たった一つの指標ではありますが、本日発表されたISM非製造業における雇用の悪化(9月の44.3から10月は41.1へ悪化)は雇用統計に影響を及ぼしかねないと考えています。

○GDPの予想が出揃う
16日に発表予定となっているGDPの予想(調査機関12社の予想)は2.6%増。
4-6月期に続く2四半期連続のプラス成長。個人消費が0.5%伸びた他、設備投資は0.3%増と少しではありますが6四半期ぶりの増加に転じる見込み。
景気悪化で物が売れなくなり企業は設備投資を控え続けてきたのですが、ようやく増強へ動き始めるのかもしれません。設備投資が増えれば人材確保は必ず必要になってきますから、雇用の改善につながります。結果が予想通りなら明るいニュースになると思っています。

お忙しいところ申し訳ありませんが、お役に立てる内容であった場合には以下 3つのランキング 全てにクリックをお願い致します。がんばって書いていますので、どうか応援を宜しくお願い致します。
応援ボタン07.gif      にほんブログ村 株ブログ 株式投資情報へ  kiss.gif

テーマ:株式投資 - ジャンル:株式・投資・マネー

市場関係者による日経平均の読み。日米共に、FOMCを前に様子見ムード
株日記は特別な事情がない限り平日の夕方4時~5時に更新します ちな♪
株日記はブログに公開してからも訂正を加える時があります。全て完成してからホームページ「素人投資家の挑戦」内にあります新着情報にてお伝えしますので、そちらを先に確認されてからお読み下さいませ。
また「勉強できる私の買い付け」などの更新情報もホームページ上で行っておりますのでご確認下さいませ。

お知らせ

こちらの株日記が、月刊誌に掲載されました。
廣済堂出版
ネットマネー 08年7月号 ~ 今月の最強 株ブロガー

○ 掲載内容をご紹介 ⇒ こちら

青春出版社
BIG tomorrowビッグ・トゥモロウ 09年 5月号 (3月25日発売)
○ 掲載内容に少し誤りがありました ⇒ こちら
○ 掲載内容の一部をご紹介 ⇒ こちら

とても貴重な経験をさせていただき、感謝しております。
この場を借りて、お礼申し上げます。
----------------------------------------------------------------------------------------------
ご連絡
11月1日 20時40分に「S.O」で始まるメールアドレスでご連絡をいただきました方、こちらから送信してもエラーメッセージが送り返されてくるため連絡できない状況でございます。再度、違うアドレスで送ってもらえると助かります。

11月4日 水曜日

本日の日経平均は、41円高の9844円となりました。
米国株は17ドル安の9771ドル。

「 米国株について 」
引き続き需給関係が影響している為、前日の76ドル高による戻り売りとインテルの投資判断引き下げなどが影響し、取引開始直後は9700ドル(89ドル安)まで下落しました。その後、V字回復するもお昼前には行って来い。お昼を過ぎた頃から下値を切り上げますが、前日の終値を超えることはできず小幅安で取引を終了しました。
午前中は高値9780ドルと安値9700ドルの間で乱高下。午後は高値9790ドルと安値9740ドルの間で乱高下。そんな展開になっています。

○オーストラリアが利上げ
オーストラリア準備銀行が、先月に続いて政策金利を0.25%利上げして3.50%にすることを決定。
世界的な金融危機が起きて以来、G20の中で初となる利上げを先月に決定。これで2ヶ月連続の利上げになりました。

先月、初の利上げは他国のことでありながらも、世界的な景気回復への期待および心理的な影響は欧米市場を始め世界へ広がっていました。ただ、今回は2度目。「慣れた」というか「他国のことであり、自国のことを冷静に見ることができるようになった」そんな感じで受け止められるような気がしますので、欧米への影響はほとんど無いと考えています。

○FOMCについて
オーストラリアが2ヶ月連続で利上げを決定しましたが、米国での利上げは時期尚早だと考えています。最大の懸念になっている雇用は若干回復傾向にありますが、今のところは「雇用なき景気の回復」。また、雇用は目先でもう少し悪化すると考えられている為、景気回復の腰はとても弱い状態。早期利上げは腰を折る可能性がとても高いと考えられます。

さまざまな指標が改善傾向にあることもあり、声明文からは「それぞれの経済指標から読み取れる認識度合い(表現方法など)」ではなく、「利上げの時期を探る」こうなると思っています。このような場合、声明文の内容から相場の動きを予想することが困難なので、相場が動いてから結論付ける方が良いと考えています。

○本日の相場で注視するところはなし
投資判断を引き下げられたインテルの2.7%安が目立っている程度で、主力銘柄は概ね1%前後の値動きに留まっています。FOMCの発表を明日に控えていることもあり、積極的に動く投資家は限られました。

チャートでは乱高下しているように見えますが、値幅は100ドルにもなりません。よって、「方向感のない1日」そう判断すれば良く、本日の相場について深く考える必要は無いと思っています。
いつも通り、深く考えなければいけない時に時間をかけ、そうでない時は自分の投資に時間をかけたいと思っていますので株日記も短くなっています。

CITの破綻については、昨日の株日記で書いていました通り影響は限定的でした。

(チャートで考えた場合)
下ヒゲの長いトンカチが出現。前日に続き上値抵抗で抑えられているため予断は許さない状況ですが、少しずつ力強さを増しているのかもしれません。

予想は昨日と変わりませんので、そのままコピーします。
(コピーここから)
・1万ドルにある上値抵抗が抑える
・1万ドル以上を狙う投資家が減っている
・1万ドルへ到達したので売っておきたい投資家が増えている
この3つの影響を考えていますが、その中でも一番最後の「1万ドルへ到達したので売っておきたい投資家が増えている」この影響が強くなっていると感じました。これは一般的な「達成感による売り圧力」よりも強い気がしますので、目先は騰がれば良しとする程度で下を見ておく方が良いと思っています。 但し、加熱感は無く割安な水準を維持している為、続伸する可能性は十分にあると考えています。 目先の下値は9600ドルから9500ドルにかけて下値抵抗が強くなると予想。上値は9850ドル付近になると考えています。
(コピーここまで)


私が作成したホームページ「素人投資家の挑戦」内に多くの項目を追加しました さとと-音符ブルー
是非ご覧下さいませ じー !! niji-new-f01.gif このマークがついているところが追加項目になります。
他、中国、欧州の各市場、原油価格、為替(対ユーロ)のチャートも追加しています。


「 日本株について 」
日本が休場の間、米国株は堅調に推移していましたがFOMCを前に様子見ムードになりました。また、米国と同じく需給に影響されていることもあり、「売るほどではないが、買う時でもない」そんな動きになっています。
前場の値幅は今年最少となる41円。前引けは6円安でした。後場は小高くスタートするも早々にマイナス圏まで下落。しかし、13時に底を打つと売り込まれることなく緩やかな右肩上がりとなり、高値で取引を終了しました。

○FOMCを控えて
米国株の項で書いています通り、相場が動いてから判断することにはなるのですが・・・
ただじっと待つのではなく、声明文の内容を先取りする投資方法を組み入れておくことが大切だと思っています。

○市場関係者による日経平均の予想
マネックス証券 チーフストラテジスト 羽賀 誠氏
(11月)9700円~(3月)13000円
大和住銀投信投資顧問 投資戦略部長 門司 総一郎氏
(11月)9500円~(12月)11250円
AIGインベストメンツ 常務執行役員 元木 宏氏
(12月)9000円~(3月)11200円
ドイツ証券 チーフエクイティストラテジスト 神山 直樹氏
(11月9000円)~(3月)11000円
日興コーディアル証券 シニアストラテジスト 河田 剛氏
(11月9000円)~(2月)11000円

お忙しいところ申し訳ありませんが、お役に立てる内容であった場合には以下 3つのランキング 全てにクリックをお願い致します。がんばって書いていますので、どうか応援を宜しくお願い致します。
応援ボタン07.gif      にほんブログ村 株ブログ 株式投資情報へ  kiss.gif

テーマ:株式投資 - ジャンル:株式・投資・マネー

米国・9850ドルがポイント、ISM製造業景気指数3ヶ月連続上昇、住宅販売保留件数8ヵ月連続上昇
株日記は特別な事情がない限り平日の夕方4時~5時に更新します ちな♪
株日記はブログに公開してからも訂正を加える時があります。全て完成してからホームページ「素人投資家の挑戦」内にあります新着情報にてお伝えしますので、そちらを先に確認されてからお読み下さいませ。
また「勉強できる私の買い付け」などの更新情報もホームページ上で行っておりますのでご確認下さいませ。

お知らせ

こちらの株日記が、月刊誌に掲載されました。
廣済堂出版
ネットマネー 08年7月号 ~ 今月の最強 株ブロガー

○ 掲載内容をご紹介 ⇒ こちら

青春出版社
BIG tomorrowビッグ・トゥモロウ 09年 5月号 (3月25日発売)
○ 掲載内容に少し誤りがありました ⇒ こちら
○ 掲載内容の一部をご紹介 ⇒ こちら

とても貴重な経験をさせていただき、感謝しております。
この場を借りて、お礼申し上げます。
----------------------------------------------------------------------------------------------

11月3日 火曜日

本日の日本株は祝日で休場。
米国株は76ドル高の9789ドル。

「 米国株について 」
先週末の急落による反動から、買い優勢でのスタートになりました。その後、予想を上回る経済指標が発表されるも9850ドルの上値抵抗に抑えられてしまい、午前中は高値揉み合いで推移。しかし、お昼を過ぎると売り圧力が徐々に強くなり13時頃には前日値を割り込むところもありました。14時過ぎに安値9678ドル(34ドル安)をつけた後は緩やかに回復しています。

○ISM製造業景気指数は上昇
10月のISM製造業景気指数は55.7となり3ヵ月連続で上昇しました。また、市場予想の53を上回る好結果になっています。目立ったのは、雇用指数が先月の46.2から53.1と大きく改善したところ。これで雇用の懸念を払拭したわけではありませんが、改善を示す数値は少し安心感を与えたと感じました。

○住宅販売保留指数は大きく上昇
9月の住宅販売保留指数は先月から6.1%も上昇して110.1になりました。8ヵ月連続で上昇。
これは2006年12月以来の高水準で、8ヵ月連続で上昇するのは01年の調査開始以来最長記録。

○戻り売り
需給関係が大きく影響すると書いていました通り、9850ドルの上値に抑えられています。
ISM製造業景気指数および住宅販売保留指数は共に好内容。よって、何かに強く影響を受けない落ち着いた相場環境なら間違いなく買い材料となり相場も上昇したと思いますが、今は需給関係が大きく影響しているため先週末の急落による反動で(2つの指標が発表された10時には)既に9850ドル付近まで上昇。そして、発表された後も9850ドル付近で揉み合っていましたから予想を上回る指標は「売り材料にならなかった」この程度の影響だったと感じました。

○ノンバンク大手の破綻は影響せず
ノンバンク大手CITが、連邦破産法第11条(日本の民事再生法に相当)の適用を申請。
CITは1908年創業。奇しくも創立100年目にあたる2008年、金融危機が直撃して財務が急激に悪化。その後、立て直しを図ってきましたが断念。破産法の適用を申請することになりました。中小企業向けローンでは国内最大級の残高を保有している為、再建に伴う貸出圧縮などで数万社の資金繰りに影響が出るもよう。
同社の株価は65.3%安と暴落しましたが、以前のように金融不安が強くなっていた時期とは違いますので(今のところ)相場全体への影響は大きくないと思っています。

(チャートで考えた場合)
昨日に書いていました通り9850ドルが上値(高値9858ドル)になりました。終値が9800ドルなので、あと50ドル。ここを突破すれば需給関係は少し改善すると考えていますので、まずは9850ドル突破が待たれるところです。

このようなことから、予想は昨日と同じで変更点はありません。
(昨日の内容をコピーします)
・1万ドルにある上値抵抗が抑える
・1万ドル以上を狙う投資家が減っている
・1万ドルへ到達したので売っておきたい投資家が増えている
この3つの影響を考えていますが、その中でも一番最後の「1万ドルへ到達したので売っておきたい投資家が増えている」この影響が強くなっていると感じました。これは一般的な「達成感による売り圧力」よりも強い気がしますので、目先は騰がれば良しとする程度で下を見ておく方が良いと思っています。
但し、加熱感は無く割安な水準を維持している為、続伸する可能性は十分にあると考えています。 目先の下値は9600ドルから9500ドルにかけて下値抵抗が強くなると予想。上値は9850ドル付近になると考えています。
(コピーここまで)

私が作成したホームページ「素人投資家の挑戦」内に多くの項目を追加しました さとと-音符ブルー
是非ご覧下さいませ じー !! niji-new-f01.gif このマークがついているところが追加項目になります。


勉強できる買い付け」もどうぞ。


「 日本株について 」

本日は祝日の為、休場

昨日の株日記で書いていました通り、米国株の動向を2日間見ることができますので楽しみながらゆっくりと検証したいと思っています。本日の米国株は、上記していますように上昇するも9850ドルの上値を超えるのか超えないのか分からない状況。よって、米国株を投資するなら少し難しいところですが、今晩の動向を見てから日本株への作戦が練れますので祝日のタイミングはベストでした。

クリックもお願いします
お忙しいところ申し訳ありませんが、お役に立てる内容であった場合には以下 3つのランキング 全てにクリックをお願い致します。がんばって書いていますので、どうか応援を宜しくお願い致します。
はーと オール株式情報ランキング はーと 株ブログ ランキング
はーと FC2 ブログランキング

テーマ:株式投資 - ジャンル:株式・投資・マネー

日本・2.3%安、米国・2.5%安、原油・3%安、VIX指数は30を突破!相場から一旦資金引きあげの動き強まる
株日記は特別な事情がない限り平日の夕方4時~5時に更新します ちな♪
株日記はブログに公開してからも訂正を加える時があります。全て完成してからホームページ「素人投資家の挑戦」内にあります新着情報にてお伝えしますので、そちらを先に確認されてからお読み下さいませ。
また「勉強できる私の買い付け」などの更新情報もホームページ上で行っておりますのでご確認下さいませ。

お知らせ

こちらの株日記が、月刊誌に掲載されました。
廣済堂出版
ネットマネー 08年7月号 ~ 今月の最強 株ブロガー

○ 掲載内容をご紹介 ⇒ こちら

青春出版社
BIG tomorrowビッグ・トゥモロウ 09年 5月号 (3月25日発売)
○ 掲載内容に少し誤りがありました ⇒ こちら
○ 掲載内容の一部をご紹介 ⇒ こちら

とても貴重な経験をさせていただき、感謝しております。
この場を借りて、お礼申し上げます。
----------------------------------------------------------------------------------------------

中根様(私からの配信を受け取られている女性)
お伝えしたいことがございます。
お忙しいところ申し訳ありませんが、至急ご連絡を下さいませ。


11月2日 月曜日

本日の日経平均は、先週末比231円安の9802円となりました。
米国株は249ドル安の9712ドル。

「 米国株について 」
強弱入り混じる経済指標で、寄り付きからしばらくの間は9900ドル(60ドル安)付近の揉み合いになりました。しかし、お昼頃から下げ始めると右肩下がりになってしまい、13時頃には9700ドル(250ドル安)まで下げ幅を拡大。その後は、9700ドルと9750ドルの間を行ったり来たりするボックス相場に終始しました。前日の199ドル高に50ドルもオマケがついた下げ幅になっています。

○個人消費支出は減少
9月の個人消費支出は0.5%の減少になりましたが、市場予想と一致。個人所得は前月と同じでしたが、こちらも市場予想と一致。自動車買い替え支援策終了に伴う影響が出たようですが、あらかじめ想定されていたことなので売り材料にはなっていません。

○ミシガン消費者信頼感指数は低下
10月のミシガン消費者信頼感指数は70.6になりました。前月の73.5より低下しましたが、市場予想の70.0を若干上回る結果で売り材料にはなっていません。
・期待指数は68.6で前月より低下。
・景気現況指数は73.7で前月より若干上昇。

○再び相場の軸が総崩れ
2%、3%の下落がゴロゴロ。前日の上昇を帳消しにするような「行って来い」状態になっています。
とくに下げ幅が目立つのは金融。主力の下落率首位はバンカメで7.4%安と暴落しています。他、JPモルガンが5.6%安、シティが5.1%安、ゴールドマンが4.7%安、モルガンスタンレーが4.7%安。セクター別でも金融は4.8%安と突出した下げになっています。

・原油価格も急落
およそ3ドルも急落(4ドル安)し、77ドルになりました。これを受けて石油大手シェブロンが1.8%安、エクソンモービルが3.1%安と連れ安しています。

・欧州市場も総崩れ
フランス、ドイツ、イギリス、全てがおよそ3桁の急落になっています。

○VIX指数が30を突破
相場の下げに連動して水曜日は28まで上昇しましたが、木曜日の大幅高で25まで下落。ところが金曜日の急落でなんと24%も上昇して30.7を記録。過去1年間で最大の上昇になっています。
VIX指数は別名「恐怖指数」と呼ばれます。普通は20から30の間で推移し、30に近づけば恐怖が強くなり、20に近づけば安心感が広がります。このように投資家心理を表す一方で「予想変動率(値動きが大きくなると予想された場合は上昇し、小さくなると予想される場合は低下する)」でもある為、数値が極端に変動した時は少し注意が必要です。

20.7まで低下したことを受け、23日の株日記では下げ過ぎたVIX指数について「安心感=値動きが少ない」となりますから注視しておくことが大切だと書いていました。今回は30を突破していますから、全く逆で「恐怖感が強い=値動きが大きい」になります。

○利益確定の1日
個人消費支出およびミシガン指数が発表された後、しばらくの間は9900ドル付近で推移していましたから経済指標が影響したというよりは需給関係(本日の場合は利益確定)による影響が大きかったと思いました。
引き続き需給関係が大きく影響すると考えていますので、指標について深く考える必要はないと思っています。こんな時は分析よりも感じることが重要だと判断しますので、簡単な記録だけに留めています。いつも通り、深く考えなければいけない時に時間をかけ、そうでない時は自分の投資に時間をかけたいと思っていますので株日記も短くなっています。

○1日で250ドル安は想定外でも、投資法は想定内
週末の株日記で書いていました内容をコピーします。
投資をするにあたって重要だったのは前日まで。本日の200ドル高で一旦終了です。明日の相場から新たに投資方法を組み立てていけば良いと思っています。投資方法というスゴロクがあったとすれば、ふりだしに戻ったという感じでしょうか。(コピーここまで)

このように、重要だったのは木曜日まで。金曜日の急騰で一旦終了でした。
投資方法はふりだしに戻っていますから、250ドル安を受けて新しく方法を組み立てれば良いと思っています。

(チャートで考えた場合)
前日の高値に7ドル届かなかった程度なので、陰の包み線になったと判断。目先は弱含むと考えています。前日は1万ドル突破を狙う動きになると予想していたのですが、1万ドルどころか9700ドルまで下落して予想は大外れになりました。

・1万ドルにある上値抵抗が抑える
・1万ドル以上を狙う投資家が減っている
・1万ドルへ到達したので売っておきたい投資家が増えている

この3つの影響を考えていますが、その中でも一番最後の「1万ドルへ到達したので売っておきたい投資家が増えている」この影響が強くなっていると感じました。これは一般的な「達成感による売り圧力」よりも強い気がしますので、目先は騰がれば良しとする程度で下を見ておく方が良いと思っ ています。
但し、前日の200ドル高は大きく下げた後の反発なので加熱感は無く割安な水準を維持しています。よって、再度反発する可能性は十分にあると考えています。
目先の下値は9600ドルから9500ドルにかけて下値抵抗が強くなると予想。上値は9850ドル付近になると考えています。

私が作成したホームページ「素人投資家の挑戦」内に多くの項目を追加しました さとと-音符ブルー 是非ご覧下さいませ じー !! 勉強できる買い付けもどうぞ

「 日本株について 」
急激な円高(1ドル89円台)と週末の米国株が急落したことを受け、日本株も窓を空ける急落でスタートしました。早々に安値9736円を付けると、その後は安値圏で揉み合ったまま前引け。後場寄りは9800円を回復するも上値は伸びず、前場と同じく揉み合いのまま取引を終了しました。
寄りの急落を除けば、前場の値幅はわずか50円程度。後場は30円程度になっています。

○日米共に大幅安となりましたが、特に注視するところはありません。
先週末の株日記で書いていました通り、投資をするにあたって重要だったのは木曜日まで。また、金曜日の大幅高で投資法は一旦終了し、週末の米国株を見てから新たに投資法を作り直していくことも書いていました。
そして、週末の米国株は大幅安。新たな投資法で臨んでいます。

明日は祝日で日本はお休み。
お休み中に米国株を2営業日見ることができますから、楽しみながらゆっくり検証したいと思っています。

お忙しいところ申し訳ありませんが、お役に立てる内容であった場合には以下 3つのランキング 全てにクリックをお願い致します。がんばって書いていますので、どうか応援を宜しくお願い致します。
はーと オール株式情報ランキング はーと 株ブログ ランキング
はーと FC2 ブログランキング

テーマ:株式投資 - ジャンル:株式・投資・マネー



私が作成したホームページ

私が作成したホームページ
「素人投資家の挑戦」

私の取引

こちらは、私の取引から勉強していただけると判断したものを、1ヶ月数銘柄(1週間に1銘柄程度)限定で紹介しているブログです。
「勉強できる私の買い付け」

プロフィール

【プロフィール】
〇名前 masa
〇年齢 40代
投資歴は20年以上。全くの素人から僅かな資金で株式投資を始めましたが、株式投資だけで生活できるようになりました。運用資金に対して少額分散投資と買値から1割減の損切りを徹底。初心を忘れず、楽しみながら続けています。

Archives

検索フォーム

ご注意

この株日記は、私の独断と偏見によって書いているものです。当ブログの運営は購読を目的としたものであり、投資顧問業ではありません。よって、具体的な売買の指示およびご案内は致しかねます。又、内容に関して正確性および安全性を保障するものではありませんのでご理解願います。当サイトをご利用のうえ、被ったいかなる損害についても「素人投資家の挑戦」管理人masaは一切の責任を負いませんので、ご了承下さいませ。