株日記は特別な事情がない限り平日の夕方5時頃に更新します 
株日記はブログに公開してからも訂正を加える時があります。全て完成してからホームページ「素人投資家の挑戦」内にあります新着情報にてお伝えしますので、そちらを先に確認されてからお読み下さいませ。
また「勉強できる私の買い付け」などの更新情報もホームページ上で行っておりますのでご確認下さいませ。
お知らせ 
こちらの株日記が、月刊誌に掲載されました。
廣済堂出版
ネットマネー 08年7月号 ~ 今月の最強株ブロガー
○ 掲載内容をご紹介 ⇒ こちら
青春出版社
BIG tomorrowビッグ・トゥモロウ 09年 5月号 (3月25日発売)
○ 掲載内容に少し誤りがありました ⇒ こちら
○ 掲載内容の一部をご紹介 ⇒ こちら
とても貴重な経験をさせていただき、感謝しております。
この場を借りて、お礼申し上げます。
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2月22日 月曜日
本日の日経平均は、前週末比276円高の10400円となりました。
米国株は9ドル高の10402ドル。
「米国株について」
前日の取引終了後、FRBが公定歩合引き上げを発表。金融引き締めを警戒する動きが広がりました。ただ、株価推移が示す通り他国が心配するほど本国は混乱していません。
取引開始からしばらくの間は軟調に推移しますが、それでも50円安程度。10時頃に底打ちすると11時頃には前日値を回復しています。上値も50ドル高程度で伸びていませんが、公定歩合引き上げという悪材料が出た中での動きなので上出来。週末の相場に限れば懸念払拭といった感じでしょうか。
米国株 日中足チャート

○FRBが公定歩合引き上げを発表
現行の0.5%から0.25%引き上げられ0.75%になります。
公定歩合とは金融機関向けの貸出金利。これが引き上げられることで、金融機関が融資基準を引き上げたり貸し渋りへつながるといった懸念が膨らみました。(細かな影響は割愛させていただき、簡単にご説明)企業がお金を借りられなくなれば設備投資など景気回復へ向けたお金を使うことができなくなります。結果、景気回復の腰を折るのではないかと。
○欧州3市場もしっかり
イギリス 0.62%高

フランス 0.03%安

ドイツ 0.73%高

○週末の相場は公定歩合一色
公定歩合を検証すれば良いと判断。(既に検証済み)内容は日本株の項でご説明。
こんな時は自分の投資にゆっくり時間をかけたいと思っています。
このようなことから「米国株について」の内容も極端に短くなっています。
(チャートで考えた場合)
9ドル高なので前週末の予想に変更はありません。
わずか9ドルでも予想を変える時はありますが、前週末の相場では変化を感じませんでした。
ここまで上昇してきましたから、書いていました抵抗を突破およびボックス相場(昨年11月中旬から12月中旬に形成)へ再突入したと判断。目先の下値は、移動平均線で判断する10300ドル付近。次がボックス相場の下限10200ドルと直近の揉み合い中央値10200ドルが同じなので10200ドルになると予想。上値はボックス相場の上限10500ドルまでを考えています。
先週末に「勉強できる私の買い付け」を更新しています
「空売り」9連発!5連発!から「買い付け」へ移行・・・
そして今度は再び「空売り」6連発 第二弾
是非ご覧下さいませ 
「勉強できる私の買い付け」とは
勉強していただけると判断した私の取引を、1ヶ月数銘柄(1週間に1銘柄程度)を限定で紹介しているブログです。
私からの配信を希望されていらっしゃる方へは、買い付けた当日に「目先の上値と下値予想」「買い付け理由」などをお伝えする他、相場が動き始めると「私の投資法~狙っている銘柄やセクターなど」も全てお伝えしています。ちなみに、上記しています「米国株について」は、特別な事情がない限り平日の朝8時30分前後に配信。(余談)買い付け後の配信なので買いを煽っているように見えるかもしれませんが、売買する銘柄のほとんどが東証1部の主力なので全く影響はありません。
「勉強できる私の買い付け」は ⇒ こちら
「配信についての詳しい説明」は ⇒ こちら
「 日本株について 」
公定歩合発表後の米国株が小幅反発。春節明けの中国株も堅調に推移。これが安心感へつながり一気に買い戻されています。
取引開始直後から150ドルを超える上昇。前場はほぼ高値引けとなる320円高の10443円まで上げ幅を拡大しました。後場に入るとさすがに上昇一服となりますが、終始10400ドル付近で推移する力強い1日になっています。
日経平均 日中足チャート

○売られていた分、買い戻される
先週金曜日の早朝(米国市場取引終了後)に米国において公定歩合引き上げ発表。これにより週末の米国株が下げるのではないか?という警戒感が大きな売り圧力となり、金曜日の取引は212円という大幅安になっていました。ところが、米国株は9ドル高。安値でも50ドル程度の下げ幅。欧州もしっかりという流れ。
混乱したのは遠い国、日本だけ。他国から見れば「1人でいったい何をやっているのだ」という感じだったかもしれません。
発表されたタイミングが米国市場取引終了後。その直後から始まる日本株が不安直撃になるのは致し方ないかもしれませんが・・・
実は、19日(金)18時30分に私からの配信を希望されていらっしゃる方へ「私の投資法」を伝えさせていただきました。
相場に大きな影響を与えかねない時は即徹底的に検証して私の考えを伝えさせていただきます。もちろん予想だけではなく、予想に沿った具体的な投資法もお伝え済み 
19日の配信分を少しだけご紹介 
(ほとんど伏字になりますが、まだ日が経っていないのでご理解願います)
○私の投資法です
米国において公定歩合が引き上げられました。現行の0.5%から0.25%引き上げられ0.75%になります。
米国市場の取引が終了してから発表された為、今晩の米国株を警戒する動きにつながっています。前引けまで残り30分を切るまで前日値付近を推移していましたが、持ちこたえられずに200円を超える急落になりました。
私は****************と考えています。
公定歩合は金融機関向けの貸出金利であり、重要視**********************。
************。FOMC前になると必ず「利上げ」を警戒する市場関係者のコメントなど目立ってきますが、*************それほど重要視されています。
2月12日の株日記で書いていたことですが、バーナンキFRB議長は出口戦略を示されていました。
(2月12日の株日記で書いていたことをコピーしました)
○バーナンキFRB議長が出口戦略を示す
今までは「出口戦略を誤れば景気回復の腰を折りかねない為、慎重に進めなければいけない」と示されてきましたから、具体的な言及は売り材料になりました。ただ、見方を変えれば最近は経済指標の改善および企業決算が好調なので、このまま過去例のない金融緩和策を続けるよりも引き締めていくほうが安定を維持できるような気がします。金融緩和策は効果が出るまでに時間を要するので次から次へと対策が打たれるのですが、一旦効果が出始めると「対策のやり過ぎによる逆効果」が生まれるのでそうならないうちに引き締めなければいけません。そろそろ第一歩を踏み出しても良いような気がします。利上げについては、まだ先になるとのこと。
(コピーここまで)
このようなことから金融引き締めに動くのは時間の問題だとされていましたが、発表されたタイミングが何の前触れもなく平日の取引終了後だったことで驚きからの売りが出たと思いました。***************、2月12日にFRB議長が出口戦略を示した時***、********************。
金融引き締めは*********ても、上記していますように過去例のない金融緩和策**********考えられるので、今は**********思っています。
景気は少しずつ改善しているとはいえ、今の状況で*****が引き上げられると「*****=*****」ことになりかねません。***************続けていく可能性が高い為、「*****」***、**********と思っています。
本日**********、*****「**********」また「*****(**********)引き上げにより***(**********)*******」と**********、*****ではありません。
「******=*****」*一般論***、政府は金融機関が********政策をとり続けていますから、一般論*************意味が無くなってしまいます。**のように、**************になっている********から、今回の引き上げで「*****=**********=**********」このように*****と考えています。
○具体的な投資法
**********。相場の乱高下を見た後「結果論」で言えば、*****************************偶然か神業です。こんな時は、**********良いと思っています。
あらためて2月16日の「私の投資法」をコピーさせてもらいます。
(コピーここから)
○私の投資法です
**********。
*****
投資法でお伝えしてきました通り、目先の下値を**********。そして8日のメールでお伝えしました「**********」という状況です。**********、こちらもお伝えしていました「**********」に**********です。
**********
*****
(コピーここまで)
今晩の米国株は**********。**********
**********と思っています。また、**********。**********金融引き締め策は「**********政策(***は上記している通りで、**********)」なので*****と考えていますから、*****「**」を含めて*****思っています。**********(****可能性が高くなる)と思っています。
○**********
**********

ちなみに、週末の相場は200円を超える下げ幅になりましたが、全く心配する必要がないポジション取りになっていました。先日の「株日記」や「勉強できる買い付け」でも書いていました通り、1月の中旬から空売りを柱とする投資法で進め、買い付けは待って待って待って・・・これ以上は秘密です
秘密ですが・・・今はとても楽しめる状況です 
1月中旬から空売りを柱とする投資法については、只今(2週連続で)ご紹介している「勉強できる私の買い付け」の内容をご覧下さいませ。より詳しくお分かりいただけると思います。
○買いが買いを呼ぶ展開
日経平均の上げ幅は今年最大。
東証1部の値上がり銘柄数は1533で全体の91%、値下がり銘柄数は102。
前引け時点では値上がり銘柄数が1585で全体の94%にも達していました。値下がり銘柄数はたったの50という凄さ。
○春節(旧正月)明けの中国株は堅調
春節前最後の取引終了後に、中央銀行が預金準備率引き上げを発表。
お休み気分を害することなく、また連休中に落ち着きを取り戻すであろうベストなタイミングで発表されました。
そして本日、春節明けの取引は0.49%安に留まりました。
上海総合株価指数

予想通りの展開です。
2月15日の株日記で書いていたことをコピーしました。
(コピーここから)
○中国人民銀行(中央銀行)が預金準備率を引き上げる
中国人民銀行は預金準備率(市中銀行から強制的に預かる資金の比率を示すもの)を25日から0.5%引き上げると発表しました。
今年に入り銀行融資が急増。融資残高は昨年12月末から1兆3900億元(約18兆3000億円)も膨らみバブルの様相になっているのですが、預金準備率引き上げによりこの動きを抑制するのが狙いです。
周知の通り今や中国は世界経済を担う経済大国。この世界経済の担い手が融資を抑制すれば、世界レベルでみた景気回復の足かせになることは間違いありません。預金準備率の引き上げが警戒されていたこともあり、発表はパニック的な売りにつながってしまいました。
しかし、冷静にみると・・・かつての日本が経験したバブル崩壊を防ぐ為にも、雪だるま式に増え続けている巨額融資を抑制する今回の処置は適切だと考えられます。目先だけを見れば巨額融資の継続は世界景気を後押しするかもしれませんが、そんな融資が続けばいつかは必ずバブル崩壊。世界経済を担う経済大国がバブル崩壊になれば・・・100年に一度と言われた大暴落(2008年から09年にかけて)どころではない危機が襲ってくるかもしれません。
2008年から09年にかけての大暴落

預金準備率を引き上げたことで売り要因になってしまいましたが、中国は経済大国としての責任を持ちながら適切な判断を下しているだけ。言い方を換えれば、バブル崩壊で世界を震撼させかねない融資を続けさせる方が無責任。そんなことから預金準備率の引き上げは目先売り要因になるかもしれませんが、大きく下げ続けていくことはないと考えています。
中国は13日から19日まで春節(旧正月)。次の取引は22日からです。
取引終了後に準備率の引き上げが発表された為、それによる中国株への影響は22日までおあずけとなります。ただ、サプライズも時間が経てば落ち着いてきますから、他国が気にするほど中国株は下げないかもしれません。ある意味、このタイミングで発表されたのはベストだった気がします。
(コピーここまで)
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