株日記は特別な事情がない限り平日の夕方5時頃に更新します 
株日記はブログに公開してからも訂正を加える時があります。全て完成してからホームページ「素人投資家の挑戦」内にあります新着情報にてお伝えしますので、そちらを先に確認されてからお読み下さいませ。
また「勉強できる私の買い付け」などの更新情報もホームページ上で行っておりますのでご確認下さいませ。
お知らせ 
こちらの株日記が、月刊誌に掲載されました。
廣済堂出版
ネットマネー 08年7月号 ~ 今月の最強株ブロガー
○ 掲載内容をご紹介 ⇒ こちら
青春出版社
BIG tomorrowビッグ・トゥモロウ 09年 5月号 (3月25日発売)
○ 掲載内容に少し誤りがありました ⇒ こちら
○ 掲載内容の一部をご紹介 ⇒ こちら
とても貴重な経験をさせていただき、感謝しております。
この場を借りて、お礼申し上げます。
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お知らせ 
メールアドレスがmncで始まる村松様、ogatで始まる小川様
メールを送らせていただいたのですが、エラーメッセージが送り返されてきました。
お忙しいところ申し訳ありませんが、一度ご連絡下さいませ。
4月1日 木曜日
本日の日経平均は、前日比154円高の11244円になりました。
米国株は50ドル安の10856ドル。
「米国株について」
雇用の悪化を受けて売り先行でスタートするも早々にV字回復。その後も売り込まれることなく前日値付近で推移しますが、14時を過ぎた頃から下げ始めると右肩下がりになってしまい取引終了間際には安値10832ドル(75ドル安)まで下げ幅を拡大させました。
○米国株 日中足チャート 

○週間住宅ローン申請指数は上昇
申請指数は前週と比べて1.3%上昇しました。
・新規購入に伴う申請指数は6.8%上昇
・借り換えに伴う申請指数は1.3%低下
・30年固定金利は0.03ポイント上昇して5.04%
○シカゴ購買部協会景気指数は低下
3月の指数は前月より3.8ポイント低下して58.8になりました。また、市場予想の61.0も下回っていますが、拡大と縮小の分岐点になる50を6ヵ月連続で上回ったため大きな売り材料にはなっていません。
○製造業受注指数は6ヵ月連続で増加
2月の指数は0.6%増になりました。1月の(修正値)2.5%増から伸びは鈍化しましたが、12月の1.5%増と合わせて考えると1月の急激な伸びによる反動が1月に出たという感じ。また、市場予想の0.5%増を僅かながら上回っており、とくに材料視されなかったと考えています。
○ADP雇用者数は減少
3月の民間雇用者数は前月比2万3000人減となり、市場予想の4万人増どころではなく悪化を示すものになりました。 (前月は2万人減から2万4000人減へ修正)
・大企業の雇用者数は7000人減少
・中堅企業は4000人減少
・小企業は1万2000人減少
市場予想とかけ離れた数値は大きな売り材料になりました。加えて、ADP雇用者数は雇用統計の先行指標となりますから、前回の雇用統計がポジティブサプライズだっただけに慎重な見方をする投資家が多くなったようです。ただ、雇用統計では民間だけでなく政府関連の雇用も含まれる為、2010年国勢調査向けの一時的な増員がプラス要因になります。
改善期待高まる中で失望感誘う悪化は明らかに売り材料。
朝方発表されたこの指標を受けるも、相場は大きく売られたあとV字回復。その後も売り込まれることなく14時頃まで推移していました。結果は下げて終えますが、買い戻されたところや下げ幅も50ドル程度で済んでいるところをみると「大きな買いに支えられ踏ん張っている」という印象。こういう状態は少し注意しなければいけません。
上昇し続けてきたので「相場が悪材料を織込んでいない(悪材料に対する売りを吸収していない)」この可能性があると思っています。
上昇が続くと乗り遅れた投資家は、直近の日記で書き続けてきました「持たざるリスク」を含め、なるだけ早く上昇相場に乗せたいと考え僅かな調整で買いを入れます。こんなことが繰り返される為、相場は底堅く推移すると同時に勢いもつくのですが、副作用として「相場が悪材料を織込まない」という状況が起こり易くなります。相場が緩やかな上昇だったり上下繰り返すようだと買いの勢いも弱くなるので悪材料をしっかり織込むのですが、今回のようなほぼ一本調子の上昇だと勢いが強いので悪材料を織り込まなくなってしまうのです。
こういった状況は上だけ見ながら登りつづける梯子のようなもの。一旦下に目を向け始めると怖くなって一斉に飛び降りる。。。こんな危険が少しあると感じました。相場格言「梯子を外される」に注意したいところです。
雇用統計への不安が杞憂に終われば買い安心感広がり更なる上昇。
不安が的中すれば失望売りや見切り売りが広がる。
このように考えていますが、雇用統計が発表される金曜日は休場「Good Friday=復活際前の金曜日」なので月曜日に影響が出ます。
○ホワイトハウスが力強い声明を発表
「雇用統計の結果に関係なく、雇用改善に向けてやることは多くある」との声明を発表。
具体的な政策などは示されなかったものの、雇用改善につながるお話は少し安心感を誘いました。
○原油高が続く
相場の押し上げ要因となる原油相場上昇が続いています。
前日より1.4ドル(1.7%高)上昇して83.8ドルになりました。1年5ヵ月ぶりの高値です。
インフレ懸念が強まっていれば原油価格上昇は悪材料。でも今はそういった心配がありませんので、価格上昇は株式相場の押し上げ要因になっています。
(チャートで考えた場合)
5日線を割り込んで終えました。昨日の株日記で書いていました通り、目先調整する可能性が高いかもしれません。
○米国株 日足チャート 

投資情報
朝方発表されたADP雇用統計が失望売りを誘うもV字回復。その後、上値が同じで下値が切り上がる強含みの三角持ち合いを形成しながらも結果は下抜け急落。加えて、上記しました「悪材料織込まず」を踏まえると目先調整する可能性が高いと感じました。
薄商い続く注意点も書いていましたが、昨日から増加し始めました。
今までの通りの環境なら商い増加は好感できるのですが、「悪材料織込まず」の状況で増加すると相場が織込み始めた時に見切り売りや失望売りが膨らむ要因になるので注意が必要です。逆に、明日から反発に転じて再び5日線を上回ると同時に「雇用統計」もこなして堅調に推移するようだと商い増加は下支え要因になると考えています。
前週に「勉強できる買い付け」を更新しています 
タイトルは・・・
攻撃は最大の防御なり!
買った後5%の含み損となった時に私が考えた投資法とは!
狙った銘柄は・・・ (7203)トヨタ自動車 ![onpu07[1]](https://blog-imgs-38-origin.fc2.com/3/m/a/3masa/20100326031433057.gif)
是非ご覧下さいませ 
「勉強できる私の買い付け」とは
勉強していただけると判断した私の取引を、1ヶ月数銘柄(1週間に1銘柄程度)を限定で紹介しているブログです。
私からの配信を希望されていらっしゃる方へは、買い付けた当日に「目先の上値と下値予想」「買い付け理由」などをお伝えする他、相場が動き始めると「私の投資法~狙っている銘柄やセクターなど」も全てお伝えしています。ちなみに、上記しています「米国株について」は、特別な事情がない限り平日の朝8時30分前後に配信。(余談)買い付け後の配信なので買いを煽っているように見えるかもしれませんが、売買する銘柄のほとんどが東証1部の主力なので全く影響はありません。
「勉強できる私の買い付け」は
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「配信についての詳しい説明」は
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「 日本株について 」
米国株は下げて終えるも、日本株の流れは強いまま。加えて、日銀短観も安心感につながり買い先行でスタートしました。その後、10時頃には安値11118円(29円高)まで下げますが、前引けは始値と同じ水準まで上昇して終了。78円高でした。後場に入ると14時時頃まで右肩上がりとなり、11250円まで上昇。引けまで売り込まれることなく高値を維持し続けています。
日経平均 日中足チャート 

○日銀短観は好結果
大企業製造業の景況感を示す業況判断指数(DI)はマイナス14になりました。市場予想とほぼ一致ですが、前回12月調査から11ポイント改善。また6月調査の予想はマイナス8とし、依然改善傾向にあることが示されました。
・大企業非製造業のDIは7ポイント改善してマイナス14。6月予測はマイナス10
・中小企業製造業のDIは11ポイント改善してマイナス30。6月予測はマイナス32
・中小企業非製造業のDIは3ポイント改善してマイナス31。6月予測はマイナス37
大企業は先行き改善を示していますが、中小企業は若干悪化するもよう。
大企業製造業DIはリーマンショック時2008年9月短観(マイナス3)以来の小幅なマイナス。非製造業も08年12月(マイナス9)以来の水準まで回復しています。
相場が大きく上昇しているので「短観が買い材料になった」とも取れますが、安心感程度で大きな買い材料にはなっていないと考えています。何か別の強い力が働いていると感じました。
○為替介入 6年連続ゼロ
31日発表の為替介入実績によると、2004年3月を最後に為替介入しておらず6年連続で「介入ゼロ」となりました。
○日銀当座預金残高が4年ぶりの高水準
~記事より~
残高は23兆4600億円で、2006年4月19日以来の高水準となった。日銀がデフレ克服に向け追加緩和に踏み切り、市場へ潤沢に資金供給していることを映した。
○騰落レシオは歴史に残るかも
本日の騰落レシオはなんと149.9。過去20年間の最高記録は97年5月の155.3!
このままいけば、歴史に残る水準まで上昇するかもしれません。凄い相場展開になっています。
・騰落レシオとは
相場の過熱感を示す指数。現在は120以上で割高、80以下で割安とされています。但し、他のテクニカル分析と同じで明確な基準は無く、仮に120付近や80付近が連発すれば130と70といったように見方も変わります。逆に両方の数値に全く届かなくなれば範囲も狭くなります。
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テーマ:株式投資 - ジャンル:株式・投資・マネー
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