株日記は特別な事情がない限り平日の夕方5時頃に更新します
株日記はブログに公開してからも訂正を加える時があります。全て完成してからホームページ「素人投資家の挑戦」内にあります新着情報にてお伝えしますので、そちらを先に確認されてからお読み下さいませ。
また「勉強できる私の買い付け」などの更新情報もホームページ上で行っておりますのでご確認下さいませ。
お知らせ
こちらの株日記が、月刊誌に掲載されました。
廣済堂出版
ネットマネー 08年7月号 ~ 今月の最強株ブロガー
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私の投資法が、月刊誌に掲載されました。
青春出版社
BIG tomorrowビッグ・トゥモロウ 09年 5月号 (3月25日発売)
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とても貴重な経験をさせていただき、感謝しております。
この場を借りて、お礼申し上げます。
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9月10日 金曜日
本日の日経平均は、前日比140円高の9239円になりました。
米国株は28ドル高の10415ドル。
「米国株について」
雇用と貿易の改善を好感して取引開始直後は一気に10476ドル(89ドル高)まで上昇しますが、上値は伸びず揉み合いへ移行。14時頃には僅か1ドル安ではありますがマイナスに転じるところがありました。その後、買い戻しが入り再び10440ドル(53ドル高)まで上昇しますが、引けにかけて売り込まれてしまい28ドル高で取引終了です。
米国株 日中足チャート
○新規失業保険申請件数が減少
申請件数は前週から2万7000件減少して45万1000件になりました。これは市場予想の47万件を下回る好結果。
先日発表された雇用統計では、非農業部門の雇用者数が5万4000人減となり10万人減とした市場予想の約半分。また、民間部門の雇用者数も市場予想の4万1000人増を大きく上回る6万7000人増という好結果でした。それに続く今回の申請件数減少は雇用改善を更に強める流れだと感じました。
○貿易統計は赤字減少
7月の貿易統計では、赤字額が前月から14%減少する428億ドルになりました。これは市場予想の473億ドルを下回る好結果。輸出は1.8%増加で輸入は2.1%減。赤字額の減少は4ヵ月ぶりです。
○需給関係が強く影響する1日
雇用と貿易の改善が示され急上昇してスタートするも、一時はマイナスに転じるところがありました。結果は小幅高ですが、これは10500ドルの上値抵抗が機能したと考えています。よって、本日の相場は需給関係に強く影響を受けたと判断。次のチャート分析で詳しく書きたいと思います。
(チャートで考えた場合)
雇用と貿易の改善を好感し、取引開始直後は一気に10476ドル(89ドル高)まで上昇しますが、14時頃には僅か1ドル安ではありますがマイナスに転じるところがありました。チャートでは揉み合い下放れです。
買い気の強い時は、急上昇した後に揉み合い売りを吸収。そして更に上値を伸ばすという展開になるのですが、揉み合い下放れになっているので上値の重さを警戒する投資家が増えているような気がしました。
連日書いている目先の上値抵抗10500ドルは今年6月中旬から機能している強い抵抗です。また、10500ドルという節目でもある為、誰もが意識する水準。また、今年8月にはこの水準を突破するも10600ドルから10700ドルで揉み合ったあと下放れしている為、10600ドルから10700ドルにかけて厚い壁が存在します。その下に10500ドルが控えているのですから需給関係で見れば上値が重くなって当然。今のところは経験則通りの展開になっています。
米国株 日足チャート
急騰後も上昇を続け、次は売りを吸収しながら揉み合っているので強い状態のように見えますが、良い経済指標など好材料あっても上値を伸ばさないのは警戒感が強くなっている証拠。こんな時に悪材料が出れば売りのキッカケになりかねないので注意が必要です。
但し、こういった見方は今回に限ります。急騰後も上昇、そして上値に控える売りを吸収しながら揉み合ったあと更なる上昇(揉み合い上放れ)という展開は過去にいくらでも起こっていること。
今回も揉み合い上放れになるかもしれませんが、今の環境を踏まえると「警戒感が強くなっているので注意が必要」だと感じました。
本日は大きく買われるも下げて終えているので、上ヒゲの長い足になりました。これは目先弱含みを示唆する足。短期線に支えられていますが、相場環境と需給関係を合わせて考えると目先弱含み。上昇すれば良しとしながら、下げることを想定した投資法が良いと考えています。(私は米国株を売買しませんが、売買すると思いながら検証することで日本株の流れが掴めると考えています。)
本日は「勉強できる私の買い付け」 を更新しています。
タイトルは・・・ 買い手満足、売り手恐怖。この頂点を空売り
是非ご覧下さいませ
「勉強できる私の買い付け」とは
私の取引から勉強していただけると判断したものを、1ヶ月数銘柄(1週間に1銘柄程度)限定で紹介しているブログです。
私からの配信を希望されていらっしゃる方へは、買い付けた当日に「目先の上値と下値予想」「買い付け理由」などをお伝えする他、相場が動き始めると「私の投資法~狙っている銘柄やセクターなど」も全てお伝えしています。ちなみに、上記しています「米国株について」は平日の朝8時頃に配信。(余談)買い付け後の配信なので買いを煽っているように見えるかもしれませんが、売買する銘柄のほとんどが東証1部の主力なので全く影響はありません。
「勉強できる私の買い付け」は
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「配信についての詳しい説明」は
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「 日本株について 」
米国株は小幅に上昇。為替では円高一服でも84円前後。GDP改定値は速報値より上方修正されるも市場予想と同じ。本来なら動意薄といったところですが、寄り付きから前引けにかけてほぼ一本調子の右肩上がりになりました。前引けは前日比181円高の9279円まで上昇。後場に入るとドル円の往って来いを受けて上げ幅を縮小しますが、9200円(100円高)を下値としながら底堅く推移。最後は強含んで取引終了です。
日経平均 日中足チャート
○民主党代表選へのご祝儀相場か
14日投開票に向けて「相場を下げさせるわけにはいかない」という特別な思惑を少し感じさせる展開でした。 後場は円高に振れたことで少し上げ幅を縮小していますが、前場の勢いは何か特別な意思が働いているのではないかと。
○単なる仕掛け的な買いか
動意薄で薄商い。たまには良いのですが、決められた期間内に必ず利益を出さねばならない機関投資家はこういった状況が続くことを嫌います。よって「仕掛け的な売買」で相場を上下に振らせ、勢いよく動いたところで反対売買して利益を出す・・・これは良くあること。イメージとしては、仕掛け的な売買で0から5に相場を振らせると、その動きに追随する投資家が出てくるので5が7や8になります。そこで反対売買すれば2から3の利益が出ます。
○「買わねばならない事情あり」の機関投資家が影響か
これも良くある話ですが、他人には分からない「買わねばならない事情あり」の機関投資家が買い向かった可能性もあると考えています。
一般的な相場解説だといろいろな意味で綺麗そしてスマートに説明しなければいけない為、上記した3つの可能性を指摘されることはほとんどありません。相場は誰もが納得する材料で動くとは限らず、表に出てこない理由で売買されていることは山のようにあるのです。
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テーマ:株式投資 - ジャンル:株式・投資・マネー
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