株日記は特別な事情がない限り平日の夕方5時頃に更新します 
株日記はブログに公開してからも訂正を加える時があります。全て完成してからホームページ「素人投資家の挑戦」内にあります新着情報にてお伝えしますので、そちらを先に確認されてからお読み下さいませ。
また「勉強できる私の買い付け」などの更新情報もホームページ上で行っておりますのでご確認下さいませ。
お知らせ 
こちらの株日記が、月刊誌に掲載されました。
廣済堂出版
ネットマネー 08年7月号 ~ 今月の最強株ブロガー
○ 掲載内容をご紹介 ⇒ こちら
私の投資法が、月刊誌に掲載されました。
青春出版社
BIG tomorrowビッグ・トゥモロウ 09年 5月号 (3月25日発売)
○ 掲載内容の一部をご紹介 ⇒ こちら
とても貴重な経験をさせていただき、感謝しております。
この場を借りて、お礼申し上げます。
----------------------------------------------------------------------------------------------
12月16日 木曜日
本日の日経平均は、前日比1円高の10311円になりました。
米国株は19ドル安の11457ドル。
「米国株について」
経済指標が相次ぐ1日でしたが、住宅関連が少し弱かったものの概ね好結果。これを受けて11時頃には高値となる11519ドル(43ドル高)まで上昇しますが、その後は上値が重くなり13時頃に前日値まで下落。そこから再び買い戻されるも11500ドル(24ドル高)で力尽き、15時頃に安値となる11445ドル(31ドル安)まで下げています。安値をつけたあと最後の力を振り絞るという感じで前日値を回復しますが、結果は力及ばず下落。
米国株 日中足チャート 

○週間住宅ローン申請指数は低下
申請指数は前週から2.3%低下して589.7になりました。
・新規購入に伴う申請指数は5%低下して200.3
・借り換えに伴う申請指数は0.7%低下して2910.9
・住宅ローン30年固定金利は0.18ポイント上昇して4.84%
○住宅建設業者指数は横ばい
12月の指数は前月と同じ16。向こう半年間の販売見通しも25で同じ。
雇用、住宅、個人消費、今はこの3つがとても注視されている為、住宅関連に改善が見られなかったのは少し残念。ただ、昨日のFOMCで追加緩和策継続が示された直後ということもあり、緩和策が後々良い影響をもたらしてくれるであろうという希望も出ている状態。
ローン申請指数の低下はそれほど大きくないので、売り圧力も少なかったはず。よって、この指数による影響は希望で十分に相殺されたと考えています。
○ニューヨーク連銀製造業景気指数は大幅に改善するポジティブサプライズ
12月の指数はプラス10.57になりました。これは前月のマイナス11.14から大幅改善すると同時に、市場予想のプラス5.0も大幅に上回るポジティブサプライズ。
但し、項目別で見ると従業員数の減少傾向が続いており、雇用の問題が改善していないことを裏付ける結果になりました。10月の21.67から11月は9.09まで低下。そして今月がマイナス3.41まで悪化しています。
貢献したのは新規受注。11月のマイナス24.38から一気に2.6までプラス転換。
指数に大きな影響を与えました。
雇用の問題は残していますが、大幅改善というポジティブサプライズの方が影響は大きく買い材料になっています。
○鉱工業生産指数は上昇
11月の指数は前月比0.4%上昇。これは市場予想の0.3%を若干上回る好結果。
設備稼働率も前月から0.3ポイント上昇して75.2%になっています。
○上値追いに疲れた投資家が出始める
出来事とチャートを振り返ればすぐに分かりますが、「大きな悪材料無し」から「売る理由無し」となり「ジリ高で底堅い相場」という流れになっています。
こうなると上値追いする(上昇しても買い付けていく)投資家も増えるのですが、上値重ければ疲れ始めるのも経験則。
経済指標も大切ですが、株価を上下させるのは投資家なので「投資家の疲労度」にも注意が必要。
少し疲れが出始めている変化には注視しなければいけません。
(注)私は米国株を売買していませんが、日本株にも当てはまる投資法なので書いています。
○欧州における格下げの影響は無し
S&Pがベルギー国債を格下げ。ムーディーズがスペインの国債を格下げ方向で検討。
この影響もあり欧州3市場は下げていましたが、午前中の米国株上昇に伴い一気に下げ幅縮小。イギリスが0.15%安、フランスが0.58%安、ドイツが0.16%安。この動きが示すとおり、渦中の欧州が米国に強く影響を受けているのに米国が欧州不安を理由に売られる可能性はとても低いと考えています。
(目先の上値抵抗と下値抵抗)
目先の上値は11500ドルで、下値は11400ドルから11350ドルの間になると予想。
明日は「勉強できる私の買い付け」を更新する予定です ![onpu07[1]](https://blog-imgs-38-origin.fc2.com/3/m/a/3masa/2010112615462146c.gif)
タイトルは・・・大勢が目覚める前に集中攻撃!第三弾!
トレンド破りを予測して勝負する
楽しみにお待ち下さいませ。 
「勉強できる私の買い付け」とは
私の取引から勉強していただけると判断したものを、1ヶ月数銘柄(1週間に1銘柄程度)限定で紹介しているブログです。
私からの配信を希望されていらっしゃる方へは、買い付けた当日に「目先の上値と下値予想」「買い付け理由」などをお伝えする他、相場が動き始めると「私の投資法~狙っている銘柄やセクターなど」も全てお伝えしています。ちなみに、上記しています「米国株について」は平日の朝8時頃に配信。(余談)買い付け後の配信なので買いを煽っているように見えるかもしれませんが、売買する銘柄のほとんどが東証1部の主力なので全く影響はありません。
「勉強できる私の買い付け」は こちら
「配信についての詳しい説明」は
こちら
「 日本株について 」
米国において経済指標が多く発表されるも、米国株の動きは鈍く小幅安。この流れを受け、日本株も方向感の出ない1日となりました。前場は僅かに上下するだけでほとんど動かず、値幅も40円程度。後場は13時30分頃の大口買いをキッカケに高値となる10347円(38円高)まで一気に上昇しますが、引けにかけて同じだけ下落する往って来いの展開。
日本株 日中足チャート 

○株価の上下だけが流れではなく、停滞も大きな流れ
方向感の出ない相場展開ですが、チャートを振り返れば一目瞭然。大きな流れは停滞です。
この中で騰がる銘柄を探しても・・・
火曜日の「米国株について」こちらで書いていた「川は上流から下流へ流れますが、上からでは見えない川底にある岩やくぼみの影響で止まったり一時的な逆流が起こります」この一時的な逆流を目指して船を出すようなものであり、全体を見据えて判断すれば利益を出しにくい相場です。
(火曜日は仕掛け的売買のイメージとして書いていましたが、こちらは全く別のたとえになります。)
もちろん上昇している銘柄はありますので、上記した事が全てに当てはまるというものではありません。
ただ・・・日経平均が100円程しか上昇していない中では・・・
ここからは、火曜日に書いていたことをもう一度
----- コピーここから -----
上昇トレンドですが、直近の相場はあまり動いていません。
もう少し長いスパンで見ても、1万円から300円程度しか騰がっていないのであまり動いていないと言えます。
日本株 日足チャート チャートはコピーではなく、直近の日足を利用しています。

チャートを見れば分かりますが、11月15日から17日までの3日間で買い付けていればおよそ500円程の値幅があるので、保有株もそれなりに上昇していると考えられます。しかし、あとの揉み合い中央値10100円から10000円の間で買っていれば値幅も大きくないのであまり上昇していないかもしれません。
前者は大きく上昇しているので良しとして、後者の場合は動かない相場に苛立ちを感じられる方がいらっしゃるかもしれません。でも、ここはひとつ冷静に。
上昇している銘柄はあるので一概には言えませんが、相場全体が動いていない時に動きまわっても勝率はあまり高くなりません。相場全体が動いていないということは、多くの銘柄が動いていないということなので。
ちなみに、私が買い付けたのはこちらの2ヶ所だけ

正確には11日に1銘柄だけ買い付けていますが、勝負したのはこの2ヶ所です。
12月相場の投資法は秘密です。
○株式投資に対する努力と勝率は必ずしも比例せず
人は自分の都合で「ヤル気になったとき株式相場の動向および材料を深く追求する」こうなりがちですが、勝率を上げる為には「株式相場がヤル気を求めているときに動向および材料を深く追求する」こうならなければいけません。
ヤル気が出ている時や頑張っている時は、買いたい気持ちになるもの。でも、相場には流れがありますから、どれだけ頑張って買い付けても流れが悪ければ失敗に終わってしまいます。ヤル気と頑張りは検証に留め、売買は違う脳で考えましょう。「銘柄を買うな時を買え」これは有名な相場格言です。
「人 > 株」 ではなく 「人 < 株」 この考え方が大切。
○変化に対応できるよう準備しておくこと
相場は上昇トレンドですが、値幅の少ない状態。こうなるとゆっくりした気持ちになりがちですが、相場の変化に対応できるように準備しておかなければいけません。今回更新した「勉強できる私の買い付け」で書いていることですが、二度寝にならぬよう。
----- コピーここまで -----
○直近の上昇に乗れていない方は、次のチャンスを待てば良いだけのこと。
チャンスが1度きりなら大変残念となりますが、そうではありません。
日経平均が500円程度上昇するなんて数え切れないほどありますよ。それなのに、たった1回いや10回乗り遅れたくらいで残念がるのはもったいです。10回乗り遅れても、次の10回のうち1回乗れたら勝率は間違いなくアップしているはず。その次は10回のうち2回乗れるようにすれば良いだけのこと。
○直近の上昇に乗れている方は、有頂天にならないこと。
上手くいっている時こそ、気を引き締めて進めなければいけません。
投資が上手くいくと、次の投資も上手くいきそうな気がするものです。
実はこのお話、過去に資産激減と半減を繰り返していた頃の私。
とくに連発して上手くいった時などは、「これなら次も勝てる」⇒「それなら投資額をアップさせればもっと利益が出る」と考え、大きく投資。すると、そんな時に限って大きく下げてしまう。結果は今までの利益を吹き飛ばすような大損。
コツコツと資産を増やしてきたのに、たった一瞬でその利益を全て吹き飛ばすショック・・・これは文章であらわすことができません。この日記を読んで下さっている方の中にも、私と同じ経験をされた方がいらっしゃるのではないでしょうか。その方にだけ私の辛い経験がお分かりいただけると思います。
お忙しいところ申し訳ありませんが、お役に立てる内容だった時には
以下3つのランキングへのクリック(応援)を、宜しくお願い致します。
応援ボタン
応援ボタンを押すとランキングサイトへ移動しますが、必要なければ閉じて下さい。
テーマ:株式投資 - ジャンル:株式・投資・マネー
|