株日記は特別な事情がない限り平日の夕方5時頃に更新します 
株日記はブログに公開してからも訂正を加える時があります。全て完成してからホームページ「素人投資家の挑戦」内にあります新着情報にてお伝えしますので、そちらを先に確認されてからお読み下さいませ。
また「勉強できる私の買い付け」などの更新情報もホームページ上で行っておりますのでご確認下さいませ。
お知らせ 
こちらの株日記が、月刊誌に掲載されました。
廣済堂出版
ネットマネー 08年7月号 ~ 今月の最強株ブロガー
○ 掲載内容をご紹介 ⇒ こちら
私の投資法が、月刊誌に掲載されました。
青春出版社
BIG tomorrowビッグ・トゥモロウ 09年 5月号 ~ 負けない投資 ~
○ 掲載内容の一部をご紹介 ⇒ こちら
とても貴重な経験をさせていただき、感謝しております。
この場を借りて、お礼申し上げます。
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4月20日 水曜日
本日の日経平均は、前日比166円高の9606円になりました。
米国株は65ドル高の12266ドル。
「米国株について」
前日に起こった米国債格下げショックも収まり、本日は好決算と住宅関連の指標が改善したことで買い先行。お昼頃には往って来いとなりますが、その後は右肩上がり。14時頃からは12260ドル(60ドル高)付近で揉み合いながら取引を終えました。
米国株 日中足チャート
米国株 日足チャート
○住宅着工件数、許可件数が共に増加
3月の着工件数は前月比7.2%増の年率54万9000戸になりました。これは市場予想の52万戸を上回る好結果。また、2月の着工件数は47万9000戸から51万2000戸に上方修正。
許可件数も前月比11.2%増の年率59万4000戸となり、こちらも市場予想の54万戸を上回る好結果。
最近の株日記で何度も書いていますとおり、指数の悪化が続いているため住宅関連の指標はとても注目度が高くなっています。今は決算シーズンなので指数悪化が大きな売りにつながっていませんが、景気に大きな影響を与える材料なだけに隠れた警戒感(決算シーズン終了後、指数の悪化があれば大きな売り材料になりかねない)が伴っている状態でした。そんな中、今回の数値はちょっとしたサプライズ。上記していますとおり、今は決算シーズンなので良い材料も買いに結びつかないところはありますが、シーズン終了後への警戒感が少し和らいだと感じました。
今週は住宅関連の指標が目白押し
今晩は、住宅ローン申請指数(発表予定時刻20:00)と中古住宅販売件数(23:00)
明日は、週間新規失業保険申請件数(21:30)と住宅価格指数(23:00)
全て注視しておく必要があると考えています。
概ね良好なら更に警戒感は和らぎ、強弱入り混じれば中立。悪化が続けば警戒感は強まると予想。
○好決算が相次ぐ
ゴールドマン・サックス(GS)、ジョンソン・エンド・ジョンソン(JNJ)が共に1株利益が市場予想を上回っています。
とくにGSは市場予想の倍近く上回っています。
株価はGSが1.9%安で、JNJが3.7%高。
好決算相次いでも後の決算が気になるところ。
相場が伸び悩んだ背景にはそんな投資家心理が影響したと考えています。
12260ドル(60ドル高)付近で伸び悩みましたが、なんとも中途半端。この動向が投資家心理を証明していると感じました。
○引け後に発表された主要企業の決算も好結果
ヤフー、インテル、IBM、全て1株利益が市場予想を上回っています。
○目先の上値抵抗と下値抵抗
目先の上値は12300ドルから12400ドルの間で、下値は12100ドルになると考えています。
前週末に「勉強できる私の買い付け」を更新しています ![onpu07[1]](https://blog-imgs-38-origin.fc2.com/3/m/a/3masa/2010112615462146c.gif)
タイトルは・・・
3月度(大暴落前後)における投資法と買い付け 第三弾!
~ 大暴落をかわし、後の急騰に乗せた投資法 ~
今回も2銘柄をご紹介
「勉強できる私の買い付け」とは
私の取引から勉強していただけると判断したものを、1ヶ月数銘柄(1週間に1銘柄程度)限定で紹介しているブログです。
私からの配信を希望されていらっしゃる方へは、買い付けた当日に「目先の上値と下値予想」「買い付け理由」などをお伝えする他、相場が動き始めると「私の投資法~狙っている銘柄やセクターなど」も全てお伝えしています。ちなみに、上記しています「米国株について」は平日の朝8時頃に配信。(余談)買い付け後の配信なので買いを煽っているように見えるかもしれませんが、売買する銘柄のほとんどが東証1部の主力なので全く影響はありません。
「勉強できる私の買い付け」は こちら
「配信についての詳しい説明」は
こちら ( 説明の中に配信サンプルあります。大暴落をかわした投資法とは)
「 日本株について 」
米国株の上昇と円安が買い材料となり、買い先行。9536円(95円高)で寄り付いた後、緩やかな右肩上がりになって134円高の9575円で前引け。後場は一段高となり、9600円(160円高)まで上げ幅を拡大。その後はピタリと動かなくなりますが、最後まで売り込まれることなく高値を維持し続けました。
日経平均 日中足チャート
日経平均 日足チャート
○円高方向から一転、今度は円安へ
ドル/円 チャート

前日までは円高が株式相場の足かせになっていましたが、本日は一転して円安に。そして株式相場への追い風になりました。
○チャート(経験則)を重要視すると負け勝負
まずは、前日までの日経平均をご覧下さいませ
9500円に下支えされてきた相場でしたが、完全に下抜け。また、このチャートには表示されていませんが、多くの投資家が下値抵抗と考える25日移動平均線も下回っています。
ここを完全に下抜ける展開は・・・経験則では目先弱含み。
この判断を行動に移すと、「売るなら早い方が良い」となりますので「売り」です。
保有株があれば売りで、利益を狙うなら空売り。
ところが 
本日は、165円高
経験則を行動に移していれば・・・売ったら急騰、空売りしていたら早々に踏み上げ
負け勝負になっているところです。
9500円を割り込んだ時点で更なる下落を想定することは、リスク管理するうえでとても大切なこと。でも、これは投資法であり行動に移すかどうかは別問題。
○トータルで勝つことを考える
投資は一発勝負ではなく、続ける限り永遠に続きます。そして、勝つか負けるかなので必ず負ける時も出てきます。よって、トータルで勝つことを考えなければいけません。
もちろん、10年や20年先で勝っていればという気の長い話ではなく、数ヶ月単位で判断して高い勝率になるよう(勝っているように)進めていくことが大切。
その為に必要なのは「株価水準と運用資産に対する投資額の割合」だと考えています。
○運用資産に対する投資額と恐怖は比例する
下値抵抗になっていた9500円、もしくは揉み合いの中央付近9600円付近が下値になると判断して大勝負(運用資産の大半を投入)していれば、9500円を割り込んだ時点で恐怖に耐えきれなくなり売り出してしまうかもしれません。逆に、僅かしか投入していなかったり全く買い付けていなければ、「狙う投資」もしくは更なる下落で買い付ける「待てる投資」になります。
前者は、当たると利益は多くなりますが、外れると大損という投資。
後者は、当たっても利益は少ないですが、外れても損は少ない投資。
単純に考えると、大きく投資しても小さく投資しても同じように見えますが・・・実は大きな違いがあるのです。
それは投資家心理。
○投資は心理戦
これは投資経験のある方なら、誰でも一度は聞いたことがあると思います。
それほど重要であり、当たっているのです。
・買った後にどんどん下がって損切り。
損切りしたところで冷静になり振り返ると、「なぜあんなに高いところで買ったのだろう」
・売った後にどんどん上がる。
気分の悪さも落ち着いたところで振り返ると、「なぜあんなに安いところで売ったのだろう」
これは心理戦に負けたという展開
頭に血がのぼってカーッとなれば冷静さを失います。冷静な状態で投資しても負ける時があるのに、そんな状態で高い勝率が保てるはずありません。結果は、「なぜあんなところで・・・」です。
○株価水準と運用資産に対する投資額の割合が大切
頭に血がのぼらないようにする方法は、株価水準と運用資産に対する投資額の割合です。
直近の動向を例に挙げると
日経平均8500円付近まで下落した時、運用資産に対する投資額の比率を高めてもそれほど怖くありません。それは、下値が限られているから。この時の投資法は「勉強できる私の買い付け」で公開中。でも、1万円付近で同じ比率の投資をしていれば恐怖で震えあがることでしょう。頭に血がのぼるのは、相場が騰がった時だけではありません。下がった時でも同じ。カーッとなって損切りです。
常に冷静でいられるよう、株価水準と運用資産に対する投資額の割合は重要視するべきだと思っています。
割合と書いていますが、適切な数値は示せません。理由は、同じ株価でも環境によって高安の判断が違うのと、人によって配分から受ける心理への影響度が違うためです。(例えば、運用資産に対して3分の1を投資。それがマイナスになると恐怖で耐えられなくなるようなら、その人にとってはおよそ5分の1が適切かもしれません。)
これが私の投資法。
理想を書いているだけではなく、常に実践し続けている投資法です。
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