株日記は特別な事情がない限り平日の夕方5時頃に更新します  株日記はブログに公開してからも訂正を加える時があります。全て完成してからホームページ「素人投資家の挑戦」内にあります新着情報にてお伝えしますので、そちらを先に確認されてからお読み下さいませ。 また「勉強できる私の買い付け」などの更新情報もホームページ上で行っておりますのでご確認下さいませ。
お知らせ  こちらの株日記が、月刊誌に掲載されました。 廣済堂出版 ネットマネー 08年7月号、今月の最強株ブロガー ○ 掲載内容をご紹介 ⇒ こちら
私の投資法が、月刊誌に掲載されました。 青春出版社 BIG tomorrowビッグ・トゥモロウ 09年5月号、負けない投資 ○ 掲載内容の一部をご紹介 ⇒ こちら
とても貴重な経験をさせていただき、感謝しております。 この場を借りて、お礼申し上げます。
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8月25日 木曜日
本日の日経平均は、前日比134円高の8774円になりました。 米国株は143ドル高の11320ドル。
「米国株について」 予想を上回る経済指標が買い材料になるも、前日に322ドルも上昇していたので取引開始直後は利益確定および戻り売りが出ました。しかし、早々に安値11113ドル(63ドル安)で底打ちすると、前日の暴騰で勢いづいた投資家と予想を上回る経済指標で安心した投資家の買いが入り一気に急騰。11300ドル(124ドル高)まで上昇しました。その後、再び利益確定と戻り売りに押されてお昼頃には安値付近まで下落しますが、そこから引けにかけて右肩上がり。ほぼ高値引けになっています。
米国株 日中足チャート

米国株 日足チャート

○耐久財受注はポジティブサプライズ 7月の耐久財受注は前月比4.0%増になりました。市場予想は2.0%増。 変動の大きい輸送用機器を除く受注は前月比7.0%増。市場予想は0.5%減。 市場予想を大幅に上回る数値はポジティブサプライズになりました。
たった1ヵ月だけの好転では楽観視できませんし急激な回復は一時的という可能性もありますが、受注が伸びているのに(景気が)悪化し続けることはありませんから、本日に限れば「景気の二番底」という悪いシナリオを描く悲観的な投資家にとっては明るい材料だと思いました。
一方、住宅関連は悪化 週間住宅ローン申請指数は2.4%の低下。 住宅販売の先行指標になる新規購入に伴う申請指数は5.7%低下。借り換えに伴う申請指数は1.7%低下しています。こちらは売り材料となりますが、本日は需給関係と耐久財受注のポジティブサプライズに呑み込まれたという感じ。少し注意が必要。
○需給改善と経済指標好転で大幅続伸 直近では、8月の始めにつけた安値まで到達したあと2日続伸という流れですから、ダブルボトム(多くの売りを吸収)を形成した可能性があると思いました。需給改善につながる良い展開。ここに、耐久財受注のポジティブサプライズが加わり大幅続伸になったと考えています。
○目先は一服か 目先の上値抵抗は11500ドルになりますが、ここまで一気に上昇すれば直近安値の10817ドルから683ドル(6.3%)もの上げ幅となりますし8月中旬につけた高値でもありますから、経験則を当てはめれば上昇一服。もしくは下落。
○11500ドルの攻防は、FRB議長の講演次第 上記しましたとおり11500ドルは上値抵抗になりますが、上抜けるのか再び底まで落ち込むのかは週末にFRB議長がジャクソンホールで講演される内容次第だと考えています。講演前に11500ドルを上抜けたとしても、それは単に勢いづいているだけでアテにしない方が安全。
○講演内容は良い意味で中途半端になると予想 大きなサプライズ(市場が予想していないような金融緩和策。例えばQE3実施を明言するなど)はなく、ある程度市場が予想している範囲内だと予想。議題は「経済の見通し」。昨年の「経済の見通しと金融政策」から金融政策という文字が無くなっていますので、そのことについて深くお話される可能性は少ないと考えています。 でも、不安心理が暴落要因の一つになっていますから、安心感を与えるだけで買い材料になると思っています。相場がそれほど落ち込んでいなければ予想内は失望となりますが、今は暴落して不安心理も膨らんでいる状態ですから安心感だけで十分。FRB議長はそれを見越したお話をされると考えています。
金融緩和策を積極的に推し進めるとそれに伴う弊害も多々出てくるが、何も示さなければ景気悪化に対応しないという失望を招く。よって、良い意味で中途半端な内容になるのではないかと。
○目先の上値抵抗と下値抵抗 上値は11500ドルで下値は11000ドルになると考えています。
前週の「勉強できる私の買い付け」はお休みです。 今のところ思うような結果が得られず、勉強していただける買い付け銘柄がありません。 投資は現在進行形。良い結果になれば紹介したいと思いますので少しお待ち下さいませ。
次の更新までは、こちらで 
「勉強できる私の買い付け」 ![onpu07[1]](https://blog-imgs-38-origin.fc2.com/3/m/a/3masa/2010112615462146c.gif) タイトルは・・・下値抵抗を考える ~ 下値抵抗の変化についていく ~
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「勉強できる私の買い付け」とは 私の取引から勉強していただけると判断したものを、1ヶ月数銘柄(1週間に1銘柄程度)限定で紹介しているブログです。 私からの配信を希望されていらっしゃる方へは、買い付けた当日に「目先の上値と下値予想」などをお伝えする他、「私の投資法~狙っている銘柄やセクターなど」も全てお伝えしています。ちなみに、上記しています「米国株について」は平日の朝8時頃に配信。(余談)買い付け後の配信なので買いを煽っているように見えるかもしれませんが、売買する銘柄のほとんどが東証1部の主力なので全く影響ありません。 「勉強できる私の買い付け」は こちら 「配信についての詳しい説明」は こちら
「 日本株について 」 米国株の上昇と円高が少し和らいだことで、堅調な1日となりました。前場は8750円から8800円の間で推移し、後場は13時頃に高値となる8849円(210円高)まで上げ幅を拡大した後、引けにかけて上げ幅縮小。
日経平均 日中足チャート

日経平均 日足チャート

○円高が少し和らぐ ドル/円チャート

1ドル76円60銭付近のボックス相場から、77円付近のボックス相場に移行。 この動きが好感され、円高に伴う業績悪化懸念で叩き売られていた輸出関連株へ買い戻しが入りました。
○ジャクソンホール連呼で慌てない 米国株の項でも書いていますが、講演内容はおよそ見当がついています。その中で米国株と日本株が共に上昇しているのは「ジャクソンホールでの講演内容への期待」ではなく、落ち着きを取り戻しているからだと思いました。とくに、QE3への明言を期待した急騰だと無ければ暴落ですが、QE3への明言を期待している機関投資家はほとんどいないと考えています。その中で株価が堅調なのは、大暴落に伴う割安感からの買い戻し。少し乱暴な言い方になりますが、単純に需給関係で動いている為だと考えています。
ドル円相場にしても同じ。 強烈な金融緩和となれば自国通貨安(ドル下落、円上昇)を招きますから、それが期待されているなら円高維持のはず。それが、僅かとはいえ77円台まで円が下落しているということは金融緩和への期待はほとんど無いと考えられます。
このようなことから、ジャクソンホール!ジャクソンホール!と連呼されても極度に緊張する必要はなく、ドンと構えた投資法で進めれば良いと思っています。むしろ、来週発表予定の雇用統計やISM製造業景気指数などに注視するべきではないかと。
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