株日記は特別な事情がない限り平日の夕方5時頃に更新します  株日記はブログに公開してからも訂正を加える時があります。全て完成してからホームページ「素人投資家の挑戦」内にあります新着情報にてお伝えしますので、そちらを先に確認されてからお読み下さいませ。 また「勉強できる私の買い付け」などの更新情報もホームページ上で行っておりますのでご確認下さいませ。
お知らせ  こちらの株日記が、月刊誌に掲載されました。 廣済堂出版 ネットマネー 08年7月号、今月の最強株ブロガー ○ 掲載内容をご紹介 ⇒ こちら
私の投資法が、月刊誌に掲載されました。 青春出版社 BIG tomorrowビッグ・トゥモロウ 09年5月号、負けない投資 ○ 掲載内容の一部をご紹介 ⇒ こちら
こちらの株日記が、All About(オールアバウト)で紹介されました。 11年10月 All About(オールアバウト) マネー 「投資」 好パフォーマンスの個人投資家 〇掲載内容をご紹介 ⇒ こちら
とても貴重な経験をさせていただき、感謝しております。 この場を借りて、お礼申し上げます。
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7月23日 月曜日
本日の日経平均は、前週末比161円安の8508円になりました。 米国株は120ドル安の12822ドル。
「米国株について」 前日までの強い流れから一変、利益確定売りが広がり大幅安になりました。お昼過ぎに12800ドル付近まで下げ幅を拡大させると、後は安値揉み合いのまま取引終了。
米国株 日中足チャート

米国株 日足チャート

〇利益確定売りが広がる 直近安値から高値まで500ドルも上昇してきた為、機関投資家が一気に利益確定売りを出したようです。
〇個人投資家と機関投資家は違う 500ドルも上昇してくれば、大勢の投資家(とくに個人投資家)は強気になりますし、まだまだ上昇して13000ドルを超える期待も膨らみます。 上昇し始めた頃は「本当に続くのか?また下げるのでは?」と懐疑的な見方をしていた人も、上昇が続くと「早く買わないと乗り遅れる」と焦りが出始めます。でも、高くなっているので押し目を待つ。そして、調整があるとすぐに買い付け「まだまだ騰がる。上昇は本物だ」という確信に変わります。そうやって誰も疑うことのない上昇相場になった頃・・・機関投資家が売り出し大幅下落、個人投資家は高値掴みで早々に大損。これはとても良くあるパターン。
同時に市場関係者や相場解説者も強気発言する人が多くなりますし、そんな声を聞くと個人投資家は尚更安心感が広がり、強気に傾いてしまう。でも、そこで売り出すのが機関投資家。さすがプロです。もちろん、全ての機関投資家が上手なわけではなく、一部の機関投資家に限られますが。
○目先の上値抵抗と下値抵抗 上値は12900ドルで、下値は12700ドルになると考えています。
前週末に「勉強できる私の買い付け」を更新しています タイトルは・・・ 3日間で13%上昇した銘柄を2日後に買い付ける ~ 13%下落しても割高の時があれば、13%上昇しても割安な時がある ~
銘柄は以下2つのランキングのどちらかで公開しています。 1、ブログランキングで私のブログを見つけて下さい。 2、ブログ解説の一番最後にコードと銘柄を書いています。
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株日記ランキング 共に5位前後なので、その辺りをご覧いただくと私のブログがあると思います。
「勉強できる私の買い付け」とは 私の取引から勉強していただけると判断したものを、1ヶ月数銘柄(1週間に1銘柄程度)限定で紹介しているブログです。 私からの配信を希望されていらっしゃる方へは、買い付けた当日に「目先の上値と下値予想」などをお伝えする他、「私の投資法~狙っている銘柄やセクターなど」も全てお伝えしています。ちなみに、上記しています「米国株について」は平日の朝8時頃に配信。2012年4月より、「日本株について」も配信。(こちらは株日記で書いている「日本株について」とは異なります) (余談)買い付け後の配信なので買いを煽っているように見えるかもしれませんが、売買する銘柄のほとんどが東証1部の主力なので全く影響ありません。 「勉強できる私の買い付け」は こちら 「配信についての詳しい説明」は こちら
「 日本株について 」 米国株の大幅安と円高が売り材料となり、取引開始直後から急落。一旦は8600円で下げ渋るも10時過ぎには8550円まで下落。その後、全く動かない状態でしたが残り30分で売りが加速。8508円まで下げ幅を拡大させています。
日経平均 日中足チャート

日経平均 日足チャート

〇米国株下落が売り要因 120ドルも下げたことで、日本株にも売り圧力が高まったと考えています。
〇止まらぬ円高も売り要因 ドル/円チャート

1時間足

ユーロ/円チャート こちらは11年8ヵ月ぶりの円高水準になっています。

1時間足

円高は企業業績悪化につながります。 決算シーズンを前にしてこの材料は警戒感を高めると思います。
〇前週末に書いていました「私の投資法」をご紹介。 実は、6月11日と12日に買いを集中させた後、全く買い付けていません。日数で言えば1ヵ月以上。 日経平均を振りかえると

12日で底打ちした後、600円も上昇しています。 これだけ上昇すれば十分でしょう。
その後、周知の通り暴落相場がスタート。

でも、買い付け保有しているものが無いので無傷です。 このようなことから「勉強できる私の買い付け」でも、11日と12日に買い付けたものばかりご紹介しています。
「今回の暴落をかわす難しさ」を数字で示すと 100が最も難しいとすれば30-40くらい。難しいと感じません。
〇これを実践すれば高い確率で負け難い投資家になられると思います 1、運用資金に対して少額分散投資する(銘柄と日柄で分散)。 2、買値より1割減で損切りする。
今日は「運用資金に対して少額分散投資する(業種と日柄で分散)」これについて
投資に絶対はありませんから、業種と日柄の分散投資でリスクを軽減します。 例えば、「ここまで安くなれば安全だろう」と思って買い付けても、どんどん下げる場合は多々あります。これは、どのような銘柄でも探せばいくらでも出てくる相場展開。「この業種なら安全だろう」と思って買い付けても、その後すぐに同じ業種が下げていくこともあります。
日経平均に当てはめると、500円下がったところでA銘柄を買う。しかし、日経平均は更に500円下がったとします。ここで資金を使い果たしていれば耐えるしかありませんが、B銘柄を買う余裕があれば先の買い付け水準よりも大きく下がったところで買える為、それだけリスクの低い買い付けになります。ここで上昇すれば、B銘柄の上昇に加えて、A銘柄の含み損も減少。このようにして、総合的に負けを少なくするような投資を心がけると、大損はかなり高い確率で回避できると思います。
昔の私は、儲けを優先するため運用資金に対して大きな勝負を繰り返していました。投資を始めた頃は慎重にミニ株で少額投資していたのですが、慣れてくると数千円の利益では物足りなく感じ始め買い付け単位が大きくなっていきました。そして、単位を大きくした時に限ってドカンと下げて含み損、恐怖の絶頂で損切り。そこで怖くなり、次から少額投資でコツコツと利益を積み重ねていき、先の負けを取り返したところで気分良くなり自信もつき大勝負。すると、ドカンと下げて含み損・・・こんなことを繰り返すうち、含み損の多さに嫌気がさし撤退したことがありました。
投資をするのですから、利益を出したいと思うのが普通。 でも、投資すればするほど含み損が増える場合、大変失礼な言い方になってしまうのですが投資があまり上手くない状況です。私もそうでした。 そんな状況で儲けを優先させても、先に書いている私の失敗と同じ道を進むだけ。まずは、儲けよりも勝率が高くなる技術を身につける方が良いと思います。その為にも、勝率が高くなるまでは少額分散投資が重要。少額なので利益は少ないですし儲かったと感じられないかもしれません。でも、逆に言えば損した時も少額ですし負けたと強く感じることはありません。これがものすごく重要だと思っています。
具体的には・・・50万円の運用資金がある場合 すぐミニ株投資へ切り替え、これからの投資は1銘柄に対して5万円を限度とし、最大10銘柄まで買うことができるようにする。この10銘柄を日柄と業種で分散投資します。例えば、日経平均および狙う業種が安いと判断したら(テクニカルだけで判断するのではなく、お金の流れや総合的な環境で安いと判断する水準)、銀行と鉄鋼を1銘柄ずつ買う。その後下げれば(1つの例として、日経平均が更に300円ー500円下げれば)、同じく銀行と鉄鋼の別銘柄でも良し、薬品と輸送を1銘柄ずつ買っても良し。ここまで下げても4銘柄しか買っていません。投資額はトータルで20万円。残り30万円も余力があります。 言うまでもありませんが、書いている業種は一つの例であり銀行と鉄鋼を買えば良いとしているものではありません。
繰り返しになりますが、少額は利益が少なくなります。でも、損も少ないのです。 投資は冷静な判断が不可欠。頭に血が上って売買した後「どうしてあんなに高いところで買ったのだろう、どうしてあんなに安いところで売ったのだろう」投資をしておられる方なら必ず経験があると思います。これは先に書いています通り、冷静な判断ができなくなっているから。
負けがあっても、トータルで少額だったり含み益の場合は比較的冷静になれるのですが、含み損が多いと冷静になれません。これを一発で解消するのが少額投資。負けても含み損が少ないので冷静でいられます。前者は失敗を繰り返す確率が高くなり、後者は失敗を取り返す確率が高くなります。
正直なところ、これを実践すれば高い確率で負け難い(数ヶ月間で判断した場合に負けていない)投資家になられると思います。個人投資家の多くは、投資が下手ではなく上手くなる前に大損して撤退される場合がほとんどだと確信しています。
上から目線のような書き方になっていますが、私は株式投資で何度も地獄を経験しているので上から目線という気持ちは全くありません。そもそも、株式投資に上下関係はありませんし自分が上と思った時点でおしまい。偉そうに話す人が撤退に追い込まれるなんて日常茶飯事です。いつまでも初心を忘れず、小心で怖がりながら丁寧に売買し続けることが長く投資を続けるコツだと思っています。 余談ですが、いつまでもそんな気持ちを持って取り組んでいく為「素人投資家の挑戦」というタイトルにしています。
明日は ・買値より1割減で損切りする。 こちらについて書くつもりです。
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