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「米国株について」を朝の8時頃、「日本株について」を夕方に(1日2回)更新しています。
4月17日 金曜日
日本株について 本日の日経平均株価は、607円高の19897円で取引終了。 新型コロナウイルスの特効薬に対する期待から急騰。取引開始から40分ほどで19900円近くまで買われますが、その後は売り込まれて492円高で前引け。後場は再び右肩上がりになって高値圏で取引終了。
日経平均 日中足チャート

日経平均 日足チャート

〇東証1部の売買代金と騰落状況 売買代金は2兆6104億円、出来高は14億905万株。 値上がり銘柄数は1063、値下がり銘柄数は1034、変わらずは71銘柄でした。
〇東証1部の業種別ランキング 27業種が上昇、6業種が下落 上昇率の高い順 海運、輸送用機器、非鉄金属、鉄鋼、精密機器
下落率の高い順 陸運、水産・農林、パルプ・紙、食料品、石油・石炭
〇日経平均採用銘柄の騰落率 値上がり銘柄数は190、値下がり銘柄数は34、変わらずは1銘柄でした。 上昇率の高い順 カシオ計算機 8.49%高、オリンパス 8.39%高、電通G 8.37%高、本田技研工業 8.31%高、スズキ 7.79%高
下落率の高い順 東日本旅客鉄道 2.21%安、日本電信電話 2.10%安、富士フイルムHD 2.00%安、ヤマトHD 1.55%安、京王電鉄 1.44%安
〇新型コロナウイルスの特効薬に対する期待 米医療関連ニュースサイト「STAT」が、米バイオ医薬品メーカーのギリアド・サイエンシズが開発した抗ウイルス薬「レムデシビル」の臨床試験(治験)で、新型コロナウイルスに感染した患者が急速に回復していると報じました。重症の113人を含む125人の新型コロナウイルス感染者を対象とする臨床試験で、「レムデシビル」を毎日投与すると発熱や呼吸器症状が著しく改善。1週間以内にほぼ全ての患者が退院したようです(2人が死亡)。
これはとても大きなニュースで、大きな買い材料になったと考えています。 但し、臨床試験の結果であり承認されたわけではありません。
日本の富士フイルムHDが開発した「アビガン」は(私の)一押しでした。但し、軽症者に効果はありますが重症者に効きません。あと、出産を予定している方や妊婦さんにも使用できません。それでも、ワクチンや特効薬が無い状況では大きな希望でした(他に「効果あり」とされる薬でも信憑性に欠けるものがあるので、安易に信用できません)。現在「アビガン」は増産体制に入っており、良い意味での「ばらまき」は時間の問題。
現在、「アビガン」は50ヶ国に無償提供すると発表されていますが、国内では承認されず出回っていません。「レムデシビル」も承認待ちですが、「アビガン」が錠剤なのに対して「レムデシビル」は点滴静脈注射なので医療機器・備品を使用することになります。通院で可能ならまだしも入院となれば病床が必要。また、国内感染者が1万人に迫る勢いですし今後も増え続けることが予想される為(検査できない人が多数いる為、正確には数倍から数十倍の可能性もあり)、単純計算で上記した病床、医療機器・備品を相当数確保できるかという問題も出てきます。
これらを踏まえて私が思うことは・・・軽症なら「アビガン」の服用、それで改善が見られない又は重症なら「レムデシビル」で命を救う・・・人命第一なので安易な承認はできないにせよ、かなり良い結果が出ているなら早急に承認して「新型コロナにかかっても治る」状況をつくり出してほしいものです。医療に関して素人の私が偉そうに言える立場ではありませんが。
〇米国経済活動再開を好感する買いには不透明感 先日、5月1日から経済活動を再開する予定だと報じられていました。 「重要な発表」を行うと示されていましたが、既に周知されていた「経済活動の再開」なので、これを材料とした米先物急騰&日本株急騰には違和感あり。
感染者の少ない地域から再開されるようですが、再び感染者が増える可能性は高い。では、いつになったら完全再開なのかといえば、人口の8割近くが感染して免疫をつけること。それまでは、ロックダウン(都市封鎖)と再開を繰り返しながら、重症感染者を少なくして医療崩壊を防ぐ。同時に、経済も回して止めて、回して止めて、完全に停止させないようにする。人命第一とはいえ経済が長期に渡り完全に止まれば、違う意味で人命にも深く拘わってきます。
〇国内では全国緊急事態宣言 7つの都府県以外でも感染が広がっていることから、対象が全国になりました。 感染拡大に大きな効果がある一方で、国内全体の経済悪化も確実に。 上記しました通り、医療崩壊を防ぎながら経済も回して止めて、回して止めて、完全に停止させないようにする。これの繰り返しになる可能性は十分あり。医療と経済のバランスが本当に難しい状況だと思っています。
〇一人あたり10万円の給付 収入減の方が対象になる30万円の給付から、一人あたり10万円の給付になりました。 新型コロナウイルスの感染拡大に対応した緊急経済対策で「お肉券」の案が出るなど、悪い意味でびっくりするようなこともありましたが、二転三転しながら10万円の給付に。10万円×1億2600万人で、12兆6000億円が必要。
「勉強できる私の買い付け」を更新しました タイトルは・・・製粉で圧倒的トップの銘柄を買い付け
テーマ:株式投資 - ジャンル:株式・投資・マネー
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