株式投資だけで生活しています。投資経験は20年以上ですが、投資の世界では吹けば飛ぶ小さな存在。初心を忘れないという思いから「素人投資家の挑戦」としています。大失敗の経験を元に作成したホームページ「素人投資家の挑戦(情報誌での掲載内容もご紹介)」、私が売買した銘柄を記録している「勉強できる私の買い付け」こちらも、ご覧いただけると嬉しいです。 慎重かつ丁寧な投資を心掛けながら、資金を少しずつ増やし続けている実録です。 ----------------------------------------
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「米国株について」を朝の8時頃、「日本株について」を夕方に(1日2回)更新しています。
6月25日 金曜日
日本株について 本日の日経平均株価は、190円高の29066円で取引終了。 欧米株の大幅高が大きな買い材料となり、窓を空ける上昇でスタート。その後は上げ幅を縮小させますが、買い戻されて217円高で前引け。後場は様子見ムードが強くなり、値幅も限られました。
日経平均 日中足チャート

日経平均 日足チャート

〇東証1部の売買代金と騰落状況 売買代金は2兆1422億円、出来高は9億426万株。 値上がり銘柄数は1595、値下がり銘柄数は504、変わらずは94銘柄でした。
〇東証1部の業種別ランキング 30業種が上昇、3業種が下落 上昇率の高い順 鉄鋼、鉱業、非鉄金属、化学、電気機器
下落率の高い順 海運、精密機器、倉庫・運輸、その他製品、パルプ・紙
〇日経平均採用銘柄の騰落率 値上がり銘柄数は184、値下がり銘柄数は38、変わらずは3銘柄でした。 上昇率の高い順 マツダ 8.70%高 パナソニック 4.93%高 神戸製鋼所 4.80%高 日本製鉄 4.37%高 資生堂 4.36%高
下落率の高い順 エーザイ 3.96%安 商船三井 1.34%安 サイバーエージェント 1.29%安 東急不動産HD 1.28%安 セコム 1.11%安
〇米国株による影響 ダウ平均 0.95%高(322ドル高) ナスダック 0.69%高 S&P500指数 0.58%高
日本株に対するプラス材料が多くあります。 ナスダックが連日で過去最高値を更新した展開は、日本のハイテクにプラス材料。
機械株と外需関連株にプラス材料 建設機械大手のキャタピラーが2.6%高となり、ダウ構成銘柄で上昇率2位。目立つ上昇になっていることから、日本の機械株にプラス材料。また、キャタピラーは景気敏感株の代表でもありますから、日本の外需にもプラス材料。
半導体関連にプラス材料 半導体大手のインテルは1.47%高となり、上昇率5位。他、クアルコムは1.77%高、エヌビディアは0.78%高、AMDは2.72%高、マイクロン・テクノロジーは1.97%高、テキサス・インスツルメンツは1.35%高。半導体全面高の展開は日本の半導体にプラス材料。
銀行株にプラス材料 ダウ構成銘柄ではゴールドマン・サックスが2.13%高で上昇率3位。JPモルガン・チェースは0.92%高。他、シティグループは2.43%高、モルガン・スタンレーは1.41%高、バンク・オブ・アメリカは1.57%高、ウェルズ・ファーゴは2.82%高。金融全面高の展開は日本の銀行株にプラス材料。
〇欧州株による影響 イギリス(FTSE) 0.51%高 ドイツ(DAX) 0.86%高 フランス(CAC) 1.22%高
欧州市場は全面高。主要3市場も揃って大きく上昇しており、こちらも日本株にプラス材料。
〇ドル円相場による影響 1ドル110円後半で前日比と変わらず。 前日は110円台後半まで円安が進行するも、米国株の様子見で円安効果(株買い効果)は見られず。本日は良好な欧米株と相まって、買い材料視された印象。
〇外需関連株がけん引 良好な外部環境を受けて、外需関連株が相場をけん引。
〇上値追い 米国株の項でも書いていますが、株価が大きく下落した後に大幅反発すると、利益確定売りと戻り売りでダブルボトム(二番底)を探る展開になることが少なくありません。本日の米国株は、それを待たずに上昇へ乗せようとする上値追い。
日本株も同じになると考えるのは楽観的かもしれませんが、そうなる可能性もあると考えていました。
〇直近の大幅高に乗せられなかった方へ 日経平均は火曜日までの4営業日で、およそ1500円も下落。そこから大きく上昇して、戻り高値をうかがう展開になっています。

火曜日の大幅安で買えていないと、直近の大幅高で悔しい思いをされているかもしれませんが、悔やむ必要は全くありません。 先の大幅高が分かっていれば、誰もが全財産を投じることでしょう。当然そんなことはありません。
大幅高を何度見逃しても、投資を続ける限り大幅高前のチャンスは無限にやってくるのです。 悔やむ気持ちはさらっと流して、次のチャンスを待てば良いだけの事。また下げてきますよ。
前日に「勉強できる私の買い付け」を更新しました タイトルは・・・買い戻しを先取り テーマ:株式投資 - ジャンル:株式・投資・マネー
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