「米国株について」を朝の8時頃、「日本株について」を夕方に(1日2回)更新しています。
2月23日 金曜日
日本株について 本日の日経平均株価は、349円高の27453円で取引終了。 高く寄り付いた後も右肩上がり。その後は高値圏で膠着状態のまま大幅に反発。
日経平均 日中足チャート

日経平均 日足チャート

〇東証プライムの売買代金と騰落状況 売買代金は3兆339億円、出来高は12億3456万株。 値上がり銘柄数は1333、値下がり銘柄数は441、変わらずは61銘柄でした。
〇日経平均採用銘柄の騰落率 値上がり銘柄数は167、値下がり銘柄数は53、変わらずは5銘柄でした。 上昇率の高い順 アドバンテスト 8.2%高 東京エレクトロン 7.1%高 オークマ 5.6%高 ニコン 4.8%高 SCREENホールディングス 4.7%高
下落率の高い順 住友金属鉱山 2.4%安 第一三共 2.1%安 武田薬品工業 2.1%安 東レ 1.9%安 三井E&Sホールディングス 1.6%安
〇米国株による影響 (米国株については、朝の株日記で詳しく書いています) 前日 ダウ平均 0.26%安(84ドル安) ナスダック 0.13%高 S&P500指数 0.16%安
本日 ダウ平均 0.33%高 ナスダック 0.72%高 S&P500指数 0.53%高
前日の下げを取り返す展開はプラス材料ですが、米国株の項で書いています通り波乱含みのため、買いが先行した後は上値が重くなると予想していました。結果は大きくハズレ、買い先行で上げ幅を拡大させると高値圏を維持。但し、下記しますが半導体2銘柄の影響を差し引くと「上値は重かった」といえるかもしれません。
電気機器と半導体にプラス材料 米国株ではハイテクが買われているので、電気機器にプラス材料。また、半導体大手エヌビディアが好決算で14%高と暴騰。ダウ構成銘柄のインテルは0.5%高と控えめでしたが、AMDは4.1%高、マイクロン・テクノロジーは3.1%高と総じて高い。この展開は日本の半導体にプラス材料。アドバンテスト、東京エレクトロン、SCREENホールディングスが上昇率トップ5に入り大幅高。
鉱業、石油・石炭にプラス材料 原油価格が大きく上昇していますので、鉱業、石油・石炭にプラス材料だと予想しましたが、結果は2業種とも下落。
〇欧州株による影響 前日 イギリス(FTSE) 0.5%安 ドイツ(DAX) 0.01%安 フランス(CAC) 0.13%安
本日 イギリス(FTSE) 0.29%安 ドイツ(DAX) 0.49%高 フランス(CAC) 0.25%高
イギリスは続落しましたが、ドイツとフランスは前日の下げを取り戻しています。但し、大きな上昇ではありませんから日本株へのプラス影響は少なかったかもしれません。
〇2銘柄の影響を差し引くと上昇幅は半分ほど 上記しています通り、半導体関連株が大幅高。アドバンテストと東京エレクトロンだけで日経平均を164円押し上げていますから、これを差し引くと185円高です。
〇チャートは好転しましたが、先行き不安もあり

祝日前は25日線、75日線、100日線を完全に下回っていましたが、本日の大幅高で3本線を突破。チャートは好転していますが、半導体2銘柄を差し引いた185円高でみると27289円となり、100日線を上抜けるも75日線止まり。
明日の米国株が上昇すれば、週明けの日本株にプラス材料。下落すれば、週明けの日本株にマイナス材料。後者で下げ幅が大きくなれば、再び3本線を下抜ける可能性もあり波乱含み。
〇植田日銀総裁候補の所信聴取にサプライズは無し 現在の金融政策は適切であると発言されましたが、既に株価は右肩上がりになっていたので、発言が株式相場に与えた影響は限定的だと考えています。但し、所信聴取および質疑応答で悪いサプライズがなかったことは「無事通過による安心感」へ。
私の売買を更新しています 「勉強できる私の買い付け」 タイトル・・・待つ極意 その2
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情報誌に掲載されました。未経験から株式投資を始めて20年以上。大昔は資金激減と半減を数えきれないほど繰り返しましたが、株式投資だけで生活できるようになりました。大失敗の経験を元に作成したホームページ「素人投資家の挑戦(情報誌での掲載内容もご紹介)」、私が売買した銘柄を公開している「勉強できる私の買い付け」こちらも、ご覧いただけると嬉しいです。 慎重かつ丁寧な投資を心掛けながら、資金を少しずつ増やし続けている実録です。
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