情報誌に掲載されました。 詳しい内容は、HP「素人投資家の挑戦」上段をご覧下さいませ。 ----------------------------------------
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「米国株について」を朝の8時頃、「日本株について」を夕方に(1日2回)更新しています。
6月4日 木曜日
米国株について ダウ平均は527ドル高の26269ドルで取引終了。 ADP雇用統計が大きな買い材料になって午前中は右肩上がり。午後は高値揉み合いから上抜けると上げ幅を拡大。500ドルを超える大幅高になりました。
米国株 日中足チャート

米国株 日足チャート

〇主要3指数の動向 ダウ平均 2.05%(527ドル高)、ナスダック 0.78%高、S&P500指数 1.36%高。ダウ平均は2%を超える大幅高、ハイテク比率の高いナスダックの上昇は控えめでした。
〇S&P500指数の業種別動向 ヘルスケアのみ下落、他10業種は全て上昇。 上昇率の高い順 資本財、金融、エネルギー、不動産、素材、一般消費財、公益
〇ダウ構成銘柄の動向 25銘柄が上昇、 4銘柄が下落、ファイザーが変わらず。 上昇率の高い順 ボーイング 12.95%高、レイセオン 6.42%高、アメリカン・エキスプレス 6.39%高、JPモルガン・チェース 5.40%高、エクソンモービル 4.08%高
下落率の高い順 ウォルマート 0.38%安、インテル 0.31%安、ユナイテッドヘルス 0.31%安、ホームデポ 0.08%安
〇経済指標 ・5月のADP雇用統計は、民間部門雇用者数が276万人の減少。 4月の改定値1955万7000人減(過去最大の落ち込み)から大幅に回復。市場予想は900万人の減少で、ポジティブサプライズになりました。
・5月のISM製造業景気指数は、45.4になりました。 4月の41.8から改善、市場予想も上回っています。
・4月の耐久財受注改定値は、前月比17.7%減。 速報値の17.2%減から少し下方修正。輸送用機器を除く改定値は、前月比7.7%減。こちらも速報値の7.4%減から少し下方修正。
民間部門雇用者数の劇的な回復が大きな買い材料。これほど回復するとは驚きです。
〇踏み上げ相場 下落を見込んだ空売りによる、損失覚悟の買い戻しが起こっています。株価は暴騰していますが、新型コロナの終息には程遠い。この状況で株価が大きく上昇すれば、先の下落を予想して空売りしたくなる気持ちも分かります。
〇ダウ平均は「三空」 5月中旬からの暴騰局面で、当日安値が前日高値を上回る「窓」を3回空ける「三空」が出現しました。

有名な酒田五法では「三空売り向かえ」。三つも窓を空ける暴騰局面では買いのピークが近いとされ、一旦手仕舞うことを進めています。
ここからの展開は、とても興味深い。
〇目先の下値抵抗と上値抵抗 下値は26050ドルで、上値は26500ドルになると考えています。
前日に「勉強できる私の買い付け」を更新しました タイトルは・・・暴騰で弱気、暴落で強気
テーマ:株式投資 - ジャンル:株式・投資・マネー
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