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「米国株について」を朝の8時頃、「日本株について」を夕方に(1日2回)更新しています。
8月28日 金曜日
米国株について ダウ平均は160ドル高の28492ドルで取引終了。 午前中の高値では300ドルを超える上昇になりますが、午後の安値では100ドル高まで上げ幅縮小。その後は再び高値まで上昇しますが、最後の30分で売り込まれて160ドル高で取引終了。終わってみれば、28500ドルを中央値とする上下100ドルの値幅で乱高下。
米国株 日中足チャート

米国株 日足チャート

〇主要3指数の動向 ダウ平均 0.57%高(160ドル高) ナスダック 0.34%安 S&P500指数 0.17%高
〇S&P500指数の業種別動向 8業種が上昇、3業種が下落しました。 上昇率の高い順 金融、不動産、ヘルスケア、生活必需品、資本財、公益
下落率の高い順 通信、一般消費財、素材
〇ダウ構成銘柄の動向 20銘柄が上昇、 10銘柄が下落しました。 上昇率の高い順 ウォルマート 4.54%高 JPモルガン・チェース 3.29%高 トラベラーズ 3.21%高 アメリカン・エキスプレス 3.18%高 マイクロソフト 2.46%高
下落率の高い順 アップル 1.20%安 ホームデポ 1.13%安 マクドナルド 0.73%安 エクソンモービル 0.67%安 ナイキ 0.62%安
〇経済指標 ・週間新規失業保険申請件数は、100万6000件。 前週の改定値110万4000件から減少。
・4-6月期GDP改定値は、前期比 31.7%減。 速報値の32.9%減から少し上方修正されましたが、統計を開始した1947年以来73年ぶりの大幅な落ち込み。
ダウ平均はコロナ前の水準まで回復し、ナスダックとS&P500指数は過去最高値を更新するなど絶好調ですが(本日のナスダックは小幅安)、新型コロナによる経済への影響はとても大きい。
・7月の中古住宅販売仮契約指数は、前月比 5.9%増。 6月の改定値15.8%増から大幅に減少しましたが、市場予想は大きく上回っています。3ヶ月連続で増加。
〇パウエルFRB議長の講演 ・平均で2%(一時的に2%超えを容認)のインフレ率を目指す ・低金利の長期維持
株価が上昇したので買い材料とも言えますが、最近の傾向と需給関係を踏まえると「騰がりそうな雰囲気」だったので、講演による影響はそれほど大きくなかったかかもしれません。
ダウ平均は28500ドルを中央値としながら上下100ドルの値幅で乱高下。終値の上昇率は0.57%高で大きく上昇したとはいえません。また、S&P500指数も0.17%高と僅かに上昇する程度なので、影響は限られたのではないかと。
但し、2%超えのインフレを容認したことで金利が上昇、これは金融にプラス材料。 大手金融株 バンク・オブ・アメリカ 1.92%高 シティグループ 1.71%高 ウェルズ・ファーゴ 2.29%高 JPモルガン・チェース 3.29%高 ゴールドマン・サックス 1.41%高 など
〇個別ではウォルマートとマイクロソフトが大きく上昇 動画投稿アプリ「TikTok(ティックトック)」の買収が数日中に決定するとの報道を受けて大きく上昇。小売大手のウォルマートが「良い意味での意外感(ポジティブサプライズ)」で買われ、4.54%高。ダウ構成銘柄では上昇率トップとなり、1銘柄でダウ平均を40ドル押し上げました。
元々、ウォルマートはマイクロソフトのデータやネットワークを利用しており、両社は無関係ではありません。
マイクロソフトは、8月上旬に買収検討という事前報道もあり2.46%高とウォルマートに比べて控えめ。ウォルマートの意外感が際立つ展開になりました。
〇最近の傾向 ハイテク一強の後は全体が上昇(ハイテクは控えめに)という流れが交互にやってくることから、前日のハイテク一強から考えると本日の相場は全体が上昇。但し、この流れが続くとは限りませんが。
〇良好な需給関係 28000ドルを完全に突破したことで需給関係が好転。それまでは28000ドルが上値抵抗となり長く抑えられてきましたが、その間に売りを吸収して過熱感を和らげ、突破後は買い安心感が広がる状況に。
〇目先の下値抵抗と上値抵抗 下値は28300ドルで、上値は28700ドルになると考えています。
前日に「勉強できる私の買い付け」を更新しました タイトルは・・・一発必中銘柄
テーマ:株式投資 - ジャンル:株式・投資・マネー
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