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「米国株について」を朝の8時頃、「日本株について」を夕方に(1日2回)更新しています。
11月10日 火曜日
米国株について ダウ平均は834ドル高の29157ドルで取引終了。 大統領選挙におけるバイデン氏の勝利と新型コロナワクチンに対する期待から、取引開始直後には1610ドル高の29933ドルまで上昇。その後は500ドル売られて200ドル買われる乱高下。後半は伸び悩み、最後の30分で400ドル売られて高値から半減しました。
米国株 日中足チャート

米国株 日足チャート

〇主要3指数の動向 ダウ平均 2.95%高(834ドル高) ナスダック 1.53%安 S&P500指数 1.17%高
〇S&P500指数の業種別動向 7業種が上昇、4業種が下落しました。 上昇率の高い順 エネルギー、金融、資本財、不動産、素材、公益、ヘルスケア
下落率の高い順 一般消費財、情報技術、生活必需品、通信
〇ダウ構成銘柄の動向 26銘柄が上昇、 7銘柄が下落しました。 上昇率の高い順 アメリカン・エキスプレス 21.39%高 ボーイング 13.71%高 JPモルガン・チェース 13.54%高 ウォルト・ディズニー 11.87%高 シェブロン 11.60%高
下落率の高い順 ホームデポ 5.02%安 P&G 3.66%安 マイクロソフト 2.38%安 アップル 2.00%安 マクドナルド 1.54%安
〇バイデン氏勝利を好感する買い 大統領選挙においてバイデン氏の勝利が確実に。これを前提に株価は大きく上昇してきましたが、本日はワクチンへの期待と相まって買いに弾みがつきました。
〇新型コロナワクチンへの大きな期待 米製薬大手ファイザーが独ビオンテックと開発している新型コロナウイルスワクチンについて、90%以上の確率で感染を防ぐことが分かったと発表。6ヵ国4万3500人を対象に臨床試験を行い、今のところ安全上の問題は出ていないとのこと。
これが大きな買い材料となり、取引開始直後には1610ドル高の29933ドルまで上昇するところがありました。
但し、審査や安全性が更に確認されるまで時間を要するうえ、本当に全てをクリアして誰でも投与できるようになるかは不明。今は世界レベルの問題なので、世界中で投与されて感染者が減少するまでは楽観視できません。
この冷静な見方が、暴騰後の利益確定につながったと思いました。
〇目先の天井圏かも

取引開始直後の高値が29933ドル。大きな節目30000ドルまであと一歩というところ。大きな節目が株価の上にある時は、大きな売り圧力(上値抵抗)になりやすい。後の売られ方が示す通り、この付近が利益確定のチャンスと判断した投資家は多かったはず。また、高値でみると直近安値から僅か6営業日で3400ドル(13%)も暴騰しています。
この展開を冷静にみると、いつ下落してもおかしくありません。 「もうはまだなり、まだはもうなり」という相場格言の通り、騰がり続けるかもしれませんが天井圏の可能性もあり。
〇目先の下値抵抗と上値抵抗 下値は28600ドルで、上値は29600ドルになると考えています。
「勉強できる私の買い付け」を更新しました タイトルは・・・多くの投資家とAIによる判断が一致する前に
テーマ:FX(外国為替証拠金取引) - ジャンル:株式・投資・マネー
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