「米国株について」を朝の8時頃、「日本株について」を夕方に（1日2回）更新しています。
9月12日 月曜日
日本株について
本日の日経平均株価は、327円高の28542円で取引終了。
前週末の欧米株大幅高を受けて買い先行。前場は高いところで乱高下しますが、後場は様子見ムードで値幅も限られました。
日経平均 日中足チャート
日経平均 日足チャート
〇東証プライムの売買代金と騰落状況
売買代金は2兆1699億円、出来高は9億2587万株。
値上がり銘柄数は1259、値下がり銘柄数は488、変わらずは90銘柄でした。
〇業種別ランキング
26業種が上昇、7業種が下落
上昇率の高い順
陸運、空運、精密機器、小売、不動産
下落率の高い順
鉱業、電気・ガス、海運、水産・農林、石油・石炭
〇日経平均採用銘柄の騰落率
値上がり銘柄数は156、値下がり銘柄数は61、変わらずは8銘柄でした。
上昇率の高い順
（3099）三越伊勢丹HD 4.70％高
（2413）エムスリー 3.8％高
（9009）京成電鉄 3.5％高
（9021）西日本旅客鉄道 3.3％高
（4911）資生堂 3.3％高
下落率の高い順
（1963）日揮HD 1.99％安
（7011）三菱重工業 1.7％安
（7003）三井E&Sホールディングス 1.6％安
（3101）東洋紡績 1.6％安
（7013）IHI 1.4％安
〇前週末の欧米株大幅高が買い材料
米国株による影響
ダウ平均 1.19％高
ナスダック 2.11％高
S&P500指数 1.53％高
3指数揃っての大幅高は、日本株に大きなプラス材料。
欧州株による影響
イギリス（ＦＴＳＥ） 1.23％高
ドイツ（ＤＡＸ） 1.43％高
フランス（ＣＡＣ） 1.41％高
欧州市場は全面大幅高。主要3市場も揃って大きく上昇した展開は、日本株に大きなプラス材料。
〇インバウンド銘柄が賑わう
新型コロナウイルス対策になっていた入国者の上限撤廃（10月をメドに調整）を受け、インバウンド銘柄が賑わいました。日経平均採用銘柄では、上昇率トップが三越伊勢丹HD、上昇率15位のJ.フロント リテイリングまで、ほとんどがインバウンド銘柄。
〇前週末と同じく、前場は乱高下
株価が大きく上下すると、投資家心理と需給関係が大きく乱れるため、しばらくの間は激しい売買で乱高下することが少なくありません。先高感および底打ち感による買いと、高値警戒感および含み損に耐えていた投資家による戻り売り。
〇閑散相場
大幅に続伸しましたが、プライムの売買代金は2兆1699億円しかなく閑散相場。旺盛な買いで多くの売りを吸収したのではなく、売りが少なく買いが優勢に。
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タイトル・・・安いところで買えば後で騰がる
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