「米国株について」を朝の8時頃、「日本株について」を夕方に(1日2回)更新しています。
3月8日 水曜日
日本株について 本日の日経平均株価は、135円高の28444円で取引終了。 売りが先行するも早々に前日値を回復。その後も順調に下値を切り上げ4日続伸。
日経平均 日中足チャート

日経平均 日足チャート

〇東証プライムの売買代金と騰落状況 売買代金は2兆7203億円、出来高は11億677億円。 値上がり銘柄数は1237、値下がり銘柄数は521、変わらずは77銘柄でした。
〇日経平均採用銘柄の騰落率 値上がり銘柄数は137、値下がり銘柄数は80、変わらずは8銘柄でした。 上昇率の高い順 高島屋 4.46%高 三越伊勢丹HD 4.3%高 J.フロント リテイリング 4.3%高 NTN 3.9%高 三菱自動車工業 3.4%高
下落率の高い順 日産自動車 3.5%安 住友金属鉱山 3.3%安 リコー 2.7%安 INPEX 2.5%安 リクルートHD 2.0%安
〇米国株による影響 (米国株については、朝の株日記で詳しく書いています) ダウ平均 1.72%安 ナスダック 1.25%安 S&P500指数 1.53%安
3指数揃っての大幅安は日本株に大きなマイナス材料。 米国株は押し目買いで戻すかもしれませんが、更に売り込まれる可能性もありますので、リスク回避の日本株売りが出ると考えていました。
鉱業、石油・石炭に大きなマイナス材料 原油価格が4%を超える大幅安。米国株では他の業種が大きく下げているので目立ちませんが、エネルギーは1.7%下げています。結果は、鉱業が下落率トップで石油・石炭は下落率3位でした。
〇欧州株による影響 イギリス(FTSE) 0.13%安 ドイツ(DAX) 0.60%安 フランス(CAC) 0.46%安
堅調に推移していましたが、米国株の右肩下がりに連動してマイナス転換。米国株への先行き不透明感から、欧州投資家による日本株売りが出てくると考えていました。
〇為替相場による影響 利上げペースの加速と長期化が示され、ドル円相場は一気に円安進行。朝のドル円相場は1ドル137円前半。その後137円後半へ。前日比で1円を超える円安は株式相場にプラス材料。多くの業種は下げそうですが、自動車は比較的底固いと考えていました。
〇外需関連株から内需関連株へ 欧米株下落の影響を受けやすい外需から、影響を受けにくい内需に資金がシフトすると予想。また、直近で大きく買われていた銘柄は、利益確定のキッカケになると考えていました。
〇予想はハズレ、でも驚きは無し 朝の予想は、日経平均の下値が27800円で上値は28100円になると考えていました。28000円(前日比237円安)を維持できれば上出来ではないかと。結果は、取引開始直後につけた安値で77円安。その後は順調に下値を切り上げ、予想は大きくハズレ。
多くの業種は上昇していますが、予想していた内需関連株への資金シフトが上昇要因だと考えています。日経平均採用銘柄では、上昇率上位に小売り、鉄道・バス、不動産、円安が追い風になった自動車の一角が並びました。ちなみに、小売りのファーストリテイリングだけで日経平均を53円押し上げており、これを差し引くと82円高です。
〇踏み上げ相場 予想外の強さは、空売り勢の買い戻しにつながりやすい。ダウ平均が600ドル近い大幅安なので日経平均も下落しそうなところ、順調に下値を切り上げました。この過程において損失覚悟の買い戻し。また、それが戻りにおける一つの要因だったのではないかと。
〇強いが強気にならず 米国株大幅安、欧州株安でも日経平均は底固く続伸。強い展開ですが、引き続き強気にならず、控えめに見ておく方が無難かもしれません。
私の売買を更新しています 「勉強できる私の買い付け」 タイトル・・・待つ極意 その2
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情報誌に掲載されました。未経験から株式投資を始めて20年以上。大昔は資金激減と半減を数えきれないほど繰り返しましたが、株式投資だけで生活できるようになりました。大失敗の経験を元に作成したホームページ「素人投資家の挑戦(情報誌での掲載内容もご紹介)」、私が売買した銘柄を公開している「勉強できる私の買い付け」こちらも、ご覧いただけると嬉しいです。 慎重かつ丁寧な投資を心掛けながら、資金を少しずつ増やし続けている実録です。
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