「米国株について」を朝の8時頃、「日本株について」を夕方に(1日2回)更新しています。
3月11日 土曜日
土日祝はお休みしていますが、米金融破綻の規模としては史上2番目となるシリコンバレーバンク破綻および米国株が大きく下げたので、米国株について更新しました。これに伴い、月曜日朝の更新はお休みさせていただきます。
米国株について ダウ平均は345ドル安の31909ドルで取引終了。 午前中は小安いところから上昇に転じますが、32400ドルで天井をつけると31800ドルまで600ドルも下落。その後は安値圏で乱高下、4日続落。
日中足チャート

日足チャート

〇主要3指数 ダウ平均 1.07%安 ナスダック 1.76%安 S&P500指数 1.45%安
〇ダウ構成銘柄 11銘柄が上昇、19銘柄が下落しました。 上昇率の高い順 インテル 2.9%高 JPモルガン・チェース 2.5%高 トラベラーズ 1.0%高 アムジェン 0.9%高 ボーイング 0.9%高
下落率の高い順 キャタピラー 5.7%安 ゴールドマン・サックス 4.2%安 アメリカン・エキスプレス 3.7%安 セールスフォース 3.1%安 ウォルト・ディズニー 2.6%安
〇経済指標 2月の雇用統計は、非農業部門の雇用者数が31万1000人増。 市場予想を大きく上回っています。
〇シリコンバレーバンク破綻 金融機関の破綻としては米国史上2番目の規模。 前日の金融株は軒並み大幅安となりましたが、本日は一部を除いて下げ渋る展開。 前日 JPモルガン・チェース 5.4%安 ゴールドマン・サックス 2.0%安 バンク・オブ・アメリカ 6.2%安 シティグループ 4.1% モルガンスタンレー 3.8%安 ウェルズ・ファーゴ 6.1%安
本日 JPモルガン・チェース 2.5%高 ゴールドマン・サックス 4.2%安 バンク・オブ・アメリカ 0.8%安 シティグループ 0.5%安 モルガンスタンレー 2.3%安 ウェルズ・ファーゴ 0.5%高
前日に大きく売られていたことで、「破綻を織込んでいた」また「大幅安に伴う押し目買い」によるプラス影響はあったと考えますが、共に楽観視するのは時期尚早だと考えています。
悪影響は限定的という見方 多くの銀行は法人と個人で幅広い顧客層を持っていますが、シリコンバレーバンクはテクノロジーの新興企業が主な顧客層。よって、悪い影響は限られるという見方。
まだまだ分からないという見方 シリコンバレーバンクの破綻による影響がどれほどになるのか、まだまだ見えてこないところがある。また、テクノロジーの新興企業を主な顧客層とする銀行は他にもある為、似たようなことが起こるのではないかという不安。実際に、上記した銘柄以外では50%前後下落している金融株もあります。
〇ディフェンシブが底固い ディフェンシブ性の高い業種へ資金をシフトする動き。 11業種全て下落していますが、生活必需品とヘルスケアは底固い。一方で、最も下落したのは不動産、次いで素材。
〇需給関係悪化

100日移動平均線は3営業日前に下抜け、200日移動平均線も完全に下抜けました。経験則では弱含み。
〇目先の下値抵抗と上値抵抗 下値は31500ドルで、上値は32300ドルになると考えています。
私の売買を更新しています 「勉強できる私の買い付け」 タイトル・・・待つ極意 その2
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情報誌に掲載されました。未経験から株式投資を始めて20年以上。大昔は資金激減と半減を数えきれないほど繰り返しましたが、株式投資だけで生活できるようになりました。大失敗の経験を元に作成したホームページ「素人投資家の挑戦(情報誌での掲載内容もご紹介)」、私が売買した銘柄を公開している「勉強できる私の買い付け」こちらも、ご覧いただけると嬉しいです。 慎重かつ丁寧な投資を心掛けながら、資金を少しずつ増やし続けている実録です。
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