「米国株について」を朝の8時頃、「日本株について」を夕方に(1日2回)更新しています。
3月17日 金曜日
米国株について ダウ平均は371ドル高の32246ドルで取引終了。 取引開始から1時間ほどで303ドル安となりますが、その後は右肩上がり。午後は高値圏で揉み合いました。
日中足チャート

日足チャート

〇主要3指数 ダウ平均 1.17%高 ナスダック 2.48%高 S&P500指数 1.76%高
〇ダウ構成銘柄 23銘柄が上昇、7銘柄が下落しました。 上昇率の高い順 インテル 6.2%高 マイクロソフト 4.0%高 トラベラーズ 3.4%高 ボーイング 2.5%高 セールスフォース 2.4%高
下落率の高い順 ベライゾン 1.3%安 ウォルマート 0.5%安 ホーム・デポ 0.4%安 ウォルグリーン 0.3%安 メルク 0.2%安
〇経済指標 ・週間新規失業保険申請件数は、19万2000件。 前回より改善、市場予想よりも良い。
・3月のフィラデルフィア連銀製造業景気指数は、-23.2になりました。 2月より悪化、市場予想よりも悪い。
・2月の住宅着工件数は、145万戸。 1月から増加、市場予想よりも良い。 先行指標となる着工許可件数は152万4000戸。 こちらも1月から増加、市場予想よりも良い。
〇金融不安後退 スイス中央銀行がクレディ・スイスに流動性支援を表明、クレディ・スイスが最大で500億スイスフラン(約7兆1000億円)を調達すると発表。 また、米国では大手銀行による地銀への支援が決定。
これを受けて、金融不安が後退。 売り先行で303ドル安となりますが、旺盛な押し目買いで371ドル高。安値から674ドルも上昇しています。
〇値ごろ感による押し目買い 前日に書いていましたが、今は「金融不安による売り」と「値ごろ感による押し目買い」の綱引き。本日は、金融不安後退で押し目買い優勢の展開でした。
〇グロース株優位 金融不安後退でグロース株に買い戻し。一方で、ディフェンシブ性の高い業種が下落または控えめな上昇でした。11業種のうち、下落したのは生活必需品と不動産。但し、売り込まれているのではなく共に僅か0.1%のマイナスです。
〇金融に悪材料が出なければ戻り基調 シリコンバレーバンク破綻に端を発する金融不安。欧州ではクレディ・スイスへの支援、米国では地銀への支援で不安は後退、株式市場も好感する上昇になりました。
また悪材料が出て金融不安も広がれば、株価は再び売り込まれる。逆に、悪材料が無ければ業績相場に回帰すると考えています。
〇目先の下値抵抗と上値抵抗 下値は31900ドルで、上値は32600ドルになると考えています。
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情報誌に掲載されました。未経験から株式投資を始めて20年以上。大昔は資金激減と半減を数えきれないほど繰り返しましたが、株式投資だけで生活できるようになりました。大失敗の経験を元に作成したホームページ「素人投資家の挑戦(情報誌での掲載内容もご紹介)」、私が売買した銘柄を公開している「勉強できる私の買い付け」こちらも、ご覧いただけると嬉しいです。 慎重かつ丁寧な投資を心掛けながら、資金を少しずつ増やし続けている実録です。
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