「米国株について」を朝の8時頃、「日本株について」を夕方に(1日2回)更新しています。
6月5日 月曜日
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米国株について 前週末のダウ平均は、701ドル高の33762ドルで取引終了。 買い先行の後も売り込まれることなく右肩上がり。今年最大の上げ幅になりました。
日中足チャート

日足チャート

〇主要3指数 ダウ平均 2.12%高 ナスダック 1.07%高 S&P500指数 1.45%高
〇ダウ構成銘柄 ベライゾンのみ下落、その他の29銘柄は上昇。
上昇率の高い順 3M 8.8%高 キャタピラー 8.4%高 ダウ 5.3%高 ナイキ 4.0%高 アメリカン・エキスプレス 3.6%高
〇経済指標 5月の雇用統計は、非農業部門雇用者数が33万9000人になりました。 市場予想を大幅に上回っています。 失業率は3.7%となり、7カ月ぶりの高水準。市場予想の3.5%より悪い。
〇S&P500構成銘柄の利益は横ばい 4-6月期の利益は前年同期比0.01%減。
〇債務上限法案可決 先に下院で可決、上院でも可決されデフォルト(債務不履行)を回避。
〇全面高 ダウ構成30銘柄のうち29銘柄が上昇、11業種全てが上昇する全面高になりました。
雇用統計は市場予想を大幅に上回るも、失業率は悪化して強弱入り混じる内容でした。債務上限法案は先に下院で可決されており、上院でも可決されることは概ね予想されていたこと。この材料で700ドル高は「行き過ぎ」なので、3つの要因が上昇に弾みをつけたと考えています。
1、AIによる連れ高 株価上昇で買いの基準に次々ヒットしたのではないかと。逆に、株価暴落時には損切りの基準に次々ヒットすることで、下げに拍車がかかることも。
2、空売りしていた投資家による買戻し 直近は200日移動平均線が下値抵抗になっていましたが、抵抗線まで下げる度に買いが吸収されるので、下支えする強さも弱くなります。また、上値と下値が切り下がる下落トレンドになっていたので、200日線を下回る可能性も十分ありました。
海外投資家は株価上昇に乗せていく「順張り」傾向にありますので、逆に下落する時は「空売り」も増える傾向に。 週末の相場が一気に上昇したことで、損失を膨らませない損切り(買戻し)があったのではないかと。ちなみに、株価が暴騰している半導体大手エヌビディアは下落しましたが、前週は時価総額が1兆ドルを超え、空売りによる評価損が3営業日で40億ドルを超えました。
3、需給関係改善

取引開始直後から右肩上がりで75日線と100日線を突破。需給改善で下値不安も後退したことで、買い安心感が広がった。
〇目先の下値抵抗と上値抵抗 下値は33500ドルで、上値は34000ドルになると考えています。
私の売買を更新しています 「勉強できる私の買い付け」 タイトル・・・金融不安の中で買い付ける その3
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情報誌に掲載されました。未経験から株式投資を始めて20年以上。大昔は資金激減と半減を数えきれないほど繰り返しましたが、株式投資だけで生活できるようになりました。大失敗の経験を元に作成したホームページ「素人投資家の挑戦(情報誌での掲載内容もご紹介)」、私が売買した銘柄を公開している「勉強できる私の買い付け」こちらも、ご覧いただけると嬉しいです。 慎重かつ丁寧な投資を心掛けながら、資金を少しずつ増やし続けている実録です。
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